JP2583000Y2 - 接続用端子 - Google Patents

接続用端子

Info

Publication number
JP2583000Y2
JP2583000Y2 JP2224293U JP2224293U JP2583000Y2 JP 2583000 Y2 JP2583000 Y2 JP 2583000Y2 JP 2224293 U JP2224293 U JP 2224293U JP 2224293 U JP2224293 U JP 2224293U JP 2583000 Y2 JP2583000 Y2 JP 2583000Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bent portion
bent
connection terminal
bending
mounting base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2224293U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0680269U (ja
Inventor
昌弘 沢口
幸知 竹部
啓公 津久井
佳彦 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2224293U priority Critical patent/JP2583000Y2/ja
Publication of JPH0680269U publication Critical patent/JPH0680269U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2583000Y2 publication Critical patent/JP2583000Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばビデオテープレ
コーダに装備され、バッテリーパックとの電気的接続に
使用される接続用端子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の接続用端子としては、例え
ば図4〜6に示した構成のものが従来例として周知であ
る。この接続用端子1は弾性金属線材により形成され、
一端側がループ状に丸められて取付基部1aを形成し、
略中間部に第1の屈曲部1bを形成し、該第1の屈曲部
1bから自由端部側を略逆U字状に屈曲させて第2の屈
曲部1cを形成し、該第2の屈曲部1cが、所謂接点屈
曲部になる鉤状の構成を有している。
【0003】そして、このような構成の接続用端子1
は、図5に示したように、所定の端子板2に複数個が取
り付けられる。この場合の取り付けは、端子板2に複数
の長溝孔3が設けられ、該長溝孔に夫々第2の屈曲部1
cが表面側に突出するようにして、端子板2の裏面側に
接続用端子1が取り付けられるのであり、該接続用端子
の第2の屈曲部1cに所定の接触圧が得られるように、
取付基部1aが所定の固定手段によって固定されてい
る。
【0004】このように接続用端子1が取り付けられた
端子板2に対し、図4に示したように、矢印aの一方向
からのみスライドさせてバッテリーパック4が装着でき
るように対応されている。このバッテリーパック4に
は、図示してないが、端子板2側に位置する面、即ち下
面に所定の端子部を有しており、バッテリーパック4が
所定位置にセットされたときに、対応する前記第2の屈
曲部1cで形成される接点屈曲部と夫々接触して電気的
接続がなされるのである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例における接続用端子1は、バッテリーパック4の装
着を一方向からのみ許容する構成であるため、図6に示
したように、誤って矢印b方向からバッテリーパック4
を装着すると、端子板2から突出している第2の屈曲部
1cにバッテリーパック4のコーナー部が当接し、装着
方向の押圧力が第2の屈曲部1c近傍に加えられ、その
押圧力による曲げ応力が第1の屈曲部1bに集中するよ
うになり、それによって第1の屈曲部1bがたちまち座
屈してしまい、使用不可になる。
【0006】このように、接続用端子1の方向付けが一
方向に限定されていると、それが取り付けられる端子板
の形状大きさに制約を受けるばかりでなく、接続用端子
1の取付位置及び構成まで限定されることになり、デザ
イン及び設計の自由度が奪われると云う問題点を有して
いる。
【0007】従って、従来例の接続用端子においては、
バッテリーパックの一方向のみからの装着制限を解消す
ることに解決しなければならない課題を有している。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記従来例の課題を解決
する具体的手段として本考案は、弾性金属線材の一方の
端部に取付基部を形成し、該取付基部から所定長さの直
線部を残し、該直線部を基準にして外側に屈曲させて第
1の屈曲部を形成し、該第1の屈曲部から所定長さ位置
において内側に屈曲させて第2の屈曲部と、更に第2の
屈曲部から所定長さ位置において屈曲部が向かい合うよ
うに第3の屈曲部を形成したことを特徴とする接続用端
子を提供するものである。
【0009】
【作用】第1の屈曲部を外側に屈曲させ、第2及び第3
の屈曲部を内側に屈曲させたので、接点部となる第3の
屈曲部が受けた外部からの押圧力による曲げ応力が、特
定した一つの屈曲部に集中せずに、第2及び第1の屈曲
部に分散されるようになり、それによって左右いずれの
方向から押圧力を受けても、接続用端子に座屈現象が生
じなくなる。
【0010】
【実施例】次に本考案を図示の実施例により更に詳しく
説明する。図1〜2に示した第1実施例において、11
は弾性金属線材により形成された接続用端子であり、該
接続用端子11は一端側がループ状に丸められて取付基
部12が形成され、該取付基部12から所定長さの直線
部13を残して、第1の方向に屈曲させた第1の屈曲部
14を形成する。
【0011】この場合の第1の方向は、直線部13を基
準にして考えると上下いずれの方向に曲げても外側方向
になり、この実施例の場合は取付基部12が存在する側
であり、図において、下部方向である。
【0012】次に、前記第1の屈曲部14から所定長さ
の位置で前記第1の屈曲方向とは逆の第2の方向、即
ち、直線部13から見て内側方向に屈曲させて第2の屈
曲部15を形成し、更にその第2の屈曲部15から所定
長さの位置で自由端部側を第3の方向、即ち第2の屈曲
部15と向かい合うように、内側方向に屈曲させて第3
の屈曲部16が形成され、該第3の屈曲部16が、所謂
接点部になるのであり、全体形状として略クエッション
マーク状に形成される。
【0013】図3に示した第2実施例においては、前記
第1実施例と同様の弾性金属線材により接続用端子11
aが形成され、該接続用端子における取付基部12aが
前記第1実施例とは逆向きにループ状に丸められた形状
に形成されたものである。
【0014】そして、取付基部12aが逆向きに形成さ
れても、第1の屈曲部14aの屈曲方向は、直線部13
aから見て外側方向であり、取付基部12aが存在しな
い側であり、図において、下部方向である。
【0015】この第1の屈曲部14aから所定の距離の
位置で、前記第1実施例と同様に、直線部13aから見
て内側方向に屈曲させて第2の屈曲部15aを形成し、
更にその第2の屈曲部から所定の距離の位置で自由端部
側を第3の方向、即ち内側方向に屈曲させて第3の屈曲
部16aが形成され、この第3の屈曲部16aが、所謂
接点部になるのである。
【0016】このように形成されることで、前記第1及
び第2実施例において、いずれも第1の屈曲部14,1
4aが外側に屈曲し、第2の屈曲部15,15a及び第
3の屈曲部16,16aが順次内側に屈曲し、結局前記
第1の屈曲部14,14a以降で全体的に略ループ状を
形成する点、及び第3の屈曲部16,16aが接点部に
なる点で共通するのである。
【0017】そして、いずれの実施例においても、前記
従来例と同様の端子板2の裏面側に取り付けられるもの
であり、図示したように、前記第3の屈曲部16,16
aが長溝孔3から接点部として所定長さ突出するように
取り付けられる。尚、第2実施例においては、取付基部
12aの形成方向が第1実施例と逆方向になっているの
で、長溝孔3の縁に臨ませて所定の支持部材2a等を設
けて取り付け状態を安定させる。
【0018】このように接続用端子11,11aが取り
付けられた端子板2に対して、バッテリーパック4が矢
印a方向から装着されても、また誤って従来例と同様に
矢印b方向から装着されても、第3の屈曲部16,16
a近傍にバッテリーパック4のコーナー部が当接し、装
着方向からの押圧力が加えられるようになる。
【0019】いずれの押圧力による曲げ応力も第2の屈
曲部15,15aに付与されると共に、第3の屈曲部1
6,16aにおける傾斜部分によって、全体が押し下げ
られる方向にも押圧力が影響し、接続用端子11,11
a自体が有するバネ性によって、第1の屈曲部14,1
4aにも曲げ応力が付与されるようになる。
【0020】そして、前記両方の押圧力によって第1屈
曲部14,14a以降が全体的に無理なく、端子板2の
裏面側に没入するようになり、バネ性が損なわれないの
で、バッテリーパック4に設けてある端子部と、常に適
正な圧接状態を保って接触するようになるのである。
【0021】従って、左右いずれの方向からバッテリー
パック4を装着しても、その装着時に接続用端子11,
11aに付与される押圧力による曲げ応力が、一つの特
定された屈曲部に集中することなく、第2屈曲部15,
15a及び第1屈曲部14,14aに分散されるので、
無理な応力集中にはならず、部分的な座屈現象は生じな
いのである。
【0022】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係る接続用
端子は、弾性金属線材の一方の端部に取付基部を形成
し、該取付基部から所定長さの直線部を残し、該直線部
を基準にして外側に屈曲させて第1の屈曲部を形成し、
該第1の屈曲部から所定長さ位置において内側に屈曲さ
せて第2の屈曲部と、更に第2の屈曲部から所定長さ位
置において屈曲部が向かい合うように第3の屈曲部を形
成した構成としたので、バッテリーパックを左右いずれ
の方向から装着しても、前記第3の屈曲部が受ける外部
押圧力が第2の屈曲部及び第1の屈曲部に作用し、該押
圧力の作用による曲げ応力が両屈曲部において分散され
ることになり、それによって座屈現象が生ずるような無
理な応力が一極に集中しなくなり、バッテリーパックの
装着方向が一方向に特定されないため、誤った方向から
の装着があっても座屈しないばかりでなく、接続端子の
取り付け位置及び方向に制約を受けないので、接続端子
が取り付けられる端子板その他の機器部材の設計度が自
由になると云う種々の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る第1実施例の接続用端子を端子板
に取り付けた状態における側面図である。
【図2】同接続用端子を端子板に取り付けた状態におけ
る応力分散状況を説明するための側面図である。
【図3】本考案に係る第2実施例の接続用端子を端子板
に取り付けた状態における側面図である。
【図4】従来例に係る接続用端子を端子板に取り付けた
状態の拡大側面図である。
【図5】同従来例の接続用端子を端子板に取り付けた状
態における平面図である。
【図6】同従来例の接続用端子を端子板に取り付けた状
態における応力分散状況を説明するための側面図であ
る。
【符号の説明】
2 端子板 2a 支持部材 3 長溝孔 4 バッテリーパック 11,11a 接続端子 12,12a 取付基部 13,13a 直線部 14,14a 第1の屈曲部 15,15a 第2の屈曲部 16,16a 第3の屈曲部 a,b バッテリーパックの装着方向を示す矢印
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 津久井 啓公 東京都品川区戸越6丁目5番5号 エス エムケイ株式会社内 (72)考案者 佐々木 佳彦 東京都品川区戸越6丁目5番5号 エス エムケイ株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/33

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性金属線材の一方の端部に取付基部を
    形成し、該取付基部から所定長さの直線部を残し、該直
    線部を基準にして外側に屈曲させて第1の屈曲部を形成
    し、該第1の屈曲部から所定長さ位置において内側に屈
    曲させて第2の屈曲部と、更に第2の屈曲部から所定長
    さ位置において屈曲部が向かい合うように第3の屈曲部
    を形成したことを特徴とする接続用端子。
JP2224293U 1993-04-27 1993-04-27 接続用端子 Expired - Lifetime JP2583000Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2224293U JP2583000Y2 (ja) 1993-04-27 1993-04-27 接続用端子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2224293U JP2583000Y2 (ja) 1993-04-27 1993-04-27 接続用端子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0680269U JPH0680269U (ja) 1994-11-08
JP2583000Y2 true JP2583000Y2 (ja) 1998-10-15

Family

ID=12077330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2224293U Expired - Lifetime JP2583000Y2 (ja) 1993-04-27 1993-04-27 接続用端子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2583000Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0680269U (ja) 1994-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2863211B2 (ja) 接触ばね
US5297966A (en) Mounting bracket for an electrical connector
JPH0592972U (ja) 電気コネクタ
CA1265221A (en) Electrical connecting terminal for a connector
JPH08180940A (ja) 電気コネクタ
US4645277A (en) Connector for connecting boards
JP2583000Y2 (ja) 接続用端子
SE7701855L (sv) Elektrisk forbindningsanordning
JP2548757Y2 (ja) 回路基板用電気コネクタ
JPS6239586Y2 (ja)
JP2696305B2 (ja) コネクタ取付装置
JP2589315Y2 (ja) 基板実装コネクタ
JPH0727577Y2 (ja) 電気接触子要素
JP3233843B2 (ja) 電気コネクタ及びそれに使用されるコンタクト
JPH0129995Y2 (ja)
JP2581789Y2 (ja) 接続端子
JP3196865B2 (ja) 制御機器のソケット
JPH0633658Y2 (ja) コネクタの雌側接触子
JPS6325672Y2 (ja)
JPS6325673Y2 (ja)
JPS6094778U (ja) ソケツトコンタクト
JPH0129981Y2 (ja)
JPS5911424Y2 (ja) リボンケ−ブル用接続保止装置
JP2536400Y2 (ja) コネクタ用取付装置及び取付装置付きコネクタ
JP2977125B2 (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080731

Year of fee payment: 10