JP2002163973A - 開閉器の端子カバー装置 - Google Patents
開閉器の端子カバー装置Info
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Abstract
子カバーを端子装置に装着できる開閉器の端子カバー装
置を提供することを課題とする。 【解決手段】 端子螺子5をその締付方向側から塞ぐよ
うな横壁6aと、この横壁6aのうち接続導体の端子装
置への導入方向側の端部から上記横壁6aに対して直交
方向に延出した縦壁6bとで端子カバー6を側面視略L
字状に一体に形成する。開閉器に係止する引掛部7を上
記端子カバー6に設ける。横壁6aを上側として端子カ
バー6を端子装置の表面側に取着するときに引掛部7を
係止する第1の係止部8と、横壁6aを下側として端子
カバー6を端子装置の裏面側に取着するときに引掛部7
を係止する第2の係止部9と、を上記開閉器に設けた。
Description
ちら側からにも端子板が配設できると共に端子螺子が螺
合できる端子装置を備えた回路遮断器や電磁接触器等の
開閉器の端子カバー装置に関するものである。
下、総称して開閉器という)にあっては、その器体の側
部に設けた端子装置に電線等の接続導体を接続し、その
後、上記端子装置には端子カバーを装着し、人が上記接
続導体等の導電部分に触れないようにして安全性の向上
を図っているものである。この開閉器の端子カバー装置
の例としては、例えば、実開平4−123024号が提
案されている。この例においては、開閉器のうち回路遮
断器の場合を示すものであり、図5に示すように、回路
遮断器の器体1の側部に端子装置を設けてあり、上記端
子装置は、絶縁体の端子台3を絶縁体の隔壁2により区
切って凹設部分を形成し、上記凹設部分に器体1に内装
された開閉接点や開閉機構に連結した端子板4を配設す
ると共に、端子螺子5が端子板4及び端子台3を貫通し
て螺合しており、上記端子板4と端子螺子5との間に接
続導体を挟持して電気的に接続させてあるものであっ
て、この端子板4、端子螺子5及び接続導体の導電部分
を塞ぐように上記端子装置に端子カバー6を装着してい
るものである。
その器体1を設置面に取り付けして配設されるものであ
るが、その開閉器の配設方法としては様々な場合が考え
られるものであって、例えば、配電ボックス等の底部を
形成する取付パネル20の表面に器体1の裏面を当接さ
せ、開閉器を取付パネル20の表面に露出させる場合
(図6)や、開閉器のハンドル22だけを外部に露出さ
せるように表面パネル21の裏面に器体1の表面を当接
させ、開閉器を表面パネル21の内部に埋設させる場合
(図7)等がある。このように、種々の開閉器の配設方
法によっても確実に接続導体を開閉器に接続し得るよう
にするためには、設置面(取付パネル21、表面パネル
20)を避けるように端子螺子5を螺合させることが好
ましく、前者の場合には開閉器の表面側から端子螺子5
を締め付けさせ(図1参照)、後者の場合には開閉器の
裏面側から端子螺子5を締め付けさせる(図3参照)こ
とが考えられる。
る場合と、表面側から接続導体を接続する場合とでは、
端子螺子5等の導電部分が露出する方向が器体1に対し
て表裏逆方向に位置するものであるが、上記のように表
裏どちらにも露出し得る上記端子螺子5を同一の端子カ
バー6で確実に塞ぐことのできる構造を有した開閉器の
端子カバー装置はないものであった。
あり、開閉器の表裏両面のどちら側からも同一の端子カ
バーを端子装置に装着できる開閉器の端子カバー装置を
提供することを課題とするものである。
に本発明に係る開閉器の端子カバー装置は、開閉器の器
体1の側部に隔壁2によって区分けされるように端子板
4を配設すると共に端子板4の表面及び裏面のどちら側
からでも接続導体(図示せず)を締め付けるように端子
螺子5を螺合して端子装置を形成し、この端子螺子5を
その締付方向側から塞ぐような横壁6aと、この横壁6
aのうち接続導体の端子装置への導入方向側の端部から
上記横壁6aに対して直交方向に延出した縦壁6bとで
端子カバー6を側面視略L字状に一体に形成し、開閉器
に係止する引掛部7を上記端子カバー6に設け、横壁6
aを上側として端子カバー6を端子装置の表面側に取着
するときに引掛部7を係止する第1の係止部8と、横壁
6aを下側として端子カバー6を端子装置の裏面側に取
着するときに引掛部7を係止する第2の係止部9と、を
上記開閉器に設けたことを特徴とする。これにより、端
子カバー6を端子装置の表面側に装着する際には引掛部
7を第1の係止部8に係止させ、端子カバー6を端子装
置の裏面側に装着する際には引掛部7を第2の係止部9
に係止させることができ、すなわち、端子装置の表裏方
向に位置変化する端子螺子5等の導電部分の配設位置に
合わせて上記導電部分を外部に露出させないように開閉
器に端子カバー6を装着することができるものである。
子カバー装置は、請求項1において、上記隔壁2に表面
から裏面に連通する係合部10を設けると共に上記隔壁
2の外面に上記第1の係止部8及び第2の係止部9を設
け、上記端子カバー6に係合部10に係合する脚部11
を設けたことを特徴とする。これにより、端子カバー6
の端子装置への装着の際に、まず、端子カバー6の脚部
11を隔壁2の係合部10に係合させて端子カバー6が
端子装置に位置決めされるものであり、そのまま端子カ
バー6を裏又は表方向にスライド移動させることで引掛
部7を第1の係止部8又は第2の係止部9に係止させて
端子カバー6を端子装置に装着させることができる。
子カバー装置は、請求項2において、上記係合部10と
第1の係止部8及び第2の係止部9とを同一の隔壁2に
形成すると共に、上記脚部11及び引掛部7を上記係合
部10及び第1の係止部8又は第2の係止部9に各々対
応する位置の端子カバー6に形成したことを特徴とす
る。これにより、端子カバー6を同一の隔壁2に係合・
係止することができ、つまり、脚部11及び引掛部7と
で隔壁2を挟み込む構造にすることができる。
子カバー装置は、請求項3において、上記端子カバー6
に設けた脚部11及び引掛部7間に対応する位置に通孔
12を形成したことを特徴とする。これにより、端子カ
バー6の脚部11及び引掛部7の位置が常に上面から確
認できるものであり、端子カバー6を端子装置に装着す
る際、特に脚部11を係合部10に挿入する際に便利で
ある。
子カバー装置は、請求項3または請求項4において、上
記係合部10と第1の係止部8及び第2の係止部9とを
幅方向側端部に位置した隔壁2aに各々形成したことを
特徴とする。これにより、引掛部7と係止部8,9との
係止を外す際には、脚部11を支点として端子カバー6
の縦壁6bを隔壁2から離す方向に撓ませて行われるも
のであるが、端子カバー6の幅方向側端部は自由端であ
ることから、上記端子カバー6の幅方向側端部では撓み
を大きくとれるものであって、引掛部7と係止部8,9
との係止を容易に外すことができるものであり、端子カ
バー6を端子装置から取り外す作業を容易に行わせるこ
とができるものである。
の例を示す。本実施例は、開閉器の一例として回路遮断
器を示すものである。この回路遮断器は、その器体1が
表部筐体1aと裏部筐体1bとを一体に結合させて構成
されるものであり、上記表部筐体1aと裏部筐体1bと
の間に開閉接点及び開閉機構を配置し、上記器体1の両
側部に上記開閉接点及び開閉機構に電線等の接続導体を
電気的に連結させる端子装置を配置して構成されるもの
である。なお、上記器体1は樹脂等の絶縁体で形成され
ている。
体1の表裏方向の略中央部から外方に突設されると共
に、器体1の表裏方向に亘って形成された複数の隔壁2
が器体1の幅方向に等間隔に配置され、上記複数個の隔
壁2により上記端子台3を区分けして複数の部屋状の凹
設部分を並設している。なお、上記複数の隔壁2のう
ち、幅方向の両端に位置した隔壁2aは他の隔壁2と比
較して表裏方向に短く形成されている。そして、この凹
設部分の端子台3には、その表面を被覆するようにコ字
状金属片の端子板4が配設され、上記端子台3及び端子
板4を表裏方向に貫通する端子螺子5が端子台3に対し
て螺合している。ここで、端子板4は器体1に内装した
開閉接点や開閉機構に電気的に連結しているものであ
り、また、端子台3及び端子板4を貫通して螺合した端
子螺子5はその頭部と端子板4との間に接続導体(図示
せず)を挟持させるものであり、上記端子螺子5と端子
板4とで挟持された接続導体は端子板4を介して上記開
閉接点や開閉機構に電気的に接続されるものである。本
例の端子装置は、図1及び図3に示すように、上記凹設
部分の端子台3の表面及び裏面のどちら側からでも端子
螺子5を螺合できる構造になっており、このような構造
にしたことにより、従来の項でも述べたが、配電ボック
ス等の底部を形成する取付パネル20の表面に器体1の
裏面を当接させて開閉器を取付パネル20の表面に露出
させる場合(図6)や、表面パネル21の裏面に器体1
の表面を当接させて開閉器を表面パネル21の内部に埋
設させる場合(図7)のように開閉器の配設状態には様
々の場合があるが、上記取付パネル20や表面パネル2
1等を避けるように表面側または裏面側から選択的に端
子螺子5を端子台3に螺合させることができ、回路遮断
器の配設状態の如何に関わらず確実に接続導体と上記開
閉接点や開閉機構との結線を図ることができるものであ
る。
子板4及び端子螺子5等の導電部分を人が触れないよう
にする安全上の理由から、上記導電部分の露出を塞ぐよ
うに端子カバー6が取り付けられるものである。この端
子カバー6は、扁平板状に形成された横壁6aと上記横
壁6aの端部から上記横壁6aに対して直交方向に延出
した縦壁6bとを側面視略L字状に一体に形成したもの
である。ここで、縦壁6bには接続導体を端子装置の凹
設部分の導電部分に導入するための切欠部13が端子装
置の凹設部分に対応して複数形成されており、このた
め、縦壁6bは正面視略櫛型形状をしているものであ
る。
ー6が装着されるものであり、この端子装置と端子カバ
ー6との取付構造を以下に示す。
部に位置した隔壁2aに、第1の係止部8及び第2の係
止部9を設け、また、表裏に亘って係合部10が連通し
ていているものである。詳述すると、隔壁2aの外面
(隔壁2aの器体1からの突出方向の先端面)の表面端
部近傍に第1の係止部8を設けると共にその裏面端部近
傍に第2の係止部9が設けられるものであり、ここで、
隔壁2aの外面の中央部分には表裏に亘って凹条溝14
を凹設し、この凹条溝14は表面端部近傍及び裏面端部
近傍の位置で溝深さを浅く形成してそれぞれ段部15を
形成し、この段部15のうちの表面端部側の段部15a
が第1の係止部8を構成すると共に裏面端部側の段部1
5bが第2の係止部9を構成しているものである。ま
た、隔壁2aの表裏に亘って連通した係合部10は、本
例では、表部筐体1aでは孔状に形成され、裏部筐体1
bでは溝状に形成されているが、これらは連結している
ものであって隔壁2aの表裏に亘って連通しているもの
である。
に係合部10に係合される脚部11を形成し、横壁6a
と縦壁6bとの間に第1の係止部8または第2の係止部
9に係止される引掛部7を形成している。ここで、脚部
11は横壁6aから略垂直方向に突出した柱状体で形成
されたものであり、また、引掛部7は横壁6aと縦壁6
bとの間に連結して配置された板状体で形成されたもの
であり、横壁6a及び縦壁6bから離れた位置の角部に
は段部15に引っ掛ける爪部16が形成されている。ま
た、端子カバー6に設けた脚部11及び引掛部7間に対
応する位置、つまり、横壁6aの幅方向側端部には横壁
6aを貫通した通孔12が横壁6aを貫通して設けられ
ている。
横壁6aの脚部11を隔壁2aの係合部10に挿入して
係合させて端子装置への端子カバー6の装着の際の位置
決めを行い、そして、縦壁6bの引掛部7を隔壁2aの
凹条溝14に沿わせて端子カバー6を端子装置の裏又は
表方向にスライド移動させ、横壁6aを隔壁2の表面端
面または裏面端面に当接させると共に縦壁6bを隔壁2
の突出先端面に当接させるようにして引掛部7の爪部1
6を第1の係止部8又は第2の係止部9の段部15に係
止させて行われるものである。ここで、端子装置の表面
側を被覆するように端子カバー6を装着する場合には、
図1,2に示すように、脚部11を孔状の係合部10に
係合させて位置決めを行うと共に引掛け部7を凹条溝1
4に挿入させながら端子カバー6を端子装置の裏方向に
スライド移動させ、引掛部7の爪部16を第1の係止部
8の段部15aに係止させているものである。また、端
子装置の裏面側を被覆するように端子カバー6を装着す
る場合には、図3,4に示すように、脚部11を隔壁2
aの溝状の係合部10に係合させて位置決めを行うと共
に引掛け部7を凹条溝14に挿入させながら端子カバー
6を端子装置の表方向にスライド移動させ、引掛部7の
爪部16を第2の係止部9の段部15bに係止させてい
るものである。なお、通孔12により端子カバー6の脚
部11及び引掛部7の位置は常に上面から確認できるも
のであり、端子カバー6の横壁6aの脚部11を隔壁2
aの係合部10に挿入する際の目印となり便利である。
せて表裏方向のいずれの方向からも端子螺子5を選択的
に端子台3に設けることが可能な端子装置において、上
述したように本例のカバー装置は表裏方向のいずれかの
方向からも選択的に端子カバー6を端子装置に装着する
ことができるものであり、従って、開閉器の配設状態に
合わせて配設位置が変化する端子螺子5等の導電部分の
上記配設位置の如何に関わらず、端子装置に装着した端
子カバー6により上記端子螺子5等の導電部分が端子装
置から露出することを確実に防ぐことができ、人が誤っ
て端子装置の導電部分に触れたりするようなことをなく
すことができて回路遮断器の安全性を確保することがで
きるものである。ここで、端子カバー6及び端子装置は
上述したようにいずれも器体1の幅方向に線対称形状を
していることから、同一の端子カバー6を端子装置の表
面側または裏面側に装着しても、確実に横壁6aを隔壁
2の表面端部または裏面端部に当接させると共に縦壁6
bを隔壁2の突出先端面に当接させることができるもの
であり、横壁6aにより端子装置の表面側または裏面側
から導電部分を確実に塞ぐことができるものである。ま
たそのとき、上記縦壁6bの切欠部13は端子装置の凹
設部分に合わせて位置させ得るものであって接続導体を
上記縦壁6bの切欠部13を挿通させて端子装置の導電
部分にスムーズに導入させることを確保することもでき
るものである。
装着した際には、端子カバー6は引掛部7を第1の係止
部8または第2の係止部9に係止させると共に脚部11
を係合部10に係合させて端子装置に装着されているも
のであるが、上記係止・係合が同一の隔壁2(本例では
器体1の幅方向両端部に位置させた隔壁2a)において
行われており、上記係合部分及び係止部分間の間隔が狭
くできるものであって、つまり、脚部11及び引掛部7
とで隔壁2を挟み込む構造にしていることから、端子カ
バー6の端子装置への装着が強固に行われているのであ
る。
に位置させた隔壁2aにおいて係合・係止して端子装置
に装着した端子カバー6は容易に取り外しができるもの
である。この端子カバー6を端子装置から取り外す際に
は引掛部7と係止部8,9との係止状態を外すことでな
されるものであり、具体的には、脚部11を支点として
端子カバー6の縦壁6bを隔壁2から離す方向に撓ませ
て行われるものであるが、端子カバー6の幅方向側端部
は自由端であることから、上記端子カバー6の幅方向側
端部では撓みを大きくとれるものであって、引掛部7と
係止部8,9との係止を容易に外すことができるもので
あり、端子カバー6を端子装置から取り外す作業を容易
に行わせることができるものである。
閉器の端子カバー装置にあっては、開閉器の器体の側部
に隔壁によって区分けされるように端子板を配設すると
共に端子板の表面及び裏面のどちら側からでも接続導体
を締め付けるように端子螺子を螺合して端子装置を形成
し、この端子螺子をその締付方向側から塞ぐような横壁
と、この横壁のうち接続導体の端子装置への導入方向側
の端部から上記横壁に対して直交方向に延出した縦壁と
で端子カバーを側面視略L字状に一体に形成し、開閉器
に係止する引掛部を上記端子カバーに設け、横壁を上側
として端子カバーを端子装置の表面側に取着するときに
引掛部を係止する第1の係止部と、横壁を下側として端
子カバーを端子装置の裏面側に取着するときに引掛部を
係止する第2の係止部と、を上記開閉器に設けたので、
端子カバーを端子装置の表面側に装着する際には引掛部
を第1の係止部に係止させ、端子カバーを端子装置の裏
面側に装着する際には引掛部を第2の係止部に係止させ
ることができ、すなわち、開閉器の配設状態に合わせて
配設位置が変化する端子螺子等の導電部分の上記配設位
置の如何にも関わらず、上記導電部分を確実に上記端子
カバーで塞ぐことができるものであって、人が上記導電
部分に誤って触れることを防いで閉塞器の安全性を向上
させるものである。
子カバー装置にあっては、請求項1の効果に加えて、上
記隔壁に表面から裏面に連通する係合部を設けると共に
上記隔壁の突出先端面に上記第1の係止部及び第2の係
止部を設け、上記端子カバーに係合部に係合する脚部を
設けたので、端子カバーの端子装置への装着の際に、ま
ず、端子カバーの脚部を隔壁の係合部に係合させて端子
カバーが端子装置に位置決めされるものであり、そのま
ま端子カバーを裏又は表方向にスライド移動させること
で引掛部を第1の係止部又は第2の係止部に係止させて
端子カバーが端子装置に装着されるものであり、端子カ
バーを端子装置に容易に装着することができる。
子カバー装置にあっては、請求項2の効果に加えて、上
記係合部と第1の係止部及び第2の係止部とを同一の隔
壁に形成すると共に、上記脚部及び引掛部を上記係合部
及び第1の係止部又は第2の係止部に各々対応する位置
の端子カバーに形成したので、端子カバーを同一の隔壁
に係合・係止することができ、つまり、脚部及び引掛部
とで隔壁を挟み込むように端子カバーを端子装置に装着
させることができるものであり、係合部分及び係止部分
間の間隔が狭い関係上、端子カバーの端子装置への装着
が強固に行われるものである。
子カバー装置にあっては、請求項3の効果に加えて、上
記端子カバーに設けた脚部及び引掛部間に対応する位置
に通孔を形成したので、端子カバーの脚部及び引掛部の
位置が常に上面から確認できるものであり、端子カバー
を端子装置に装着する際、特に脚部を係合部に挿入する
際に便利である。
子カバー装置にあっては、請求項3または請求項4の効
果に加えて、上記係合部と第1の係止部及び第2の係止
部とを幅方向側端部に位置した隔壁に各々形成したの
で、引掛部と係止部との係止を外す際には、脚部を支点
として端子カバーの縦壁を隔壁から離す方向に撓ませて
行われるものであるが、端子カバーの幅方向側端部は自
由端であることから、上記端子カバーの幅方向側端部で
は撓みを大きくとれるものであって、引掛部と係止部と
の係止を容易に外すことができるものであり、端子カバ
ーを端子装置から取り外す作業を容易に行わせることが
できるものである。
路遮断器の端子装置の表面側に端子カバーを装着する前
の状態を示す斜視図である。
バーを装着した状態を示す部分側面断面図である。
バーを装着する前の状態を示す斜視図である。
バーを装着した状態を示す部分側面断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 開閉器の器体の側部に隔壁によって区分
けされるように端子板を配設すると共に端子板を配設す
ると共に上記端子板の表面及び裏面のどちら側からでも
接続導体を締め付けるように端子螺子を螺合して端子装
置を形成し、この端子螺子をその締付方向側から塞ぐよ
うな横壁と、この横壁のうち接続導体の端子装置への導
入方向側の端部から上記横壁に対して直交方向に延出し
た縦壁とで端子カバーを側面視略L字状に一体に形成
し、開閉器に係止する引掛部を上記端子カバーに設け、
横壁を上側として端子カバーを端子装置の表面側に取着
するときに引掛部を係止する第1の係止部と、横壁を下
側として端子カバーを端子装置の裏面側に取着するとき
に引掛部を係止する第2の係止部と、を上記開閉器に設
けたことを特徴とする開閉器の端子カバー装置。 - 【請求項2】 上記隔壁に表面から裏面に連通する係合
部を設けると共に上記隔壁の外面に上記第1の係止部及
び第2の係止部を設け、上記端子カバーに係合部に係合
する脚部を設けたことを特徴とする請求項1記載の開閉
器の端子カバー装置。 - 【請求項3】 上記係合部と第1の係止部及び第2の係
止部とを同一の隔壁に形成すると共に、上記脚部及び引
掛部を上記係合部及び第1の係止部又は第2の係止部に
各々対応する位置の端子カバーに形成したことを特徴と
する請求項2記載の開閉器の端子カバー装置。 - 【請求項4】 脚部及び引掛部間に対応する位置の上記
端子カバーに通孔を形成したことを特徴とする請求項3
記載の開閉器の端子カバー装置。 - 【請求項5】 上記係合部と第1の係止部及び第2の係
止部とを器体の幅方向側端部に位置した隔壁に各々形成
したことを特徴とする請求項3または請求項4記載の開
閉器の端子カバー装置。
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