JP2503590Y2 - 回路遮断器 - Google Patents
回路遮断器Info
- Publication number
- JP2503590Y2 JP2503590Y2 JP8186590U JP8186590U JP2503590Y2 JP 2503590 Y2 JP2503590 Y2 JP 2503590Y2 JP 8186590 U JP8186590 U JP 8186590U JP 8186590 U JP8186590 U JP 8186590U JP 2503590 Y2 JP2503590 Y2 JP 2503590Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit breaker
- recess
- blind plate
- opening
- electric wire
- Prior art date
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- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Breakers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、中性線欠相検出用或いは動作信号送出用の
電線を外部導出する回路遮断器に関する。
電線を外部導出する回路遮断器に関する。
一般に回路遮断器には、第3図のように、器体3の上
面4及び側面5の角部に、両壁6に挟まれた凹所7を形
成し、この凹所7の底部に外部導体接続用端子板8を装
備すると共にこの端子板8の奥側の凹所7側面に内部に
連通する開口9を形成し、さらに凹所7側面に位置して
両壁6に上面に連通すると共に開口9の上縁に引掛部10
を設けた挿入溝11を形成し、この挿入溝11に盲板12の両
側辺13を嵌込み、この盲板12の上辺14を引掛部10に当接
して開口9を閉塞させるものがあった。
面4及び側面5の角部に、両壁6に挟まれた凹所7を形
成し、この凹所7の底部に外部導体接続用端子板8を装
備すると共にこの端子板8の奥側の凹所7側面に内部に
連通する開口9を形成し、さらに凹所7側面に位置して
両壁6に上面に連通すると共に開口9の上縁に引掛部10
を設けた挿入溝11を形成し、この挿入溝11に盲板12の両
側辺13を嵌込み、この盲板12の上辺14を引掛部10に当接
して開口9を閉塞させるものがあった。
この回路遮断器において、例えば中性線の欠相を検出
して遮断する機能を内蔵する場合にはこの中性線欠相検
出用の電線を器体外部に導出する必要があり、また回路
遮断器の動作状態を外部表示する場合或いは回路遮断器
の動作に応じて他の電気機器を制御する場合にも動作信
号送出用の電線を外部導出する必要があった。
して遮断する機能を内蔵する場合にはこの中性線欠相検
出用の電線を器体外部に導出する必要があり、また回路
遮断器の動作状態を外部表示する場合或いは回路遮断器
の動作に応じて他の電気機器を制御する場合にも動作信
号送出用の電線を外部導出する必要があった。
このとき、丁度開口9が設けられている凹所7側面よ
り電線16が導出されることがあり、盲板12に切欠部15を
形成して挿通される。
り電線16が導出されることがあり、盲板12に切欠部15を
形成して挿通される。
しかして、上述の回路遮断器にあって、盲板12に形成
された切欠部15が側辺13に形成され電線16が挿通された
場合には、外部で電線16が上方に引上げられると、電線
16が盲板12の切欠部15の縁に引掛って電線16の引張力が
盲板12の上辺14を引掛部10から引外し、電線16の引張力
が盲板12を上方に引上げて、盲板12の抜外れを生じさせ
ることがあった。
された切欠部15が側辺13に形成され電線16が挿通された
場合には、外部で電線16が上方に引上げられると、電線
16が盲板12の切欠部15の縁に引掛って電線16の引張力が
盲板12の上辺14を引掛部10から引外し、電線16の引張力
が盲板12を上方に引上げて、盲板12の抜外れを生じさせ
ることがあった。
本考案は、かかる事由に鑑みて成したもので、その目
的とするところは、外部で電線が引上げられても盲板の
抜外れを生じさせない回路遮断器を提供することにあ
る。
的とするところは、外部で電線が引上げられても盲板の
抜外れを生じさせない回路遮断器を提供することにあ
る。
かかる課題を解決するため、本考案の回路遮断器は、
上面及び側面の角部に両壁に挟まれた凹所を形成し、こ
の凹所の底部に外部導体接続用端子板を装備すると共に
この端子板の奥側の凹所側面に内部に連通する開口を形
成し、さらに前記凹所側面に位置して前記両壁に上面に
連通すると共に前記開口の上縁に引掛部を設けた挿入溝
を形成する器体と、この器体の挿入溝に両側辺が嵌込ま
れ上辺が前記引掛部に当接して前記開口を閉塞する盲板
とで構成した回路遮断器に於いて、前記盲板の上辺に切
欠部を形成し、この切欠部を通して回路遮断器の内部装
置に接続された電線を導出してなるものである。
上面及び側面の角部に両壁に挟まれた凹所を形成し、こ
の凹所の底部に外部導体接続用端子板を装備すると共に
この端子板の奥側の凹所側面に内部に連通する開口を形
成し、さらに前記凹所側面に位置して前記両壁に上面に
連通すると共に前記開口の上縁に引掛部を設けた挿入溝
を形成する器体と、この器体の挿入溝に両側辺が嵌込ま
れ上辺が前記引掛部に当接して前記開口を閉塞する盲板
とで構成した回路遮断器に於いて、前記盲板の上辺に切
欠部を形成し、この切欠部を通して回路遮断器の内部装
置に接続された電線を導出してなるものである。
本考案の回路遮断器は、電線が外部で引張られても、
盲板の上辺に電線が位置することにより盲板の抜外れが
阻止され、確実な盲板の取着を行うことが可能となる。
盲板の上辺に電線が位置することにより盲板の抜外れが
阻止され、確実な盲板の取着を行うことが可能となる。
以下、本考案の一実施例を、図面第1図及び第2図に
基づき、従来の構成と同様のものには同符号付して、説
明する。
基づき、従来の構成と同様のものには同符号付して、説
明する。
器台1とカバー2とで構成される器体3の上面4及び
側面5の角部に、両壁6に挟まれた凹所7が形成され、
この凹所7の底部には外部導体接続用端子板8を装備し
ている。
側面5の角部に、両壁6に挟まれた凹所7が形成され、
この凹所7の底部には外部導体接続用端子板8を装備し
ている。
また、この端子板8の奥側の凹所7側面には、内部に
連通する開口9が形成されている。
連通する開口9が形成されている。
この開口9は、端子板8を器台1に載置するときに嵌
込みに必要である場合、また器体3に収納された内部装
置(図示せず)の調整をするために必要である場合等に
有効である。
込みに必要である場合、また器体3に収納された内部装
置(図示せず)の調整をするために必要である場合等に
有効である。
さらに、この凹所7側面に位置して、両壁6に上面4
に連通すると共に開口9の上縁に引掛部10を設けた挿入
溝11を形成している。
に連通すると共に開口9の上縁に引掛部10を設けた挿入
溝11を形成している。
この器体の挿入溝11には、盲板12の両側辺13が嵌込ま
れ、盲板12の上辺14が引掛部10に当接して開口9を閉塞
している。
れ、盲板12の上辺14が引掛部10に当接して開口9を閉塞
している。
この盲板12は、器台1とカバー2とが結合された状態
で挿入溝11の上面4より嵌め込み、盲板12を下側に押し
込み変形させて挿入し、盲板12の上辺14を引掛部10に位
置させて係止させている。
で挿入溝11の上面4より嵌め込み、盲板12を下側に押し
込み変形させて挿入し、盲板12の上辺14を引掛部10に位
置させて係止させている。
また、この盲板12の上辺14には切欠部15が形成され、
この切欠部15を通して器体3に収納された内部装置に接
続された電線16を導出している。
この切欠部15を通して器体3に収納された内部装置に接
続された電線16を導出している。
この電線16は、例えば中性線の欠相を検出して遮断す
る機能を内蔵した場合にはこの中性線欠相検出用の電線
であり、また回路遮断器の動作状態を外部表示する場合
或いは回路遮断器の動作に応じて他の電気機器を制御す
る場合には動作信号送出用の電線である。
る機能を内蔵した場合にはこの中性線欠相検出用の電線
であり、また回路遮断器の動作状態を外部表示する場合
或いは回路遮断器の動作に応じて他の電気機器を制御す
る場合には動作信号送出用の電線である。
かように、本考案の回路遮断器は、盲板の上辺に切欠
部を形成し、この切欠部を通して回路遮断器の内部装置
に接続された電線を導出したので、電線が外部で引張ら
れても、盲板の上辺に電線が位置することにより盲板の
抜外れが阻止され、確実な盲板の取着を行うことが可能
となる。
部を形成し、この切欠部を通して回路遮断器の内部装置
に接続された電線を導出したので、電線が外部で引張ら
れても、盲板の上辺に電線が位置することにより盲板の
抜外れが阻止され、確実な盲板の取着を行うことが可能
となる。
第1図は、本考案の一実施例を示す要部斜視図、 第2図は、第1図の要部断面側面図、 第3図は、従来の要部斜視図である。 1……器台、2……カバー、3……器体、4……上面、
5……側面、6……壁、7……凹所、8……端子板、9
……開口、10……引掛部、11……挿入溝、12……盲板、
13……側辺、14……上辺、15……切欠部、16……電線。
5……側面、6……壁、7……凹所、8……端子板、9
……開口、10……引掛部、11……挿入溝、12……盲板、
13……側辺、14……上辺、15……切欠部、16……電線。
Claims (1)
- 【請求項1】上面及び側面の角部に両壁に挟まれた凹所
を形成し、この凹所の底部に外部導体接続用端子板を装
備すると共にこの端子板の奥側の凹所側面に内部に連通
する開口を形成し、さらに前記凹所側面に位置して前記
両壁に上面に連通すると共に前記開口の上縁に引掛部を
設けた挿入溝を形成する器体と、この器体の挿入溝に両
側辺が嵌込まれ上辺が前記引掛部に当接して前記開口を
閉塞する盲板とで構成した回路遮断器に於いて、前記盲
板の上辺に切欠部を形成し、この切欠部を通して回路遮
断器の内部装置に接続された電線を導出してなることを
特徴とする回路遮断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8186590U JP2503590Y2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 回路遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8186590U JP2503590Y2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 回路遮断器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0440447U JPH0440447U (ja) | 1992-04-06 |
JP2503590Y2 true JP2503590Y2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=31628177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8186590U Expired - Fee Related JP2503590Y2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 回路遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2503590Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5920825B2 (ja) * | 2012-05-28 | 2016-05-18 | テンパール工業株式会社 | 回路遮断器 |
-
1990
- 1990-07-31 JP JP8186590U patent/JP2503590Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0440447U (ja) | 1992-04-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |