JPH0414873Y2 - - Google Patents

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JPH0414873Y2
JPH0414873Y2 JP1986139821U JP13982186U JPH0414873Y2 JP H0414873 Y2 JPH0414873 Y2 JP H0414873Y2 JP 1986139821 U JP1986139821 U JP 1986139821U JP 13982186 U JP13982186 U JP 13982186U JP H0414873 Y2 JPH0414873 Y2 JP H0414873Y2
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JP
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contact
insulator
connector
fitting recess
fixing plate
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JP1986139821U
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JPS6345988U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はプリント基板に搭載して使用される
サーフエスマウント用コネクタに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、プリント基板に装着して使用されるこの
種のコネクタの代表例として第4図に示すものが
ある。第4図aはコネクタ1の側断面図を示し一
対の向かい合つたコンタクト2が、相手側コネク
タ或は帯状の導電性パツトが形成されているプリ
ント基板の一端側(以下相手側コネクタという)
を受け入れるように、絶縁体3の内部に位置して
いる様子を示している。絶縁体3は絶縁材料にて
長方形状のブロツクに形成されたものであつて、
上面の中央部分には長手方向に沿つて相手コネク
タを受け入れる嵌合凹部31が形成されている。
嵌合凹部31の長手方向の両側壁32の内面に
は、上面から嵌合凹部31の又底部33に至る迄
コンタクト2を受容する収容溝34が形成されて
いる。底部33の長手方向の両側には収容溝34
に連続し、且つ絶縁体3の下面35へ貫通した挿
入孔36が設けられている。尚収容溝34はコン
タクト2が挿入された際、コンタクト2の接触部
22が嵌合凹部31内へ突出し得るように嵌合凹
部31側へ開放されている。コンタクト2は薄板
帯状の弾性導電材より一体に製作されたものであ
る。即ち一端側は絶縁体3の下面35より突出す
る端子部21と成り、他端は折り返され湾曲した
接続部22を形成している。この様なコンタクト
2を絶縁体3に組み込むには、絶縁体3の下面3
5に開口している挿入孔36側からコンタクト2
の接触部22を先にして挿入する。挿入されたコ
ンタクト2は接触部22を収容溝34より嵌合凹
部31内に突出した状態で絶縁体3内に圧入等に
より固定される。尚コネクタ1は第4図bに示す
如く、絶縁体3の下面35より突出している端子
部21の付け根付近を接触部22と反対方向へコ
ンタクト2の板面に対し直角に曲げることで、プ
リント基板4上にサーフエスマウントし得る。
即ち第4図cに示すプリント基板4の表面上に
形成されたパツド41の面に同図bに示した如く
折曲した端子部21を密着するように重ね合わせ
た後、半田付けすることでコネクタ1はプリント
基板4上に固定される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながらこの様な構造を有するコネクタ1
は、嵌合凹部31の底部33に穿設された挿入孔
36が下面35側に開放している為、端子部21
をプリント基板4のパツド41に半田付けした際
に、半田フラツクスが挿入孔36を経て嵌合凹部
31内に入り込む危険性があつた。半田フラツク
スが嵌合凹部31内に流れ込むと、嵌合凹部31
に挿入される相手コネクタとの装着条件を損い、
特にコンタクト2の接触部22に半田フラツクス
が付着した場合には接触不良を起こす原因となつ
た。
本考案は以上の欠点を解消する目的でなされた
ものであつて、コネクタをプリント基板に取り付
ける為に半田付作業を行なつても、半田フラツク
スがコネクタ内部の相手コネクタとの嵌合箇所に
浸入する恐れも無く、相手コネクタと信頼性のあ
る嵌合が得られるサーフエスマウント用コネクタ
を提供することである。
〔問題点を解決する為の手段〕
本考案によれば、絶縁体の上面に形成した嵌合
凹部に中間部及び端子部を有するコンタクトの接
触部が位置し、前記中間部を前記絶縁体の外側面
に沿つて固定すると共に前記端子部を前記外側面
に突出して設けたものである。以上の如く構成し
たことで、従来のように嵌合凹部31の底部33
にコンタクト2を挿通する挿入孔36を設ける必
要がなく、絶縁体3の下面35は閉塞される。従
つて半田付作業を行なつた際も半田フラツクスが
嵌合凹部内に入り込むことがない為、接触不良を
起こすような不具合も発生し得ず、相手側コネク
タとの装着特性に対して信頼性の高いサーフエス
マウント用コネクタが得られる。
〔実施例〕
以下この考案の実施例を図面に基づいて説明を
行なう。第1図は本考案のサーフエスマウント用
コネクタ5(以下コネクタという)の分解斜視図
であり、第2図は組み立てた状態を示している。
コネクタ5は絶縁体7の長手方向の両側に沿っ
てコンタクト6を2列に配設し、絶縁体7の下面
に固定板8を取り付けて構成される。
絶縁体7は絶縁材料にて成型された直方体形状
をしておりその上面71のほぼ中央には、長手方
向に相手コネクタが嵌合される嵌合凹部72が形
成されている。
嵌合凹部72の長手方向における両側壁73の
内側には、後述のコンタクト6を受け入れる複数
の収容溝74が形成されている。収容溝74は絶
縁体7の長手中心軸に対し対称に配列され、且つ
絶縁体7の上面71から嵌合凹部72の底部75
の近傍に至る迄下方に延びている。更に嵌合凹部
72の両側壁73の外側で各収容溝74に対向す
る位置にも、又コンタクト6を受容する為収容溝
76が形成されている。収容溝76は上下方向に
延びており、上面71で収容溝74に連続してい
る。又収容溝76は下面77近くで溝幅が狭くな
つており、その溝の両側面にはコンタクト6を係
止固定し得る凹部78が形成されている。尚絶縁
体7の下面77には、固定板8を嵌入固定し得る
凹所79を設けている。固定板8は金属板を所定
形状に打ち抜いた後、固定板8の長手方向の両側
を直角に折曲して上方に延びる垂直部81を形成
している。その垂直部81の内側には互いに対向
する位置で複数の係止突片82が長手方向に配設
されている。
コンタクト6は弾性導電材料を打ち抜き後、折
り曲げ加工を施して作られたもので、端子部6
1、中間部62および接触部63より構成され
る。即ち中間部62の一端は板面に直角に折曲す
ることで端子部61を成し、他端は端子部61の
曲げ方向と反対の方向に折り返して接触部63を
形成している。又中間部62の端子部61と連続
する部分は幅を拡大して固定部64を形成し、固
定部64の両側縁には板面と直角方向に凸部65
が打ち出されている。従つてコンタクト6を絶縁
体7に組み込む際、固定部64を収容溝76の凹
部78に嵌入し、凸部65を凹部78の内面に係
合させることによつてコンタクト6を絶縁体7に
固定できる。次に第2図の如くコネクタ5を組み
立てるには、先ず固定板8を絶縁体7の下面77
に設けられた凹所79内に垂直部81を先にして
挿入する。固定板8を絶縁体7に完全に挿入する
ことで、固定板8の下面は絶縁体7の下面77と
ほぼ同一平面となり、固定板8は垂直部81の係
止突片82によつて絶縁体7に固定される。又コ
ンタクト6を絶縁体7の収容溝74,76内に組
み込むには、端子部61を下方にして且つ接触部
63を絶縁体7の嵌合凹部72側に向けて、絶縁
体7の上方に位置した後収容溝74,76へ挿入
する。即ち収容溝74には接触部63が入り、収
容溝76内に端子部61及び中間部62が位置
し、コンタクト6は端子部61の下面が固定板8
の下面と同一平面となる迄挿入される。挿入完了
後には、コンタクト6は前述の如く固定部64に
て収容溝76内に係止固定され、接触部63を相
手コネクタと接触し得るように収容溝74から嵌
合凹部72内に突出させた状態となる。又端子部
61は収容溝76の下端より、絶縁体7の側壁7
3の面に対し直角に外方向へ延出している。一方
コネクタ5を搭載するプリント基板4′には第3
図に示す如く、コネクタ5に取り付けられた固定
板8及びコンタクト6の端子部61の夫々と半田
付け接続する為に、固定パツド42並びにパツド
41が形成されている。
従つてコネクタ5をプリント基板4′に実装す
るには、固定板8及びコンタクト6の端子部61
の下面をプリント基板4′の固定パツド42及び
パツド41に密着するように重ね合せた後、半田
付け接続を行なう。尚固定パツド42をプリント
基板4′上に形成されている回路パターン(図示
せず)と交叉する位置に設ける場合には、複数個
に分割した固定板(図示せず)を回路パターンと
重ならないように、互いに離隔して絶縁体7の下
面に固定してもよい。
以上述べたように本考案のコネクタ5は、絶縁
体7の嵌合凹部72内にコンタクト6の接触部6
3を突出して配列すると共に、中間部62及び端
子部61を嵌合凹部72の側壁73の外面側に配
設固定し、端子部61を側壁73の下端より外方
向に延出させている。従つて本考案のコネクタ5
は、嵌合凹部72の底部75にコンタクト6の端
子部61を挿通させる為の挿入孔を設ける必要が
なく、その為絶縁体7の下面77は閉塞された構
造となり得る。それ故にコネクタ5の端子部61
をプリント基板4′上のパツド41に半田付けす
る際も、半田フラツクスが嵌合凹部72内に入り
込む恐れがなくなつた。この為嵌合凹部72に配
設されているコンタクト6の接触部63は清浄に
保たれ、嵌合凹部72に挿入される相手コネクタ
との信頼性のある嵌合状態が得られる。又挿入孔
36を有ぜず閉塞された絶縁体7の下面77は固
定板8を取り付けるのに有効な広さの取付面と成
り、その下面77に固定板8を設けることでプリ
ント基板4′との半田付け接続面積を増やすこと
が可能となつた。それ故機械的接続強度が向上す
ることは云う迄もなく、電気的接続特性に対して
も安定したサーフエスマウント用コネクタが得ら
れる。
尚上記実施例においては、絶縁体7に固定板8
を取り付けた構造のものについて述べたが、必ず
しも固定板8を設ける必要はなく、絶縁体7より
固定板8を取り除いた構造でも本考案の目的は達
成し得る。
又実施例では、絶縁体7の嵌合凹部72内でコ
ンタクト6が互いに対向して配列された構造のも
のを示したが、嵌合凹部72の一方の側壁73に
のみコンタクト6を配列した構造であつても本考
案は実現可能である。
〔考案の効果〕
この考案のコネクタは以上の説明から明らかな
ように、絶縁体の外側面にコンタクトの端子部側
を取り付け、絶縁体の嵌合凹部内に位置する接触
部とは隔絶された構造を成している。従つて端子
部をプリント基板に半田付けした際に、半田フラ
ツクスが嵌合凹部内に入り込んで接触部に付着す
る恐れも無くなり、相手コネクタと信頼性のある
嵌合が成し得るサーフエスマウント用コネクタを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例であるサーフエスマ
ウント用コネクタの分解斜視図、第2図a,b,
cおよびdは組み立てた状態を示しており、同図
aは平面図、同図bは正面図、同図cは側断面
図、同図dは底面図、第3図はプリント基板の説
明図、第4図d,bおよびcは従来例を示す説明
図である。 5……サーフエスマウント用コネクタ、6……
コンタクト、61……端子部、62……中間部、
63……接触部、7……絶縁体、71……上面、
72……嵌合凹部、73……側壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁体の上面に形成した嵌合凹部内に中間部及
    び端子部を有するコンタクトの接触部が位置し、
    前記中間部を前記絶縁体の外側面に沿つて固定す
    ると共に前記端子部を前記外側面より突出して設
    けたことを特徴とするサーフエスマウント用コネ
    クタ。
JP1986139821U 1986-09-11 1986-09-11 Expired JPH0414873Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986139821U JPH0414873Y2 (ja) 1986-09-11 1986-09-11

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JP1986139821U JPH0414873Y2 (ja) 1986-09-11 1986-09-11

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Publication Number Publication Date
JPS6345988U JPS6345988U (ja) 1988-03-28
JPH0414873Y2 true JPH0414873Y2 (ja) 1992-04-03

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ID=31046088

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JP1986139821U Expired JPH0414873Y2 (ja) 1986-09-11 1986-09-11

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JPS6345988U (ja) 1988-03-28

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