JPH04123024U - 開閉器の端子カバー装置 - Google Patents
開閉器の端子カバー装置Info
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- JPH04123024U JPH04123024U JP1928191U JP1928191U JPH04123024U JP H04123024 U JPH04123024 U JP H04123024U JP 1928191 U JP1928191 U JP 1928191U JP 1928191 U JP1928191 U JP 1928191U JP H04123024 U JPH04123024 U JP H04123024U
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- 238000005192 partition Methods 0.000 claims abstract description 16
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims abstract description 7
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 開閉器の端子装置13間に介在する隔壁11が薄
くなっても端子カバー2の着脱が簡単に行える。 【構成】 開閉器の端子装置13間を区切る隔壁11の外面
に係止部15を形成し、さらに端子装置13を包囲する端子
カバー2に下方が固定で上方が可動とする立上り片25を
形成すると共にこの立上り片25に端子カバー2の内側に
突出して開閉器の係止部15に係合する引掛部26を形成す
る。また、端子カバー2の立上り片25の上端を端子カバ
ー2上面より突出させると共に立上り片25の上端近傍に
封印線3の貫通孔27を形成し、さらに立上り片25の内側
の位置で端子カバー2の上面より立上る封印線3の貫通
孔28を形成した止め片29を形成する。
くなっても端子カバー2の着脱が簡単に行える。 【構成】 開閉器の端子装置13間を区切る隔壁11の外面
に係止部15を形成し、さらに端子装置13を包囲する端子
カバー2に下方が固定で上方が可動とする立上り片25を
形成すると共にこの立上り片25に端子カバー2の内側に
突出して開閉器の係止部15に係合する引掛部26を形成す
る。また、端子カバー2の立上り片25の上端を端子カバ
ー2上面より突出させると共に立上り片25の上端近傍に
封印線3の貫通孔27を形成し、さらに立上り片25の内側
の位置で端子カバー2の上面より立上る封印線3の貫通
孔28を形成した止め片29を形成する。
Description
【0001】
本考案は、回路遮断器或いは電磁接触器等の開閉器の端子カバー装置に関する
。
【0002】
一般にこの種の開閉器は、器体上面の側辺に装備した端子装置に電源線を接続
すると、素人が触れないよう端子カバーを装着して、安全性の向上を図る場合が
ある。操作ハンドルのように手動操作を行う回路遮断器にあっては、端子カバー
を装備することが多い。
【0003】
従来、端子カバーを開閉器に装着する場合には、取付ネジを開閉器の端子装置
間に介在する隔壁に螺合して行われている。しかしながら、端子カバーを取付ネ
ジにより開閉器に装着するならば、端子カバーの取付け取外しが面倒なものとな
り、作業性の低下に繋がっていた。
【0004】
そこで、端子カバーの取付け取外しが簡素化出来るように、開閉器の端子装置
間に介在する隔壁に係合部を形成した孔を形成し、この孔に端子カバーから垂下
させた略U字形の引掛片を挿入して係合部に係合させる構成が提案された。
【0005】
しかして、上述の開閉器の隔壁に形成した孔に端子カバーの引掛片を挿入して
係合させる構成にあっては、開閉器の外形を同一の大きさで更に電流容量を大き
くするならば、電流容量の大きさに伴って端子装置を大きくしなければならない
関係から、その分隔壁が薄くなって、端子カバーの略U字形の引掛片を挿入して
十分係合させるだけの大きさの孔が隔壁に形成出来なくなってきた。
【0006】
したがって、電流容量を大きくした開閉器では、端子カバーの装着構成を変え
なければならない問題が発生する。
【0007】
本考案は、かかる事由に鑑みて成したもので、その目的とするところは、開閉
器の端子装置間に介在する隔壁が薄くなっても端子カバーの着脱が簡単に行える
開閉器の端子カバー装置を提供することにある。
【0008】
かかる課題を解決するため、請求項1記載の開閉器の端子カバー装置は、開閉
器の隔壁の外面に係止部を形成し、さらに端子カバーに下方が固定で上方が可動
とする立上り片を形成すると共にこの立上り片に端子カバーの内側に突出して開
閉器の係止部に係合する引掛部を形成してなるものである。
【0009】
さらに、請求項2記載の開閉器の端子カバー装置は、請求項1記載のものに加
え、端子カバーの立上り片の上端を端子カバー上面より突出させると共に立上り
片の上端近傍に封印線の貫通孔を形成し、さらに立上り片の内側の位置で端子カ
バーの上面より立上る前記封印線の貫通孔を形成した止め片を形成してなるもの
である。
【0010】
請求項1記載の開閉器の端子カバー装置は、開閉器の係止部に、端子カバーの
引掛部が係合すると、端子カバーの上方の抜けが抑制されるので、簡単に端子カ
バーの取付け取外しが行え、しかも開閉器の係止部を隔壁の外面に位置させてい
る関係から隔壁が薄くなっても端子カバーの引掛部の係合が行える。
【0011】
請求項2記載の開閉器の端子カバー装置は、さらに、別部品を用いなくとも封
印線を挿通させて縛ることで、端子カバーの立上り片を内側に締め付けて、端子
カバーの引掛部と開閉器の係止部との係合を確保でき、封印を行うことが可能と
なる。
【0012】
以下、請求項1及び請求項2記載の一実施例を図面第1図乃至第3図に基づき
説明する。
【0013】
回路遮断器或いは電磁接触器等の開閉器の器体1上面の一側辺に隔壁11により
区分けされた凹所12を複数形成し、この凹所12に外部導体を接続する端子装置13
を複数装備している。さらに、この器体1の外側の隔壁11には、縁部外面に上下
方向の溝でなる嵌入部14が形成され、さらに、内側の隔壁11の外面には、凹所で
なる係止部15が形成されている。
【0014】
また、この開閉器の器体1には、器体1上面を覆う水平片21と器体1の一側面
を覆う外部導体の出入開口を形成した垂直片22とで略L字を成した端子カバー2
が装着され、端子装置13を包囲している。この垂直片22の両側縁は水平片21側に
曲込まれて内側に上下方向の突起23が形成され、嵌入部14に上方から嵌入されて
開閉器の器体1に端子カバー2を装着する。
【0015】
さらに、垂直片22には、上方から切溝24を形成して、下方が固定で上方が可動
とする立上り片25が形成され、さらにこの立上り片25には、内側に突出する引掛
部26が形成されて、端子カバー2を開閉器の器体1に上方より装着した際に、器
体1の係止部15に係合し、端子カバー2の上方への外れが阻止される。
【0016】
この立上り片25の上端は、端子カバー2の水平片21上面より突出させると共に
立上り片25の上端近傍に貫通孔27を形成している。また、立上り片25の内側、す
なわち切溝24の内側縁に水平片21上面より立上る貫通孔28を形成した止め片29が
形成されている。さらに、立上り片25の上端の貫通孔27及び止め片29の貫通孔28
には封印線3が挿通し、封印線3の結線により立上り片25を内側に締めつけて、
封印が行われる。
【0017】
尚、一実施例では、端子カバー2を器体1に上方より嵌入するために、嵌入部
14を器体1の外側の隔壁11の縁部外面に設け且つ突起23を端子カバー2の垂直片
22の外側に設けたが、嵌入部14を内側に向かって広くなる蟻溝として器体1の内
側の隔壁11の外面に設け、この蟻溝状の嵌入部14に対応させて突起23を端子カバ
ー2に形成するものでもよい。
【0018】
また、この嵌入部14を器体1の隔壁11に形成した器体1取付用ネジが入る取付
孔16とし、突起23を端子カバー2の水平片21の下面から垂下する柱状突起として
もよい。
【0019】
かように、請求項1記載の開閉器の端子カバー装置は、開閉器の隔壁の外面に
係止部を形成し、さらに端子カバーに下方が固定で上方が可動とする立上り片を
形成すると共にこの立上り片に端子カバーの内側に突出して開閉器の係止部に係
合する引掛部を形成したので、開閉器の係止部に端子カバーの引掛部が係合する
と端子カバーの上方の抜けが抑制されるから、立上り片の操作によって簡単に端
子カバーの取付け取外しが行え、しかも開閉器の係止部を隔壁の外面に位置させ
ている関係から隔壁が薄くなっても端子カバーの引掛部の係合が行え、もって開
閉器の外形を同一の大きさで更に電流容量を大きくした場合でも、端子カバーを
同一のもので行うことが可能となる。
【0020】
さらに、請求項2記載の開閉器の端子カバー装置は、請求項1記載のものに加
え、端子カバーの立上り片の上端を端子カバー上面より突出させると共に立上り
片の上端近傍に封印線の貫通孔を形成し、さらに立上り片の内側の位置で端子カ
バーの上面より立上る前記封印線の貫通孔を形成した止め片を形成したので、さ
らに、別部品を用いなくとも封印線を挿通させて縛ることで、端子カバーの立上
り片を内側に締め付けて、端子カバーの引掛部と開閉器の係止部との係合を確保
でき、封印を行うことが可能となる。
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】第1図の端子カバーを装着した状態の断面正面
図である。
図である。
【図3】第1図の端子カバーを装着する寸前の状態の断
面正面図である。
面正面図である。
1 器体
11 隔壁
12 凹所
13 端子装置
14 嵌入溝
15 係止部
16 取付孔
2 端子カバー
21 水平片
22 垂直片
23 突起
24 切溝
25 立上り片
26 引掛部
27 貫通孔
28 貫通孔
29 止め片
3 封印線
Claims (2)
- 【請求項1】 器体上面の一側辺に隔壁により区分けし
て外部導体を接続する端子装置を複数装備すると共に隔
壁に上下方向の嵌入部を形成した開閉器と、この開閉器
の嵌入部に上方から嵌入されて端子装置を包囲する端子
カバーとで構成した開閉器の端子カバー装置に於いて、
前記開閉器の隔壁の外面に係止部を形成し、さらに前記
端子カバーに下方が固定で上方が可動とする立上り片を
形成すると共にこの立上り片に端子カバーの内側に突出
して前記開閉器の係止部に係合する引掛部を形成したこ
とを特徴とする開閉器の端子カバー装置。 - 【請求項2】 端子カバーの立上り片の上端を端子カバ
ー上面より突出させると共に立上り片の上端近傍に封印
線の貫通孔を形成し、さらに立上り片の内側の位置で端
子カバーの上面より立上る前記封印線の貫通孔を形成し
た止め片を形成したことを特徴とする請求項1の開閉器
の端子カバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991019281U JP2536922Y2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 開閉器の端子カバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991019281U JP2536922Y2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 開閉器の端子カバー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04123024U true JPH04123024U (ja) | 1992-11-06 |
JP2536922Y2 JP2536922Y2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=31905591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991019281U Expired - Fee Related JP2536922Y2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 開閉器の端子カバー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536922Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002163973A (ja) * | 2000-11-27 | 2002-06-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 開閉器の端子カバー装置 |
JP2017224453A (ja) * | 2016-06-14 | 2017-12-21 | 河村電器産業株式会社 | 回路遮断器 |
JP2021089808A (ja) * | 2019-12-02 | 2021-06-10 | 河村電器産業株式会社 | 端子カバー |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60140945A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-25 | Fujitsu Ltd | 異偏波信号除去制御方式 |
JPS6248640U (ja) * | 1985-09-13 | 1987-03-25 | ||
JPH02150679U (ja) * | 1989-05-22 | 1990-12-27 |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP1991019281U patent/JP2536922Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60140945A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-25 | Fujitsu Ltd | 異偏波信号除去制御方式 |
JPS6248640U (ja) * | 1985-09-13 | 1987-03-25 | ||
JPH02150679U (ja) * | 1989-05-22 | 1990-12-27 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002163973A (ja) * | 2000-11-27 | 2002-06-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 開閉器の端子カバー装置 |
JP2017224453A (ja) * | 2016-06-14 | 2017-12-21 | 河村電器産業株式会社 | 回路遮断器 |
JP2021089808A (ja) * | 2019-12-02 | 2021-06-10 | 河村電器産業株式会社 | 端子カバー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2536922Y2 (ja) | 1997-05-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |