JP2977125B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2977125B2
JP2977125B2 JP9055500A JP5550097A JP2977125B2 JP 2977125 B2 JP2977125 B2 JP 2977125B2 JP 9055500 A JP9055500 A JP 9055500A JP 5550097 A JP5550097 A JP 5550097A JP 2977125 B2 JP2977125 B2 JP 2977125B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器のバッテ
リパックなどに使用されるコネクタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、充電器などに使用されるコネク
タは、電力を損失なく授受するために、十分な幅をもっ
た接触片11が所定間隔をもって複数列設けられる。ま
た、組立ては、可能な限り自動機器により行われること
が望まれる。
【0003】従来のコネクタは、図6に示すように、ハ
ウジング12の表面に、挿入溝14が形成され、この挿
入溝14に、接触片11を挿入すると、両側の圧入突部
13が挿入溝14に圧入、固着されるようにしたものが
ある。このような構成において、接触片11の上面で、
両側の挿入溝14の間から露出した部分が接触幅Aとな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のコネクタは、圧
入突部13を挿入溝14に圧入することによって挿入方
向の固定は十分であるが、上下方向に対しては固定でき
ないので、挿入溝14の上部が接触片11の上面側へ突
出させることによって上下方向に対して固定している。
【0005】このため、従来のコネクタには、以下のよ
うな問題があった。 (1)接触片11の挿入溝14への圧入組立て時に大き
な力を必要とする。 (2)接触片11の上方への抜け止めのため、挿入溝1
4の上部が内側方へ突出する構造となっているため、接
触片11の接触幅Aが接触片11の本来の幅よりも小さ
くなり、十分な接触面がとれず、接触幅Aが狭くなる。 (3)接触片11の上部への抜け止めのためにハウジン
グ厚Bが厚くなり、薄型化に限度がある。 (4)厚さの薄い接触片11をハウジング12に圧入す
るのが面倒であるなど、組立てが困難であるばかりか、
組立て精度に問題がある。
【0006】本発明は、接触片11に十分な接触面を取
ることができ、低圧入力で、自動器器により容易に組立
てができ、しかも、薄型化を可能としたコネクタを提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、接触片11と
ハウジング12とからなるコネクタにおいて、前記接触
片11は、導電性金属板からなり、細長い接触部30の
一端部を下方に折曲して接続部38を形成し、この接触
部30と接続部38の間の折曲部分に、係合切欠き31
を形成し、また、前記接触部30の他端部を裏側に折り
返して折り返し片32とし、この折り返し片32に抜け
止め係止部33を形成し、前記ハウジング12は、その
平板部22の上面に前記接触部30の嵌合する隔壁部2
1を一定間隔で形成し、また、平板部22の中間部から
一端部にかけて、差し込み孔23と、この差し込み孔2
3に連続し嵌合溝20より狭い移動孔24とを突き抜け
て形成し、前記平板部22の裏面に前記接触片11の抜
け止め係止部33が係止するための抜け止め部26を一
体に形成してなることを特徴とするコネクタである。
【0008】接触片11の接続部38をハウジング12
の差し込み孔23に差し込み、また、接触部30を嵌合
溝20に嵌合して平板部22の上面に接触する。する
と、折り返し片32は、平板部22の下面位置に臨ませ
られる。この状態で、接触片11をハウジング12の一
端部へ向けて移動すると、接触片11の先端部では、係
合切欠き31に係止部25が差し込まれるように移動
し、また、接触片11の他端部では、接触部30と折り
返し片32で形成された隙間に平板部22が差し込まれ
るように移動する。
【0009】接触片11を先端部へ移動すると、先端案
内部34が折り返し片32の弾性に抗して抜け止め部2
6の傾斜面に乗り上げ、さらに乗り越えて係止する。こ
のとき、先端の折曲部分は、移動孔24の前端部へ接触
して停止する。接触片11が複数連ある場合は、全て同
時にハウジング12の嵌合溝20へ組み込まれる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づき説
明する。本発明によるコネクタは、図1に示すように、
接触片11とハウジング12とからなる。
【0011】前記接触片11は、図3(a)(b)
(c)および図4の上半分に示される。この接触片11
は、導電性金属板をプレス打ち抜き後に折曲したもの
で、組立て時まで、支持基部37に例えば6連の接触片
11が一体に連結している。この接触片11の中央の接
触部30は、幅が約1.9mm、長さが約13mmで、
先端部が下方に折曲され、接続部38となっており、こ
の接触部30と接続部38の間の折曲部分には、両側か
ら係合切欠き31が形成されている。
【0012】また、接触片11の基部は、両側に細い連
結片35を残して切り込みをいれ、中心部分を接触部3
0との間に所定の間隔をもって裏側に折り返して折り返
し片32とし、この折り返し片32には、中心に抜け止
め係止部33が形成されるとともに、先端を外側に折曲
した先端案内部34とする。前記連結片35は、クラン
ク状に折曲されるとともに、接触部30の端部近くに、
V字溝のノッチ部36が形成され、90度に往復1回折
り曲げることにより分離されるようになっている。導電
性をよくするため、接触部30の上面と接続部38の両
面とに金めっきが施される。
【0013】前記ハウジング12は、図2(a)(b)
(c)および図4の下半分に示される。このハウジング
12は、プラスチック材料を用いて、幅が約15mm、
長さが約40mm、厚さが約2mmの板状に成型したも
ので、例えば、6連の接触片11が嵌合されるようにな
っている。このハウジング12の平板部22の上面に
は、基部から先端部へ平行な隔壁部21が一定間隔で形
成されるとともに、先端部側にも連続して形成され、こ
の隔壁部21と21の間が前記接触片11の接触部30
が嵌合するように、幅が約2.0mmの嵌合溝20とな
っている。また、平板部22の中間部には、嵌合溝20
と同一幅の差し込み孔23と、この差し込み孔23の中
央に連続し、嵌合溝20より十分に狭い移動孔24が下
面まで突き抜けて形成され、移動孔24の両側が係止部
25となっている。
【0014】前記平板部22の裏面には、前記接触片1
1の抜け止め係止部33が係止するための抜け止め部2
6が一体に膨出して形成されている。また、ハウジング
12の先端部の両側には、それぞれ取付け脚27が一体
に形成されている。
【0015】つぎに組み立て順序を説明する。接触片1
1とハウジング12をそれぞれ自動組立機器にセットす
る。図4に示すように、接触片11の接続部38をハウ
ジング12の差し込み孔23の上部まで移動し、接触片
11を下げてくる。すると、まず接続部38が差し込み
孔23を抜けて下方まで突出し、また、接触部30が嵌
合溝20に嵌合して平板部22の上面に接触する。この
とき、折り返し片32の先端案内部34は、平板部22
の下面位置に臨ませられる。
【0016】この状態で、接触片11をハウジング12
の先端部へ向けて移動すると、接触部30は、両側が嵌
合溝20に、また下面が平板部22に接しながら移動を
開始する。接触片11の先端部では、両側に係合切欠き
31があるので、この係合切欠き31に係止部25が差
し込まれるように移動し、また、接触片11の基端部で
は、先端案内部34が平板部22の下面に接しながら接
触部30と折り返し片32で形成された隙間に平板部2
2が差し込まれるように移動する。
【0017】接触片11を先端部へ移動すると、先端案
内部34が折り返し片32の弾性に抗して抜け止め部2
6の傾斜面に乗り上げ、さらに乗り越えて係止する。こ
のとき、先端の折曲部分は、移動孔24の前端部へ接触
して停止する。6連の接触片11は、全て同時にハウジ
ング12の嵌合溝20へ組み込まれる。組み込み後、支
持基部37を上下すると、ノッチ部36の部分から分離
する。なお、ノッチ部36を形成せずに、機械的に切断
して支持基部37を分離するようにしてもよい。
【0018】組立てに際し、接触片11を移動したが、
接触片11を固定してハウジング12を移動してもよい
し、接触片11とハウジング12を同時に移動してもよ
く、要するに、接触片11とハウジング12の相対的な
移動により組立てがなされる。このようにして組み立て
られたコネクタは、図示しない機器本体に取付け脚27
によって取り付けられ、接触片11の接続部38にFP
Cなどのリード線40が半田19にて接続される。
【0019】図1の実施例では、接続部38にFPCな
どのリード線40を直接接続した。しかし、図5は、本
発明の他の実施例を示すもので、この例では、接続部3
8が先端部分を細くしたピン状とし、このピン状の接続
部38をプリント配線板17の貫通孔18に差し込み、
半田19で固定するようにしている。
【0020】前記実施例では、接触片11をハウジング
12の抜け止め部26に係止するために、折り返し片3
2に抜け止め係止部33を形成したが、これに限られる
ものではなく、折り返し片32の先端案内部34部分を
図3(b)とは逆に内側に折り曲げて、この折り曲げ部
分を抜け止め部26に係止するようにしてもよい。この
ような構成にすれば抜け止め係止部33を形成する必要
がなくなる。また、前記実施例では、抜け止め部26を
突起とし、抜け止め係止部33を係止孔としたが、本発
明は、これに限られるものではなく、抜け止め部26を
凹部とし、抜け止め係止部33を内側への突起部とする
ようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明は、接触片11は、細長い接触部
30の一端部を下方に折曲して接続部38を形成し、か
つ、折曲部分に、係合切欠き31を形成し、また、接触
部30の他端部を裏側に折り返した折り返し片32に抜
け止め係止部33を形成し、ハウジング12は、その平
板部22の中間部から一端部にかけて、差し込み孔23
と、この差し込み孔23に連続する移動孔24とを突き
抜けて形成し、平板部22の裏面に抜け止め部26を一
体に形成した。したがって、以下のような効果を有す
る。
【0022】(1)接触片11とハウジング12との組
立てが低圧入ででき、特に、上下方向の抜け止めは、係
合切欠き31のハウジング12への係合と、接触部30
と折り返し片32の隙間への平板部22の係合とで行わ
れ、また、左右方向の抜け止めは、係合切欠き31のハ
ウジング12への係合と、抜け止め係止部33の抜け止
め部26への係合とで行われ、上下と左右方向の抜け止
めが確実になる。
【0023】(2)接触片11の接触部30が前面露出
し、十分な接触面がとれる。 (3)接触片11の上部への抜け止めのためにハウジン
グ12を厚くする必要がなく、薄型化が可能である。 (4)接触片11をハウジング12に低圧入できるの
で、組立てが容易で、かつ、組立て精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコネクタの一実施例を示す断面図
である。
【図2】本発明によるハウジング12の一実施例を示す
もので、(a)は、平面図、(b)は、底面図、(c)
は、(a)におけるc−c線断面図である。
【図3】本発明による接触片11の一実施例を示すもの
で、(a)は、平面図、(b)は、側面図、(c)は、
底面図である。
【図4】本発明による接触片11とハウジング12の斜
視図である。
【図5】本発明によるコネクタの他の実施例を示す断面
図である。
【図6】従来のコネクタの斜視図である。
【符号の説明】
11…接触片、12…ハウジング、13…圧入突部、1
4…挿入溝、17…プリント配線板、18…貫通孔、1
9…半田、20…嵌合溝、21…隔壁部、22…平板
部、23…差し込み孔、24…移動孔、25…係止部、
26…抜け止め部、27…取付け脚、30…接触部、3
1…係合切欠き、32…折り返し片、33…抜け止め係
止部、34…先端案内部、35…連結片、36…ノッチ
部、37…支持基部、38…接続部、40…リード線。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接触片11とハウジング12とからなる
    コネクタにおいて、前記接触片11は、細長い接触部3
    0の一端部を下方に折曲して接続部38を形成し、この
    接触部30と接続部38の間の折曲部分に、係合切欠き
    31を形成し、また、前記接触部30の他端部を裏側に
    折り返して折り返し片32とし、この折り返し片32に
    抜け止め係止部33を形成し、前記ハウジング12は、
    その平板部22の中間部から一端部にかけて、差し込み
    孔23と、この差し込み孔23に連続し嵌合溝20より
    狭い移動孔24とを突き抜けて形成し、前記平板部22
    の裏面に前記接触片11の抜け止め係止部33が係止す
    るための抜け止め部26を一体に形成してなることを特
    徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 接触片11とハウジング12とからなる
    コネクタにおいて、前記接触片11は、導電性金属板か
    らなり、細長い接触部30の一端部を下方に折曲して接
    続部38を形成し、この接触部30と接続部38の間の
    折曲部分に、係合切欠き31を形成し、また、前記接触
    部30の他端部を裏側に折り返して折り返し片32と
    し、この折り返し片32に抜け止め係止部33を形成
    し、前記ハウジング12は、その平板部22の上面に前
    記接触部30の嵌合する隔壁部21を一定間隔で形成
    し、また、平板部22の中間部から一端部にかけて、差
    し込み孔23と、この差し込み孔23に連続し嵌合溝2
    0より狭い移動孔24とを突き抜けて形成し、前記平板
    部22の裏面に前記接触片11の抜け止め係止部33が
    係止するための抜け止め部26を一体に形成してなるこ
    とを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 折り返し片32の抜け止め係止部33
    は、抜け止め用の孔からなり、折り返し片32の先端案
    内部34を外側に湾曲してなることを特徴とする請求項
    1または2記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 折り返し片32の抜け止め係止部33
    は、先端案内部34を内側に折曲した鉤状に形成してな
    ることを特徴とする請求項1または2記載のコネクタ。
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