JP3709908B2 - 配線装置 - Google Patents
配線装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3709908B2 JP3709908B2 JP36118397A JP36118397A JP3709908B2 JP 3709908 B2 JP3709908 B2 JP 3709908B2 JP 36118397 A JP36118397 A JP 36118397A JP 36118397 A JP36118397 A JP 36118397A JP 3709908 B2 JP3709908 B2 JP 3709908B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- release
- electric wire
- terminal
- release tool
- insertion hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電線が接続される配線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンセント、スイッチおよび端子台などの配線器具や、電気機器などに、電源線などの電線を接続するための配線装置が用いられている。
【0003】
この配線装置は、例えば、特開平4−218272号公報に記載されているように、配線装置本体の電線挿入孔に電線を挿入することにより、電線が配線装置本体内の鎖錠端子に電気的に接続されるとともに機械的に抜け止めされる。また、メンテナンスなどのために配線装置に接続された電線を外す場合には、配線装置本体に配置された解除ボタンを操作することにより、鎖錠端子による電線の接続(鎖錠)が解除され、電線を抜き外すことができる。
【0004】
そして、解除ボタンによる解除構造には、一般に、解除ボタンを電線挿入方向と平行に押動させて解除する押込解除構造と、解除ボタンを電線挿入方向と交差する方向でかつ鎖錠端子の方向に押動させて解除する差込解除構造とのいずれかが採用されている。
【0005】
解除ボタンを電線挿入方向と平行に押動させて鎖錠端子による電線の接続を解除させる押込解除構造では、解除ボタンを配線装置本体内に押し込めばよいため、上記公報に記載されているように、解除具としてドライバーで操作しようとした場合、マイナスドライバー、プラスドライバーのいずれでも押込解除操作が可能である。
【0006】
また、解除ボタンを電線挿入方向と交差する方向でかつ鎖錠端子の方向に押動させて鎖錠端子による電線の接続を解除させる差込解除構造では、解除ボタンと配線装置本体の内壁部との間の狭い隙間にドライバーの先端を差し込んで解除ボタンを電線挿入方向と交差する方向に押動させるため、解除具としてドライバーで操作しようとした場合、解除ボタンと配線装置本体の内壁部との間の狭い隙間に先端を差し込むことができるマイナスドライバーでのみ差込解除操作が可能であり、プラスドライバーでは差込解除操作できない。
【0007】
そのため、配線装置本体に形成されるドライバーの差込孔は、マイナスドライバーの先端形状に対応して長方形孔状に形成され、マイナスドライバーのみ差し込み可能で、プラスドライバーは差し込めないようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、解除ボタンを電線挿入方向(ドライバーの差込方向)と交差する方向でかつ鎖錠端子の方向に押動させて鎖錠端子による電線の接続を解除させる差込解除構造では、解除ボタンと配線装置本体の内壁部との間の狭い隙間にドライバーの先端を差し込んで解除ボタンを電線挿入方向と交差する方向に押動させるため、解除具としてドライバーで操作しようとした場合、解除ボタンと配線装置本体の内壁部との間の狭い隙間に先端を差し込むことができるマイナスドライバーでのみ差込解除操作が可能であり、プラスドライバーでは差込解除操作できない不都合がある。
【0009】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、解除ボタンを電線挿入方向(解除具の差込方向)と交差する方向でかつ鎖錠端子の方向に押動させて鎖錠端子による電線の接続(鎖錠)を解除させる差込解除構造において、マイナスドライバーなどに限らず、プラスドライバーなどの解除具でも差込解除操作可能とする配線装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の配線装置は、一対の電線挿入孔と、長方形孔部、この長方形孔部の中央縁部に形成された凹部、この凹部に対向して前記一対の電線挿入孔間に形成された拡大凹部を備える拡大孔部、および解除具が差し込まれる差込空間を有する解除具差込孔と、前記拡大孔部の拡大凹部の内側域に形成された押動空間部とを備える配線装置本体と;前記電線挿入孔に挿入される電線に接続され、前記配線装置本体内に配置される鎖錠端子と;前記解除具差込孔の前記長方形孔部および拡大孔部のそれぞれを通じて差込空間に差し込まれる解除具が接触するように前記差込空間の内壁面側から前記解除具差込孔側に拡開する傾斜面に形成された第1の接触部および第2の接触部を備える操作部と、前記解除具差込孔を通じて差し込まれる解除具により前記操作部が前記押動空間部内を変位するとその解除具の差込方向と交差する方向でかつ前記鎖錠端子の方向に押動されて前記鎖錠端子による電線の接続を解除させる押動部とを備え、配線装置本体内に前記鎖錠端子と隣接するように配置される解除ボタンと;を具備しているものである。
【0011】
そして、この構成により、解除ボタンを解除具の差込方向と交差する方向でかつ鎖錠端子の方向に押動させて鎖錠端子による電線の接続(鎖錠)を解除させる差込解除構造において、解除具差込孔の長方形孔部を通じて差し込まれるマイナスドライバーなどの解除具が解除ボタンの第1の接触部に接触し、または解除具差込孔の拡大孔部を通じて差し込まれるプラスドライバーなどの解除具が解除ボタンの第2の接触部に接触し、これら第1または第2の接触部に接触される解除具により解除ボタンが押動されて鎖錠端子による電線の接続を解除させる。したがって、マイナスドライバーなどに限らず、プラスドライバーなどの解除具でも差込解除操作可能とする。
【0012】
請求項2記載の配線装置は、請求項1記載の配線装置において、コ字形に形成された端子部と、この端子部の一端に各電線挿入孔の内方域の側部位置に対応して形成されて鎖錠端子との間に電線を接続する一対の接続片部と、これら一対の接続片部間に形成された係 合溝部とを備え、前記配線装置本体内に配置される端子板を具備し、前記解除ボタンは、前記端子板の前記係合溝部に係合される本体部を備えるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の配線装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0014】
図1ないし図5に第1の実施の形態を示し、図1はコンセントの断面図、図2はコンセントの底面図、図3は図1のA−A断面図、図4はマイナスドライバーを差し込んだ状態の断面図、図5はプラスドライバーを差し込んだ状態の断面図である。
【0015】
図において、11はコンセントの配線装置本体で、この配線装置本体11は、ケース12およびこのケース12の上面に着脱可能に被着されるカバー13を有し、図示しない連結金具で一体的に結合固定されている。なお、ケース12側を下面、カバー13側を上面として以下説明する。
【0016】
ケース12は、絶縁性を有する合成樹脂製で、両端方向(図1および図2の左右方向)に横長で上面が開口された箱状に形成され、内側両端に端子収納部21の空間が形成され、内底部の中央から両端の端子収納部21を区画する仕切壁部22が立設されている。
【0017】
各端子収納部21の底面には、一対の電線挿入孔23が上下方向に貫通形成されているとともに、これら電線挿入孔23の間でケース端部寄りに1つの解除具差込孔24が上下方向に貫通形成されている。この解除具差込孔24は、ケース端部側にマイナスドライバーなどの平坦状の解除具を差し込み可能とする孔部としての長方形孔部25、この長方形孔部25の中央縁部にプラスドライバーなどの棒状の解除具を差し込み可能とする拡大孔部26を有している。なお、解除具としては、マイナスドライバーMD、およびプラスドライバーPDについて説明する。
【0018】
長方形孔部25のケース端部側に対応する縁部には、ケース12の内壁面12a に連続する傾斜導入面27が形成されている。拡大孔部26は、傾斜導入面27の中央部に形成された凹部28、この凹部28に対向して形成された凹部29、これら凹部28,29と直交して形成された一対の凹部30を有し、すなわち、これら凹部28〜30が十字形状にそれぞれ配置されて、プラスドライバーPDの先端の十字形状が差し込み可能に構成されている。
【0019】
各端子収納部21内には、一対の電線挿入孔23の間に対応して支柱部31が立設されているとともに、端子収納部21の内壁面から図示しない端子保持壁部が形成されている。これら支柱部31および端子保持片部により、後述する一対の鎖錠端子および端子板が、上方から抜き差し可能に構成されているとともに、差し込まれた状態で保持可能に構成されている。
【0020】
支柱部31の両側の底面部には、ケース端部側に上昇傾斜する一対の鎖錠端子載置部32が形成されているとともに、これら鎖錠端子載置部32よりケース端部側に位置してそのケース端部側に下降傾斜する一対の段部33が形成されている。この一対の段部33間でかつ拡大孔部24の凹部29の上方域には、押動空間部34が形成されている。
【0021】
また、カバー13は、上面中央から突部41が突出形成され、この突部41の上面にプラグの一対の刃が差し込まれる一対のプラグ差込孔42が貫通形成されている。突部41の内側は下方に開口形成され、一対のプラグ差込孔42に対向する空間を区画して仕切壁部43が突設されている。
【0022】
また、配線装置本体11の各端子収納部21には、一対の鎖錠端子51、端子板52および解除ボタン53がそれぞれ収容されている。すなわち、一対の鎖錠端子51が支柱部31の両側の鎖錠端子載置部32上に配置され、端子板52が一対の鎖錠端子51に被さるように配置され、解除ボタン53が一対の鎖錠端子51に隣接して解除具差込孔24上に配置されている。これら一対の鎖錠端子51、端子板52および解除ボタン53は、ケース12の各端子収納部21に対して上方から抜き差し可能に構成されているとともに、差し込まれた状態で保持可能に構成されている。
【0023】
鎖錠端子51は、導電性を有する板ばねにて形成され、下側の一端に斜め上方に突出する鎖錠片部61が形成され、上側の他端にほぼS字状に折曲された接続片部62が形成されている。これら鎖錠片部61および接続片部62が電線挿入孔23の上方域内に進入され、電線挿入孔23に挿入される電線によって弾性的に押動されて、鎖錠片部61が電線に食い付いて抜け止めされるとともに、接続片部62が電線に圧着して電気的に接続される。
【0024】
端子板52は、導電性を有する金属板にて形成され、ほぼコ字形に形成された端子部71を有し、この端子部71の一端の端子板部72には、各電線挿入孔23の上方域の側部位置に対応して一対の接続片部73が形成され、この一対の接続片部73間に解除ボタン53が係合する係合溝部74が形成されている。各接続片部73は、各鎖錠端子51の鎖錠片部61および接続片部62と互いに対向され、電線挿入孔23に挿入される電線が各鎖錠端子51との間に挿入接続される。さらに、各接続片部73の上端側には、鎖錠端子51と接続片部73との間に挿入される電線を接続状態に保持する端子板側電線保持部としてのダボ75が電線挿入孔23の上方域の側部に突出形成されている。
【0025】
端子板52の端子部71の他端の端子板部76の上縁から一方の刃受片部77が上方へ延設されているとともに、端子板部76の下縁から上方へ屈曲されて一方の刃受片部77に隣接される他方の刃受片部78が延設され、これら一対の刃受片部77,78間がプラグ差込孔42に臨んで配置されている。そして、プラグ差込孔42に差し込まれるプラグの刃が一対の刃受片部77,78間に差し込まれて接続される。
【0026】
解除ボタン53は、絶縁性を有する合成樹脂製で、端子板52の係合溝部74に係合される本体部81を有し、この本体部81の上部から一対の鎖錠片部51間に配置される仕切部82が突出形成され、この仕切部82の両側下部に鎖錠片部61に係合する押動部83が形成されている。押動部83の下面には、ケース端部側に下降傾斜して段部33上に係合される係合面部84が形成されている。
【0027】
本体部81の下部には操作部85が突出形成され、この操作部85の外側面すなわちケース12の内壁面12a に対向する側面には、解除具差込孔24の長方形孔部25を通じて差し込まれるマイナスドライバーMDが接触する第1の接触部86が形成されているとともに、解除具差込孔24の拡大孔部26を通じて差し込まれるプラスドライバーPDが接触する第2の接触部87が形成されている。これら第1および第2の接触部86,87は、解除具差込孔24側に向かって拡開する傾斜面にそれぞれ形成され、内壁面12a との間にマイナスドライバーMDおよびプラスドライバーPDの差込空間88が形成されている。
【0028】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0029】
電線(絶縁被覆が剥離された芯線)を電線挿入孔23に挿入すると、電線は鎖錠端子51の鎖錠片部61および接続片部62を弾性的に押動させながら端子板52の接続片部73との間に挿入され、鎖錠片部61が電線に食い付いて抜け止めされるとともに、接続片部62と接続片部73との間に電線に圧着されて電気的に接続される。
【0030】
電線の接続状態では、電線挿入孔23の上方域の側部に突出形成されているダボ75で電線が保持され、電線の位置ずれが防止されて電線の接続状態が確実に維持される。
【0031】
また、例えばメンテナンスなどのために接続された電線を外す場合で、マイナスドライバーMDを使用する場合には、まず、図1に示すように、マイナスドライバーMDの先端を、解除具差込孔24の長方形孔部25を通じて解除ボタン53と内壁面12a との間の差込空間88に差し込み、解除ボタン53の操作部85の第1の接触部86に接触させる。さらに、マイナスドライバーMDの先端を押し込み、図4に示すように、第1の接触部86を通じて解除ボタン53の本体部81と内壁面12a との間に差し込む。これにより、解除ボタン53がマイナスドライバーMDの差込方向と交差する方向でかつ鎖錠端子51の方向に押動され、解除ボタン53の押動部83で鎖錠端子51の鎖錠片部61を電線から離反する方向に押圧し、鎖錠片部61による電線への食い付きを解除する。この状態で、電線を引き抜き操作することにより、電線を電線挿入孔23から外すことができる。
【0032】
また、例えばメンテナンスなどのために接続された電線を外す場合で、プラスドライバーPDを使用する場合には、まず、図1に示すように、プラスドライバーPDの先端を、解除具差込孔24の拡大孔部26を通じて解除ボタン53と内壁面12a との間の差込空間88に差し込み、解除ボタン53の操作部85の第2の接触部87に接触させる。さらに、プラスドライバーPDの先端を押し込み、図5に示すように、第2の接触部87を通じて解除ボタン53の本体部81と内壁面12a との間に差し込む。これにより、解除ボタン53がプラスドライバーPDの差込方向と交差する方向でかつ鎖錠端子51の方向に押動され、解除ボタン53の押動部83で鎖錠端子51の鎖錠片部61を電線から離反する方向に押圧し、鎖錠片部61による電線への食い付きを解除する。この状態で、電線を引き抜き操作することにより、電線を電線挿入孔23から外すことができる。
【0033】
このように、解除ボタン53をマイナスドライバーMDまたはプラスドライバーPDの差込方向と交差する方向でかつ鎖錠端子51の方向に押動させて鎖錠端子51による電線の接続(施錠)を解除させる差込解除構造において、解除具差込孔24の長方形孔部25を通じて差し込まれるマイナスドライバーMDが解除ボタン53の第1の接触部86に接触し、または解除具差込孔24の拡大孔部26を通じて差し込まれるプラスドライバーPDが解除ボタン53の第2の接触部87に接触し、これら第1または第2の接触部86,87に接触されるマイナスドライバーMDまたはプラスドライバーPDにより解除ボタン53が押動されて鎖錠端子51による電線の接続(施錠)を解除させることができ、マイナスドライバーMDなどに限らず、プラスドライバーPDでも差込解除操作できる。
【0034】
しかも、端子板52が、鎖錠端子51と端子板52との間に対して接続された電線を接続状態に保持するダボ75を有していることにより、電線の位置ずれを防止し、電線の接続状態を確実に維持できる。
【0035】
なお、解除具としては、マイナスドライバーMDまたはプラスドライバーPDに限らず、マイナスドライバーMDまたはプラスドライバーPDに類似した先端形状を有する物品を用いても解除操作できる。
【0036】
次に、図6に第2の実施の形態を示し、図6はコンセントの断面図である。
【0037】
この実施の形態では、配線装置本体11のケース12の内壁面12a に、鎖錠端子61に対して接続された電線を接続状態に保持する本体側電線保持部としてのダボ91が突出形成されている。
【0038】
そして、ダボ91により、電線の位置ずれを防止し、電線の接続状態を確実に維持できる。
【0039】
なお、鎖錠端子61が、鎖錠端子61に対して接続された電線を接続状態に保持する鎖錠端子側電線保持部(ダボなど)を有していても、電線の位置ずれを防止し、電線の接続状態を確実に維持できる。
【0040】
また、各電線保持部は、ダボに限らず、突起部、切り起こし部、あるいは別部材を用いてもよい。
【0041】
また、配線装置は、コンセントに限らず、スイッチおよび端子台などの配線器具や、電気機器などにも適用できる。
【0042】
【発明の効果】
本発明の配線装置によれば、解除ボタンを解除具の差込方向と交差する方向でかつ鎖錠端子の方向に押動させて鎖錠端子による電線の接続を解除させる差込解除構造において、解除具差込孔の長方形孔部を通じて差し込まれるマイナスドライバーなどの解除具が解除ボタンの第1の接触部に接触し、または解除具差込孔の拡大孔部を通じて差し込まれるプラスドライバーなどの解除具が解除ボタンの第2の接触部に接触し、これら第1または第2の接触部に接触される解除具により解除ボタンが押動されて鎖錠端子による電線の接続を解除させることができ、マイナスドライバーなどに限らず、プラスドライバーなどの解除具でも差込解除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の配線装置の第1の実施の形態を示すコンセントの断面図である。
【図2】 同上コンセントの底面図である。
【図3】 同上図1のA−A断面図である。
【図4】 同上マイナスドライバーを差し込んだ状態の断面図である。
【図5】 同上プラスドライバーを差し込んだ状態の断面図である。
【図6】 本発明の配線装置の第2の実施の形態を示すコンセントの断面図である。
【符号の説明】
11 配線装置本体
23 電線挿入孔
24 解除具差込孔
25 長方形孔部
26 拡大孔部
28 凹部
29 拡大凹部
34 押動空間部
51 鎖錠端子
52 端子板
53 解除ボタン
71 端子部
73 接続片部
74 係合溝部
81 本体部
83 押動部
86 第1の接触部
87 第2の接触部
MD 解除具としてのマイナスドライバー
PD 解除具としてのプラスドライバー
Claims (2)
- 一対の電線挿入孔と、長方形孔部、この長方形孔部の中央縁部に形成された凹部、この凹部に対向して前記一対の電線挿入孔間に形成された拡大凹部を備える拡大孔部、および解除具が差し込まれる差込空間を有する解除具差込孔と、前記拡大孔部の拡大凹部の内側域に形成された押動空間部とを備える配線装置本体と;
前記電線挿入孔に挿入される電線に接続され、前記配線装置本体内に配置される鎖錠端子と;
前記解除具差込孔の前記長方形孔部および拡大孔部のそれぞれを通じて差込空間に差し込まれる解除具が接触するように前記差込空間の内壁面側から前記解除具差込孔側に拡開する傾斜面に形成された第1の接触部および第2の接触部を備える操作部と、前記解除具差込孔を通じて差し込まれる解除具により前記操作部が前記押動空間部内を変位するとその解除具の差込方向と交差する方向でかつ前記鎖錠端子の方向に押動されて前記鎖錠端子による電線の接続を解除させる押動部とを備え、配線装置本体内に前記鎖錠端子と隣接するように配置される解除ボタンと;
を具備していることを特徴とする配線装置。 - コ字形に形成された端子部と、この端子部の一端に各電線挿入孔の内方域の側部位置に対応して形成されて鎖錠端子との間に電線を接続する一対の接続片部と、これら一対の接続片部間に形成された係合溝部とを備え、前記配線装置本体内に配置される端子板を具備し、
前記解除ボタンは、前記端子板の前記係合溝部に係合される本体部を備えることを特徴とする請求項1記載の配線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36118397A JP3709908B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 配線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36118397A JP3709908B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 配線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11191445A JPH11191445A (ja) | 1999-07-13 |
JP3709908B2 true JP3709908B2 (ja) | 2005-10-26 |
Family
ID=18472537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36118397A Expired - Lifetime JP3709908B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 配線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3709908B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4535568B2 (ja) * | 2000-06-21 | 2010-09-01 | 神保電器株式会社 | 配線器具 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5531745Y2 (ja) * | 1975-06-23 | 1980-07-29 | ||
JPS61135474U (ja) * | 1985-02-13 | 1986-08-23 | ||
JPS62165671U (ja) * | 1986-04-11 | 1987-10-21 | ||
JPH082924Y2 (ja) * | 1991-04-16 | 1996-01-29 | サトーパーツ株式会社 | 自己鎖錠端子装置 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP36118397A patent/JP3709908B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11191445A (ja) | 1999-07-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4843509B2 (ja) | 電気的な列型端子ブロック | |
US5324213A (en) | Ballast connector | |
KR970000122B1 (ko) | 다중 전도체 전기 접속기 및 이에 사용하기 위한 스탬프 형성 접촉부 | |
US7101231B2 (en) | Locking spring-clamp terminal block and method for connecting the same | |
JP4436483B2 (ja) | 電気的な接続ユニット | |
US5292260A (en) | Ballast connector for lighting fixture | |
JPH09219224A (ja) | 電気前面配線端子 | |
JP2002175845A (ja) | 電気コネクタ | |
US3467941A (en) | Duplex socket contact with breakoff tab | |
CA2449183C (en) | Electrical connector for connecting a branched circuit to a main power source | |
JP3709908B2 (ja) | 配線装置 | |
JP2000228124A (ja) | 電気開閉装置ユニットのための接続組立体 | |
JPH0955238A (ja) | 端子装置 | |
US6547577B2 (en) | Card edge connector | |
JP3345372B2 (ja) | ケーブルコネクタ | |
JPH099420A (ja) | 電気機器の接続取付構造 | |
JP2000058155A (ja) | 端子台 | |
JP3323195B2 (ja) | 電気的な構成素子の基部にフラットコネクタを固定する方法及び、基部並びに該基部内に固定された少なくとも1つのフラットコネクタを備える電気的な構成素子 | |
JPS6323887Y2 (ja) | ||
JP3044663B2 (ja) | 配線器具 | |
JPH07240240A (ja) | 端子台 | |
JP3243766B2 (ja) | ヒューズボックス | |
JPS6037814Y2 (ja) | 圧接形電気コネクタの接触子 | |
JP2000083313A (ja) | 電気接続箱 | |
KR200397590Y1 (ko) | 안전 콘센트 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050223 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050422 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050720 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050802 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090819 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090819 Year of fee payment: 4 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090819 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100819 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110819 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120819 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130819 Year of fee payment: 8 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |