JP2578867Y2 - 端子取付装置 - Google Patents

端子取付装置

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JP2578867Y2
JP2578867Y2 JP1991008198U JP819891U JP2578867Y2 JP 2578867 Y2 JP2578867 Y2 JP 2578867Y2 JP 1991008198 U JP1991008198 U JP 1991008198U JP 819891 U JP819891 U JP 819891U JP 2578867 Y2 JP2578867 Y2 JP 2578867Y2
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弘之 大西
孝明 忠澤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、電磁接触器等に適用
される端子取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁接触器の側面に帯板状の端子
板を当接し、端子板の端部に折曲した端子ねじ部を電磁
接触器の上面に固定し、端子ねじ部にバーを接続して、
制御盤などの自動組立を容易にしたものがあった(たと
えば実公平 2-12670号) 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この端子取付
装置は、端子板の両端部をボディに固定する必要があ
り、取付け作業が面倒であった。したがって、この考案
の目的は、端子板を簡単に取付けることができる端子取
付装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案の端子取付装置
は、コ字形であって、その一端片に端子ねじを通す孔を
形成するとともに、前記一端片の先端部の両側に内向き
に係止爪を折曲し、中間部に抜止め片を形成し、他端片
にリード線を接続した端子板と、この端子板を挟持させ
る取付部を有し、前記取付部の前記孔に整合する位置に
前記端子ねじのねじ孔を設けるとともに、前記端子板を
前記取付部に挟持させる過程で前記一端片が前記他端片
から離れるように、前記係止爪を摺動自在にガイドする
傾斜面を前記ねじ孔の両側に形成し、さらに前記傾斜面
の奥側に前記係止爪が係止する係止受部を形成したボデ
ィと このボディに取付けられて前記端子板の前記中間
部を押える押さえ部を有するとともに前記抜止め片に引
っ掛かる係止凹部を形成した取付具とを備えたものであ
る。
【0005】
【作用】この考案の構成によれば、コ字形の端子板をボ
ディの取付部に挟持する過程で一端片の係止爪を傾斜面
に沿って押し込むことにより、係止爪が傾斜面に沿って
摺動し、端子板の弾性により係止受部に係止するので、
簡単に端子板をボディに位置決めすることができるとと
もに孔がねじ孔に容易に整合するので、従来例と比較し
て端子板の取付けが簡単になる。さらに取付具をボディ
に取付けることにより端子板が外れることなく確実にボ
ディに固定できる。
【0006】
【実施例】この考案の一実施例を第1図ないし第6図に
より説明する。すなわち、この端子取付装置は、端子板
1と、ボディ2とを有する。端子板1は、コ字形であっ
て、その一端片5に端子ねじ3を通す孔4を形成すると
ともに、一端片5の先端部の両側に内向きに係止爪6を
折曲している。この端子板1はコイル端子を実施例と
し、端子板1の中間部に角形の係止孔12を形成すると
ともに他端片14側に抜止め片13を切起こしている。
【0007】ボディ2は、端子板1を挟持させる取付部
7を有し、取付部7の孔4に整合する位置8に端子ねじ
3をねじ孔9に設けるとともに、端子板1を取付部7に
挟持させる過程で一端片5が他端片14から離れるよう
に、係止爪を摺動自在にガイドする傾斜面10をねじ
孔9の両側に形成し、さらに傾斜面10の奥側に係止爪
6が係止する係止受部11を形成している。ねじ孔9は
ナット68のねじ孔を実施例とし、ボディ2の上面とな
る位置8に形成した凹部に嵌め込んでいる。42は囲い
部、66は係止孔12に係止する突起である。
【0008】実施例のボディ2は、第4図および第5図
に示すように、電磁石装置15を内蔵した電磁石ブロッ
ク16と、この電磁石ブロック16の上面に取付けられ
て取付部7を構成する接点ブロック17からなる。電磁
石装置15において、20は固定鉄心、21は可動鉄
心、22は励磁コイル、23は復帰ばねである。接点ブ
ロック17において、24は可動枠、25は可動接点、
26は接点圧ばね、43は励磁コイル22に接続された
中継端子である。電磁石ブロック16と接点ブロック1
7は第5図に示すようにフック18と係止受け部19と
により一端側が連結され、他端側は一方のリング状のば
ね(図示せず)と他方の引掛部(図示せず)の係止によ
り連結されている。また可動鉄心21に設けられた連結
部27に接点ブロック17の可動枠24の連結受け部2
8が連結されて、可動鉄心21の動作により可動接点2
5が動作る。
【0009】接点ブロック17は一対向側面にそれぞれ
複数の接点端子29が設けられている。接点端子29は
それぞれコ字形をなし、一端片30に端子ねじ31(第
6図)を通す孔32を形成し、他端片37に固定接点3
3と取付ねじ孔34を形成している。一方接点ブロック
17に一端片30が係止する係止面36を形成し、係止
面36の凹部にナット39を嵌めるとともに、他端片3
7が嵌まる凹部38を形成し、凹部38と底面とに貫通
するように取付孔67を形成し、取付ねじ35を取付孔
67に通して取付ねじ孔34にねじ込んで固定してい
る。40は一端片30の先端部に形成された係止突片4
1が係止する凹部である。
【0010】また取付部7に挟着された端子板1の他端
片14は、リード線(図示せず)により中継端子43に
接続されるとともに、端子板1は取付具44と底板45
とにより固定されている。すなわち、取付具44は、ボ
ディ2の両側面7の下端部側に底面に開口する一対の蟻
溝46を形成し、蟻溝46に係合する蟻条47を有し、
抜止め片13に係合する係止凹部48を形成し、接点ブ
ロック17の下面に形成した係止孔(図示せず)に係止
する倒れ防止用の突起49を形成している。さらに取付
具44は下端部に底板45に弾接する円弧状のばね部5
0を形成するとともに、取付片51を上端部の外方に突
出し、これに取付孔52を形成している。
【0011】底板45は、中央部に一対の係止片53を
切起こしにより形成し、ボディ2の底面に係止片53の
一方に係止する固定係止片54と係止片53の他方に係
止する可動係止片55とを設け、可動係止片55は係止
方向にばねにより付勢されている。底板45の取付けに
より取付具44のばね部50が底板45に弾接し、取付
具44は下方に抜けるのを阻止され、また端子板1は抜
止め片13が取付具44により係止凹部48に係止する
ことにより上方に抜けるのを阻止されるとともに取付具
44の溝状の押さえ部64により取付部7の側面からの
離脱が防止される。さらに囲い部42と押さえ部64と
により端子板1の幅方向への移動が阻止される。65は
取付孔である。
【0012】この実施例によれば、コ字形の端子板1を
ボディ2の取付部7に挟持する過程で一端片5の係止爪
6を傾斜面10に沿って押し込むことにより、係止爪6
が傾斜面10に沿って摺動し、端子板1の弾性により係
止受部11に係止するので、簡単に端子板1をボディ2
に位置決めすることができるとともに孔4がねじ孔9に
容易に整合するので、従来例と比較して端子板1の取付
けが簡単になる。さらに取付具44をボディ2に取付け
ることにより端子板1が外れることなく確実にボディ2
に固定できる。
【0013】第6図は、分電盤を示すもので壁57に取
付けられている。この分電盤のケース56の上板59の
取付穴にこの実施例の電磁接触器Aを嵌めて取付片51
を載せ取付ねじ58により取付けている。60は上板5
9に取付けられたトランジスタ、61はその放熱フィ
ン、62はコンデンサ、63は導電路となるバー、70
はカバーである。
【0014】
【0015】
【考案の効果】この考案の端子取付装置は、コ字形の端
子板をボディの取付部に挟持する過程で一端片の係止爪
を傾斜面に沿って押し込むことにより、係止爪が傾斜面
に沿って摺動し、端子板の弾性により係止受部に係止す
るので、簡単に端子板をボディに位置決めすることがで
きるとともに孔がねじ孔に容易に整合するので、従来例
と比較して端子板の取付けが簡単になる。さらに取付具
をボディに取付けることにより端子板が外れることなく
確実にボディに固定できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を適用した電磁接触器の端
子板を分解した状態の分解斜視図である。
【図2】取付具を分解した状態の電磁接触器の分解斜視
図である。
【図3】端子板の取付過程を示す断面図である。
【図4】電磁接触器の半断面図である。
【図5】その断面方向の異なる半断面図である。
【図6】分電盤に設置した状態の断面図である。
【符号の説明】
1 端子板 2 ボディ 3 端子ねじ 4 孔 5 一端片 6 係止爪 7 取付部 8 位置 9 ねじ孔 10 傾斜面 11 係止受部13 抜止め片 14 他端片 44 取付具 48 係止凹部 64 押さえ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−661480(JP,U) 昭和55年9月25日社団法人発明協会発 行「特許からみた機械要素便覧[固着 ]FIG2851,FIG2880,FIG 2886,FIG2738,」

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コ字形であって、その一端片に端子ねじを
    通す孔を形成するとともに、前記一端片の先端部の両側
    に内向きに係止爪を折曲し、中間部に抜止め片を形成
    し、他端片にリード線を接続した端子板と、 この端子板を挟持させる取付部を有し、前記取付部の前
    記孔に整合する位置に前記端子ねじのねじ孔を設けると
    ともに、前記端子板を前記取付部に挟持させる過程で前
    記一端片が前記他端片から離れるように、前記係止爪を
    摺動自在にガイドする傾斜面を前記ねじ孔の両側に形成
    し、さらに前記傾斜面の奥側に前記係止爪が係止する係
    止受部を形成したボディと このボディに取付けられて前記端子板の前記中間部を押
    える押さえ部を有するとともに前記抜止め片に引っ掛か
    る係止凹部を形成した取付具と を備えた端子取付装置。
JP1991008198U 1991-02-22 1991-02-22 端子取付装置 Expired - Fee Related JP2578867Y2 (ja)

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昭和55年9月25日社団法人発明協会発行「特許からみた機械要素便覧[固着]FIG2851,FIG2880,FIG2886,FIG2738,」

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