JP2566054Y2 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JP2566054Y2 JP2566054Y2 JP1992015710U JP1571092U JP2566054Y2 JP 2566054 Y2 JP2566054 Y2 JP 2566054Y2 JP 1992015710 U JP1992015710 U JP 1992015710U JP 1571092 U JP1571092 U JP 1571092U JP 2566054 Y2 JP2566054 Y2 JP 2566054Y2
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- JP
- Japan
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- insulator
- contact
- connector
- lance
- printed circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコネクタに関し、特にプ
リント基板、パッケージ基板などの基板と、ケーブルを
接続したコンタクトとを電気的に接続するコネクタに関
する。
リント基板、パッケージ基板などの基板と、ケーブルを
接続したコンタクトとを電気的に接続するコネクタに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のコネクタは、図6および図7に示
すように、長方体のインシュレータ7と、このインシュ
レータ7に収容されている導電性のコンタクト8とを有
している。インシュレータ7の一面9にはプリント基板
6の端部を挿入するための差込口71が長手方向に形成
されている。また、インシュレータ7の一面には差込口
71にひきつつづき内方向に差込み部73が形成されて
いる。差込み部73にはコンタクト8が2列に整列して
設けられており、プリント基板6の導電部61がコンタ
クト8の接触部81に接触する。この差込み部73の底
部はストッパ部72となっている。差込み部73にプリ
ント基板6が挿入された際に、ストッパ部72にはプリ
ント基板6の先端が差込み方向で当接するようになって
いる。
すように、長方体のインシュレータ7と、このインシュ
レータ7に収容されている導電性のコンタクト8とを有
している。インシュレータ7の一面9にはプリント基板
6の端部を挿入するための差込口71が長手方向に形成
されている。また、インシュレータ7の一面には差込口
71にひきつつづき内方向に差込み部73が形成されて
いる。差込み部73にはコンタクト8が2列に整列して
設けられており、プリント基板6の導電部61がコンタ
クト8の接触部81に接触する。この差込み部73の底
部はストッパ部72となっている。差込み部73にプリ
ント基板6が挿入された際に、ストッパ部72にはプリ
ント基板6の先端が差込み方向で当接するようになって
いる。
【0003】また、インシュレータ7には一面9とは反
対面10にコンタクト8を挿入させる挿入口74が形成
されている。挿入口74から一面9方向にコンタクト収
容部76が形成されている。コンタクト収容部76は差
込み部73に連通している。インシュレータ7の長手方
向において、コンタクト収容部76の相互の離間寸法は
プリント基板6の導電部61の配置間寸法に対応してい
る。これらの各コンタクト収容部76を画定するインシ
ュレータ7の対の側壁部7a,7bには、コンタクト収
容部76と外部とを連通するランス窓75が夫々透通し
て形成されている。
対面10にコンタクト8を挿入させる挿入口74が形成
されている。挿入口74から一面9方向にコンタクト収
容部76が形成されている。コンタクト収容部76は差
込み部73に連通している。インシュレータ7の長手方
向において、コンタクト収容部76の相互の離間寸法は
プリント基板6の導電部61の配置間寸法に対応してい
る。これらの各コンタクト収容部76を画定するインシ
ュレータ7の対の側壁部7a,7bには、コンタクト収
容部76と外部とを連通するランス窓75が夫々透通し
て形成されている。
【0004】そして、コンタクト収容部76に収容され
るコンタクト8は、ケーブルCの一端部に接続されてい
る。プリント基板6の先端を差込口71から差込み部7
3に差し込んだときに、プリント基板6の両面に設けら
れている導電部61を接触部81によって圧接挟持する
とともに導通接触する。インシュレータ7の側壁面7
a,7bにはランス窓75が形成されている。さらに、
このコンタクト8には、接触部81とは反対側にランス
窓75に係合するランス83が形成されている。ランス
83はランス窓75にラッチ止めされることにより、コ
ンタクト8を離脱方向で係合するようにインシュレータ
7に係合している。また、図示しないが、これとは逆に
コンタクト8にランス窓75を形成し、インシュレータ
7にインシュレータランスを形成しておくものもある。
るコンタクト8は、ケーブルCの一端部に接続されてい
る。プリント基板6の先端を差込口71から差込み部7
3に差し込んだときに、プリント基板6の両面に設けら
れている導電部61を接触部81によって圧接挟持する
とともに導通接触する。インシュレータ7の側壁面7
a,7bにはランス窓75が形成されている。さらに、
このコンタクト8には、接触部81とは反対側にランス
窓75に係合するランス83が形成されている。ランス
83はランス窓75にラッチ止めされることにより、コ
ンタクト8を離脱方向で係合するようにインシュレータ
7に係合している。また、図示しないが、これとは逆に
コンタクト8にランス窓75を形成し、インシュレータ
7にインシュレータランスを形成しておくものもある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ランス
83とランス窓75によってコンタクト8をインシュレ
ータ7に保持させるコネクタにあっては、どうしてもイ
ンシュレータ7の型構造にランス窓75、差込み部73
及びコンタクト収容部76を形成しておかなければなら
ない。これはインシュレータ7の成型費用がそれだけ高
くなり、製品のコストアップの要因となっていた。ま
た、このようなコンタクト8をインシュレータ7に挿入
して、ランス83とランス窓75によってコンタクト8
をインシュレータ7に係合保持させる形式のものにあっ
ては、インシュレータ7の側壁面7a,7bにランス窓
75を形成するために成形型としてスライドコアを採用
しなければならず、コスト的にも極めて不利であった。
83とランス窓75によってコンタクト8をインシュレ
ータ7に保持させるコネクタにあっては、どうしてもイ
ンシュレータ7の型構造にランス窓75、差込み部73
及びコンタクト収容部76を形成しておかなければなら
ない。これはインシュレータ7の成型費用がそれだけ高
くなり、製品のコストアップの要因となっていた。ま
た、このようなコンタクト8をインシュレータ7に挿入
して、ランス83とランス窓75によってコンタクト8
をインシュレータ7に係合保持させる形式のものにあっ
ては、インシュレータ7の側壁面7a,7bにランス窓
75を形成するために成形型としてスライドコアを採用
しなければならず、コスト的にも極めて不利であった。
【0006】さらに、作業者がケーブルCを接続したコ
ンタクト8の挿入取付け作業を確実に行なわなかった場
合、即ち、ラッチ止めを確実にしなかった場合には、プ
リント基板6を挿入したときにコンタクト8が押し出さ
れてしまい、電気的接続ができなくなるといった危険性
があった。また、1つのコネクタに数枚のプリント基板
6を挿入し得ることは実質上不可能となっていた。
ンタクト8の挿入取付け作業を確実に行なわなかった場
合、即ち、ラッチ止めを確実にしなかった場合には、プ
リント基板6を挿入したときにコンタクト8が押し出さ
れてしまい、電気的接続ができなくなるといった危険性
があった。また、1つのコネクタに数枚のプリント基板
6を挿入し得ることは実質上不可能となっていた。
【0007】それ故に本考案の課題は、コネクタ製作費
用の低廉化、複数枚のプリント基板の同時装着可能化お
よびコンタクトの挿入取付の確実化を図るコネクタを提
供することにある。
用の低廉化、複数枚のプリント基板の同時装着可能化お
よびコンタクトの挿入取付の確実化を図るコネクタを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、複数の
導電性のコンタクトと、該コンタクトを収容した第1の
インシュレータと、該第1のインシュレータの周囲に被
さるよう上記第1のインシュレータを挿嵌する第2のイ
ンシュレータとを含み、上記コンタクトは保持部と、該
保持部に連設され上記保持部に対向するように曲げられ
ている接触部とを有し、上記第1のインシュレータには
上記第1のインシュレータの一面から該一面とは反対の
反対面側へのびておりかつ上記第1のインシュレータの
内方に基板を差し込む差込み部を設け、上記接触部が上
記係合部から上記差込み部に向けて突出するように位置
しており、上記基板に接触して上記基板と上記コンタク
トとを電気的に接続するコネクタにおいて、上記第1の
インシュレータは上記コンタクトを収容したコンタクト
収容部を有し、該コンタクト収容部は上記接触部を上記
差込み部に対応して所定位置に上記コンタクトを係合す
る係合部と、上記コンタクトが上記第1のインシュレー
タから引き抜かれるのを防ぐよう上記保持部が係合する
段部とを有し、上記第2のインシュレータは上記第1の
インシュレータを組付けた状態で上記第1のインシュレ
ータの上記一面に対向する上面部を有し、該上面部には
上記差込み部に対応する位置に基板差込口を設けたこと
を特徴とするコネクタが得られる。
導電性のコンタクトと、該コンタクトを収容した第1の
インシュレータと、該第1のインシュレータの周囲に被
さるよう上記第1のインシュレータを挿嵌する第2のイ
ンシュレータとを含み、上記コンタクトは保持部と、該
保持部に連設され上記保持部に対向するように曲げられ
ている接触部とを有し、上記第1のインシュレータには
上記第1のインシュレータの一面から該一面とは反対の
反対面側へのびておりかつ上記第1のインシュレータの
内方に基板を差し込む差込み部を設け、上記接触部が上
記係合部から上記差込み部に向けて突出するように位置
しており、上記基板に接触して上記基板と上記コンタク
トとを電気的に接続するコネクタにおいて、上記第1の
インシュレータは上記コンタクトを収容したコンタクト
収容部を有し、該コンタクト収容部は上記接触部を上記
差込み部に対応して所定位置に上記コンタクトを係合す
る係合部と、上記コンタクトが上記第1のインシュレー
タから引き抜かれるのを防ぐよう上記保持部が係合する
段部とを有し、上記第2のインシュレータは上記第1の
インシュレータを組付けた状態で上記第1のインシュレ
ータの上記一面に対向する上面部を有し、該上面部には
上記差込み部に対応する位置に基板差込口を設けたこと
を特徴とするコネクタが得られる。
【0009】
【作用】この考案によれば第1のインシュレータのコン
タクト収容部にコンタクトを係合収容するように配置さ
せ、この後第2のインシュレータを第1のインシュレー
タを覆うように嵌合し、第1のインシュレータに係合収
容されたコンタクトが脱出不可能にして保持する。
タクト収容部にコンタクトを係合収容するように配置さ
せ、この後第2のインシュレータを第1のインシュレー
タを覆うように嵌合し、第1のインシュレータに係合収
容されたコンタクトが脱出不可能にして保持する。
【0010】
【実施例】図1乃至図4は、本考案のコネクタの一実施
例を示している。図1乃至図4を参照して、コネクタ
は、複数の導電性のコンタクト1と、これらのコンタク
ト1を収容する直方体形状の第1のインシュレータ3
と、第1のインシュレータ3の周囲に被せるように挿嵌
する第2のインシュレータ5とを有している。コンタク
ト1にはケーブルCの一端部が接続されている。第1の
インシュレータ3は平行な対の第1の側壁部18と、対
の第1の側壁部18の両端辺を互いに接続した第2の側
壁部19とを有している。第1の側壁部18にはこれら
の第1の側壁部18の上端面である一面21と、第1の
側壁部18の下端面であり一面21に平行な反対面22
との間に複数の仕切り板23が形成されている。仕切り
板23は第1の側壁部18から互いに相対する向きにの
びている。これらの第1の側壁部18には仕切り板23
がインシュレータ3の長手方向を複数に仕切っている。
また、仕切り板23は中間部分から反対面22にかけて
互いに接続されている。この接続された仕切り板23の
上面はプリント基板6の先端が当接するストッパ部24
となっている。
例を示している。図1乃至図4を参照して、コネクタ
は、複数の導電性のコンタクト1と、これらのコンタク
ト1を収容する直方体形状の第1のインシュレータ3
と、第1のインシュレータ3の周囲に被せるように挿嵌
する第2のインシュレータ5とを有している。コンタク
ト1にはケーブルCの一端部が接続されている。第1の
インシュレータ3は平行な対の第1の側壁部18と、対
の第1の側壁部18の両端辺を互いに接続した第2の側
壁部19とを有している。第1の側壁部18にはこれら
の第1の側壁部18の上端面である一面21と、第1の
側壁部18の下端面であり一面21に平行な反対面22
との間に複数の仕切り板23が形成されている。仕切り
板23は第1の側壁部18から互いに相対する向きにの
びている。これらの第1の側壁部18には仕切り板23
がインシュレータ3の長手方向を複数に仕切っている。
また、仕切り板23は中間部分から反対面22にかけて
互いに接続されている。この接続された仕切り板23の
上面はプリント基板6の先端が当接するストッパ部24
となっている。
【0011】また、仕切り板23の両板面には、互いに
反対方向にかつ第1の側壁部18に平行にのびた係合部
33が設けられている。さらに、各仕切り板23の間で
第1の側壁部18の一面21と反対面22との中間部分
には、コンタクト1の保持部13を引き抜く方向で係合
する段部37が形成されている。即ち、第1の側壁部1
8、仕切り板23、係合部33及び段部37によってコ
ンタクト収容部35が形成されている。なお、ストッパ
部24及び仕切り板23によってプリント基板6を差し
込む差込み部31が形成されている。また、コンタクト
1は、ケーブル接続部14と、ケーブル接続部14に連
設された保持部13と、この保持部13に連設され先端
を保持部13の一面に対向するように曲げた接触部11
とを有している。接触部11は弾性をもつ片持ちバネと
なっている。保持部13は対の係合部33によって長手
方向の2辺が係合された状態でコンタクト収容部35に
収容されている。また、コンタクト収容部35に収容さ
れたコンタクト1は接触部11が係合部33から差込み
部31の中心に向けて突出するように位置し、図2及び
図3にも示すように、プリント基板6の導電部61に押
圧接触して導通接続するようになっている。
反対方向にかつ第1の側壁部18に平行にのびた係合部
33が設けられている。さらに、各仕切り板23の間で
第1の側壁部18の一面21と反対面22との中間部分
には、コンタクト1の保持部13を引き抜く方向で係合
する段部37が形成されている。即ち、第1の側壁部1
8、仕切り板23、係合部33及び段部37によってコ
ンタクト収容部35が形成されている。なお、ストッパ
部24及び仕切り板23によってプリント基板6を差し
込む差込み部31が形成されている。また、コンタクト
1は、ケーブル接続部14と、ケーブル接続部14に連
設された保持部13と、この保持部13に連設され先端
を保持部13の一面に対向するように曲げた接触部11
とを有している。接触部11は弾性をもつ片持ちバネと
なっている。保持部13は対の係合部33によって長手
方向の2辺が係合された状態でコンタクト収容部35に
収容されている。また、コンタクト収容部35に収容さ
れたコンタクト1は接触部11が係合部33から差込み
部31の中心に向けて突出するように位置し、図2及び
図3にも示すように、プリント基板6の導電部61に押
圧接触して導通接続するようになっている。
【0012】また、第2のインシュレータ5は上面部5
1と、上面部51の周囲端から垂設する側面部52とを
有している。上面部51にはプリント基板6を差込むた
めの挿通用の開口である基板差込口53が形成されてい
る。この第2のインシュレータ5を第1のインシュレー
タ3の一面21側から被せるように挿嵌する。そうする
と、図2及び図3に示すように、コンタクト1(図示に
おいて左側のコンタクト1)は、第2のインシュレータ
5の上面部51によって先端側が塞がれた格好となる。
この際、第1のインシュレータ3の反対面22は第2の
インシュレータ5の側面部52の先端に形成したフック
部27によって係合されている。この際、コンタクト1
は上方向に向けて摺動移動を規制され、コンタクト収容
部35から脱出不可能に規制される。このとき、コンタ
クト1の保持部13はインシュレータ3の係合部33に
よってプリント基板6の圧接方向には抜け出ないように
係合部33によって規制されている。また、保持部13
の下端は段部37に係合してコンタクト1の抜け止めが
可能である。図2及び図3において右側に位置するコン
タクト1は第1のインシュレータ3のコンタクト収容部
35に収容させる途中を示したものである。
1と、上面部51の周囲端から垂設する側面部52とを
有している。上面部51にはプリント基板6を差込むた
めの挿通用の開口である基板差込口53が形成されてい
る。この第2のインシュレータ5を第1のインシュレー
タ3の一面21側から被せるように挿嵌する。そうする
と、図2及び図3に示すように、コンタクト1(図示に
おいて左側のコンタクト1)は、第2のインシュレータ
5の上面部51によって先端側が塞がれた格好となる。
この際、第1のインシュレータ3の反対面22は第2の
インシュレータ5の側面部52の先端に形成したフック
部27によって係合されている。この際、コンタクト1
は上方向に向けて摺動移動を規制され、コンタクト収容
部35から脱出不可能に規制される。このとき、コンタ
クト1の保持部13はインシュレータ3の係合部33に
よってプリント基板6の圧接方向には抜け出ないように
係合部33によって規制されている。また、保持部13
の下端は段部37に係合してコンタクト1の抜け止めが
可能である。図2及び図3において右側に位置するコン
タクト1は第1のインシュレータ3のコンタクト収容部
35に収容させる途中を示したものである。
【0013】上記実施例においてはコンタクト収容部3
5へのコンタクト1の係合収容は、コンタクト収容部3
5の反対面22の開口端側からの挿入により行なうこと
として説明したが、本考案はこれに限定されるものでは
なく、コンタクト収容部35の横側から挿入するように
しても良い。この場合には、係合部33の形状を一つの
コンタクト1に対しての係合寸法が異なるようにするな
どしておけば良い。即ち、最初に、コンタクト1の保持
部13の一方の側面側を大寸法の係合部の壁面を避けて
挿入し、次にそのままコンタクト1を奥へ押しやり、そ
の後コンタクト1を小寸法の係合部33の壁面方向側に
ずらしてやれば、保持部13の両端が係合部33によっ
て係合される。
5へのコンタクト1の係合収容は、コンタクト収容部3
5の反対面22の開口端側からの挿入により行なうこと
として説明したが、本考案はこれに限定されるものでは
なく、コンタクト収容部35の横側から挿入するように
しても良い。この場合には、係合部33の形状を一つの
コンタクト1に対しての係合寸法が異なるようにするな
どしておけば良い。即ち、最初に、コンタクト1の保持
部13の一方の側面側を大寸法の係合部の壁面を避けて
挿入し、次にそのままコンタクト1を奥へ押しやり、そ
の後コンタクト1を小寸法の係合部33の壁面方向側に
ずらしてやれば、保持部13の両端が係合部33によっ
て係合される。
【0014】第1実施例の場合には、プリント基板6を
1枚差込み挿嵌する形式のものについて説明したが、本
考案は図5に示すように、複数のプリント基板6を差込
み取り付けすることができるように、第1のインシュレ
ータ30および第2のインシュレータ50の夫々にプリ
ント基板6を差し込むための差込み部31、差込口53
を形成しておいてやれば良い。この場合においても第1
のインシュレータ30には差込み部31を挟んで対向す
る面部に夫々第1実施例で説明したような係合部33を
形成しておく。
1枚差込み挿嵌する形式のものについて説明したが、本
考案は図5に示すように、複数のプリント基板6を差込
み取り付けすることができるように、第1のインシュレ
ータ30および第2のインシュレータ50の夫々にプリ
ント基板6を差し込むための差込み部31、差込口53
を形成しておいてやれば良い。この場合においても第1
のインシュレータ30には差込み部31を挟んで対向す
る面部に夫々第1実施例で説明したような係合部33を
形成しておく。
【0015】
【考案の効果】本件考案は上記したように、コンタクト
に形成したランスとインシュレータに形成したランス窓
とを係合させる従来技術のものと異なり、コンタクトを
コンタクト収容部に完全に収容させることができるの
で、プリント基板を差込むときにコンタクトが押し出さ
れて電気接続が行なえなくなることがない。
に形成したランスとインシュレータに形成したランス窓
とを係合させる従来技術のものと異なり、コンタクトを
コンタクト収容部に完全に収容させることができるの
で、プリント基板を差込むときにコンタクトが押し出さ
れて電気接続が行なえなくなることがない。
【0016】また、コンタクトのインシュレータへの係
合をランスとランス窓によって行なわず、さらに、コン
タクトを収容する部分がコア状でないので、成型が容易
であり、製作費用の低廉化に寄与しうるものである。
合をランスとランス窓によって行なわず、さらに、コン
タクトを収容する部分がコア状でないので、成型が容易
であり、製作費用の低廉化に寄与しうるものである。
【図1】本考案のコネクタの第1実施例を示した分解斜
視図である。
視図である。
【図2】図1のコネクタを組み立てた状態の側面断面で
ある。
ある。
【図3】図2のコネクタのIII −III 断面図である。
【図4】図1のコネクタを組み立てた状態の一部側断面
図である。
図である。
【図5】本考案のコネクタの第2実施例を示した斜視図
である。
である。
【図6】従来のコネクタを示した斜視図である。
【図7】従来のコネクタの内部構造を示した一部断面平
面図である。
面図である。
1…コンタクト 3…第1のインシュレータ 5…第2のインシュレータ 6…プリント基板 7…インシュレータ 8…コンタクト 11…接触部 13…保持部 30…第1のインシュレータ 31…差込み部 33…係合部 50…第2のインシュレータ 53…基板差込口 61…導電部 73…コンタクト収容部 75…ランス窓 81…接触部 83…ランス
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の導電性のコンタクトと、該コンタ
クトを収容した第1のインシュレータと、該第1のイン
シュレータの周囲に被さるよう上記第1のインシュレー
タを挿嵌する第2のインシュレータとを含み、上記コン
タクトは保持部と、該保持部に連設され上記保持部に対
向するように曲げられている接触部とを有し、上記第1
のインシュレータには上記第1のインシュレータの一面
から該一面とは反対の反対面側へのびておりかつ上記第
1のインシュレータの内方に基板を差し込む差込み部を
設け、上記接触部が上記係合部から上記差込み部に向け
て突出するように位置しており、上記基板に接触して上
記基板と上記コンタクトとを電気的に接続するコネクタ
において、上記第1のインシュレータは上記コンタクト
を収容したコンタクト収容部を有し、該コンタクト収容
部は上記接触部を上記差込み部に対応して所定位置に上
記コンタクトを係合する係合部と、上記コンタクトが上
記第1のインシュレータから引き抜かれるのを防ぐよう
上記保持部が係合する段部とを有し、上記第2のインシ
ュレータは上記第1のインシュレータを組付けた状態で
上記第1のインシュレータの上記一面に対向する上面部
を有し、該上面部には上記差込み部に対応する位置に基
板差込口を設けたことを特徴とするコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992015710U JP2566054Y2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992015710U JP2566054Y2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0577884U JPH0577884U (ja) | 1993-10-22 |
JP2566054Y2 true JP2566054Y2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=11896330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992015710U Expired - Fee Related JP2566054Y2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2566054Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS492947A (ja) * | 1972-05-08 | 1974-01-11 |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP1992015710U patent/JP2566054Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0577884U (ja) | 1993-10-22 |
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