JPS5911424Y2 - リボンケ−ブル用接続保止装置 - Google Patents
リボンケ−ブル用接続保止装置Info
- Publication number
- JPS5911424Y2 JPS5911424Y2 JP1980144168U JP14416880U JPS5911424Y2 JP S5911424 Y2 JPS5911424 Y2 JP S5911424Y2 JP 1980144168 U JP1980144168 U JP 1980144168U JP 14416880 U JP14416880 U JP 14416880U JP S5911424 Y2 JPS5911424 Y2 JP S5911424Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- connector body
- metal
- cable
- top surface
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- Expired
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、リボンケーブル用接続保止装置に関するもの
である。
である。
従来、リボンケーブルへ結線される多極コネクタは、そ
こに結線されるリボンケーブルをコネク夕本体に対して
固定保持するためのリボンケーブル用接続保止装置を備
えているのが普通である。
こに結線されるリボンケーブルをコネク夕本体に対して
固定保持するためのリボンケーブル用接続保止装置を備
えているのが普通である。
この種の保止装置の従来例としては、添付図面の第1図
に部分断面図で示すようなものがあった。
に部分断面図で示すようなものがあった。
この保止装置は、樹脂材料で形成されたコネクタ本体1
0の頂部のケーブル受け溝11内へリボンケーブル30
の端部を押え込む樹脂材料で形威された押え板20から
なっている。
0の頂部のケーブル受け溝11内へリボンケーブル30
の端部を押え込む樹脂材料で形威された押え板20から
なっている。
この押え板20は、両端に係止脚部21を有している。
一方、コネクタ本体10の両端には、押え板20の係止
脚部21を受け入れる受入孔12が設けられ、受入孔1
2の内壁下端近くに、係止脚部21と係合する突起部1
3が形威されている。
脚部21を受け入れる受入孔12が設けられ、受入孔1
2の内壁下端近くに、係止脚部21と係合する突起部1
3が形威されている。
この従来の保止装置では、押え板20をコネクタ本体1
0へ組み付けることにより、その係止脚部21が第1図
に示すようにコネクタ本体10の突起部13に係合する
ことによって、ケーブル30の端部31が固定保持され
るのであるが、この押え板20は、樹脂材料からなるた
め係止脚部21に十分な強度をもたせるためには、使用
樹脂材料の選択に十分な配慮をしなければならないとと
もに、材厚を厚くする必要があり、コネクタの全体寸法
がどうしても大きくなってしまっていた。
0へ組み付けることにより、その係止脚部21が第1図
に示すようにコネクタ本体10の突起部13に係合する
ことによって、ケーブル30の端部31が固定保持され
るのであるが、この押え板20は、樹脂材料からなるた
め係止脚部21に十分な強度をもたせるためには、使用
樹脂材料の選択に十分な配慮をしなければならないとと
もに、材厚を厚くする必要があり、コネクタの全体寸法
がどうしても大きくなってしまっていた。
そこで、従来、このような樹脂材料のみからなる接続保
止装置の欠点をなくすため、第2図に斜視図で略示する
ような接続保止装置を備えたリボンケーブル用コネクタ
も使用されている。
止装置の欠点をなくすため、第2図に斜視図で略示する
ような接続保止装置を備えたリボンケーブル用コネクタ
も使用されている。
この従来の接続保止装置は、樹脂材料から形或された押
え片41と、この押え片41に組み付けられるバネ性の
ある金属材料で形或された係止用金属片42とからなっ
ている。
え片41と、この押え片41に組み付けられるバネ性の
ある金属材料で形或された係止用金属片42とからなっ
ている。
この係止用金属片42は、押え片41の頂面の溝41
Aに嵌合する連結帯状部43と、この連結帯状部43の
両端から下方へ延びる係止脚部44とを備えている。
Aに嵌合する連結帯状部43と、この連結帯状部43の
両端から下方へ延びる係止脚部44とを備えている。
係止脚部44の各々には、係止開口45が形威されてい
る。
る。
一方、コネクタ本体50は、樹脂材料で形或され、頂面
にリボンケーブル30の端部31を受け入れる溝51と
、両側部に係止用金属片42の係止脚部44を受け入れ
る溝52とを有しており、溝52には、係止脚部44の
係止開口45によって係合される突起部53が形威され
ている。
にリボンケーブル30の端部31を受け入れる溝51と
、両側部に係止用金属片42の係止脚部44を受け入れ
る溝52とを有しており、溝52には、係止脚部44の
係止開口45によって係合される突起部53が形威され
ている。
この従来の保止装置では、押え片41及び係止用金属片
42をコネクタ本体50へ組み付けることにより、第2
図に示されるように、係止用金属片42の係止脚部44
の係止開口45がコネクタ本体50の突起部53にはま
り込むことによって、ケーブル30の端部31が押え片
41によって押えられて固定保持される。
42をコネクタ本体50へ組み付けることにより、第2
図に示されるように、係止用金属片42の係止脚部44
の係止開口45がコネクタ本体50の突起部53にはま
り込むことによって、ケーブル30の端部31が押え片
41によって押えられて固定保持される。
この第2図の如き従来の保止装置は、係止脚部44が金
属製であるのでっの板厚が薄くても十分な強度をもたす
ことができて、コネクタ全体の寸法を増大せずにすむの
であるが、押え片41と係止用金属片42との2つの部
品からなるので、部品相互間に必要な組合せ寸法、加工
精度によりケーブル固定部分のすきまができてどうして
もゆるみが生じることが多くなってしまうという欠点が
あった。
属製であるのでっの板厚が薄くても十分な強度をもたす
ことができて、コネクタ全体の寸法を増大せずにすむの
であるが、押え片41と係止用金属片42との2つの部
品からなるので、部品相互間に必要な組合せ寸法、加工
精度によりケーブル固定部分のすきまができてどうして
もゆるみが生じることが多くなってしまうという欠点が
あった。
本考案の目的は、前述したような従来のケーブル接続保
止装置の欠点を解消し、コネクタ全体の寸法を増すこと
なくしかも加工精度をそれほど必要とせずにケーブル固
定部にゆるみを生じないような改良されたケーブル接続
保止装置を提供することである。
止装置の欠点を解消し、コネクタ全体の寸法を増すこと
なくしかも加工精度をそれほど必要とせずにケーブル固
定部にゆるみを生じないような改良されたケーブル接続
保止装置を提供することである。
次に添付図面の第3図から第8図に基づいて本考案の実
施例について本考案を詳細に説明する。
施例について本考案を詳細に説明する。
第3図は、本考案の一実施例としてのリボンケーブル用
接続保止装置を設けたリボンケーブル用多極コネクタを
、リボンケーブル結線状態で示す一部破断斜視図である
。
接続保止装置を設けたリボンケーブル用多極コネクタを
、リボンケーブル結線状態で示す一部破断斜視図である
。
この多極コネクタは、金属ケース60を一端に装着した
樹脂材料製のコネクタ本体70を備えており、更に、コ
ネクタ本体70と組み合せてそこに結線されたリボンケ
ーブル30の端部31を接続固定保持するための接続保
止装置を構或する樹脂材料製の押え部材80及びこの押
え部材80の両側部に装着されるバネ性の金属材料で形
威された一対の金属係止部材90を備えている。
樹脂材料製のコネクタ本体70を備えており、更に、コ
ネクタ本体70と組み合せてそこに結線されたリボンケ
ーブル30の端部31を接続固定保持するための接続保
止装置を構或する樹脂材料製の押え部材80及びこの押
え部材80の両側部に装着されるバネ性の金属材料で形
威された一対の金属係止部材90を備えている。
第4図は、第3図のコネクタに使用する金属係止部材9
0の1つを拡大して示す斜視図であり、第5図はその側
面図である。
0の1つを拡大して示す斜視図であり、第5図はその側
面図である。
第6図は、第3図のコネクタに使用する押え部材80に
一対の金属係止部材90を装着した状態を示す縦断面図
である。
一対の金属係止部材90を装着した状態を示す縦断面図
である。
第7図は、第6図の押え部材80及び金属係止部材90
の組合せ体をコネクタ本体70へ結合させて、ケーブル
30の端部31を接続保止している状態を示す一部断面
正面図である。
の組合せ体をコネクタ本体70へ結合させて、ケーブル
30の端部31を接続保止している状態を示す一部断面
正面図である。
コネクタ本体70は、第7図に最もよく示されているよ
うに、押え部材80の両脚部81が嵌合する嵌合溝72
を両側部の前後壁に設けた上部分71と、金属ケース6
0の装着される基部分73とを備えている。
うに、押え部材80の両脚部81が嵌合する嵌合溝72
を両側部の前後壁に設けた上部分71と、金属ケース6
0の装着される基部分73とを備えている。
第3図に最もよく示されているように、上部分71及び
基部分73の内部には、多数の接触子100及び101
を配設するための接触子配列溝が設けられている。
基部分73の内部には、多数の接触子100及び101
を配設するための接触子配列溝が設けられている。
上部分71の頂面には、リボンケーブル30の端部31
の下面の波形に一致した波形断面のケーブル受け溝74
が形或されている。
の下面の波形に一致した波形断面のケーブル受け溝74
が形或されている。
参照符号Aは、接触子100を係止している絶縁物であ
り、押え部材80の下端82Aにより上部より押えられ
ている。
り、押え部材80の下端82Aにより上部より押えられ
ている。
金属係止部材90は、第4図及び第5図に最もよく示さ
れるように、バネ性のある金属シートから一体的に打ち
抜き形威して折り曲げ加工したものでよく、取付け部9
1と係止脚部92とを有している。
れるように、バネ性のある金属シートから一体的に打ち
抜き形威して折り曲げ加工したものでよく、取付け部9
1と係止脚部92とを有している。
ここで、第5図に示すように、取付け部91は、係止脚
部92に対してほぱ゛直角、好ましくは、直角よりもθ
度だけ内側、すなわち鋭角となるように折り曲げられる
とよい。
部92に対してほぱ゛直角、好ましくは、直角よりもθ
度だけ内側、すなわち鋭角となるように折り曲げられる
とよい。
係止脚部92は、上部中央部にこの金属係止部材90を
押え部材80に取付け固定するための内方へ切り起した
取付け固定用舌片93を有し、下部中央部に、コネクタ
本体70の基部分73の両側部内側に設けられた係止用
段部75(第3図及び第7図参照)に係合してこの保止
装置をコネクタ本体70に固定するための外側へ切り起
された係止用舌片94を有している。
押え部材80に取付け固定するための内方へ切り起した
取付け固定用舌片93を有し、下部中央部に、コネクタ
本体70の基部分73の両側部内側に設けられた係止用
段部75(第3図及び第7図参照)に係合してこの保止
装置をコネクタ本体70に固定するための外側へ切り起
された係止用舌片94を有している。
更に、本考案によって、係止脚部92の上部両側にゆる
み補償用段部95が設けられており、この段部95の重
要な役割については後で詳述する。
み補償用段部95が設けられており、この段部95の重
要な役割については後で詳述する。
押え部材80は、第6図に最もよく示されるように、押
え部32及び両脚部81を有しており、押え部82の下
面には、ケーブル30の端部31の上面の波形に一致し
た波形断面を有したケーブル押え溝83が形威され、更
に、接触子101の先端部を受け入れるための凹部84
(第3図参照)が形或されている。
え部32及び両脚部81を有しており、押え部82の下
面には、ケーブル30の端部31の上面の波形に一致し
た波形断面を有したケーブル押え溝83が形威され、更
に、接触子101の先端部を受け入れるための凹部84
(第3図参照)が形或されている。
更に、押え部82の頂面の両側には、金属係止部材90
の取付け部91を受け入れる受入溝85が形威されてい
る。
の取付け部91を受け入れる受入溝85が形威されてい
る。
両脚部81には、金属係止部材90の係止脚部92を挿
入するための挿入孔86が設けられている。
入するための挿入孔86が設けられている。
これら挿入孔86の内壁には、係止脚部92の取付け固
定用舌片93が係合するための固定用段部87が形威さ
れている。
定用舌片93が係合するための固定用段部87が形威さ
れている。
更に、両脚部81の前後両側には、コネクタ本体70の
上部分71の両側の嵌合溝72へ滑入しうる嵌合突壁8
8が設けられている。
上部分71の両側の嵌合溝72へ滑入しうる嵌合突壁8
8が設けられている。
第6図に示されるように、押え部材80に対して、一対
の金属係止部材90は、その取付け部91が押え部材の
受入溝85内へ設置され、係止脚部93が押え部材80
の挿入孔86へ挿入され、取付け固定用舌片93が押え
部材80の固定用段部87に係合し、係止用舌片94が
押え部材90の両脚部81の下端より下方に突出した状
態で装着される。
の金属係止部材90は、その取付け部91が押え部材の
受入溝85内へ設置され、係止脚部93が押え部材80
の挿入孔86へ挿入され、取付け固定用舌片93が押え
部材80の固定用段部87に係合し、係止用舌片94が
押え部材90の両脚部81の下端より下方に突出した状
態で装着される。
ここで重要な点は、第5図に示されるように、取付け部
91の下面からゆるみ補償用段部95の下端までの寸法
1、である。
91の下面からゆるみ補償用段部95の下端までの寸法
1、である。
本考案によれば、この寸法1、は、第6図に示すように
、金属係止部材90が押え部材80へ装着されたときに
、押え部材80の押え部82の下端82Aから突出した
段部95の下端までの距離l2が、各部品、すなわち、
コネクタ本体70、押え部材80及び金属係止部材90
の加工精度による公差のため設計上生ずると予想される
最大ゆるみ寸法に等しくなるように決定されることであ
る。
、金属係止部材90が押え部材80へ装着されたときに
、押え部材80の押え部82の下端82Aから突出した
段部95の下端までの距離l2が、各部品、すなわち、
コネクタ本体70、押え部材80及び金属係止部材90
の加工精度による公差のため設計上生ずると予想される
最大ゆるみ寸法に等しくなるように決定されることであ
る。
こうすることにより、ゆるみ補償用段部95は、コネク
タ本体70の頂面と係止段部75との間の距離に等しい
かまたはそれより短い距離だけ係止部94から上方に離
れた位置にあって、コネクタ本体と押え部材との組み合
せ時に、各部品の加工公差によるゆるみを補償するため
コネクタ本体の頂面に食い込みうるものとなる。
タ本体70の頂面と係止段部75との間の距離に等しい
かまたはそれより短い距離だけ係止部94から上方に離
れた位置にあって、コネクタ本体と押え部材との組み合
せ時に、各部品の加工公差によるゆるみを補償するため
コネクタ本体の頂面に食い込みうるものとなる。
第6図に示すような押え部材80と一対の金属係止部材
90との組合せ体を、コネクタ本体70に対して、コネ
クタ本体70の上部分71の頂面のケーブル受け溝74
と押え部材80の押え部82の下面のケーブル押え溝8
3との間にケーブル30の端部31がはさみ込まれ、押
え部材80の両脚部81の嵌合突壁88がコネクタ本体
70の上部分の嵌合溝72へ滑入し、且つ、金属係止部
材90の係止脚部92の係止用舌片94がコネクタ本体
70の基部分73の両側部の挿入孔76(第7図参照)
へ挿入されて係止用段部75に係合するようにして、結
合させる。
90との組合せ体を、コネクタ本体70に対して、コネ
クタ本体70の上部分71の頂面のケーブル受け溝74
と押え部材80の押え部82の下面のケーブル押え溝8
3との間にケーブル30の端部31がはさみ込まれ、押
え部材80の両脚部81の嵌合突壁88がコネクタ本体
70の上部分の嵌合溝72へ滑入し、且つ、金属係止部
材90の係止脚部92の係止用舌片94がコネクタ本体
70の基部分73の両側部の挿入孔76(第7図参照)
へ挿入されて係止用段部75に係合するようにして、結
合させる。
この際に、ケーブル30の端部31はコネクタ本体70
に配列された接触子100の突出圧接結線部に対して押
し込まれて接触子との圧接結線がなされると共に、その
ケーブル30の端部31のコネクタへの接続保持がなさ
れる。
に配列された接触子100の突出圧接結線部に対して押
し込まれて接触子との圧接結線がなされると共に、その
ケーブル30の端部31のコネクタへの接続保持がなさ
れる。
このような結合状態では、各部品の加工公差によって生
ずるゆるみ寸法に従って、第7図に示すように、金属係
止部材90のゆるみ補償用段部95がコネクタ本体70
の上部分71の両側部頂面71 A内へ食い込むか、そ
の頂面71 Aに強く当っているかする。
ずるゆるみ寸法に従って、第7図に示すように、金属係
止部材90のゆるみ補償用段部95がコネクタ本体70
の上部分71の両側部頂面71 A内へ食い込むか、そ
の頂面71 Aに強く当っているかする。
この点について第8図を参照してより詳細に説明する。
第8図は、コネクタ本体70の上部分71の側部の形状
をより明確に示す部分斜視図である。
をより明確に示す部分斜視図である。
第8図によく示されているように、コネクタ本体70の
上部分71の側部には、金属係止部材90の係止脚部9
2を頂度受け入れる係止脚部受入溝77が形戒されてい
る。
上部分71の側部には、金属係止部材90の係止脚部9
2を頂度受け入れる係止脚部受入溝77が形戒されてい
る。
従って、押え部材80と一対の金属係止部材90との組
合せ体を、コネクタ本体70に対して前述したようにし
て結合させるときには、各係止部材90の係止脚部92
は、コネクタ本体70の上部分71の側部の係止脚部受
入溝77内へ挿入されていき、係止部材90の係止脚部
92から横方向に突出したゆるみ補償用段部95は、各
部品の加工公差によって、コネクタ本体70の上部分7
1の頂面71 Aのうち係止脚部受入溝77の両側に位
置する頂面部分71 B内へ食い込むか、その頂面部分
71 Bに強く当るかするのである。
合せ体を、コネクタ本体70に対して前述したようにし
て結合させるときには、各係止部材90の係止脚部92
は、コネクタ本体70の上部分71の側部の係止脚部受
入溝77内へ挿入されていき、係止部材90の係止脚部
92から横方向に突出したゆるみ補償用段部95は、各
部品の加工公差によって、コネクタ本体70の上部分7
1の頂面71 Aのうち係止脚部受入溝77の両側に位
置する頂面部分71 B内へ食い込むか、その頂面部分
71 Bに強く当るかするのである。
このため、各部品の加工精度によって生ずるゆるみは、
完全に補償されてしまい、常に非常に安定なケーブルの
接続保持を行なうことができる。
完全に補償されてしまい、常に非常に安定なケーブルの
接続保持を行なうことができる。
その上、コネクタ本体70の上部分71の両側部頂面7
1 Aを押え部材80の押え部82の下端82Aが衝接
してここでも係止がなされるので、押え部82の固定が
十分なされ、接触子の固定も確実とされる。
1 Aを押え部材80の押え部82の下端82Aが衝接
してここでも係止がなされるので、押え部82の固定が
十分なされ、接触子の固定も確実とされる。
更に、第5図に示すように、金属係止部材90の取付け
部91を係止脚部92に対して90’よりθ゜だけわず
かに鋭角としておくことにより、取付け固定用舌片93
が固定用段部87に係合したときに上下左右の遊びを完
全に補償でき、また、係止用舌片93が係止用段部75
に係合したときに上下左右の遊びを補償する助けともな
る。
部91を係止脚部92に対して90’よりθ゜だけわず
かに鋭角としておくことにより、取付け固定用舌片93
が固定用段部87に係合したときに上下左右の遊びを完
全に補償でき、また、係止用舌片93が係止用段部75
に係合したときに上下左右の遊びを補償する助けともな
る。
本考案のリボンケーブル用接続保止装置は、以上説明し
たような構或であるので、樹脂材料製部品と金属製部品
との組み合せ構造にて小型でも十分な強度をもたすこと
をできる上、加工精度をそれほど上げなくともゆるみを
生ずることなく常に確実安定なケーブルの保止を行なう
ことができるもので、リボンケーブルコネクタの結線構
造を簡単且つ確実なものとすることができ、ケーブル荷
重、振れ等の外部応力に対しても圧接結線部を完全に保
護することができる。
たような構或であるので、樹脂材料製部品と金属製部品
との組み合せ構造にて小型でも十分な強度をもたすこと
をできる上、加工精度をそれほど上げなくともゆるみを
生ずることなく常に確実安定なケーブルの保止を行なう
ことができるもので、リボンケーブルコネクタの結線構
造を簡単且つ確実なものとすることができ、ケーブル荷
重、振れ等の外部応力に対しても圧接結線部を完全に保
護することができる。
添付図面の第1図は従来のリボンケーブル用接続保止装
置の一例を示す部分断面図、第2図は従来のリボンケー
ブル用接続保止装置の別の例を示す斜視図、第3図は本
考案の一実施例としてのリボンケーブル用接続保止装置
を設けたリボンケーブル用多極コネクタの一部破断斜視
図、第4図は第3図のコネクタに使用する金属係止部材
の1つを拡大して示す斜視図、第5図は第4図の金属係
止部材の側面図、第6図は第3図のコネクタに使用する
押え部材に一対の金属係止部材を装着した状態を示す縦
断面図、第7図は第6図の組合せ体をコネクタ本体へ組
み付けてケーブル端を接続保止した状態を示す一部断面
正面図、第8図はコネクタ本体の上部分の側部の形状を
示す部分斜視図である。 30・・・・・・リボンケーブル、31・・・・・・ケ
ーブル端部、70・・・・・・コネクタ本体、71 A
・・・・・・両側部頂面、75・・・・・・係止用段部
、76・・・・・・挿入孔、80・・・・・・押え部材
、81・・・・・・脚部、82・・・・・・押え部、8
2A・・・・・・下端、85・・・・・・受入溝、86
・・・・・・挿入孔、87・・・・・・固定用段部、9
0・・・・・・金属係止部材、91・・・・・・取付け
部、92・・・・・・係止脚部、93・・・・・・取付
け固定用舌片、94・・・・・・係止用舌片、95・・
・・・・ゆるみ補償用段部。
置の一例を示す部分断面図、第2図は従来のリボンケー
ブル用接続保止装置の別の例を示す斜視図、第3図は本
考案の一実施例としてのリボンケーブル用接続保止装置
を設けたリボンケーブル用多極コネクタの一部破断斜視
図、第4図は第3図のコネクタに使用する金属係止部材
の1つを拡大して示す斜視図、第5図は第4図の金属係
止部材の側面図、第6図は第3図のコネクタに使用する
押え部材に一対の金属係止部材を装着した状態を示す縦
断面図、第7図は第6図の組合せ体をコネクタ本体へ組
み付けてケーブル端を接続保止した状態を示す一部断面
正面図、第8図はコネクタ本体の上部分の側部の形状を
示す部分斜視図である。 30・・・・・・リボンケーブル、31・・・・・・ケ
ーブル端部、70・・・・・・コネクタ本体、71 A
・・・・・・両側部頂面、75・・・・・・係止用段部
、76・・・・・・挿入孔、80・・・・・・押え部材
、81・・・・・・脚部、82・・・・・・押え部、8
2A・・・・・・下端、85・・・・・・受入溝、86
・・・・・・挿入孔、87・・・・・・固定用段部、9
0・・・・・・金属係止部材、91・・・・・・取付け
部、92・・・・・・係止脚部、93・・・・・・取付
け固定用舌片、94・・・・・・係止用舌片、95・・
・・・・ゆるみ補償用段部。
Claims (1)
- 樹脂材料製コネクタ本体の頂面との間にケーブル端部を
固定するためのケーブル接続保止装置において、樹脂材
料製の押え部材と、該押え部材の両側部に装着される一
対の金属係止部材とを備え、前記各金属係止部材は、前
記押え部材の下方へ延長する係止脚部と、該係止脚部に
対して曲折され弾性により前記押え部材の上面へ設置さ
れる取付部とを有しており、前記係止脚部の下端近くに
は前記コネクタ本体の係止段部に係合する係止部が設け
られ、前記係止脚部の上方部には、前記コネクタ本体の
頂面と前記係止段部との間の距離に等しいかまたはそれ
より短い距離だけ前記係止部から上方に離れた位置にあ
って、前記コネクタ本体と前記押え部材との組み合せ時
に、各部品の加工公差によるゆるみを補償するため前記
コネクタ本体の頂面内へ食い込みうるゆるみ補償用段剖
が形或されていることを特徴とするケーブル接綬保止装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980144168U JPS5911424Y2 (ja) | 1980-10-09 | 1980-10-09 | リボンケ−ブル用接続保止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980144168U JPS5911424Y2 (ja) | 1980-10-09 | 1980-10-09 | リボンケ−ブル用接続保止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5767388U JPS5767388U (ja) | 1982-04-22 |
JPS5911424Y2 true JPS5911424Y2 (ja) | 1984-04-07 |
Family
ID=29503885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980144168U Expired JPS5911424Y2 (ja) | 1980-10-09 | 1980-10-09 | リボンケ−ブル用接続保止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5911424Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-09 JP JP1980144168U patent/JPS5911424Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5767388U (ja) | 1982-04-22 |
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