JP2563135Y2 - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JP2563135Y2
JP2563135Y2 JP1990009417U JP941790U JP2563135Y2 JP 2563135 Y2 JP2563135 Y2 JP 2563135Y2 JP 1990009417 U JP1990009417 U JP 1990009417U JP 941790 U JP941790 U JP 941790U JP 2563135 Y2 JP2563135 Y2 JP 2563135Y2
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JP
Japan
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terminal block
case
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cover
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JP1990009417U
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JPH0374450U (ja
Inventor
信夫 朝日
正志朗 尾崎
Original Assignee
富士電機 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、付属装置を内蔵した配線用遮断器などの
回路遮断器に関し、更に詳しくは前記付属装置と外部機
器とを接続するための端子台を回路遮断器本体に取り付
けるための構造に関する。
【従来の技術】
このような端子台の取付構造として、実公昭63−4245
1号公報に記載のものが知られている。これは、回路遮
断器のケース側壁のカバーとの合わせ面に切欠とこれに
続く薄肉部とを設け、端子台を取り付けないときは蓋板
を嵌め込んで前記切欠を閉塞しておき、端子台を取り付
けるときは前記蓋板を取り去って前記切欠に端子台を挿
入し、端子台背面の係止爪を前記薄肉部に係合させるも
のである。
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような従来構造では、端子台取付部を
形成するためにケース側壁に薄肉部を設けなればならな
いためケースの強度が低下し、短絡遮断時の内部圧力の
上昇によりケースが破損する恐れがある。また、端子台
を取り付ける場合には蓋板を捨て去ることになるため無
駄が生じる。 また、付属装置は従来一般に端子台と関係なくケース
内に取り付け、そのリード線をケース側壁を通して外部
に引き出して、ケースの外側に取り付けた端子台に接続
するようにしている。しかし、このような構造ではこれ
らの回路遮断器本体に対する組込作業が付属装置と端子
台とで2回必要となり面倒であるばかりでなく、これら
を別々に取り付けた後で、ケースの内外に渡ってリード
線をはわせる作業は人手に頼らざるを得ないため、組立
作業の自動化が困難である。 この考案はこれらの問題に対処するためになされたも
ので、まず、ケースの強度低下を伴わず、また蓋板を無
駄にすることのない回路遮断器を提供することを目的と
するものである。 更にこの考案は、上記回路遮断器において、付属装置
と端子台との間の配線を回路遮断器本体に組み込む前に
行えるようにし、また1回の挿入作業でこれらを回路遮
断器本体に組み込むことができるようにして、配線作業
を容易にするとともに、組立作業の自動化を可能にした
回路遮断器を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案は、ケース側壁
のカバーとの合わせ面に切欠を形成し、この切欠に蓋板
を差し込んで装着するようにした回路遮断器において、
前記蓋板に前記ケース内に収納される付属装置のリード
線を引き出す溝を設けるとともに、前記蓋板のケース又
はカバーとの合わせ面に前記付属装置と外部機器とを接
続するための端子台を嵌め込んで取り付ける嵌合溝を設
けるものとする。 また、この考案は、上記回路遮断器において、蓋板を
付属装置と一体に構成するものとする。
【作用】
端子台を嵌め込んだ蓋板をケース側壁を切欠に差し込
み、カバーをケースに締め付ける。これにより、端子台
はケース又はカバーと蓋板とに挟まれて固定され、また
蓋板はケースとカバーとに挟まれて固定される。端子台
は蓋板に嵌め込まれ、ケース側壁には端子台を直接係合
させるような薄肉部が生じないのでケースの強度が低下
することがない。また、蓋板は端子台の取付の有無に関
わらず常時使用されるので無駄が生じない。 更に、上記蓋板と付属装置とを一体に構成すれば、蓋
板に端子台を取り付けることにより、付属装置と端子台
とを一体化することができ、回路遮断器本体に組み込む
前に付属装置と端子台との間の配線が可能となって、組
み込み後の配線のはわせ作業が不要となるとともに、回
路遮断器本体へは1回の挿入作業で組み込むことができ
るようになる。
【実施例】
図は配線用遮断器におけるこの発明の第1の実施例を
示し、第1図は端子台取付部の分解斜視図、第2図
(A)は端子台取付部の平面図、第2図(B)はそのB
−B線に沿う断面図、第3図は端子台を取り付けないと
きの回路遮断器の外観を示す斜視図である。 第1図及び第2図において、1はモールド樹脂からな
る回路遮断器のケースで、その側壁2にはカバー(第3
図参照)3との合わせ面2aに長方形の切欠4が形成さ
れ、その垂直な対向面に案内溝4aが設けられている。5
は切欠4に差し込まれる短冊形の蓋板で、左右両端に案
内溝4aに挿入される案内辺5aが形成され、上面には回路
遮断器に内蔵される図示しない付属装置(回路遮断器の
開閉動作を検出する補助スイッチやトリップ動作を検出
する警報スイッチなど)のリード線6(第2図)を引き
出すための溝7が設けられている。また、蓋板5のケー
ス1との合わせ面5bには、端子台8の背面に一体形成さ
れたT字形の係合突起9が嵌め込まれる同形の嵌合溝10
が設けられている。 このような構成において、端子台8をケース1に取り
付けるには、蓋板5の嵌合溝10に端子台8の係合突起9
を第1図の下方から嵌め込み、次いで案内辺5aを案内溝
4aに合わせて蓋板5をケース側壁2の切欠4に差し込
む。その状態で第2図に示すように、リード線6を溝7
を通して引き出し、その先端を端子台8の端子板11には
んだ付けする。12は端子ねじである。その後、ケース1
にカバー3を被せて図示しないねじで締め付ける。その
結果、端子台8は蓋板5とケース側壁2とに挟まれて固
定され、蓋板5はケース1とカバー3とに挟まれて固定
される。 回路遮断器が付属装置を内蔵せず、したがって端子台
8の取り付けが不要のときは、第3図に示すように、蓋
板5だけをケース側壁2の切欠4に装着しカバー3を被
せる。 図示構成によれば、ケース1に端子台8を取り付ける
ための薄肉部が生じず、また蓋板5は端子台8の取付の
有無に関わらず常に使用されるので無駄が生じない。 第4図及び第5図はこの考案の第2の実施例を示すも
ので、第4図はカバーの一部を切り開いた回路遮断器の
平面図、第5図はその端子台取付部の分解斜視図であ
る。なお、第1の実施例と対応する部分には同一符号を
用いるものとする。 この実施例の場合には、蓋板5は付属装置13の本体ケ
ースと一体成形されている。また、端子台背面の係合突
起9が嵌め込まれる蓋板5の嵌合溝10は、カバー3との
合わせ面5cに設けられている。このような構成によれ
ば、嵌合溝10に係合突起9を図の上方から嵌め込んで端
子台8を蓋板5に取り付ければ、付属装置13と端子台8
とは一体化されるので、回路遮断器本体に組み込む前に
リード線6を端子台8に接続することができる。そし
て、その上で蓋板5を切欠4に装着すれば、1回の挿入
動作で付属装置11と端子台8とを第4図に示すように回
路遮断器本体に組み込むことができる。 ちなみに、第6図は付属装置13が蓋板5とは別に回路
遮断器本体内に組み込まれた場合の構成例を示すもの
で、この場合には端子台8を取り付けた蓋板5をケース
側壁2に装着した上で、蓋板5及びケース1の相間隔壁
14に設けられた取付溝5d及び14aに付属装置13の取付フ
ランジ13aを挿入して付属装置13の固定を行う。また、
付属装置13のリード線6と端子台8との接続も、これら
を回路遮断器本体に組み込んだ状態でケース側壁2の内
外に跨がって行わなければならない。 これに対して、回路遮断器本体外で配線が可能な第2
の実施例の場合は接続作業が容易であり、また一体化さ
れた付属装置13及び端子台8を1回挿入するだけで、回
路遮断器本体に対するこれらの組み込みが完了するの
で、自動挿入機を用いた組立作業の自動化が可能とな
る。
【考案の効果】
この考案によれば、端子台を取り付けるための薄肉部
がケースに生じないのでケースの強度低下の心配がな
く、また蓋板は常に使用されるので端子台取付の際にこ
れを捨てる無駄が生じない。更に、付属装置と蓋板とを
一体構成することにより、付属装置と端子台との間の配
線やこれらの回路遮断器本体への組み込みが容易とな
り、組立作業の自動化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例における端子台取付部
の分解斜視図、第2図(A)は同じく平面図、第2図
(B)はそのB−B線に沿う断面図、第3図は端子台を
取り付けないときの第1の実施例における回路遮断器の
外観を示す斜視図、第4図はこの考案の第2の実施例に
おけるカバーの一部を切り開いた回路遮断器の平面図、
第5図はその端子台取付部の分解斜視図、第6図は付属
装置を蓋板と別に回路遮断器本体に組み込んだ場合を説
明するための第4図に相当する図である。 1…ケース、2…ケース側壁、2a…ケース側壁のカバー
との合わせ面、3…カバー、4…切欠、5…蓋板、5b…
蓋板のケースとの合わせ面、5c…蓋板のカバーとの合わ
せ面、8…端子台、9…係合突起、10…嵌合溝、13…付
属装置。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース側壁のカバーとの合わせ面に切欠を
    形成し、この切欠に蓋板を差し込んで装着するようにし
    た回路遮断器において、前記蓋板に前記ケース内に収納
    される付属装置のリード線を引き出す溝を設けるととも
    に、前記蓋板のケース又はカバーとの合わせ面に前記付
    属装置と外部機器とを接続するための端子台を嵌め込ん
    で取り付ける嵌合溝を設けたことを特徴とする回路遮断
    器。
  2. 【請求項2】請求項1記載の回路遮断器において、前記
    蓋板を付属装置と一体に構成したことを特徴とする回路
    遮断器。
JP1990009417U 1989-07-06 1990-02-01 回路遮断器 Expired - Lifetime JP2563135Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990009417U JP2563135Y2 (ja) 1989-07-06 1990-02-01 回路遮断器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-79801 1989-07-06
JP7980189 1989-07-06
JP1990009417U JP2563135Y2 (ja) 1989-07-06 1990-02-01 回路遮断器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0374450U JPH0374450U (ja) 1991-07-26
JP2563135Y2 true JP2563135Y2 (ja) 1998-02-18

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ID=31889777

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JP1990009417U Expired - Lifetime JP2563135Y2 (ja) 1989-07-06 1990-02-01 回路遮断器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7645953B2 (en) * 2007-03-28 2010-01-12 Eaton Corporation Electrical switching apparatus, and accessory module and electrical conductor mount therefor
US8017881B2 (en) 2008-02-19 2011-09-13 Siemens Industry, Inc. Side entry circuit breaker

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636020Y2 (ja) * 1973-12-11 1981-08-25
JPS6068524A (ja) * 1983-09-21 1985-04-19 三菱電機株式会社 回路しや断器

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Publication number Publication date
JPH0374450U (ja) 1991-07-26

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