JPH089902Y2 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JPH089902Y2 JPH089902Y2 JP1988159509U JP15950988U JPH089902Y2 JP H089902 Y2 JPH089902 Y2 JP H089902Y2 JP 1988159509 U JP1988159509 U JP 1988159509U JP 15950988 U JP15950988 U JP 15950988U JP H089902 Y2 JPH089902 Y2 JP H089902Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- cavity
- housing
- connector
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/10—Sockets for co-operation with pins or blades
- H01R13/11—Resilient sockets
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 利用分野 本願は主としてプリント基板用に使われるコネクタに
関し、特にロープロファイル(丈の低い)コネクタに関
する考案である。
関し、特にロープロファイル(丈の低い)コネクタに関
する考案である。
従来技術 この種の従来のコネクタとしては、ハウジング内にリ
セプタクルコンタクトを設け、被接続用のピンを受け入
れる構造のものが一般的である。しかしながら、かかる
構造のまま小形化を図ると、コンタクトのストロークが
短くなり、またコンタクトのスプリングの偏倚が小さく
なって、挿入されたピンを十分に保持することができな
いなどの不都合が生じる。そこで従来の形状ではコネク
タの小型化には限度があった。
セプタクルコンタクトを設け、被接続用のピンを受け入
れる構造のものが一般的である。しかしながら、かかる
構造のまま小形化を図ると、コンタクトのストロークが
短くなり、またコンタクトのスプリングの偏倚が小さく
なって、挿入されたピンを十分に保持することができな
いなどの不都合が生じる。そこで従来の形状ではコネク
タの小型化には限度があった。
考案の目的 本願考案はこうした従来の欠陥を消去し、丈の低いピ
ンを挿入しても充分な保持力を有することのできるコネ
クタの提供を図ったものである。
ンを挿入しても充分な保持力を有することのできるコネ
クタの提供を図ったものである。
考案の概要 本願考案は、導電性の被接続部を収納する空洞を有す
るハウジングと、空洞の外側から空洞内に偏倚自在に延
出する屈曲した先端部を有するコンタクトからなるコネ
クタであって、前記コンタクトは、空洞を画成するハウ
ジングの外周面の一部と接触して予め偏倚状態になし、
かつコンタクトの先端部は、空洞を画成するハウジング
の周壁の上部を貫通する係合孔を挿通して退避自在に空
洞内に突き出してあり、係合孔はその周囲が前記ハウジ
ングの周壁の上部によって充分に仕切られてあり、かつ
コンタクトの先端部は空洞内に前記被接続部が挿入され
たとき被接続部と接触して電気的接続をなすコネクタを
提供する。
るハウジングと、空洞の外側から空洞内に偏倚自在に延
出する屈曲した先端部を有するコンタクトからなるコネ
クタであって、前記コンタクトは、空洞を画成するハウ
ジングの外周面の一部と接触して予め偏倚状態になし、
かつコンタクトの先端部は、空洞を画成するハウジング
の周壁の上部を貫通する係合孔を挿通して退避自在に空
洞内に突き出してあり、係合孔はその周囲が前記ハウジ
ングの周壁の上部によって充分に仕切られてあり、かつ
コンタクトの先端部は空洞内に前記被接続部が挿入され
たとき被接続部と接触して電気的接続をなすコネクタを
提供する。
好適なる実施例の説明 第1図は本考案の第1の実施例を示す断面図である。
図示において、10はハウジングであり、被接続部のピン
を挿入するための空洞11を複数個整列して設ける。20は
コンタクトであり、偏倚自在に屈曲させた先端部21と接
続部23とこれらを結ぶ胴部22とから成る。
図示において、10はハウジングであり、被接続部のピン
を挿入するための空洞11を複数個整列して設ける。20は
コンタクトであり、偏倚自在に屈曲させた先端部21と接
続部23とこれらを結ぶ胴部22とから成る。
コンタクトの先端部21は、空洞を画成するハウジング
の周壁の上部を貫通する係合孔12を挿通して退避自在に
該空洞内に突き出すようになす。このコンタクトの先端
部は、被接続部が挿入されたとき、被接続部と接触して
電気的接続をなす。
の周壁の上部を貫通する係合孔12を挿通して退避自在に
該空洞内に突き出すようになす。このコンタクトの先端
部は、被接続部が挿入されたとき、被接続部と接触して
電気的接続をなす。
コンタクトの接続部23は、例えばプリント基板に設け
た孔に挿入し、あるいは導電性パッドに接触させてハン
ダ付けに依り固着する。
た孔に挿入し、あるいは導電性パッドに接触させてハン
ダ付けに依り固着する。
第2図は上記第1の実施例の側面図、第3図は同実施
例の表面図を示す。
例の表面図を示す。
これらの図から明らかな如く、コンタクトの胴部22を
ハウジング内の溝部13に嵌合し、コンタクトをハウジン
グに定着する。
ハウジング内の溝部13に嵌合し、コンタクトをハウジン
グに定着する。
なおコンタクトの胴部には、突起22aを設け、本件コ
ネクタをプリント基板に実装したとき、コンタクトの胴
部が基板表面より浮くようになす。
ネクタをプリント基板に実装したとき、コンタクトの胴
部が基板表面より浮くようになす。
次に、かかる構成のコンタクトを装着したハウジング
に、被接続部材のピンを挿入すると、空洞内でピンとコ
ンタクトの屈曲した先端部21が接触する。ピンの挿入と
共にコンタクトの先端部21は拡開し、その弾性力で空洞
11内に収納されたピンを保持する。
に、被接続部材のピンを挿入すると、空洞内でピンとコ
ンタクトの屈曲した先端部21が接触する。ピンの挿入と
共にコンタクトの先端部21は拡開し、その弾性力で空洞
11内に収納されたピンを保持する。
第4図は本考案の第2の実施例を示すもので、被接続
部を、コネクタを取付ける基板と平行な方向から挿入し
て接続する。この場合は、第1の実施例におけるハウジ
ングの横幅が、コネクタとして使用するときの高さとな
る。
部を、コネクタを取付ける基板と平行な方向から挿入し
て接続する。この場合は、第1の実施例におけるハウジ
ングの横幅が、コネクタとして使用するときの高さとな
る。
第5図は、本考案の第3の実施例を示す。コンタクト
の胴部22を、ハウジング内の溝部13に図示のごとく挿通
させるとともに、その接続部に至る部分を曲げて、ハウ
ジングの下部の略中央部分から下方に突き出すように設
ける。かかる構成をとることにより、コンタクトをより
堅固にハウジングに取り付けることが可能となる。
の胴部22を、ハウジング内の溝部13に図示のごとく挿通
させるとともに、その接続部に至る部分を曲げて、ハウ
ジングの下部の略中央部分から下方に突き出すように設
ける。かかる構成をとることにより、コンタクトをより
堅固にハウジングに取り付けることが可能となる。
次に第6図は、コンタクト20と被接続部材100との接
触をより確実になすため、該コンタクトを予め偏倚させ
るべく、ハウジングの空洞11を画成する外周面の一部を
コンタクトに接触させるようにした例を示す。図示にお
いて、実線Aは従前のコンタクトの傾きを示す。このと
き空洞を画成する周壁は、コンタクトと接触しない、実
線Bは本実施例におけるコンタクトの傾きを示す。この
とき空洞を画成する周壁は、その外周面でコンタクトと
接触する(特に周壁がコンタクトと接触する部位は従前
のものに比し、膨出しているので、これを膨出部とい
う)。図面から明らかなように、コンタクトは、該膨出
部のため、予め偏倚した状態となり、挿入された被接続
部材は該コンタクトのヘッド部分と衝突して折れたり曲
がったりあるいは損傷を受ける等の不都合もなく、該ハ
ウジング内に確実に収納されかつ該コンタクトと接続す
る。
触をより確実になすため、該コンタクトを予め偏倚させ
るべく、ハウジングの空洞11を画成する外周面の一部を
コンタクトに接触させるようにした例を示す。図示にお
いて、実線Aは従前のコンタクトの傾きを示す。このと
き空洞を画成する周壁は、コンタクトと接触しない、実
線Bは本実施例におけるコンタクトの傾きを示す。この
とき空洞を画成する周壁は、その外周面でコンタクトと
接触する(特に周壁がコンタクトと接触する部位は従前
のものに比し、膨出しているので、これを膨出部とい
う)。図面から明らかなように、コンタクトは、該膨出
部のため、予め偏倚した状態となり、挿入された被接続
部材は該コンタクトのヘッド部分と衝突して折れたり曲
がったりあるいは損傷を受ける等の不都合もなく、該ハ
ウジング内に確実に収納されかつ該コンタクトと接続す
る。
以上本願に係るコネクタの構成につき詳説したが、そ
の構成から次のような特有の作用効果を奏することがで
きる。
の構成から次のような特有の作用効果を奏することがで
きる。
コンタクトをハウジングの空洞の外側に定着させ、そ
の先端部を空洞の開口部内に付き出すように構成するか
ら、その先端部の弾性力を弱めることなく、ハウジング
自体の丈を低くすることができる。従ってコネクタのロ
ープロファイル化を図ることができる。
の先端部を空洞の開口部内に付き出すように構成するか
ら、その先端部の弾性力を弱めることなく、ハウジング
自体の丈を低くすることができる。従ってコネクタのロ
ープロファイル化を図ることができる。
またコンタクトの先端部は、空洞を画成するハウジン
グの周壁の上部を貫通する係合孔を挿通して退避自在に
空洞内に突き出してあるから、被接続部材を空洞内に受
け入れるとき、該コンタクトの先端が空洞の内壁と同一
面になるまでは退避可能だが、それ以上はその内壁によ
つて制限される。つまりこのコンタクトはアンチ・オー
バーストレス・コンタクトとなる。
グの周壁の上部を貫通する係合孔を挿通して退避自在に
空洞内に突き出してあるから、被接続部材を空洞内に受
け入れるとき、該コンタクトの先端が空洞の内壁と同一
面になるまでは退避可能だが、それ以上はその内壁によ
つて制限される。つまりこのコンタクトはアンチ・オー
バーストレス・コンタクトとなる。
また被接続部材のピンは、空洞の開口部でコンタクト
の接続部と接触するので、ピンが空洞の底に達するまで
のストロークが長く、そのためピンの汚れを取り除くワ
イピング効果も大きい。
の接続部と接触するので、ピンが空洞の底に達するまで
のストロークが長く、そのためピンの汚れを取り除くワ
イピング効果も大きい。
またコンタクトを空洞の外部に定着するため、コンタ
クト本体を空洞内に挿入する必要がなく、空洞の底は開
いていない(従来タイプでは空洞の底はコンタクトの挿
入口でもある)。従って空洞の底が開いているための不
都合、例えばハンダのフラックス等が侵入するなどの不
都合を取り除くことができる。
クト本体を空洞内に挿入する必要がなく、空洞の底は開
いていない(従来タイプでは空洞の底はコンタクトの挿
入口でもある)。従って空洞の底が開いているための不
都合、例えばハンダのフラックス等が侵入するなどの不
都合を取り除くことができる。
図面第1図は本考案の第1の実施例を示す縦断面図、第
2図は同実施例の側面図、第3図は同実施例の平面図、
第4図は第2の実施例の縦断面図、第5図は第3の実施
例の断面図、第6図はコンタクトの偏倚状態を説明する
図である。
2図は同実施例の側面図、第3図は同実施例の平面図、
第4図は第2の実施例の縦断面図、第5図は第3の実施
例の断面図、第6図はコンタクトの偏倚状態を説明する
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】導電性の被接続部を収納する空洞11を有す
るハウジング10と、前記空洞の外側から該空洞内に偏倚
自在に延出する屈曲した先端部21を有するコンタクト20
からなるコネクタにおいて、 前記コンタクトは、前記空洞を画成するハウジングの外
周面の一部と接触して予め偏倚状態になし、かつ該コン
タクトの先端部は、該空洞を画成するハウジングの周壁
の上部を貫通する係合孔12を挿通して退避自在に該空洞
内に突き出してあり、該係合孔はその周囲が前記ハウジ
ングの周壁の上部によって充分に仕切られてあり、かつ
該コンタクトの先端部は該空洞内に前記被接続部が挿入
されたとき該被接続部と接触して電気的接続をなすこと
を特徴とする、コネクタ。 - 【請求項2】請求項1記載のコネクタにおいて、前記コ
ンタクトは、更に、前記ハウジングの空洞の外側に定着
する胴部22と、該ハウジングから外部に延出する接続部
23とを有することを特徴とする、コネクタ。 - 【請求項3】請求項2記載のコネクタにおいて、前記コ
ンタクトは、その胴部が前記ハウジングに設けた溝部13
に嵌合することにより該ハウジングに定着することを特
徴とする、コネクタ。 - 【請求項4】請求項2または3記載のコネクタにおい
て、前記胴部の外表面に突起22aを設けたことを特徴と
する、コネクタ。 - 【請求項5】導電性の被接続部を収納する空洞11を有す
るハウジング10と、前記空洞の外側から該空洞内に偏倚
自在に延出する屈曲した先端部21を有するコンタクト20
からなるコネクタにおいて、 前記コンタクトは、前記空洞を画成するハウジングの外
周面の一部と接触して予め偏倚状態になし、かつ該コン
タクトの先端部は、該空洞を画成するハウジングの周壁
の上部を貫通する係合孔12を挿通して退避自在に該空洞
内に突き出してあり、かつ該コンタクトの先端部は該空
洞内に前記被接続部が挿入されたとき該被接続部と接触
して電気的接続をなし、 前記コンタクトは、更に、前記ハウジングの空洞の外側
に定着するための胴部22を有し、かつ該胴部の外表面に
突起22aを設けたことを特徴とする、コネクタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988159509U JPH089902Y2 (ja) | 1987-12-25 | 1988-12-09 | コネクタ |
EP88312245A EP0324268A3 (en) | 1987-12-25 | 1988-12-22 | Electrical connector |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-196021 | 1987-12-25 | ||
JP19602187 | 1987-12-25 | ||
JP1988159509U JPH089902Y2 (ja) | 1987-12-25 | 1988-12-09 | コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01166984U JPH01166984U (ja) | 1989-11-22 |
JPH089902Y2 true JPH089902Y2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=26486288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988159509U Expired - Lifetime JPH089902Y2 (ja) | 1987-12-25 | 1988-12-09 | コネクタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0324268A3 (ja) |
JP (1) | JPH089902Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5927555A (ja) * | 1982-08-05 | 1984-02-14 | Taiko Denki Kk | Icソケツト |
JPS60147091U (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-30 | ミツミティ−ア−ルダブリュ株式会社 | コネクタ |
DE3775230D1 (de) * | 1986-02-11 | 1992-01-30 | Du Pont | Elektrische steckverbinder. |
JPH0414873Y2 (ja) * | 1986-09-11 | 1992-04-03 |
-
1988
- 1988-12-09 JP JP1988159509U patent/JPH089902Y2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1988-12-22 EP EP88312245A patent/EP0324268A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0324268A3 (en) | 1990-01-31 |
JPH01166984U (ja) | 1989-11-22 |
EP0324268A2 (en) | 1989-07-19 |
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