JPH0431723Y2 - - Google Patents

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JPH0431723Y2
JPH0431723Y2 JP1986119565U JP11956586U JPH0431723Y2 JP H0431723 Y2 JPH0431723 Y2 JP H0431723Y2 JP 1986119565 U JP1986119565 U JP 1986119565U JP 11956586 U JP11956586 U JP 11956586U JP H0431723 Y2 JPH0431723 Y2 JP H0431723Y2
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case
terminal block
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recess
opening
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、必要に応じて設けられる端子台の取
付構造を改良した回路しや断器に関する。
(従来の技術) 回路しや断器においては、開閉接触子の開閉状
態を示す信号を外部に送るため或いは開閉接触子
を外部からの信号により開閉させるために付属装
置を内蔵したものが供されており、その信号の授
受のために端子台を取付けるようにしている。
第7図は所謂ねじ止め構造による従来例を示す
ものである。即ち、上面が開口したケース1の開
口部にカバー2が被着され、ケース1内に図示し
ない開閉接触子及び外部の信号を受けたまま外部
へ信号を送出するための付属装置が収容されてい
る。3はカバー2に設けられた操作レバーであ
り、これは手動操作されて前記開閉接触子を開閉
するようになつている。4はケース1の側壁部に
取付けねじ5により取付けられた端子台で、この
端子台4と前記付属装置を接続するリード線6が
ケース1の側壁部に形成された切欠孔部7を貫通
している。
然しながら、回路しや断器は、仕様によつては
付属装置が不要な場合もあり、この場合には、端
子台4も不要で、ケース1に切欠孔部7及び取付
けねじ5用のねじ孔を設ける必要が無いものであ
り、従つて、仕様が決定するまではケース1を予
め製作しておくことができないという問題点があ
る。
第8図乃至第11図は上記の問題を解決する所
謂嵌め込み構造による従来例(実公昭56−36020
号公報参照)を示すものである。即ち、第8図に
示すようにケース1の開口縁部に切欠孔部8を形
成し、この切欠孔部8の周囲に係合溝部9を設け
ている。そして、付属装置を設ける場合には、第
9図に示すように端子台10の外周囲に形成した
係合凸部11を係合溝部9に係合させることによ
り端子台10をケース1に取着し、付属装置が不
要な場合には、第10図に示すように蓋板12の
外周囲に形成した係合凸部13を係合溝部9に係
合させることにより切欠孔部8を閉塞している。
然しながら、付属装置を設ける場合でも、端子台
10を使用しないでリード線6を直接ケース1外
に引き出す場合がある。この場合には、第11図
に示すように蓋板12の代りに縁部に小なる切欠
孔部14を形成した蓋板15を用いて、この切欠
孔部14を貫通してリード線6を引き出すように
している。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した従来の構成においては、ねじ止め構造
による場合には、仕様が決定するまでケース1の
加工ができないという問題点があり、又嵌め込み
構造によるものでは、付属装置の有無に応じて端
子台10、切欠孔部14の無い蓋板12及び切欠
孔部14を有する蓋板15の3種類の交換部品を
用意しなければならないという問題点があり、更
に端子台10を使用しない場合には切欠孔部8に
逐一蓋板12或いは15を係合させねばならず、
組立工数が多くかかるという問題点がある。
そこで本考案の目的は、ケースの加工手配が仕
様決定に先行でき、付属装置の有無に応じて端子
台のみの1種類の交換部品で対応し得る回路しや
断器を提供するにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案の回路しや断器は、上面が開口したケー
スを設け、このケースの開口部にカバーを被着
し、前記ケースの開口縁部に奥壁が前記カバーと
の間にリード線挿通用の隙間を形成すべくそのケ
ースの開口端に向かつて傾斜する切欠凹部を形成
し、この切欠凹部の側縁部に必要に応じて設けら
れる端子台の係合突部と係合し得る係合溝部を形
成し、前記切欠凹部の奥壁の上端部を前記カバー
の下端面と略同じ高さ位置に揃えるかまたは前記
カバーの下端面よりも上方に位置させるようにし
たところに特徴を有する。
(作用) 本考案の回路しや断器は、必要に応じて端子台
を設ける場合には、ケースの開口縁部に形成され
た切欠凹部の奥壁とカバーとの間の隙間にリード
線を挿通し、端子台の係合突部を係合溝部に係合
させ、端子台が不要な場合には、蓋板で閉塞する
必要がない切欠凹部にしたものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例につき第1図乃至第6
図を参照して説明する。
先ず、第1図及び第2図において、21は一側
面たる上面が開口したケースで、このケース21
の開口部にカバー22が被着されており、ケース
21内に図示しない開閉接触子及び外部の信号を
受けまたは外部へ信号を送出するための付属装置
が収納されている。23はカバー22に設けられ
た操作レバーで、これは手動により前記開閉接触
子を開閉するようになつている。24はケース2
1の開口縁部に形成された切欠凹部で、その奥壁
24aは第3図に示すように下端部からケース2
1の開口部に向かうに従つて順次深さが大になる
ように傾斜しており、外方即ち第3図にも示す右
方及び上方に対して開口している。
25は切欠凹部24と対向してカバー22の内
面部に切除形成された傾斜部で、この傾斜部25
と切欠凹部24の奥壁24aとの間に斜め上方に
延びる隙間26が形成されている。而して、切欠
凹部24の上端部とカバー22の下端部とは少な
くとも略同じ高さ位置にあり、ケース21の側方
から切欠凹部24を見たとき隙間26を通しては
ケース21の内部が透視できないようになつてい
る。尚、切欠凹部24における奥壁24aの上端
部には突条部24bが形成されており、これは、
ケース21の開口端面(上端面)より上方に突出
していて、即ち、カバー22の下端面より上方に
位置していて、前述の透視を一層不可能ならしめ
ている。27は第4図にも示すように切欠凹部2
4の両側縁部に形成された係合溝部であり、これ
らは上方及び切欠凹部24の内方に開口してい
る。28は必要に応じてケース21に設けられる
端子台で、これは第5図に示すように複数個例え
ば6個の端子29が配設されており、各端子29
にねじ30が螺合している。31は端子台28の
背壁部の上面部よりやや低い位置に突設された係
合突部であり、これは係合溝部27,27に係合
する2個のL字状の脚部31a,31aを有す
る。32は付属装置と端子台28の端子29とを
接続するリード線である。
上記実施例において、付属装置及び端子台28
の有り無しの各状態について説明する。(1) ケー
ス21内の付属装置を設け且つ端子台28を使
用する場合(第6図参照) ケース21内の付属装置にリード線32の一
端部を接続し端子台28の端子29にリード線
32の他端部を接続した上で、ケース21の係
合溝部27,27に端子台28の係合突部31
の脚部31a,31aを係合させ、以て端子台
28をケース21に取付け、ケース21の開口
部にカバー22を被着し、係合突部31の上端
部をカバー22の端部で抜脱不能に押さえる。
これにより、リード線32は隙間26を貫通す
ることになる。また、外部からの接続電線は端
子29に接続される。
(2) ケース21内に付属装置を設け且つ端子台2
8を使用しない場合 この場合には、リード線32の一端部をケー
ス21内の付属装置に接続し、他端部を隙間2
6を貫通して引き出す。
(3) 付属装置を設けない場合 この場合には、隙間26を通してはケース21
内が透視できないので、ケース21の切欠凹部2
4には何も装着しない。
上記実施例によれば、次のような効果を得るこ
とができる。即ち、端子台28をねじ止めする場
合とは異なり付属装置の有無に拘らず同じケース
21が使用できるので、ケース21の加工手配を
仕様決定に先行させることができる。また、端子
台28は、その係合突部31をケース21の係合
溝部27に係合させるだけでケース21に取付け
ることができるので、ねじ止めに比し組立てが容
易である。更に、ケース21とカバー22によつ
て形成される隙間26はこれを通してケース21
内が透視できないようになつているので、端子台
28を取付けない場合にも切欠凹部24を閉塞す
る蓋板等を取付ける必要がなく、従つて、交換部
品も端子台28のみでよくて蓋板等を取付けてい
た従来に比して組立工数を減少できる。
[考案の効果] 本考案は、以上の説明から明らかなように、ケ
ースの開口縁部に奥壁がカバーとの間にリード線
挿通用の隙間を形成すべくそのケースの開口端に
向かつて傾斜する切欠凹部を形成し、この切欠凹
部の側縁部に必要に応じて設けられる端子台の係
合突部と係合し得る係合溝部を形成し、前記切欠
凹部の奥壁の上端部をカバーの下端面と略同じ高
さ位置に揃えるかまたはカバーの下端面よりも上
方に位置させるようにしたので、ケースの加工手
配を仕様決定に先行させることができ、また、付
属装置の有無に応じて交換する部品が端子台のみ
の1種類で対応し得、組立工数を減少できるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は第2図中−線に沿う断面図、
第2図はケースに端子台を装着した状態を示す平
面図、第3図はケースの切欠凹部部分の斜視図、
第4図は第3図中−線に沿う断面図、第5図
は端子台の平面図、第6図はケースに端子台を装
着した状態を示す側面図である。第7図は従来例
を示す第6図相当図である。第8図乃至第11図
は異なる従来例を示し、第8図はケースの平面
図、第9図は第6図相当図、第10図は端子台を
使用しない場合の側面図、第11図は蓋板の側面
図を示す。 図中、21はケース、22はカバー、24は切
欠凹部、24aは奥壁、24bは突条部(上端
部)、26は隙間、27は係合溝部、28は端子
台、30は係合突部を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面が開口したケースと、このケースの開口部
    に被着されたカバーとを具備し、前記ケースの開
    口縁部に奥壁が前記カバーとの間にリード線挿通
    用の隙間を形成すべくそのケースの開口端に向か
    つて傾斜する切欠凹部を形成し、この切欠凹部の
    側縁部に必要に応じて設けられる端子台の係合突
    部と係合し得る係合溝部を形成し、前記切欠凹部
    の奥壁の上端部を前記カバーの下端面と略同じ高
    さ位置に揃えるかまたは前記カバーの下端面より
    も上方に位置させるようにしたことを特徴とする
    回路しや断器。
JP1986119565U 1986-08-04 1986-08-04 Expired JPH0431723Y2 (ja)

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