JP2559833Y2 - モジューラ電気コネクタ用ホルダ - Google Patents

モジューラ電気コネクタ用ホルダ

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JP2559833Y2
JP2559833Y2 JP1992038629U JP3862992U JP2559833Y2 JP 2559833 Y2 JP2559833 Y2 JP 2559833Y2 JP 1992038629 U JP1992038629 U JP 1992038629U JP 3862992 U JP3862992 U JP 3862992U JP 2559833 Y2 JP2559833 Y2 JP 2559833Y2
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    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/71Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
    • H01R12/712Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
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    • H01R13/64Means for preventing incorrect coupling

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電気コネクタ、特に2個
のコネクタモジュールを固定して相手コネクタに嵌合し
て使用されるモジューラ電気コネクタ用ホルダに関す
る。
【0002】比較的薄形の略矩形状絶縁ハウジングに多
数のコンタクトを固定し、夫々ワイヤ又はフラットケー
ブルの導線に圧接又は圧着接続したコネクタが家電機
器、電子事務機器等に広く使用されている。絶縁ハウジ
ングには用途に応じて数個乃至10個程度のコンタクトが
1列に配置されている。相手コネクタは一般に基板(回
路板)に取付けて使用される。
【0003】機器が複雑且つ高性能化するにつれて必要
とするコンタクト数も増加する。そこで、絶縁ハウジン
グにコンタクトを2列又はそれ以上に配置することが考
えられる。しかし、絶縁ハウジングに複数列に配置され
たコンタクトにワイヤを接続又は成端するには、特別の
成端装置又は工具を必要とし且つ作業性も劣るので、低
価格化が重要なファクタである上述した機器に使用する
コネクタとしては実質的に適用不可能である。
【0004】そこで、1列に配列された多数のコンタク
トを有する標準化されたコンタクトモジュールを2個使
用し、これをホルダの両側から相互に背中合せに連結し
て2列のコンタクトを有するコネクタを得るモジューラ
電気コネクタが提案されている。その一例は実開平2-10
6688号公報に開示されている。
【0005】図5に示す如く、この従来のモジューラ電
気コネクタ用ホルダ10は2個のCT型コネクタモジュー
ル20(但し、1個のみ図示)を一体化するよう構成され
る。ホルダ10は比較的軟質プラスチックの成型品であっ
て、中央隔壁(中仕切壁)12、その一縁に沿いコンタク
ト挿通孔17を有する底板(又は前側壁)11、及び中央隔
壁12の両端に形成れた端壁13a 、13b 、14a 、14b を有
する。これら端壁13、14には第1係合突起15が形成され
ている。また中央隔壁12の他縁両側に沿って複数の略三
角形状に突出する第2係止突起16が形成されている。
【0006】他方、コネクタモジュール20はワイヤ27が
接続された複数のリセプタクルコンタクト(図示せず)
を挿入保持する複数の空洞22が所定ピッチで形成された
ハウジング21を有する。ハウジング21の端壁24a 、24b
の外面の略中央にはホルダ10の第1係止突起15と係合す
る耳部25a 、25b が形成され、側面にはホルダ10とコネ
クタモジュール20の逆向き嵌合を防止する為の突起26が
形成されている。また、ハウジング21の各空洞22にはコ
ンタクトの抜けを防止する為の弾性係止部23が形成され
ている。
【0007】このように構成されたコネクタモジュール
20とホルダ10とは、1対のコネクタモジュール20を夫々
両側から中央隔壁12に向って第1係合突起15の弾性に抗
して押圧して装着する。完全に装着されると、ホルダ10
の第1係合突起15がコネクタモジュール20の耳部25a 、
25b と係合して左右方向への動きが規制され、第2係止
突起16がコネクタモジュール20のワイヤ導出面と係合し
て上下方向への動きを規制して、コネクタモジュール20
をホルダ10に保持して一体化する。これにより、1対の
コネクタモジュール20をホルダ10の中央隔壁12を中心に
背中合せに保持してモジューラ電気コネクタを構成す
る。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】従来のモジューラ電気
コネクタ用ホルダにあっては、各コネクタモジュールの
ワイヤにある程度以上の外力、特に2個のコネクタモジ
ュールを互に引き離す方向の力が作用すると、各コネク
タモジュールがホルダから外れてしまうという欠点があ
るのみならず、2列のコンタクトを有するモジューラ電
気コネクタを相手コネクタに嵌合する嵌合操作ないし作
業が不便であるという欠点があった。その理由はコネク
タの嵌合面の反対面(背面)からは各コンタクトに接続
された2列のワイヤが導出されているので、このコネク
タを相手コネクタに押圧嵌合するのが困難である。特
に、2個のコネクタモジュールを使用すると、例えばコ
ンタクト数が16個程度になる為に、合計挿入力は相当大
きくなる。
【0009】また、仮に嵌合されても両コネクタ間には
ラッチ手段が設けられてなく、両コネクタの雌雄コンタ
クトの摩擦係合に依存しているので、作業中又は機器の
使用中にワイヤに外力が作用して両コネクタが離脱して
機器の動作に異常或は動作不能を生じる虞れがあった。
【0010】従って、2個のコネクタモジュールが装着
されたモジューラ電気コネクタの両コネクタモジュール
を確実に結合保持すると共に相手コネクタとの嵌合操作
が容易であるモジューラ電気コネクタ用ホルダを提供す
ることが好ましい。また、のように2個のコネクタモジ
ュールを結合保持するホルダに相手コネクタを確実にラ
ッチするラッチ手段を設けることが好ましい。
【0011】
【課題解決の為の手段】上述した課題を解決する為に、
本考案のモジューラ電気コネクタ用ホルダによると、中
央隔壁、底板及びコネクタモジュール用弾性両端ラッチ
部材を有し、中央隔壁の少なくとも両端上部に中央隔壁
に対して直角に上部ラッチ部材を一体に形成して、1対
のコネクタモジュールをホルダに一体的に保持すると共
に必要に応じてこの上部ラッチ部材を指で相手コネクタ
に押圧し両コネクタを嵌合可能にする。
【0012】更に本考案のモジューラ電気コネクタ用ホ
ルダによると、上述した押圧ブロックの両外側にヒンジ
結合された1対のラッチアームを形成することにより、
嵌合されたモジューラ電気コネクタと相手コネクタとを
相互にラッチ可能にする。
【0013】
【作用】本考案のモジューラ電気コネクタ用ホルダによ
ると、各コンタクトにワイヤが成端された1対のコネク
タモジュールを中央隔壁に向けて押込んで、相互に背中
合せに底板、弾性両端ラッチ部材及び上部ラッチ部材に
より一体化する。次に、一体化された1対のコネクタモ
ジュールとホルダとをホルダの上部ラッチ部材である押
圧ブロックを押圧することにより相手コネクタと嵌合す
る。この押圧ブロックは十分な大きさを(例えば数mm
角) を有し、操作者が指で押圧可能にする。ここで、こ
の押圧ブロックの底面はコネクタモジュールの上端と実
質的に当接するように構成し、ワイヤに張力が作用して
もホルダからコネクタモジュールが簡単には離脱しない
ように保持する保持作用をも兼ねる。
【0014】また、本考案の他のモジューラ電気コネク
タ用ホルダによると、上述した上部ラッチ部材又は押圧
ブロックの両外側には1対のラッチアームをヒンジ形成
する。好ましくはホルダに一体モールドにより一体的に
形成されたラッチアームは相手コネクタの絶縁ハウジン
グのラッチ部と係合して、指等で押圧操作しない限り両
コネクタの抜去を不可能とする。これにより、両コネク
タが偶発的に離脱する虞れは確実に排除可能である。
尚、押圧ブロックはラッチアームのヒンジ取付部となる
のみならず、ラッチアームを過度に曲げて破損するのを
防止するアンチオーバストレス作用をも有する。
【0015】
【実施例】以下、本考案によるモジューラ電気コネクタ
の好適実施例を添付図を参照して詳細に説明する。図1
はモジューラ電気コネクタ30を構成する本考案によるホ
ルダ40の好適一実施例を相手コネクタ60と共に示す斜視
図である。このホルダ40は1対のコネクタモジュール50
a 、50b を一体化してモジューラ電気コネクタ30を構成
し、これと嵌合する相手コネクタ60とラッチ係合可能で
ある。
【0016】コネクタモジュール50a 、50b は基本的に
は図5に示し上述した従来のコネクタモジュール20と同
様構成であるを可とする。即ち、コネクタモジュール50
a 、50b は基本的には両端に切欠き又は係合肩52が形成
された絶縁ハウジング51と、複数(図示の例では8本)
のワイヤ53に接続されたコンタクト(図示せず)とを有
する。また、必要に応じて絶縁ハウジング51の側面54に
は相手コネクタ60の絶縁ハウジング62の内側壁のキー溝
63と係合する複数のキー突起55が形成される。
【0017】本考案のホルダ40は略平板状の中央隔壁41
を有する点では図5の従来のホルダ10と同様である。中
央隔壁41の底部又はその近傍両側に底板42が形成され、
この底板42にはコネクタモジュール50のコンタクトに対
応する位置に複数の開口42aを有する。中央隔壁41の両
端両側には各コネクタモジュール50a 、50b の絶縁ハウ
ジング51の両端の係合肩52と係合する両端ラッチ係合部
材43が形成されている。この両端ラッチ部材43は従来の
係合部材と異なり、底板42から切欠き44にて分離して片
持梁状に形成しているので、弾性に富み、コネクタモジ
ュール50a 、50b の挿入が容易である点に注目された
い。
【0018】ホルダ40は更に中央隔壁41の上部略中央両
側に従来と同様の各1個の係合片45を形成すると共に上
部両端部に中央隔壁41に対して直角に略T字状の板状上
部ラッチ係合部材46を形成し、コネクタモジュール50a
、50b の絶縁ハウジング51の上面両端の突出部56と係
合する。この上部ラッチ部材46と突出部56との係合によ
り、コネクタモジュール50に中央隔壁41の面に対して直
角方向の分力で張力が加えられてもコネクタモジュール
50がホルダ40から容易に外れることはないことが理解さ
れよう。
【0019】本考案のモジューラ電気コネクタ用ホルダ
40は好ましくは更に中央隔壁41又は上部ラッチ部材46の
両端から外方へ延出する板状の可撓性連結部であるヒン
ジ47を介して1対のラッチアーム48a 、48b を有する。
このラッチアーム48は夫々中央隔壁41及び底板42と互い
に略直交関係で形成されている。ラッチアーム48はヒン
ジ47との連結部を略中心にして一(上)端に操作部を、
他(下)端に相手コネクタ60の絶縁ハウジングとラッチ
する係合片49を有する係合部を有する。
【0020】このホルダ40に少なくとも1個のコネクタ
モジュール50を装着し、モジューラ電気コネクタ30を構
成する。このように1個又は2個のコネクタモジュール
50を有するモジューラ電気コネクタ30を相手コネクタ60
に嵌合する。この相手コネクタ60はこの特定実施例では
各8個の2列のピン(雄型)コンタクト61を有するCT
(共通成端)型ヘッダコネクタであって、上面が開口す
る略箱形の絶縁ハウジング62を有する。この絶縁ハウジ
ング62の側壁内面にはコネクタモジュール50の外側面54
に形成されたキー突起55を受けるキー溝63を有し、更に
両端下部には切欠き64を有する。
【0021】モジューラ電気コネクタ30を相手コネクタ
60に嵌合すると、各コネクタモジュール50のリセプタク
ルコンタクト(図示せず)は対応するピンコンタクト61
と電気的に接触すると共に、テーパを有するラッチアー
ム48a 、48b の係合片49が絶縁ハウジング62の端面に沿
って切欠き64にラッチ係合され、両コネクタ30及び60を
相互に嵌合状態に維持する。嵌合を解除して両コネクタ
30、60を相互に抜去するには1対のラッチアーム48a 、
48b の操作部を指で把んで相互に近づけることによりラ
ッチ解除して、上方へ引張る。
【0022】尚、1対のコネクタモジュール50a 、50b
の側面54のキー突起55の位置と相手コネクタ60の絶縁ハ
ウジング62のキー溝63位置とをプログラムすることによ
り、両コネクタ30、60を正しい方向に嵌合することが可
能である。また、相手コネクタ60は一般に基板上に配置
されるが、絶縁ハウジング62の底面に位置決め突起65を
形成することにより、基板の所定位置且つ所定方向にコ
ネクタ60を実装可能である。
【0023】次に、図2は本考案によるホルダを使用す
るモジューラ電気コネクタの他の実施例の分解斜視図を
示す。図2のモジューラ電気コネクタ用ホルダ100 は略
平板状の中央隔壁101 及びその底部両側に一体形成され
た底板102 を有する。中央隔壁101 の両端には夫々底板
102 と対応して2対の弾性両端ラッチ部材103 が形成さ
れ、各ラッチ部材103 の内側先端には鈎状の係合部104
を有する。
【0024】ホルダ100 の中央隔壁101 の両側には図示
の如く1対のCT型コネクタモジュール120a、120bが夫
々側面から背中合せに押込まれて両コネクタモジュール
120a、120bがホルダ100 と一体化される。各コネクタモ
ジュール120 は図5を参照して前述した実開平2-106688
号に開示する如きコネクタモジュールである。即ち、両
端部に係合部又は肩122 を有する絶縁ハウジング121 及
びこの絶縁ハウジング121 の長手方向に沿って1列状に
配置された多数(例えば9個)の雌形コンタクト(図示
せず)とこれに成端されたワイヤ123 を有する。コンタ
クト及びワイヤ123 は上述した従来のものでよいので略
図で示す。コンタクトは絶縁ハウジング121 の一面近傍
に配列され好ましくは圧接工具によりワイヤ123 と一括
して成端、即ち圧接接続される。絶縁ハウジング121 の
反対面には、両端近傍に位置決め(アライメント)用リ
ブ124 が形成されている。また、底板102 は両端ラッチ
部材103 から離間され、両端ラッチ部材103 に十分な弾
性を付与する。更に、底板102 には複数の開口105 が列
状に形成され、コネクタモジュール120 内に配列されて
いる雌形(リセプタクル)コンタクト(図示せず)内に
後述する相手コネクタのコンタクトピンが貫通して接触
可能にする。
【0025】本考案のモジューラ電気コネクタ用ホルダ
100 は更に中央隔壁101 の両端に、これと一体モールド
された押圧ブロック110 が形成されている。この押圧ブ
ロック110 の底面111 はホルダ100 に装着されたコネク
タモジュール120 の両端部125 と当接して、装着された
コネクタモジュール120 が上方へ離脱するのを防止する
十分な強度を有する上部ラッチ部材を形成する。更に、
この押圧ブロック110の上面112 は比較的平坦且つ中央
隔壁101 の上端縁から上方へ突出している。従って、ホ
ルダ100 の両側に1対のコネクタモジュール120a、120b
が装着され一体化されたモジューラ電気コネクタを相手
コネクタと嵌合する際に、両コネクタのコンタクトの嵌
合力に抗して押圧ブロック110 を指等で押圧して容易に
嵌合可能にする。
【0026】相手コネクタ130 は上面が開口する略直方
体の箱状絶縁ハウジング131 及びこの絶縁ハウジング13
1 の底面132 から上下に延びる2列のピンコンタクト13
3 を有する。絶縁ハウジング131 の側壁内面両端近傍に
はコネクタモジュール120 の絶縁ハウジング121 の外面
に形成されたアライメント用リブ124 を受ける溝134が
形成されている。また、絶縁ハウジング131 の端面の一
方の内側には凹溝135が形成され、ホルダ100 の一端に
形成されたリブ115 を受ける。このリブ115 と凹溝135
とにより、ホルダ100 と相手コネクタ130 との嵌合方向
(極性)を定めることが可能である。
【0027】相手コネクタ130 の絶縁ハウジング131 の
寸法は、本考案の特定実施例によると幅約10.7mm、高さ
7.5mm であり、長さはコンタクト33の個数に依存する。
例えば16ピンの場合には約18mmであり、30ピンの場合に
は約32mmである。これら寸法から本考案のモジューラ電
気コネクタ組立体が十分小形高密度であることが理解で
きよう。
【0028】本考案のホルダ100 を使用するモジューラ
電気コネクタを相手コネクタ130 と嵌合する嵌合操作を
説明する。ホルダ100 の中央隔壁101 の両側に横方向か
ら中央隔壁101 に向って1対のコネクタモジュール120
a、120bを同時又は別々に装着して両端ラッチ部材103
の鈎104 をコネクタモジュール120 の係合肩122 を相互
係合させて一体化することによりモジューラ電気コネク
タを完成する。次に、ホルダ100 のリブ115 を相手コネ
クタ130 の凹溝135 と一致させ且つコネクタモジュール
120 の外面のアライメントリブ124 を溝134 と一致させ
る。最後に、押圧ブロック110 を押圧して両コネクタの
コンタクトが相互に接触するよう十分に押込む。これに
より、モジューラ電気コネクタ組立体が完成する。
【0029】更に、図3は本考案のモジューラ電気コネ
クタ用ホルダの他の実施例を使用したモジューラ電気コ
ネクタ組立体の分解斜視図を示す。この実施例は図2の
実施例と類似であるので、対応素子には同様の参照番号
を附し、主に相違点のみを以下に詳述することとする。
【0030】ホルダ200 は中央隔壁201 、底板202 、弾
性両端ラッチ部材203 及び1対の上部ラッチ部材である
押圧ブロック210 を有する点で上述したホルダ100 と同
様である。しかし、ホルダ200 は押圧ブロック210 の両
外側に更に1対のラッチアーム220 が一体にヒンジ結合
して形成された点で相違する。このホルダ200 の中央隔
壁201 の両側には1対のコネクタモジュール220a、220b
が側面から押込まれて両端ラッチ部材203 により係合さ
れ一体化されることは図2の場合と同様である。
【0031】ホルダ200 の各押圧ブロック210 の外側に
は比較的薄く且つ短い平板状の可撓性結合部材又はヒン
ジ部材241 を介して1対のラッチアーム240 が形成され
る。各ラッチアーム240 の水平断面は略コ字状であっ
て、外面には指によるラッチ解除操作及びコネクタの抜
去操作を容易にする為の略鋸歯状面242 が形成されてい
る。両側部243 は取扱中にコネクタモジュール220 のワ
イヤ223 がラッチアーム240 及び両端ラッチ部材203 内
に侵入してこれらを変形又は破損するのを阻止する。ラ
ッチアーム240 の内面下端にはラッチ係合用鈎244 が形
成されている。
【0032】図3から明らかな如く、1対のラッチアー
ム240 の上端部を相互に近付けるように、即ち、押圧ブ
ロック210 に向って撓ませると、内面が押圧ブロック21
0 に衝突する。これにより、押圧ブロック210 は装着さ
れたコネクタブロック220 の上方へ移動規制、モジュー
ラ電気コネクタの相手コネクタへの押込み嵌合機能に加
えてラッチアーム240 のヒンジ結合、ワイヤ侵入阻止及
びラッチアーム240 のオーバストレス阻止用ストッパ等
の機能を有する。
【0033】このホルダ200 と、これに装着された1対
のコネクタモジュール220a、220bにより構成されるモジ
ューラ電気コネクタは、相手コネクタ230 に嵌合され
る。この相手コネクタ230 に嵌合されると、ラッチアー
ム240 は絶縁ハウジング231 の両端面下部の段状部236
とラッチアーム240 の下端の鈎244 とが係合する。即
ち、モジューラ電気コネクタを相手コネクタ230 に押込
むと、ラッチアーム240 はその弾性により絶縁ハウジン
グ231 の両端面に沿って摺動して、完全嵌合時にラッチ
アーム240 が自動的に相手コネクタ230 の段状部236 と
ラッチ係合する。これにより、一度嵌合されたモジュー
ラ電気コネクタ組立体は確実にラッチ固定される。
【0034】何らかの理由でモジューラ電気コネクタを
相手コネクタ230 から抜去したい場合には、1対のラッ
チアーム240 の上端部を相互に近付けるように操作者が
指で把持する。これにより、両コネクタ間のラッチが解
除される。さらに相手コネクタ230 から持ち上げると、
モジューラ電気コネクタは相手コネクタ230 から抜去さ
れる。即ち、ラッチアーム240 の把持と引き上げという
片手の一連の操作のみでコネクタの抜去が可能である。
【0035】図4は図3のモジューラ電気コネクタ組立
体の端部の一部断面図である。先ず基板250 の所定位置
に相手コネクタ230 が取付けられる。この相手コネクタ
230の底面には位置決めポスト237 が形成され、このポ
スト237 を基板250 の位置決め開口251 に挿入し、基板
250 とコネクタ230 との取付方向を定める。コネクタ23
0 の底板232 に植立されたピンコンタクト233 は基板28
0 のスルーホール(図示せず)に挿入されて半田付けさ
れる。
【0036】このコネクタ230 にモジューラ電気コネク
タが挿入嵌合されると、ホルダ200の中央隔壁201 、底
板202 及び両端ラッチ部材203 と1対のコネクタモジュ
ール220a、220bは絶縁ハウジング231 内に収容される。
他方、ラッチアーム240 は絶縁ハウジング231 の端部外
に延び、下方の段状部236 とラッチアーム240 の下端の
係合鈎(フック)244 がラッチ係合する。
【0037】ホルダ200 の中央隔壁201 の端部に形成さ
れた押圧ブロック210 の外面に固定されたヒンジ結合部
241 は絶縁ハウジング231 の端壁の肉厚により僅かに長
い寸法に選定されている。このヒンジ結合部241 の上方
の間隙及び長さは予め定められ、ラッチアーム240 の鋸
歯状部242 を図中右方向へ押圧するとき、その内面が押
圧ブロック210 に衝突する。これにより、係合鈎244 が
絶縁ハウジング231 の底面段状部236 から解放されるの
に十分な撓み量を有するが、過度の撓みによりラッチア
ーム240 が破損するのを阻止するストッパとして作用す
ることに注目されたい。また、ラッチアーム240 の上端
は押圧ブロック210 の上面212 と略等しくする。
【0038】以上、本考案のモジューラ電気コネクタ用
ホルダを好適実施例に則して詳述した。しかし、本考案
は斯る実施例のみに限定するべきではなく、本考案の要
旨を逸脱することなく用途に応じて種々の変形変更が可
能であることが理解できよう。
【0039】
【考案の効果】本考案のモジューラ電気コネクタ用ホル
ダによると、1対のコネクタモジュールを背中合せに保
持する中央隔壁の両端上部に上部ラッチ部材を有する。
従って、装着された1対のコネクタモジュールの上方へ
の抜けを防止する移動規制手段として機能するのみなら
ず、相手コネクタとの嵌合の為の押圧部として機能す
る。これにより、コネクタモジュールを確実に保持し且
つ相手コネクタとの嵌合作業性を改善することが可能で
ある。
【0040】また、上部ラッチ部材の両外側に1対のラ
ッチアームをヒンジ結合することにより、相手コネクタ
と嵌合したモジューラ電気コネクタを自動的且つ確実に
ラッチ係合することが可能である。しかも、抜去時には
ラッチ解除と共に片手でそのままラッチアームを持ち上
げることにより簡単に抜去可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のモジューラ電気コネクタ用ホルダ及び
これに関連するコネクタモジュール並びに相手コネクタ
の好適1実施例の分解斜視図。
【図2】本考案の他の実施例のホルダを使用するモジュ
ーラ電気コネクタ組立体の分解斜視図。
【図3】本考案の更に他の実施例のホルダを使用する図
2と同様の分解斜視図。
【図4】図3のモジューラ電気コネクタ組立体の一部断
面図。
【図5】従来のモジューラ電気コネクタ用ホルダの斜視
図。
【符号の説明】
40 、100 、200 モジューラ電気コネクタ用ホル
ダ 41 、101 、201 中央隔壁 42 、102 、202 底板 43 、103 、203 両端ラッチ部材 46 、110 、210 上部ラッチ部材(押圧ブロッ
ク) 50 、120 、220 コネクタモジュール 47 、241 可撓性連結部材 48 、240 ラッチアーム 60 、130 相手コネクタ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々リード付きの複数のコンタクトが列
    状に取付けられた2個のコネクタモジュールを相互に背
    中合せに連結保持するモジューラ電気コネクタ用ホルダ
    において、 略平板状の中央隔壁と、 該隔壁の略底部近傍両側に形成された底板と、 前記中央隔壁の両端に形成され前記各コネクタモジュー
    ルの両端部に係合する弾性両端ラッチ部材と、 前記中央隔壁の少なくとも両端部近傍の上部に前記中央
    隔壁に対して略直角に形成された上部ラッチ部材とを具
    えることを特徴とするモジューラ電気コネクタ用ホル
    ダ。
  2. 【請求項2】 請求項1のモジューラ電気コネクタ用ホ
    ルダにおいて、 前記上部ラッチ部材の両外側に可撓性連結部材を介して
    相手コネクタをラッチ係合する1対のラッチアームを具
    えることを特徴とするモジューラ電気コネクタ用ホル
    ダ。
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