JPH0727577Y2 - 電気接触子要素 - Google Patents

電気接触子要素

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JPH0727577Y2
JPH0727577Y2 JP15498888U JP15498888U JPH0727577Y2 JP H0727577 Y2 JPH0727577 Y2 JP H0727577Y2 JP 15498888 U JP15498888 U JP 15498888U JP 15498888 U JP15498888 U JP 15498888U JP H0727577 Y2 JPH0727577 Y2 JP H0727577Y2
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JP
Japan
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contact element
section
leg
electrical contact
cavity
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JP15498888U
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JPH0189474U (ja
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リー・アンドリュー・バーカス
スチブン・ジョン・カンディボゥスキー
デイビッド・ビーティー・シニシ
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アンプ・インコーポレーテッド
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電気コネクタに使用される接触子要素、特に
該要素をコネクタハウジングの空洞内に保持しかつ整合
させることに関する。
コネクタハウジングの空洞内に配置される形式の現在の
電気要素は一般に摩擦嵌めによって該空洞内に保持さ
れ、該空洞は、製造仕様を満足する場合には、予定の保
持力を有する。しかしながら、空洞の寸法は、たとえ所
定の許容差内にあっても、通常は正確な仕様を満足しな
い。このように、摩擦嵌めは正確に予測することができ
ない。そのうえ、前方成端区分および保持区分は相互に
極めて近接しており、保持区分に不整合があると前記前
方成端区分は空洞の開口および、もし予荷重を受けてい
る隔壁が存在すれば、その隔壁に関して不整合を生じよ
う。周知のように、成端区分が傾斜していると電気的係
合は不完全なものとなろう。
従って、本考案は、一方の脚が弾性を有するU字形の保
持区分を有し、もって予測できる保持力で空洞内に順応
して位置決めされ、さらに前方成端区分と保持区分との
間にあってこれらの区分を接続する弾性ウェブを有し、
もって前方成端区分が保持区分とは無関係にある程度の
運動ができるようになっている電気接触子要素を提供す
る。
本考案によれば、一方の脚が弾性を有するとともに湾曲
部との接合部から一体的に斜め外方に突出するようなU
字形の保持区分を備えた電気接触子要素が与えられる。
さらに、前方成端区分と保持区分との間にこれらの区分
を接続する弾性ウェブを備え、もって前方成端区分が保
持区分とは無関係に運動できるようになっている電気接
触子要素が与えられる。
次に、本考案を実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図に示す接触子要素10は銅合金その他の適当な導電
材料から打抜き成形されることが好ましい。接触子要素
10は前方成端区分12と、保持区分14と、後方成端区分16
とを含む。単に例示的なものではあるが、すなわち別の
成端区分も必要に応じて使用することもできるが、前方
成端区分12は柱状端子(図示せず)を受承する2本のビ
ームから成るレセプタクルすなわちソケット18を形成
し、後方成端区分16は印刷回路板(図示せず)中のめっ
きした貫通孔に挿入しかつはんだ付けされる形式の長方
形リード片20を形成する。
接触子要素10の基部材22はその長さ方向に延びて、一端
がソケット18の一方のビーム24を形成し、他端がリード
片20を形成する。基部材22はリード片20に向って印刷回
路板の面に衝接する肩部26と、側方に突出する位置決め
部28とを含むことができる。
ソケット18は、基部材22および他方のビーム32と接続す
るストラップ30を、該他方のビーム32が前記一方のビー
ム24の上方に横たわるように、折り曲げることによって
形成される。
基部材22は、また、前方成端区分12と保持区分14との間
にウェブ34を備える。
保持区分14はU字形をなし、一方の脚36は基部材22の一
部を形成する。他方の脚38は、該脚38と前記脚36とを接
続する湾曲部40から外方へ傾斜して延びるように形成さ
れる。第2図は両方の脚36,38の離隔関係を明示する。
各脚36,38の外側面にランス42が形成される。
第2図は、接触子要素10をコネクタハウジング52の空洞
50に挿入する前における空洞壁44,46,48の輪郭に対する
保持区分14の両方の脚36,38の空間的位置を明示する。
前述したように、脚38は湾曲部40から斜め外方へ延び
る。脚38のかかる延出方向は両方の脚36,38の間の間隔
が対向壁44,48間の間隔よりも大きいように定められ
る。
第3図はコネクタハウジング52の空洞50内に配置した後
の保持区分14の断面図である。図面から判るように、脚
38は脚36に向って内向きに弾力的に押圧されて前記保持
区分は空洞の内壁に合致する。保持区分14はかかる順応
性を有するので空洞の寸法はそれほど正確さを必要とさ
れず、従って空洞内の保持力を、厳密な締り嵌めによる
場合の保持区分に比較して予め定め易くなる。例えば保
持区分が空洞内に製造許容差範囲の上限で締り嵌めされ
たとしても保持力は低くなろうが、製造許容差範囲の下
限で締り嵌めしても空洞内に非常に緊密に締り嵌めされ
よう。
第4図は順応性保持区分の別の実施例を示す。この保持
区分54は、脚38と接続しかつ対向脚36に向って湾曲する
弧状前端縁56を含む。該前端縁上の凸面58は、接触子要
素10を空洞50内に挿入する間、保持区分54が空洞内を円
滑に運動するようにさせる。
さらに、第4図の実施例は、ランス42の代りに、脚36の
自由縁62に沿って形成された歯60を含む。図示されるよ
うに、歯60は自由縁62に切り込みを入れこれを側方へず
らすことによって形成される。また、脚38の後端縁64は
外方へ曲げられて接触子要素が空洞50から抜け出ないよ
うにする抵抗機能を有する。
第5図は、前記前方成端区分12と保持区分14とを弾性ウ
ェブ34の両側に接続させることの利点を説明する。右方
の空洞50に示すように、接触子要素10は、ソケット18の
ビーム24,32が予負荷リブ66上にかつ空洞入口68に関し
て対称的に位置するように、真直ぐに挿入されている。
しかしながら、左方の空洞50内の接触子要素10は、保持
区分14および後方成端区分16が傾斜位置に図示されるよ
うに、傾斜して挿入されている。しかしながら、前方成
端区分12のソケット18は、ウェブ34が弾性を有するため
に、浮動してリブ66および入口68に関して正しく整合し
ている。
前述の記載から明確になったように、コネクタハウジン
グ中に使用される改良された電気接触子要素が開示さ
れ、この接触子要素は弾力的なU字形保持区分を有し、
該保持区分は空洞内に挿入された時に形状が空洞内部と
合致するので保持力の大きさを予め定めることができ
る。さらに、接触子要素は前方成端区分と保持区分との
間に弾性ウェブを有する。かくして、前方成端区分は、
接触子要素が斜めに挿入された場合に浮動してみずから
中心を定めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による接触子要素の斜視図、第2図はハ
ウジングの空洞内に配置される前の接触子要素の保持区
分の断面図、第3図はハウジングの空洞内に配置した後
の前記保持区分の断面図、第4図は前記保持区分の他の
実施例を示す斜視図、第5図は、前方成端区分と前記保
持区分との間の可撓性ウェブが該前方成端区分をコネク
タハウジングの空洞内へ正しく整合させうることを説明
する部分断面側面図である。 10…電気接触子要素、12…前方成端区分 14…保持区分、16…後方成端区分 34…弾性ウェブ、36,38…脚 40…湾曲部、42…ランス 50…空洞、56…前端縁 58…凸面、64…後端縁

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前方成端区分(12)と、後方成端区分(1
    6)と、これらの間に保持区分(14)とを有する形式の
    電気接触子要素(10)において、前記保持区分(14)が
    第1の脚(36)と、第2の脚(38)と、これらの脚(3
    6,38)を接続する湾曲部(40)とを有するU字形をな
    し、前記第2の脚(38)が弾力性を有するとともに前記
    湾曲部(40)から斜め外方へ突出することを特徴とする
    電気接触子要素。
  2. 【請求項2】前記保持区分(14)が、弾性ウェブ(34)
    によって、前記前方成端区分(12)とは無関係に運動で
    きるように該前方成端区分(12)に接続されることを特
    徴とする請求項1記載の電気接触子要素。
  3. 【請求項3】前記保持区分(14)の両方の脚(36,38)
    が接触子要素受承空洞(50)の壁に係合するためのラン
    ス(42)を有することを特徴とする請求項1記載の電気
    接触子要素。
  4. 【請求項4】前記第2の脚(38)の前端縁(56)が前記
    第1の脚(36)に向って内方に湾曲し、この湾曲した凸
    面(58)が前方成端区分(12)に面することを特徴とす
    る請求項1記載の電気接触子要素。
  5. 【請求項5】前記第2の脚(38)上の後端縁(64)が接
    触子要素受承空洞(50)の壁に係合するように外方へ突
    出することを特徴とする請求項1記載の電気接触子要
    素。
JP15498888U 1987-12-04 1988-11-30 電気接触子要素 Expired - Lifetime JPH0727577Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12903587A 1987-12-04 1987-12-04
US129035 1987-12-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0189474U JPH0189474U (ja) 1989-06-13
JPH0727577Y2 true JPH0727577Y2 (ja) 1995-06-21

Family

ID=31494012

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15498888U Expired - Lifetime JPH0727577Y2 (ja) 1987-12-04 1988-11-30 電気接触子要素

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014125963A1 (ja) * 2013-02-12 2014-08-21 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP2016207251A (ja) * 2015-04-15 2016-12-08 矢崎総業株式会社 雌端子構造

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JPH0189474U (ja) 1989-06-13

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