JP3221363B2 - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
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Description
気接続箱に係り、詳しくは強度及び防水性能を向上させ
た電気接続箱に関するものである。
ャンクションボックス,リレーボックス,ヒュージブル
リンクボックス,電子制御ユニットなどの各種電装品を
収容する電気接続箱が種々提案されている。そして、上
記した各電気接続箱は、水が内部へ侵入し、短絡等が起
こされることを避けなければならない。
より形成されている電気接続箱が、エンジンルーム等に
配置された場合、高温のため変形を起こす場合がある。
そして、この変形によって電気接続箱を構成するロアカ
バーとアッパーカバーとの嵌合部に隙間が生じるおそれ
がある。
おいては、電気接続箱は上面が平坦形状を成しているた
め、バッテリーなどの重量物が置かれることがある。こ
の際にも、電気接続箱が荷重により変形し、破損した
り、嵌合部に隙間が生じたりするおそれがある。そし
て、これらの隙間から水が侵入した場合、短絡等を起こ
す可能性がある。
れたものであって、その目的は、水の侵入を防ぎ、強度
を向上させた電気接続箱を提供することにある。
たロアカアバーと、そのロアカバー内に配置され、電装
品が接続された接続台と、前記ロアカバー及び前記接続
台の上面を覆うアッパーカバーとを有し、前記アッパー
カバーの周縁部には外周に沿ってスカート部を形成する
と共に、前記スカート部と前記アッパーカバーの外周と
の間に上部を閉じ下部を開放した嵌合溝を形成し、この
嵌合溝内に前記ロアカバーまたは接続台の周壁上部に設
けた凸部を嵌合可能とし、また前記ロアカバーまたは接
続台の周壁外側には外周方向に突出するフランジを設
け、前記ロアカバーまたは接続台に前記アッパーカバー
を嵌合させたとき前記スカート部の外側下端が前記フラ
ンジの上面に当接するようにした電気接続箱において、
前記電装品の各接続部よりも前記アッパーカバーの内側
下端が下方に配置される構成とし、また前記ロアカバー
または接続台の周壁上部と前記フランジとの間の領域に
は周壁上部を薄肉として形成される段差を設ける一方、
前記アッパーカバーのスカート部の内壁には前記段差に
対応して係合する段差を形成したことをその要旨とす
る。
態を図面に従って説明する。
れた上面を開放したロアカバー11と接続台12とアッ
パーカバー13とから構成されている。ロアカバー11
の周壁の外側上部にはフランジ14と段差15とが上下
に形成されている。ロアカバー11の周壁の上端外側に
は斜面16が形成されている。ロアカバー11の外壁に
は、複数個のフック17が一体形成されている。
され、その上面には接続部18が設けられている。接続
部18に設けられた接続孔19へリレー等の各種電装品
20の端子21を挿入することにより、各種電装品20
は接続台12上にマウントされる。アッパーカバー13
の周壁下端が接続部18よりも低いところに位置してい
る。また、ロアカバー11の上端が接続部18より高い
ところに位置している。
沿ってスカート部22が形成されている。アッパーカバ
ー13とスカート部22との間には、上部を閉じ、下部
を開放した嵌合溝23が形成されている。
する段差24が形成されている。アッパーカバー13の
下端外側には斜面25が形成されている。スカート部2
2の外壁には、アッパーカバー13に形成されたフック
17と対応する位置に係合部26が一体形成されてい
る。
ー11の上面開放部を閉じる際には、ロアカバー11の
斜面16がスカート部22をロアカバー11の外側へ、
アッパーカバー13の斜面25がアッパーカバー13の
周壁をロアカバー11の内側へ案内する。従って、アッ
パーカバー13をロアカバー11に対して容易にかつ確
実に被せることができる。
の嵌合溝23の上部閉鎖部がロアカバー11の周壁上端
に、段差24が段差15に、スカート部22の下端がフ
ランジ14にそれぞれ当接する。従って、アッパーカバ
ー13の上面に重量物が載置された場合のように、アッ
パーカバー13に対する下方及び開き方向への荷重に強
固に耐えることができる。
込んで、ロアカバー11,アッパーカバー13,スカー
ト部22によって三重の壁が形成されている。従って、
高温などに起因する両カバー11,13の変形が生じに
くく、隙間が生じにくい。また、ロアカバー11とアッ
パーカバー13間からロアカバー11内に水が侵入する
のを防止できる。
ランジ14の上面にそれぞれ当接するとともに、アッパ
ーカバー13の周壁がロアカバー11の周壁の上端から
下方へ延びているため、スカート部22からロアカバー
11内に至る経路が長くなり、水の侵入をいっそう確実
に防止できる。万一、ロアカバー11の内部に水が侵入
した場合、電装品20が接続されている接続部18はア
ッパーカバー13の下端より高い位置に配置されている
ため、侵入した水はロアカバー11の内壁添いに下方へ
流れ、接続部18が水を被る可能性が極めて少ない。そ
の上、ロアカバー11の上端が接続部18よりも高いと
ころに位置しているので、接続部18のところに水が侵
入する可能性が極めて低い。
た第2実施形態について説明する。第2実施形態の電気
接続箱2では、接続台31にアッパーカバー13を組み
付ける。その具体的な構成について以下に説明する。ま
た、第1実施形態と同じ構成の部材については、符号を
等しくしてその詳細な説明を省略する。
よって形成されたロアカバー32と接続台31とアッパ
ーカバー13とから構成されている。接続台31には、
第1実施形態の接続台12と同様に、その上面に接続孔
(図示略)を有した接続部18が設けられており、各種
電装品20を接続台31へマウントすることができる。
ロアカバー32の上部には段差37が形成され、接続台
31はこの段差37上に載置されている。
4が上方へ向けて突設されている。嵌合壁34の外側に
は、フランジ33と段差35とが上下に形成されてい
る。また、嵌合壁34の上端外側には斜面36が形成さ
れている。そして、嵌合壁34の下面がロアカバー32
の上端面に当接している。
1実施形態と同じため、その詳細な説明は省略する。な
お、スカート部22に形成された段差24は前記段差3
5に対応される。
31へアッパーカバー13が組み付けられる際には、接
続台31の斜面36がスカート部22を嵌合壁34の外
側へ、アッパーカバー13の斜面25がアッパーカバー
13の周壁を嵌合壁34の内側へ案内する。従って、ア
ッパーカバー13を接続台31に対して容易にかつ確実
に被せることができる。
が接続部18より低いところに位置している。また、嵌
合壁34の上端が接続部18より高いところに位置して
いる。
の嵌合溝23の上部閉鎖部が嵌合壁34の上端に、段差
24が段差35に、スカート部22の下端がフランジ3
3にそれぞれ当接する。そのため、アッパーカバー13
に対する下方及び開き方向への荷重に強固に耐えること
ができる。
で、嵌合壁34,アッパーカバー13,スカート部22
によって三重の壁が形成されている。従って、高温など
に起因する接続台31及びアッパーカバー13の変形が
生じにくく、隙間が生じにくい。また、嵌合壁34とア
ッパーカバー13間から電気接続箱2内に水が侵入する
のを防止できる。
ランジ33の上面にそれぞれ当接するとともに、アッパ
ーカバー13の周壁が嵌合壁34の上端から下方へ延び
ているため、スカート部22から接続台31内に至る経
路が長くなり、水の侵入をいっそう確実に防止できる。
万一、接続台31の内部に水が侵入した場合、電装品2
0が接続されている接続部18はアッパーカバー13の
下端より高い位置に配置されているため、侵入した水は
嵌合壁34の内壁添いに下方へ流れ、接続部18が水を
被る可能性が極めて少ない。その上、嵌合壁34の上端
が接続部18よりも高いところに位置しているので、接
続部18のところに水が侵入する可能性が極めて低い。
てもよく、その場合でも同様の作用および効果を得るこ
とができる。 ・屋外の配電盤等の電気接続箱にも用いてもよい。
電気接続箱の変形を防止して、その内部に水が浸入する
のを防止でき、しかも上方からの荷重に対して強固にす
ることができる。
パーカバー、18…接続部、20…電装品、22…スカ
ート部、31…接続台。
Claims (1)
- 【請求項1】 上面を開放したロアカアバーと、そのロ
アカバー内に配置され、電装品が接続された接続台と、
前記ロアカバー及び前記接続台の上面を覆うアッパーカ
バーとを有し、前記アッパーカバーの周縁部には外周に
沿ってスカート部を形成すると共に、前記スカート部と
前記アッパーカバーの外周との間に上部を閉じ下部を開
放した嵌合溝を形成し、この嵌合溝内に前記ロアカバー
または接続台の周壁上部に設けた凸部を嵌合可能とし、
また前記ロアカバーまたは接続台の周壁外側には外周方
向に突出するフランジを設け、前記ロアカバーまたは接
続台に前記アッパーカバーを嵌合させたとき前記スカー
ト部の外側下端が前記フランジの上面に当接するように
した電気接続箱において、 前記電装品の各接続部よりも前記アッパーカバーの内側
下端が下方に配置される構成とし、 また前記ロアカバーまたは接続台の周壁上部と前記フラ
ンジとの間の領域には周壁上部を薄肉として形成される
段差を設ける一方、前記アッパーカバーのスカート部の
内壁には前記段差に対応して係合する段差を形成したこ
とを特徴とする 電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP19239197A JP3221363B2 (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP19239197A JP3221363B2 (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 電気接続箱 |
Publications (2)
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Family
ID=16290531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP19239197A Expired - Fee Related JP3221363B2 (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-07-17 JP JP19239197A patent/JP3221363B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1141748A (ja) | 1999-02-12 |
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