JP3094009B2 - コンタクト保持装置付き電気コネクタ - Google Patents
コンタクト保持装置付き電気コネクタInfo
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- JP3094009B2 JP3094009B2 JP10291120A JP29112098A JP3094009B2 JP 3094009 B2 JP3094009 B2 JP 3094009B2 JP 10291120 A JP10291120 A JP 10291120A JP 29112098 A JP29112098 A JP 29112098A JP 3094009 B2 JP3094009 B2 JP 3094009B2
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Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気コネクタ、特に
おす型コンタクトを有するコネクタハウジング内に移動
自在なコンタクト保持装置を有する電気コネクタに関す
る。 【0002】 【従来の技術】一般的に電気コネクタは夫々おす型コン
タクトおよびめす型コンタクトが保持された1対のハウ
ジング同士を嵌合させて、対応するおす型コンタクトと
めす型コンタクトとを電気的接続させるよう構成してい
る。斯る電気コネクタの各コンタクトには、例えば電線
が接続されて、これら電線間を1対の電気コネクタの嵌
合又は抜去により選択的に接続又は切断することが可能
である。 【0003】斯る電気コネクタにあっては、特に小型多
極となると、ハウジングの嵌合開口にコンタクトが露出
する。そこで特におす型コンタクトが他のコネクタハウ
ジングまたは取扱時に他の物体と衝突して変形される虞
がある。その為に、外力によりこれらコンタクトが変形
したり位置ずれを生じ相手コネクタのコンタクトとのア
ライメントがずれると両コネクタが嵌合不能となる。 【0004】斯る従来の電気コネクタの課題ないし欠点
の解決策として、例えば実開昭61−99979号公報
の電気コネクタが提案されている。この従来の電気コネ
クタにあっては、おす型端子(ターミナル)の接触部に
対応する孔が形成されたガイドプレートをハウジングの
嵌合開口内に設け、接触部の位置決め及び保護を行って
いる。相手コネクタとの嵌合時には、このガイドプレー
トは嵌合力によりハウジング内を後方へ移動する。その
結果これら雄型端子と相手コネクタの雌型端子は相互に
接触可能である。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上述した電気コネクタ
にあっては、ガイドプレートは上述した目的ないし効果
を果し得るが、ガイドプレートは単なる平板状体である
為に次の如き欠点がある。 【0006】(1) ガイドプレートは、相手コネクタとの
嵌合時まで必ずしも正しくコンタクトの先端位置に係止
されるとは限らず、運搬時、取扱時、又は組立時の外力
によりガイドプレートが後方に移動し、コンタクトのア
ライメント保持が不可能になり得る。 【0007】(2) 更に重要な問題は、この電気コネクタ
を一度相手コネクタと嵌合した後、両コネクタを抜去
(嵌合解除)すると、ガイドプレートは元の位置に戻ら
ないので、接触部が露出して、次に嵌合する際にはコン
タクトのアライメントが保たれていない虞がある。 【0008】(3) また、コンタクトガイドは単なる平板
状体である為に、相手コネクタとの嵌合時にハウジング
内を必ずしも円滑に移動せず、嵌合を阻止する虞があ
り、更に相手コネクタとの嵌合時にガイドプレートが固
定されず振動により異音を発する虞がある。 【0009】従って、本発明の目的はおす型コンタクト
装置のアライメントを維持すると共に外力等による変形
を阻止するコンタクト保持(ガイド)を有する電気コネ
クタの上述した欠点を解消することである。 【0010】 【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本願発明の電気コネクタは、少なくとも1個の
おす型コンタクトを有する第1ハウジングと、第1ハウ
ジング内の内部位置及び外部位置間を摺動可能に挿入さ
れるコンタクト保持装置と、内部にめす型コンタクトが
保持された第2ハウジングとを有するコンタクト保持装
置付きコネクタにおいて、コンタクト保持装置は、おす
型コンタクトの接触部が貫通する孔が形成された保持プ
レートと、保持プレートを第1ハウジング内に摺動可能
に案内するガイド部材と、第1ハウジングと係合してコ
ンタクト保持装置を第1ハウジング内の外部位置に保持
する第1係合部材と、第2ハウジングとの嵌合解除時に
第2ハウジングと係合してコンタクト保持装置を内部位
置から外部位置まで移動させる第2係合部材と、第1ハ
ウジングと係合してコンタクト保持装置を第1ハウジン
グから外れるのを防止する第3係合部材とを具備し、第
2係合部材は背後に空間を有する片持支持されたアーム
で、第1及び第2ハウジングの嵌合の際に撓んで、第2
ハウジングの嵌合側端部が保持プレートに当接するま
で、第1ハウジング及び前記第1係合部材の係合が外れ
ないようにすることを特徴とする。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明のコンタクト保持装
置付き電気コネクタの好適な実施形態を添付図を参照し
て詳細に説明する。 【0012】電気コネクタは、電気絶縁性のプラスチッ
ク材料から一体成型された第1ハウジング(10)及び第2
ハウジング(20)からなる。第1ハウジング(10)には2個
の貫通キャビティ(11)が形成されており、各キャビティ
(11)は絶縁被覆された導線(12)が終端に接続された、お
す型コンタクト(13)を受入れ保持する。第2ハウジング
(20)には2個の貫通キャビティ(21)が形成されており、
各キャビティ(21)は、おす型コンタクト(13)と同様に絶
縁被覆された導線(22)が終端接続された、めす型コンタ
クト(23)を受入れ保持する。 【0013】おす型コンタクト(13)は、型打抜成形され
たもので、断面箱形の本体部分(131)と、その本体部分
から延出された二重厚タブ形状の接触部(132)とを備え
ており、本体部分(131)には、おす型コンタクト(13)を
第1ハウジング(10)内のキャビティ(11)に固定して後退
を防ぐためのランス(14)の突起(15)を受入れる孔が形成
され、その孔の縁の一部にはコンタクト(13)をキャビテ
ィ(11)に裏表逆に差込むことを防止するための爪(134)
が設けられている。また、めす型コンタクト(23)も型打
抜成形されたもので、断面箱形の接触部(231)を備えて
おり、接触部(231)は前端から折返されたリーフによっ
て、挿入されたおす型コンタクト(13)の接触部(132)を
接触部(231)の上壁に形成された2本の突条に圧接させ
て電気的接続を行う。突条が形成された上壁は、2本の
突条の間で切断されることなく、端部が側壁に当接する
まで延出されており、また端部には凸部が形成されてい
る。側壁は上壁の端部が接触する位置に穴を有してお
り、この穴には上壁の端部が挿入されている。また、側
壁は、その位置で上壁の上面に接するまで折曲げられて
上壁の端部を掛止する。このめす型コンタクト(23)の接
触部(231)の構造により、おす型コンタクト(13)の接触
部(132)がめす型コンタクト(23)の接触部(231)に挿入さ
れた際に、上壁が外方に開いて接触部(132)の保持する
力が低下するのを防止できる。なお、両コンタクト(1
3)、(23)のそれぞれに接続された導線(12)、(22)には、
シールゴム(135)、(237)が環装されていて、コンタクト
がキャビティに挿入された際にキャビティを密封して水
分の侵入を防止する働きをする。 【0014】第2ハウジング(20)のキャビティ(21)はハ
ウジング(20)の環状内壁(24)から画成されている。ま
た、この内壁(24)を外壁(25)が取囲んでいて内壁(24)と
の間に延在するキャビティ(26)が画成されている。キャ
ビティ(21)にはハウジング(20)から弾性状ランス(27)が
コンタクト(23)の挿入方向前方に延出されており、この
ランス(27)はコンタクト(23)の接触部(231)の上壁と係
合する突起(28)を備える。キャビティ(21)の前方端は、
おす型コンタクト(13)の接触部(132)が通過できる程度
の貫通孔(29)を介して外方と連通していて、おす型コン
タクト(13)の接触部(132)がこの貫通孔(28)から挿入さ
れてめす型コンタクト(23)の接触部(231)と接触する。
内壁(24)はキャビティ(26)に面する側に溝(30)を備えて
おり、溝(30)には後述する保持装置(40)の突起(52)が挿
入される。また、内壁(24)にはガスケット(31)が環装さ
れていて、第1ハウジング(10)と第2ハウジング(20)と
を嵌合させたときに、ガスケット(31)がキャビティ(1
1)、(21)内に水分が侵入するのを防止する。 【0015】第1ハウジング(10)はキャビティ(11)から
コンタクト(13)の挿入方向に延出された弾性状のランス
(14)を備える。ランス(14)はコンタクト(13)の2個の逆
差防止爪(134)の間に介装される棒状のもので、突起(1
5)が形成されていて、その突起がコンタクト(13)の孔に
受入れられるとコンタクト(13)の後退を防止することが
できる。また、ランス(14)と平行にハウジング(10)の壁
(16)が延出されており、壁(16)は、コンタクト(13)の挿
入の際のガイドとして働くとともに、後述する保持装置
(40)のガイドとしても働く。さらにプラグハウジング(1
0)には壁(16)及びランス(14)を取囲むように、シュラウ
ド(17)が設けられており、シュラウド(17)は、キャビテ
ィ(18)を画成する一方、両ハウジング(10),(20)が嵌合
された際に、キャビティ(26)に受入れられて、ガスケッ
ト(31)と外壁(25)の内面とに同時に接するように形成さ
れている。 【0016】キャビティ(18)には、シュラウド(17)の内
面に接して移動可能な保持装置(40)が受入れられてお
り、保持装置(40)は保持プレート(41)と第1ガイド(42)
とを備える。保持プレート(41)は第1ガイド(42)と一体
成型されていて、嵌合方向と直交する方向に保持された
ままキャビティ(18)内を平行に移動するように形成され
ている。また、中央近くにはおす型コンタクト(13)の接
触部(132)が挿通される孔(43)を備える。ガイド(42)
は、壁(16)とランス(14)とを挟むように2つの部分に分
割されていて、シュラウド(17)と、ランス(14)又は壁(1
6)との間のキャビティ(18)内を移動するように構成され
ている。 【0017】壁(16)には溝(19)が設けられている。溝(1
9)にはガイド(42)に設けられた突起(44)が挿入されてい
て、ガイド(42)が嵌合を解除する方向に移動させられる
と、この突起(44)が溝の形成されていない壁(16)の端部
(19a)に掛止されて、保持装置(40)を所定位置に止める
とともに第1ハウジング(10)から保持装置(40)が外れる
のを防ぐ停止装置として働く。壁(16)の端部(19a)は自
由端になっている。また、ガイド(42)の内面に隣接した
位置の保持プレート(41)には細孔(45)を設けてあり、こ
の細孔(45)から細い棒状の治具を差し込んで端部(19a)
を図2において上方に持ち上げると、端部(19a)と突起
(44)との掛止状態を解除することができる。このため、
端部(19a)は先細り状に形成され、治具が端部(19a)とガ
イドとの間に差し込みやすいようになっている。また、
ガイド(42)の内面がランス(14)を挟んでいることから、
ガイド(42)はランス(14)を押えて浮き上りを防止するよ
うに働く。 【0018】一方、保持プレート(41)の反対側には、保
持プレート(41)に一体成型された第2ガイド(46)が設け
られており、第2ガイド(46)は第1ハウジング(10)の開
口部の端部近くに係合部(47)を備える(図1)。係合部
(47)はシュラウド(17)の先端の内面に形成された凹部(4
9)の端部と係合して保持装置(40)を一定位置に留める。
保持装置(40)が一定位置に留まると、保持プレート(41)
がおす型コンタクト(13)の接触部(132)の先端を適切な
位置に保持することができる。これによってコンタクト
(13)の接触部(132)とコンタクト(23)の接触部(231)とが
適正に整列することになる。係合部(47)は凹部(49)の端
部に乗り上げたときには、図1の破線で示す位置に移動
して凹部(50)を形成する。ハウジングの嵌合時にはこの
凹部(50)に第2ハウジング(20)の内壁(24)に形成された
突起(32)が嵌合する。このように、係合部(47)は突起(3
2)とともに係合装置として働く。また、第2ガイド(46)
の一部が切欠かれていて、その位置に対応した位置に平
行に係合部(51)が保持プレート(41)から突出して設けら
れており、このため係合部(51)は片持支持状態になって
いる。係合部(51)の先端には突起(52)が設けられてお
り、突起(52)は係合部位が鈍角に形成されていて、ハウ
ジングの嵌合時に第2ハウジング(20)の内壁(24)に設け
られた溝(30)に挿入されてその端部と係合する。この係
合部(51)も溝(30)とともに係合装置として働く。 【0019】第1ハウジング(10)を組立てるにあたって
は、先ず、第1ハウジング(10)のキャビティ(11)におす
型コンタクト(13)を挿入してランス(14)の突起(15)をコ
ンタクト(13)の孔の縁部と係合させ、シールゴム(135)
でキャビティ(11)を密封する。なお、このとき誤って、
コンタクト(13)を裏表逆にしてキャビティ(11)に挿入し
たとしても、爪(134)が壁(16)の後方端部に衝突するの
でコンタクトの装着は行えない。次に、保持装置(40)を
第1ガイド(42)がランス(14)及び壁(16)を挟むようにキ
ャビティ(18)に挿入して突起(44)を端部(19a)と係合さ
せる。この後すぐに、係合部(47)が凹部(49)の端部と衝
突するので、保護装置(40)が一定位置に係留されて保持
プレート(41)が接触部(132)の先端を所定位置に保持す
るようになる。 【0020】第2ハウジング(20)の組立ては、キャビテ
ィ(21)にめす型コンタクト(23)を挿入してランス(28)と
接触部(231)の端部とを係合させ、シールゴム(237)でキ
ャビティ(21)を密封し、ガスケット(31)をキャビティ(2
6)に収容すると完了する。 【0021】接触部(132)が保持プレート(41)によって
適切な所定位置に保持されていることから、図3に示す
ように、シュラウド(17)がキャビティ(26)に挿入される
と、接触部(132)は、周囲の壁面に衝突することもなく
貫通孔(29)に挿入されて、めす型コンタクト(23)のリー
フと壁との間に正確に挿入できる。このとき、係合部(4
7)がシュラウド(17)の凹部(49)と係合しているので、保
持装置(40)は第1ハウジング(10)内に向かって直ちには
後退せず、係合部(51)の突起(52)が内壁(24)を乗りこえ
て溝(30)に挿入されるまでその位置に留まって接触部(1
32)の貫通孔(29)への挿入を容易にする。 【0022】内壁(24)の嵌合側端部が保持プレート(41)
に当接した後に、さらに、両ハウジング(10),(20)の嵌
合を進めると、内壁(24)を押し込む力によって係合部(4
7)が凹部(49)からシュラウド(17)の内面に乗り上げて係
合が解けて、保持装置(40)はハウジング(10)内に押し込
まれる。保持装置(40)の後退によって、接触部(132)は
保持プレート(41)の孔(43)から突出してめす型コンタク
ト(23)のリーフ(232)と壁(234)との間に進行する。嵌合
が完了した際には、保持装置(40)は何ら嵌合の妨げとな
らない。 【0023】嵌合の解除は、両ハウジング(12),(23)を
それぞれ逆方向に引張ることによって行う。このとき、
係合部(47)と突起(32)とが係合し、また溝(30)の端部と
突起(52)とが係合しているので、保持装置(40)は第2ハ
ウジング(20)とともに移動する。突起(44)が壁(16)の溝
(19)に沿って移動して端部(19a)と衝突して停止する
と、係合部(47)は凹部(49)に落ち込んで突起(32)との係
合は解除される。また、突起(52)が鈍角に形成されてい
て溝(30)の端部との係合は容易に解除されるので、保持
装置(40)はキャビティ(18)内に留り、第2ハウジング(2
0)のみが第1ハウジング(10)から引き抜かれる。このよ
うに、係止装置を対向した位置に設けたのは、保持プレ
ートの一端のみが引っ張られることにより傾いてしま
い、保護装置の移動が滑らかに行えなくなるのを防ぐた
めである。係合部(47)は溝(49)の端部と係合するので、
保持装置(40)はキャビティ(18)内を後退することもなく
一定位置に保持される。この結果、非嵌合時において
は、保持プレート(41)によって、接触部(132)の先端は
常に適切な所定の位置(元の位置)に保持されることに
なる。 【0024】 【発明の効果】上述の説明から理解される如く、本発明
の電気コネクタによると、おす型コンタクトを有する第
1ハウジングの嵌合部にコンタクト保持装置を摺動自在
に設けている。このコンタクト保持装置は、両ハウジン
グの嵌合前には係合部材により必ず外部位置にありおす
型コンタクトのアライメントと外力による変形からの保
護を行う。両ハウジングの嵌合時にはハウジング内部を
内部位置に摺動する。また、両ハウジングの嵌合後、抜
去すると別の係合部材によりコンタクト保持装置は再び
外部位置に必ず復帰するので、次に嵌合するまでおす型
コンタクトのアライメントおよび保護を確実に行うこと
が可能である。従って、外力により変形し易い多数のコ
ンタクトを有する小型電気コネクタに実用上の顕著な効
果を有する。
おす型コンタクトを有するコネクタハウジング内に移動
自在なコンタクト保持装置を有する電気コネクタに関す
る。 【0002】 【従来の技術】一般的に電気コネクタは夫々おす型コン
タクトおよびめす型コンタクトが保持された1対のハウ
ジング同士を嵌合させて、対応するおす型コンタクトと
めす型コンタクトとを電気的接続させるよう構成してい
る。斯る電気コネクタの各コンタクトには、例えば電線
が接続されて、これら電線間を1対の電気コネクタの嵌
合又は抜去により選択的に接続又は切断することが可能
である。 【0003】斯る電気コネクタにあっては、特に小型多
極となると、ハウジングの嵌合開口にコンタクトが露出
する。そこで特におす型コンタクトが他のコネクタハウ
ジングまたは取扱時に他の物体と衝突して変形される虞
がある。その為に、外力によりこれらコンタクトが変形
したり位置ずれを生じ相手コネクタのコンタクトとのア
ライメントがずれると両コネクタが嵌合不能となる。 【0004】斯る従来の電気コネクタの課題ないし欠点
の解決策として、例えば実開昭61−99979号公報
の電気コネクタが提案されている。この従来の電気コネ
クタにあっては、おす型端子(ターミナル)の接触部に
対応する孔が形成されたガイドプレートをハウジングの
嵌合開口内に設け、接触部の位置決め及び保護を行って
いる。相手コネクタとの嵌合時には、このガイドプレー
トは嵌合力によりハウジング内を後方へ移動する。その
結果これら雄型端子と相手コネクタの雌型端子は相互に
接触可能である。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上述した電気コネクタ
にあっては、ガイドプレートは上述した目的ないし効果
を果し得るが、ガイドプレートは単なる平板状体である
為に次の如き欠点がある。 【0006】(1) ガイドプレートは、相手コネクタとの
嵌合時まで必ずしも正しくコンタクトの先端位置に係止
されるとは限らず、運搬時、取扱時、又は組立時の外力
によりガイドプレートが後方に移動し、コンタクトのア
ライメント保持が不可能になり得る。 【0007】(2) 更に重要な問題は、この電気コネクタ
を一度相手コネクタと嵌合した後、両コネクタを抜去
(嵌合解除)すると、ガイドプレートは元の位置に戻ら
ないので、接触部が露出して、次に嵌合する際にはコン
タクトのアライメントが保たれていない虞がある。 【0008】(3) また、コンタクトガイドは単なる平板
状体である為に、相手コネクタとの嵌合時にハウジング
内を必ずしも円滑に移動せず、嵌合を阻止する虞があ
り、更に相手コネクタとの嵌合時にガイドプレートが固
定されず振動により異音を発する虞がある。 【0009】従って、本発明の目的はおす型コンタクト
装置のアライメントを維持すると共に外力等による変形
を阻止するコンタクト保持(ガイド)を有する電気コネ
クタの上述した欠点を解消することである。 【0010】 【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本願発明の電気コネクタは、少なくとも1個の
おす型コンタクトを有する第1ハウジングと、第1ハウ
ジング内の内部位置及び外部位置間を摺動可能に挿入さ
れるコンタクト保持装置と、内部にめす型コンタクトが
保持された第2ハウジングとを有するコンタクト保持装
置付きコネクタにおいて、コンタクト保持装置は、おす
型コンタクトの接触部が貫通する孔が形成された保持プ
レートと、保持プレートを第1ハウジング内に摺動可能
に案内するガイド部材と、第1ハウジングと係合してコ
ンタクト保持装置を第1ハウジング内の外部位置に保持
する第1係合部材と、第2ハウジングとの嵌合解除時に
第2ハウジングと係合してコンタクト保持装置を内部位
置から外部位置まで移動させる第2係合部材と、第1ハ
ウジングと係合してコンタクト保持装置を第1ハウジン
グから外れるのを防止する第3係合部材とを具備し、第
2係合部材は背後に空間を有する片持支持されたアーム
で、第1及び第2ハウジングの嵌合の際に撓んで、第2
ハウジングの嵌合側端部が保持プレートに当接するま
で、第1ハウジング及び前記第1係合部材の係合が外れ
ないようにすることを特徴とする。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明のコンタクト保持装
置付き電気コネクタの好適な実施形態を添付図を参照し
て詳細に説明する。 【0012】電気コネクタは、電気絶縁性のプラスチッ
ク材料から一体成型された第1ハウジング(10)及び第2
ハウジング(20)からなる。第1ハウジング(10)には2個
の貫通キャビティ(11)が形成されており、各キャビティ
(11)は絶縁被覆された導線(12)が終端に接続された、お
す型コンタクト(13)を受入れ保持する。第2ハウジング
(20)には2個の貫通キャビティ(21)が形成されており、
各キャビティ(21)は、おす型コンタクト(13)と同様に絶
縁被覆された導線(22)が終端接続された、めす型コンタ
クト(23)を受入れ保持する。 【0013】おす型コンタクト(13)は、型打抜成形され
たもので、断面箱形の本体部分(131)と、その本体部分
から延出された二重厚タブ形状の接触部(132)とを備え
ており、本体部分(131)には、おす型コンタクト(13)を
第1ハウジング(10)内のキャビティ(11)に固定して後退
を防ぐためのランス(14)の突起(15)を受入れる孔が形成
され、その孔の縁の一部にはコンタクト(13)をキャビテ
ィ(11)に裏表逆に差込むことを防止するための爪(134)
が設けられている。また、めす型コンタクト(23)も型打
抜成形されたもので、断面箱形の接触部(231)を備えて
おり、接触部(231)は前端から折返されたリーフによっ
て、挿入されたおす型コンタクト(13)の接触部(132)を
接触部(231)の上壁に形成された2本の突条に圧接させ
て電気的接続を行う。突条が形成された上壁は、2本の
突条の間で切断されることなく、端部が側壁に当接する
まで延出されており、また端部には凸部が形成されてい
る。側壁は上壁の端部が接触する位置に穴を有してお
り、この穴には上壁の端部が挿入されている。また、側
壁は、その位置で上壁の上面に接するまで折曲げられて
上壁の端部を掛止する。このめす型コンタクト(23)の接
触部(231)の構造により、おす型コンタクト(13)の接触
部(132)がめす型コンタクト(23)の接触部(231)に挿入さ
れた際に、上壁が外方に開いて接触部(132)の保持する
力が低下するのを防止できる。なお、両コンタクト(1
3)、(23)のそれぞれに接続された導線(12)、(22)には、
シールゴム(135)、(237)が環装されていて、コンタクト
がキャビティに挿入された際にキャビティを密封して水
分の侵入を防止する働きをする。 【0014】第2ハウジング(20)のキャビティ(21)はハ
ウジング(20)の環状内壁(24)から画成されている。ま
た、この内壁(24)を外壁(25)が取囲んでいて内壁(24)と
の間に延在するキャビティ(26)が画成されている。キャ
ビティ(21)にはハウジング(20)から弾性状ランス(27)が
コンタクト(23)の挿入方向前方に延出されており、この
ランス(27)はコンタクト(23)の接触部(231)の上壁と係
合する突起(28)を備える。キャビティ(21)の前方端は、
おす型コンタクト(13)の接触部(132)が通過できる程度
の貫通孔(29)を介して外方と連通していて、おす型コン
タクト(13)の接触部(132)がこの貫通孔(28)から挿入さ
れてめす型コンタクト(23)の接触部(231)と接触する。
内壁(24)はキャビティ(26)に面する側に溝(30)を備えて
おり、溝(30)には後述する保持装置(40)の突起(52)が挿
入される。また、内壁(24)にはガスケット(31)が環装さ
れていて、第1ハウジング(10)と第2ハウジング(20)と
を嵌合させたときに、ガスケット(31)がキャビティ(1
1)、(21)内に水分が侵入するのを防止する。 【0015】第1ハウジング(10)はキャビティ(11)から
コンタクト(13)の挿入方向に延出された弾性状のランス
(14)を備える。ランス(14)はコンタクト(13)の2個の逆
差防止爪(134)の間に介装される棒状のもので、突起(1
5)が形成されていて、その突起がコンタクト(13)の孔に
受入れられるとコンタクト(13)の後退を防止することが
できる。また、ランス(14)と平行にハウジング(10)の壁
(16)が延出されており、壁(16)は、コンタクト(13)の挿
入の際のガイドとして働くとともに、後述する保持装置
(40)のガイドとしても働く。さらにプラグハウジング(1
0)には壁(16)及びランス(14)を取囲むように、シュラウ
ド(17)が設けられており、シュラウド(17)は、キャビテ
ィ(18)を画成する一方、両ハウジング(10),(20)が嵌合
された際に、キャビティ(26)に受入れられて、ガスケッ
ト(31)と外壁(25)の内面とに同時に接するように形成さ
れている。 【0016】キャビティ(18)には、シュラウド(17)の内
面に接して移動可能な保持装置(40)が受入れられてお
り、保持装置(40)は保持プレート(41)と第1ガイド(42)
とを備える。保持プレート(41)は第1ガイド(42)と一体
成型されていて、嵌合方向と直交する方向に保持された
ままキャビティ(18)内を平行に移動するように形成され
ている。また、中央近くにはおす型コンタクト(13)の接
触部(132)が挿通される孔(43)を備える。ガイド(42)
は、壁(16)とランス(14)とを挟むように2つの部分に分
割されていて、シュラウド(17)と、ランス(14)又は壁(1
6)との間のキャビティ(18)内を移動するように構成され
ている。 【0017】壁(16)には溝(19)が設けられている。溝(1
9)にはガイド(42)に設けられた突起(44)が挿入されてい
て、ガイド(42)が嵌合を解除する方向に移動させられる
と、この突起(44)が溝の形成されていない壁(16)の端部
(19a)に掛止されて、保持装置(40)を所定位置に止める
とともに第1ハウジング(10)から保持装置(40)が外れる
のを防ぐ停止装置として働く。壁(16)の端部(19a)は自
由端になっている。また、ガイド(42)の内面に隣接した
位置の保持プレート(41)には細孔(45)を設けてあり、こ
の細孔(45)から細い棒状の治具を差し込んで端部(19a)
を図2において上方に持ち上げると、端部(19a)と突起
(44)との掛止状態を解除することができる。このため、
端部(19a)は先細り状に形成され、治具が端部(19a)とガ
イドとの間に差し込みやすいようになっている。また、
ガイド(42)の内面がランス(14)を挟んでいることから、
ガイド(42)はランス(14)を押えて浮き上りを防止するよ
うに働く。 【0018】一方、保持プレート(41)の反対側には、保
持プレート(41)に一体成型された第2ガイド(46)が設け
られており、第2ガイド(46)は第1ハウジング(10)の開
口部の端部近くに係合部(47)を備える(図1)。係合部
(47)はシュラウド(17)の先端の内面に形成された凹部(4
9)の端部と係合して保持装置(40)を一定位置に留める。
保持装置(40)が一定位置に留まると、保持プレート(41)
がおす型コンタクト(13)の接触部(132)の先端を適切な
位置に保持することができる。これによってコンタクト
(13)の接触部(132)とコンタクト(23)の接触部(231)とが
適正に整列することになる。係合部(47)は凹部(49)の端
部に乗り上げたときには、図1の破線で示す位置に移動
して凹部(50)を形成する。ハウジングの嵌合時にはこの
凹部(50)に第2ハウジング(20)の内壁(24)に形成された
突起(32)が嵌合する。このように、係合部(47)は突起(3
2)とともに係合装置として働く。また、第2ガイド(46)
の一部が切欠かれていて、その位置に対応した位置に平
行に係合部(51)が保持プレート(41)から突出して設けら
れており、このため係合部(51)は片持支持状態になって
いる。係合部(51)の先端には突起(52)が設けられてお
り、突起(52)は係合部位が鈍角に形成されていて、ハウ
ジングの嵌合時に第2ハウジング(20)の内壁(24)に設け
られた溝(30)に挿入されてその端部と係合する。この係
合部(51)も溝(30)とともに係合装置として働く。 【0019】第1ハウジング(10)を組立てるにあたって
は、先ず、第1ハウジング(10)のキャビティ(11)におす
型コンタクト(13)を挿入してランス(14)の突起(15)をコ
ンタクト(13)の孔の縁部と係合させ、シールゴム(135)
でキャビティ(11)を密封する。なお、このとき誤って、
コンタクト(13)を裏表逆にしてキャビティ(11)に挿入し
たとしても、爪(134)が壁(16)の後方端部に衝突するの
でコンタクトの装着は行えない。次に、保持装置(40)を
第1ガイド(42)がランス(14)及び壁(16)を挟むようにキ
ャビティ(18)に挿入して突起(44)を端部(19a)と係合さ
せる。この後すぐに、係合部(47)が凹部(49)の端部と衝
突するので、保護装置(40)が一定位置に係留されて保持
プレート(41)が接触部(132)の先端を所定位置に保持す
るようになる。 【0020】第2ハウジング(20)の組立ては、キャビテ
ィ(21)にめす型コンタクト(23)を挿入してランス(28)と
接触部(231)の端部とを係合させ、シールゴム(237)でキ
ャビティ(21)を密封し、ガスケット(31)をキャビティ(2
6)に収容すると完了する。 【0021】接触部(132)が保持プレート(41)によって
適切な所定位置に保持されていることから、図3に示す
ように、シュラウド(17)がキャビティ(26)に挿入される
と、接触部(132)は、周囲の壁面に衝突することもなく
貫通孔(29)に挿入されて、めす型コンタクト(23)のリー
フと壁との間に正確に挿入できる。このとき、係合部(4
7)がシュラウド(17)の凹部(49)と係合しているので、保
持装置(40)は第1ハウジング(10)内に向かって直ちには
後退せず、係合部(51)の突起(52)が内壁(24)を乗りこえ
て溝(30)に挿入されるまでその位置に留まって接触部(1
32)の貫通孔(29)への挿入を容易にする。 【0022】内壁(24)の嵌合側端部が保持プレート(41)
に当接した後に、さらに、両ハウジング(10),(20)の嵌
合を進めると、内壁(24)を押し込む力によって係合部(4
7)が凹部(49)からシュラウド(17)の内面に乗り上げて係
合が解けて、保持装置(40)はハウジング(10)内に押し込
まれる。保持装置(40)の後退によって、接触部(132)は
保持プレート(41)の孔(43)から突出してめす型コンタク
ト(23)のリーフ(232)と壁(234)との間に進行する。嵌合
が完了した際には、保持装置(40)は何ら嵌合の妨げとな
らない。 【0023】嵌合の解除は、両ハウジング(12),(23)を
それぞれ逆方向に引張ることによって行う。このとき、
係合部(47)と突起(32)とが係合し、また溝(30)の端部と
突起(52)とが係合しているので、保持装置(40)は第2ハ
ウジング(20)とともに移動する。突起(44)が壁(16)の溝
(19)に沿って移動して端部(19a)と衝突して停止する
と、係合部(47)は凹部(49)に落ち込んで突起(32)との係
合は解除される。また、突起(52)が鈍角に形成されてい
て溝(30)の端部との係合は容易に解除されるので、保持
装置(40)はキャビティ(18)内に留り、第2ハウジング(2
0)のみが第1ハウジング(10)から引き抜かれる。このよ
うに、係止装置を対向した位置に設けたのは、保持プレ
ートの一端のみが引っ張られることにより傾いてしま
い、保護装置の移動が滑らかに行えなくなるのを防ぐた
めである。係合部(47)は溝(49)の端部と係合するので、
保持装置(40)はキャビティ(18)内を後退することもなく
一定位置に保持される。この結果、非嵌合時において
は、保持プレート(41)によって、接触部(132)の先端は
常に適切な所定の位置(元の位置)に保持されることに
なる。 【0024】 【発明の効果】上述の説明から理解される如く、本発明
の電気コネクタによると、おす型コンタクトを有する第
1ハウジングの嵌合部にコンタクト保持装置を摺動自在
に設けている。このコンタクト保持装置は、両ハウジン
グの嵌合前には係合部材により必ず外部位置にありおす
型コンタクトのアライメントと外力による変形からの保
護を行う。両ハウジングの嵌合時にはハウジング内部を
内部位置に摺動する。また、両ハウジングの嵌合後、抜
去すると別の係合部材によりコンタクト保持装置は再び
外部位置に必ず復帰するので、次に嵌合するまでおす型
コンタクトのアライメントおよび保護を確実に行うこと
が可能である。従って、外力により変形し易い多数のコ
ンタクトを有する小型電気コネクタに実用上の顕著な効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気コネクタの好適実施形態の第1ハ
ウジングと第2ハウジングの嵌合直前の状態を示す断面
図である。 【図2】図2A、図2Bおよび図2Cは、図1の電気コ
ネクタの第1ハウジング内に摺動自在に配置されるコン
タクト保持装置の一例の異なる角度から見た斜視図であ
る。 【図3】図1の電気コネクタの第1ハウジングと第2ハ
ウジングの嵌合状態を示す断面図である。 【符号の説明】 10 第1ハウジング 13 おす型コンタクト 20 第2ハウジング 23 めす型コンタクト 40 コンタクト保持装置 41 保持プレート 42 ガイド部材 43 貫通孔44 第3係合部材 47 第1係合部材52 第2係合部材 132 接触部(おす型コンタクト) 231 接触部(めす型コンタクト)
ウジングと第2ハウジングの嵌合直前の状態を示す断面
図である。 【図2】図2A、図2Bおよび図2Cは、図1の電気コ
ネクタの第1ハウジング内に摺動自在に配置されるコン
タクト保持装置の一例の異なる角度から見た斜視図であ
る。 【図3】図1の電気コネクタの第1ハウジングと第2ハ
ウジングの嵌合状態を示す断面図である。 【符号の説明】 10 第1ハウジング 13 おす型コンタクト 20 第2ハウジング 23 めす型コンタクト 40 コンタクト保持装置 41 保持プレート 42 ガイド部材 43 貫通孔44 第3係合部材 47 第1係合部材52 第2係合部材 132 接触部(おす型コンタクト) 231 接触部(めす型コンタクト)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01R 13/62 - 13/64
H01R 12/00 - 12/38
H01R 24/00 - 24/18
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.少なくとも1個のおす型コンタクトを有する第1ハ
ウジングと、該第1ハウジング内の内部位置及び外部位
置間を摺動可能に挿入されるコンタクト保持装置と、内
部にめす型コンタクトが保持された第2ハウジングとを
有するコンタクト保持装置付きコネクタにおいて、 前記コンタクト保持装置は、前記おす型コンタクトの接
触部が貫通する孔が形成された保持プレートと、該保持
プレートを前記第1ハウジング内に摺動可能に案内する
ガイド部材と、前記第1ハウジングと係合して前記コン
タクト保持装置を前記第1ハウジング内の前記外部位置
に保持する第1係合部材と、前記第2ハウジングとの嵌
合解除時に該第2ハウジングと係合して前記コンタクト
保持装置を前記内部位置から前記外部位置まで移動させ
る第2係合部材と、前記第1ハウジングと係合して前記
コンタクト保持装置を前記第1ハウジングから外れるの
を防止する第3係合部材とを具備し、 前記第2係合部材は背後に空間を有する片持支持された
アームで、前記第1及び第2ハウジングの嵌合の際に撓
んで、前記第2ハウジングの嵌合側端部が前記保持プレ
ートに当接するまで、前記第1ハウジング及び前記第1
係合部材の係合が外れないようにする ことを特徴とする
コンタクト保持装置付き電気コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10291120A JP3094009B2 (ja) | 1998-10-13 | 1998-10-13 | コンタクト保持装置付き電気コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10291120A JP3094009B2 (ja) | 1998-10-13 | 1998-10-13 | コンタクト保持装置付き電気コネクタ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62117918A Division JPS63292584A (ja) | 1987-01-26 | 1987-05-14 | 電気コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11204184A JPH11204184A (ja) | 1999-07-30 |
JP3094009B2 true JP3094009B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=17764723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10291120A Expired - Lifetime JP3094009B2 (ja) | 1998-10-13 | 1998-10-13 | コンタクト保持装置付き電気コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3094009B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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GB2384630B (en) * | 2001-09-05 | 2003-09-24 | Yazaki Corp | Half-fitting prevention connector |
JP3976134B2 (ja) | 2001-09-05 | 2007-09-12 | 矢崎総業株式会社 | 半嵌合防止コネクタ |
JP4517940B2 (ja) * | 2005-05-27 | 2010-08-04 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
KR101529638B1 (ko) * | 2008-10-07 | 2015-06-19 | 한국단자공업 주식회사 | 커넥터 |
JP5378144B2 (ja) * | 2009-10-15 | 2013-12-25 | タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 | 電気コネクタ組立体 |
JP6408780B2 (ja) * | 2014-04-08 | 2018-10-17 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ嵌合構造 |
-
1998
- 1998-10-13 JP JP10291120A patent/JP3094009B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11204184A (ja) | 1999-07-30 |
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