JP2002163972A - 開閉器の端子カバー装置 - Google Patents

開閉器の端子カバー装置

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    • H01H9/0264Protective covers for terminals

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子装置から端子カバーを外す作業を容易に
することができる開閉器の端子カバー装置を提供する。 【解決手段】 器体1の側部に複数の隔壁2を器体1の
幅方向に並設する。上記隔壁2の間に接続導体を接続し
得る端子板3を配設する。上記隔壁2の上面に係合部4
を凹設すると共に隔壁2の外端面に係止部5を設けて端
子装置を形成する。上記端子装置を覆う端子カバー6を
端子装置の上面を塞ぐ横壁6aと上記横壁6aの端部か
ら垂下させた縦壁6bとで側面視略逆L字状に形成す
る。係合部4に上方から挿入して係合させる脚部7を横
壁6aに設ける。係止部5に係止させる引掛部8を縦壁
6bに設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路遮断器や電磁
接触器等の開閉器の端子カバー装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、回路遮断器や電磁接触器(以
下、総称して開閉器という)にあっては、その器体の側
部に設けた端子装置に接続導体である電源線を接続し、
その後、上記端子装置には端子カバーを装着して人が上
記接続導体に触れ得ないようにして開閉器の安全性の向
上を図っているものである。このような開閉器の端子カ
バー装置において、端子カバーを端子装置に容易に且つ
強固に装着することを期したものとして実開平4−12
3024号がある。この例においては、開閉器のうち回
路遮断器の場合を示すものであり、図3に示すように、
器体1の側部に上下に亘る隔壁2を複数並設し、器体1
に内装した開閉接点や開閉機構と連結した端子板3を上
記隔壁2の間に配設し、上記隔壁2のうち器体1の幅方
向両側端部に配置した隔壁2aの幅方向の外側面に凹溝
状の係合溝20を上下に亘って形成すると共に隔壁2の
外側面に被係止部21を凹設して端子装置を形成し、一
方、上記端子装置の上面を塞ぐ横壁6a'と上記横壁6
a'から垂下した縦壁6b'とで逆L字状に形成した端子
カバー6'には、上記端子カバー6'の幅方向両側端部の
縁部において縦壁6b'の上下に亘って横壁に沿わせて
挟持片22を形成すると共に上記一対の挟持片22の対
向面に上下に亘って突条係合部23を突設し、縦壁6
b'に上下に一対の切り込み26を入れて弾性片24を
形成すると共に上記弾性片24の内面側に係止部25を
突設し、上記一対の挟持片22の突条係合部23を係合
溝20に係合させると共に弾性片24の係止部25を被
係止部21に係止させて端子カバー6'を端子装置に装
着させているものである。このように、端子カバー6'
と端子装置との装着は係止及び係合の2カ所で成されて
いるものであり、端子カバー6'を端子装置に強固に装
着させているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た端子カバー装置にあっては、端子カバー6'を端子装
置から取り外すときには、一方の手で弾性片24を隔壁
2から離れる方向に撓ませることで係止部25と被係止
部21との係止を外しつつ、他方の手により端子カバー
6'を持ち上げることで行われるものである。つまり、
この例においては、両手を使用しなければ端子装置から
端子カバー6'を取り外すことができないものであっ
て、作業上、両手が塞がれることによる不具合が生じる
といった問題があった。
【0004】本発明は、かかる事由に鑑みて成されたも
のであり、その目的とするところは、端子装置から端子
カバーを外す作業を容易にすることができる開閉器の端
子カバー装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る開閉器の端子カバー装置は、器体1の側
部に複数の隔壁2を器体1の幅方向に並設し、上記隔壁
2の間に接続導体(図示せず)を接続し得る端子板3を
配設し、上記隔壁2の上面に係合部4を凹設すると共に
隔壁2の外端面に係止部5を設けて端子装置を形成し、
上記端子装置を覆う端子カバー6を端子装置の上面を塞
ぐ横壁6aと上記横壁6aの端部から垂下させた縦壁6
bとで側面視略逆L字状に形成し、係合部4に上方から
挿入して係合させる脚部7を横壁6aに設け、係止部5
に係止させる引掛部8を縦壁6bに設けたことを特徴と
する。これにより、係合部4に脚部7を係合すると共に
係止部5に引掛部8を係止して端子装置に装着した端子
カバー6を端子装置から取り外すには、縦壁6bを摘ん
で横壁6aの脚部7を支点として縦壁6bを隔壁2から
離す方向に撓ませて(矢印A)係止部7に係止した引掛
部8を外し、そのままカバー6を上方に持ち上げること
により行われるものであり、縦壁6bを撓ませることと
端子カバー6を持ち上げるのが同一の手、つまり片手の
み、を使用することで行わせることができるものであ
り、このように、端子カバー6を端子装置から片手のみ
で容易に取り外すことができるものである。
【0006】また、本発明の請求項2に係る開閉器の端
子カバー装置は、請求項1において、上記係合部4と係
止部5とを同一の隔壁2に形成するとともに、上記脚部
7及び引掛部8を上記係合部4及び係止部5に各々対応
する位置の端子カバー6に形成したことを特徴とする。
これにより、端子カバー6を同一の隔壁2に係合・係止
することができ、つまり、脚部7及び引掛部8とで隔壁
2を挟み込む構造にすることができる。
【0007】また、本発明の請求項3に係る開閉器の端
子カバー装置は、請求項2において、脚部7及び引掛部
8間に対応する位置の端子カバー6に通孔9を形成した
ことを特徴とする。これにより、端子カバー6の脚部7
及び引掛部8の位置が常に上面から確認できるものであ
り、端子カバー6を端子装置に装着する際、特に脚部7
を係合部4に挿入する際に便利である。
【0008】また、本発明の請求項4に係る開閉器の端
子カバー装置は、請求項2又は請求項3において、上記
係合部4と係止部5とを器体1の幅方向側端部に位置し
た隔壁2aに各々形成したことを特徴とする。これによ
り、引掛部8と係止部5との係止を外す際には端子カバ
ー6の縦壁6bを隔壁2から離れる方向に撓ませて行わ
れるものであるが、端子カバー6の幅方向側端部は自由
端であることから、上記端子カバー6の幅方向側端部で
は撓みを大きくとれるものであって、引掛部8と係止部
5との係止を容易に外すことができるものであり、端子
カバー6を端子装置から取り外す作業を容易に行わせる
ことができるものである。
【0009】また、本発明の請求項5に係る開閉器の端
子カバー装置は、請求項4において、上記幅方向側端部
に位置した隔壁2aの上端面を他の隔壁2の上端面に対
して下方位置に位置させたことを特徴とする。これによ
り、端子カバー6の幅方向側端部を下方に撓まるように
弾性変形をさせた状態で引掛部8と係止部5とを係止さ
せて端子カバー6を端子装置に装着すると、端子カバー
6の弾性変形に伴う弾性力により引掛部8と係止部5と
を更に強固に係止させることができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0011】図1乃至2に本発明の実施の形態の例を示
す。本実施例は、開閉器の一例として回路遮断器を示す
ものである。この回路遮断器は、その器体1が上部筐体
1aと下部筐体1bとを一体に結合させて構成されるも
のであり、上記上部筐体1aと下部筐体1bとの間に開
閉接点及び開閉機構を配置し、上記器体1の両側部に上
記開閉接点及び開閉機構に電線等の接続導体を電気的に
連結させる端子装置を配置して構成されるものである。
なお、上記器体1は樹脂等の絶縁体で形成されている。
【0012】この端子装置は、水平板状の端子台10が
器体1の上下方向の略中央部から突設されると共に、器
体1の上下方向に亘って形成された複数の隔壁2が器体
1の幅方向に等間隔に配置され、上記複数個の隔壁2に
より上記端子台10を区分けして複数の部屋状の凹設部
分を並設している。なお、上記複数の隔壁2のうち、幅
方向の両側端部に位置した隔壁2aは他の隔壁2と比較
して上下方向に短く形成され、上記一対の隔壁2aの上
端面は他の隔壁2の上端面に対して下方位置に位置され
ている。そして、この凹設部分の端子台10には、その
表面を被覆するようにコ字状金属片の端子板4が配設さ
れ、上記端子台10及び端子板4を上下方向に貫通する
端子螺子11が端子台10に対して螺合している。ここ
で、端子板4は器体1に内装した開閉接点や開閉機構に
電気的に連結しているものであり、また、端子台10及
び端子板3を貫通して螺合した端子螺子11はその頭部
11aと端子板3との間に接続導体(図示せず)を挟持
させるものであり、上記端子螺子11と端子板3とで挟
持された接続導体は端子板3を介して上記開閉接点や開
閉機構に電気的に接続されるものである。
【0013】上記のような端子装置には、接続導体、端
子板3及び端子螺子11等の導電部分を人が触れないよ
うにする安全上の理由から、上記導電部分の露出を塞ぐ
ように端子カバー6を端子装置の上面から被覆するよう
に装着されるものである。この端子カバー6は、扁平板
状に形成された横壁6aと上記横壁6aの端部から上記
横壁6aに対して直交方向に延出した縦壁6bとを側面
視略L字状に一体に形成したものである。ここで、縦壁
6bには接続導体を端子装置の凹設部分の導電部分に導
入するための切欠部12が端子装置の凹設部分に対応し
て複数形成されており、このため、縦壁6bは正面視略
櫛型形状をしているものである。
【0014】上述したように端子装置には上記端子カバ
ー6が上面から被覆するように装着されるものである
が、この端子装置と端子カバー6との取付構造を以下に
示す。
【0015】端子装置においては、器体1の幅方向両側
端部に位置した隔壁2aに上面に開口すると共に上下方
向に穿設された孔状の係合部4を設け、また、上記隔壁
2aの外面(隔壁2aの器体1からの突出方向の先端
面)の中央部分に上下に亘って凹条溝13を凹設し、こ
の凹条溝13は上面端部近傍で溝深さを浅く形成して段
部14を形成している。この凹条溝13内の段部14は
係止部5を構成している。横壁6aと縦壁6bとの間に
係止部5に係止される引掛部8を形成している。ここ
で、脚部7は横壁6aから略垂直方向に突出した柱状体
で形成されたものであり、また、引掛部8は横壁6aと
縦壁6bとの間に連結して配置された板状片で形成され
たものであり、横壁6a及び縦壁6bから離れた位置の
角部には段部14に引っ掛ける爪部15が形成されてい
る。また、端子カバー6に設けた脚部7及び引掛部8間
に対応する位置、つまり、横壁6aの幅方向両側端部に
は横壁6aを貫通する通孔9が設けられている。
【0016】上記端子カバー6の端子装置への装着は、
横壁6aの脚部7を隔壁2aの係合部4に挿入して係合
させて端子装置への端子カバー6の装着の際の位置決め
を行い、そして、縦壁6bの引掛部8を隔壁2aの凹条
溝13に沿わせて端子カバー6を端子装置の下方向にス
ライド移動させ、横壁6aを隔壁2の上面に当接させる
と共に縦壁6bを隔壁2の外面に当接させるようにして
引掛部8の爪部15を係止部5の段部14に係止させて
行われるものである。なお、通孔9により端子カバー6
の脚部7及び引掛部8の位置は常に上面から確認できる
ものであり、端子カバー6の横壁6aの脚部7を隔壁2
aの係合部8に挿入する際の目印となり便利が良いもの
である。上述したように端子装置に装着された端子カバ
ー6は、脚部7と係合部4との係合により端子装置の左
右方向に規制をされるものであり、また、引掛部8と係
止部5の係止により端子装置の上方向に規制をされるも
のであり、また、横壁6aと隔壁2の上面との当接によ
り端子装置の下方向に規制をされるものであり、このよ
うに上下左右方向に規制をされていることから、端子装
置に装着された端子カバー6は強固に装着されているも
のである。
【0017】ここで、本例では、係合部4及び係止部5
がそれぞれ器体1の幅方向両側端部に位置した隔壁2a
に設けられて脚部7及び引掛部8と係合・係止して端子
装置に端子カバー6を装着していることから、端子装置
への端子カバー6の取付構造は上記脚部7と引掛部8と
で隔壁2aを挟み込む構造になっており、端子装置への
端子カバー6の装着は強固に行われているものである。
【0018】上述したように、係合部4に脚部7を係合
すると共に係止部5に引掛部8を係止して端子装置に装
着した端子カバー6を端子装置から取り外すには、縦壁
6bを摘んで横壁6aの脚部7を支点として縦壁6bを
隔壁2から離す方向(矢印A)に撓ませて係止部7に係
止した引掛部8を外し、そのまま端子カバー6を上方に
持ち上げることにより行われるものである。このように
縦壁6bを隔壁2から離す方向(矢印A)に撓ませた際
には、縦壁6bよりも上位置に位置した横壁6aの脚部
7が支点とすることで結果的に端子カバー6に上方向の
力を加えることになり、そのまま端子カバー6を上方に
持ち上げる動作を連続して行うことができるものであ
り、縦壁6bを撓ませること及び端子カバー6を持ち上
げることとを同一の手、つまり片手のみで行わすことが
できるものであり、端子カバー6を端子装置から片手の
みで容易に取り外すことができるものであり、作業上両
手が塞がれることによって生じる恐れのあった不具合を
解消するものである。
【0019】ここで、本例では、係合部4及び係止部5
を器体1の幅方向側端部に位置した隔壁2aに各々形成
してあり、上記係止部5に係止するために係止部5の配
置位置に対応して端子カバー6に設ける引掛部8は端子
カバー6の縦壁6bの幅方向側端部に位置させて設けら
れるものであり、端子カバー6の幅方向側端部は自由端
であることから、上記端子カバー6の幅方向側端部の撓
みは大きくすることができるものであって引掛部8と係
止部5との係止を容易に外すことができる構造になって
いるものである。
【0020】また、本例では、並設された隔壁2のうち
幅方向側端部に位置した隔壁2aの上面が他の隔壁2の
上面に比べて低い位置に位置しており、そして、端子カ
バー6の横壁6aは隔壁2の上面に当接して端子装置に
装着されるものであることから、上記他の隔壁2の上面
に当接した端子カバー6の横壁6aは幅方向側端部に位
置した隔壁2aの上面には当接しないものであり、つま
り、端子カバー6の撓みを上記幅方向側端部の部分で更
に大きくとることができ、引掛部8と係止部5との係止
を更に容易に外すことができる構造になっているもので
ある。
【0021】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の開
閉器の端子カバー装置にあっては、器体の側部に複数の
隔壁を器体の幅方向に並設し、上記隔壁の間に接続導体
(図示せず)を接続し得る端子板を配設し、上記隔壁の
上面に係合部を凹設すると共に隔壁の外端面に係止部を
設けて端子装置を形成し、上記端子装置を覆う端子カバ
ーを端子装置の上面を塞ぐ横壁と上記横壁の端部から垂
下させた縦壁とで側面視略逆L字状に形成し、係合部に
上方から挿入して係合させる脚部を横壁に設け、係止部
に係止させる引掛部を縦壁に設けたので、このように係
合部に脚部を係合すると共に係止部に引掛部を係止して
端子装置に装着した端子カバーを端子装置から取り外す
には、縦壁を摘んで横壁の脚部を支点として縦壁を隔壁
から離す方向に撓ませて係止部に係止した引掛部を外
し、そのままカバーを上方に持ち上げることにより行わ
れるものであり、縦壁を撓ませることと端子カバーを持
ち上げるのが同一の手、つまり片手のみ、を使用するこ
とで行わせることができるものであり、このように、端
子カバーを端子装置から片手のみで容易に取り外すこと
ができるものであり、作業上両手が塞がれることによっ
て生じる恐れのあった不具合を解消するものである。
【0022】また、本発明の請求項2記載の開閉器の端
子カバー装置にあっては、請求項1の効果に加えて、上
記係合部と係止部とを同一の隔壁に形成するとともに、
上記脚部及び引掛部を上記係合部及び係止部に各々対応
する位置の端子カバーに形成したので、端子カバーを同
一の隔壁に係合・係止することができ、つまり、脚部及
び引掛部とで隔壁を挟み込む構造にすることができ、端
子装置への端子カバー6の装着を強固に行わせることが
できるものである。
【0023】また、本発明の請求項3記載の開閉器の端
子カバー装置にあっては、請求項2の効果に加えて、脚
部及び引掛部間に対応する位置の端子カバーに通孔を形
成したので、端子カバーの脚部及び引掛部の位置が常に
上面から確認できるものであり、端子カバーを端子装置
に装着する際、特に脚部を係合部に挿入する際に便利で
ある。
【0024】また、本発明の請求項4記載の開閉器の端
子カバー装置にあっては、請求項2または請求項3の効
果に加えて、上記係合部と係止部とを器体の幅方向側端
部に位置した隔壁に各々形成したので、引掛部と係止部
との係止を外す際には端子カバーの縦壁を隔壁から離れ
る方向に撓ませて行われるものであるが、端子カバーの
幅方向側端部は自由端であることから、上記端子カバー
の幅方向側端部では撓みを大きくとれるものであって、
引掛部と係止部との係止を容易に外すことができるもの
であり、端子カバーを端子装置から取り外す作業を容易
に行わせることができるものである。
【0025】また、本発明の請求項5記載の開閉器の端
子カバー装置にあっては、請求項4の効果に加えて、上
記幅方向側端部に位置した隔壁の上端面を他の隔壁の上
端面に対して下方位置に位置させたので、端子カバーの
幅方向側端部を下方に撓まるように弾性変形をさせた状
態で引掛部と係止部とを係止させて端子カバーを端子装
置に装着すると、端子カバーの弾性変形に伴う弾性力に
より引掛部と係止部とを更に強固に係止させることがで
きるものであって、更に、端子カバー6を端子装置に強
固に装着することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例を示すものであり、端
子装置に端子カバーを装着する前の状態を示す斜視図で
ある。
【図2】同上の端子装置に端子カバーを装着した状態の
側面部分断面図である。
【図3】従来技術の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 器体 2 隔壁 3 端子板 4 係合部 5 係止部 6 端子カバー 6a 横壁 6b 縦壁 7 脚部 8 引掛部 9 通孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器体の側部に複数の隔壁を器体の幅方向
    に並設し、上記隔壁の間に接続導体を接続し得る端子板
    を配設し、上記隔壁の上面に係合部を凹設すると共に隔
    壁の外端面に係止部を設けて端子装置を形成し、上記端
    子装置を覆う端子カバーを端子装置の上面を塞ぐ横壁と
    上記横壁の端部から垂下させた縦壁とで側面視略逆L字
    状に形成し、係合部に上方から挿入して係合させる脚部
    を横壁に設け、係止部に係止させる引掛部を縦壁に設け
    たことを特徴とする開閉器の端子カバー装置。
  2. 【請求項2】 上記係合部と係止部とを同一の隔壁に形
    成するとともに、上記脚部及び引掛部を上記係合部及び
    係止部に各々対応する位置の端子カバーに形成したこと
    を特徴とする請求項1記載の開閉器の端子カバー装置。
  3. 【請求項3】 脚部及び引掛部間に対応する位置の端子
    カバーに通孔を形成したことを特徴とする請求項2記載
    の開閉器の端子カバー装置。
  4. 【請求項4】 上記係合部と係止部とを器体の幅方向側
    端部に位置した隔壁に各々形成したことを特徴とする請
    求項2又は請求項3記載の開閉器の端子カバー装置。
  5. 【請求項5】 上記幅方向側端部に位置した隔壁の上端
    面を他の隔壁の上端面に対して下方位置に位置させたこ
    とを特徴とする請求項4記載の開閉器の端子カバー装
    置。
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