JPS58181274A - 導電体、殊に導線を緊締する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、導電体、殊に導線を緊締する装置であって、
ケーシング及び並列的に配置された緊締部を有し、これ
らの各緊締部は、案内筒部内に回動不能に固定された緊
締部材、該緊締部材のねじ孔にねじはめられているねじ
及び該ねじが通されている対応受けを有しており、該対
応受けは、案内筒部を形成する受容部と、ねじヘッドを
操作するための透し孔を有する力・ｙ一部との間に固定
されている形式のものに関する。

このような形式の公知の装置（Ｐイッ連邦共和国特許第
２４５２０９１号明細書）では、対応受けは２つの平行
な脚を有し、これらの両脚は案内筒部の側壁に沿ってそ
の底面にまで達しており、また、Ｕ字形の緊締部材の両
脚は案内筒部の他方の両側壁側にある。対応受けは接点
ばねを有し、これは例えば、差込カー１−″の接続電極
に接続可能である。全ての案内筒部は、閉じた底部及び
周囲を取囲む側壁を有するケーシングの一部分である。

ねじ、対応受は及び緊締部材はあらかじめ組立てられ、
次いで案内筒部内へ挿入される。これらの全体は、後か
らケーシング内へ挿入される力・ζ−条片によって不動
に固定される。

このような構成では、緊締部材、対応受は及びねじから
成る、あらかじめ組立てられた構造、ユニットの案内筒
部内への導入が、寸法が比較的小さいため、ある程困難
である。これでは完全自動的な組立による製作の容易化
は不可能である。それというのは組立工具の操作がケー
シングの側壁によって妨げられるからである。さらにカ
バー条片は僅かな形状安定性乃至曲げ強度しか有してい
ない。

本発明の課題は、はじめに述べた形式の装置を改良して
、組立を容易にしかつ全体としてより大きな形状安定性
を有するようにすることにある。

この課題は本発明によれば、カバ一部がケーシングと一
体に製作されており、該ケーシングは上記カバ一部とは
反対の側に切欠きを有しており、かつ上記受容部が、上
記切欠きを通ってケーシング内へ押込み可能であってか
つ該ケーシングに固定可能である挿入ブロックを形成し
ていることによって、解決されている。

このような構成によれば、緊締部の、所属の案内筒部内
における組立は、挿入ブロックがまだケーシングの外に
あるときにのみ行なわれる。

従って案内筒部は容易に接近可能である。ケーシング側
壁による支障は生じない。就中、完全自動組立のために
工具は容易に必要な個所に接近し作用することができる
。挿入ブロックが切欠きを通してケーシング内へ導入さ
れれば、力・々−条片自体による対応受けの所期の固定
がえられる。またこの導入運動は完全自動的な製作工程
ラインにおいて行なうことができる。また、力・ζ一部
がケーシングと一体に結合されており、かつ挿入ブロッ
クがそれ自体として十分な曲げ強度を有していることに
より、高い形状安定性かえられる。

カバ一部を少なくとも１つの、該力・ζ一部に対して垂
直のウェブを介してケーシング底部に結合することによ
り、力・ζ一部をさらに補強することができる。このウ
ェブは就中、ケーシング蓋をねじ固定するためのねじ山
を有する柱体によって形成することができる。ケーシン
グは従って、カッζ一部の形状安定性を失なうことなし
に、比較的大きな幅を有することができる。

有利な一実施例によれば、緊締部は、ケーシング高さ方
向で互いにずらして上下２列に配置されている。即ち、
挿入ブロックはあらゆる側から良好に接近可能であるか
ら、導電体を各緊締部に供給しうるようにするために第
２の緊締部列は第１の緊締部列に対して高さをずらして
配置しなければならないけれども、２列、又はそれ以上
の緊締部列を設は−ることか可能である。

この実施態様では、ケーシングに結合されたカッζ一部
は、高さをずらした上下２段の力・々−条片を有してお
り、これらのカバー条片はこれらに対して垂直のウェブ
によって互いに結合されている。このようにすることに
より、カッζ一部及びケーシングの極めて高い形状安定
性乃至曲げ強度かえられ、その結果比較的薄い壁厚で済
み、材料節減をはかることができる。

対応受けが緊締部列の一方の側に配置された接点ばねな
有する場合には、接点ばねが、上側の緊締部列の案内筒
部の傍らに、それも該案内筒部の、下側緊締部列側とは
反対の側に、配置されており、かつ少なくとも１つの接
点ばねが、成形薄板片を介して、下側の列の緊締部の対
応受けと一体に製作されていることが望ましい。

このようにすることにより、接点ばねによる接点接触の
ために上側の緊締部列並び下側の緊締部列のいずれを用
いることも可能である。

挿入ブロックがケーシングに係止結合によって取付は可
能であるようにすることは特に有利である。押込運動に
より挿入ブロックが自動的にケーシング内に係止され、
ケーシング内に不動に嵌込まれる。

挿入ブロックが、乗上げ案内斜面を有する突起を有し、
該突起が、ケーシングの切欠き開口を制限する壁の背後
に係止せしめうれるようにすると有利である。このため
にはケーシングに何らの付加的手段も必要としない。

さらに別の一実施態様によれば、ケーシングが切欠きの
両端面から発する案内溝を有していて、該案内溝内へ挿
入ブロックの案内リブが係合せしめられている。このよ
うな構成によれば、互いに結合されるべき両部会がその
終端位置に達する迄確実に案内される。このような手段
及び係止結合機構により、完全自動的な製造工程ライン
における装置構成部分相互の結合が容易になる。

次に図示の一実施例につき本発明を説明する。

ケーシング１はケーシング底部２．２つの側壁３．４、
後壁５及び、開口６を有する前壁７を有している。底部
２には、ケーブルを導入し又は接地用ねじな設けるため
、孔８，９．１０を設けることができる。ケーシング底
部２を固定するためにさらに孔１１．１２が設けられて
いる。さらにケーシング底部２には切欠き１３が設けら
れている。ケーシング１は上側に、ケーシングと一体に
製作されたカッζ一部１４を有しており、このカッζ一
部１４は２つのカバー条片１５及び１６から成り、これ
らは垂直ウェブ１７を介して互いに結合されている。こ
れらのカバー条片は、その下側に位置するねじ１９に工
具等を接近させるための孔１８を有している。

各ねじ】９はそれぞれ１つの緊締部２０の一部を形成す
る。この緊締部２０はさらに横断面がＵ字形の緊締部材
２１を有し、この部材はねじ１９が螺合するねじ山を有
しており、この場合Ｕ字の両脚は案内筒部２２の互いに
向かい合った壁面によってガイ１されている。さらに、
上記緊締部２０は対応受け２３を有し、これには、ねじ
１９が通されており、この対応受け２３は接点ばね２４
と一体に製作されている。対応受け２３の高さ位置は、
対応受け２３が案内筒部２２を形成する壁２５の端面上
に支持されることによって、又は案内筒部２２の底面２
７上に、下向きに曲げられた脚２６が当接することによ
って、規定される。個々の緊締部２００間には隔壁２８
かある。緊締部２０及び案内筒部２２は２列２９．３０
に配置されており、これらの列はケーシングの高さ方向
で上下にずらされている。全案内筒部はプラスチックか
ら成る１つの挿入ブロック３１内に成形されている。

この挿入ブロック３１は両方の互いに反対の側に係止突
起３２及び３３を有し、これらは乗上げ案内斜面を有し
かつケーシング１の切欠き１３の縁部を形成する底部壁
２の背後に、即ち個所３４もしくは３５に、当接して係
合する。

段３６もしくは３７は挿入ブロック３１がケーシング１
内へさらに押込まれることを防止する。

カバ一部１４の補強のために、下段のカバー条片１６は
２つのウェブ３８及び３９を介してケーシングｌの底部
２に結合されている。ウェブ３９は、ねじ山付きブツシ
ュ４０が嵌込まれる柱体によって形成されている。ねじ
山付きブツシュ４０には、図面には示されていないケー
シング蓋をケーシング１に不動にね口止めするための固
定ねじがねじ嵌められる。

ケーシング１は、挿入ブロック３１を良好に案内するた
めに、挿入ブロック３１の相応する案内リブ４２が係合
する２つの案内溝４１を有している。

上記の、導電体を緊締する装置が製作される場合、まず
、ねじ山１９と所属の緊締部材２１と　対応受け２３と
があらかじめ組立てられ、次いで自動的な製造工程ライ
ンにおいて挿入ブロック３１内へ嵌込まれる。次いで同
製造工程ラインにおける第２の組立ステーションでこの
挿入ブロック３１上へケーシング１が、係止突起３２．
３３が個所３４．３５上へ係止する迄上から挿嵌められ
る。このような形式でねじ１９、緊締部材２１゛及び対
応受け２３はカバ一部１４によって確実に位置固定され
る。

後に導電体を装置内に導入して緊締する場合、。

導電体の導入のためには、挿入ブロック３１内に形成さ
れているスリット４３もしくは４４が専ら利用される。

ねじ］９の一方又は他方の側へ導入された導電体は該ね
じ１９が締込まれるさいに確実に緊締される。それとい
うのは導電体はこのねじ１９の締込みにさいして側方へ
逃げることができないからである。

下側の緊締部列３０の対応受けが接点ばね２４ａを有す
るようにする場合には、これらの両部会を、これらと一
体に結合成形された薄板片を介して一体に結合すればよ
い。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は装置の
ケーシングをケーシング蓋を取除て示した平面図、第２
図は第１図のＢ−Ｂ線による断面図、第３図は第２図の
断面図におけるケーシングだけを示した図、第４図は第
２図の断面図における挿入ブロックだけを示した図であ
る。 １・・・ケーシング、２・・・ケーシング１内、３゜４
・・・側壁、５・・・後壁、６・・・開口、７・・・前
壁、８゜９．１０，１１．１２・・・孔、１３・・・切
欠き、１４・・・カバ一部、１５　、１６・・・カッ”
−条片、　　１７・・・垂直ウェブ、１８・・・孔、１
９・・・ねじ、２０・・・緊締部、２１・・・緊締部材
、２２・・・案内筒部、２３・・対応受け、２４・・・
接点ばね、２５・・・壁、２６・・・脚、２７・・・底
面、２８・・・隔壁、２９．３０・・・列、３１・・・
挿入ブロック、３２．３３・・・係止突起、３４．３５
・・・個所、３６．３７・・・段、３８゜３９・・・ウ
ェブ、４０・・・ねじ山付きブツシュ、４１・・・案内
溝、４２・・・案内リゾ、４３，４４・・・スリット ＦＩＧ、２ −４９７− ＦＩＧ、４ 手続補正書（方式） 昭和５８年５月２４日 特許庁長官殿 １・事件の表示　昭和５８年特許願第３６３２号２、発
明の名称 導電体、殊に導線を緊締する装置 ３補正をする者 事件との関係　特許出願人 名称タンフォス・ニー・ニス ４、代　理　人 昭和５８年Φ　月２６日　　（発送日）６補正の対象 図面 ７補正の内容 別紙の通り 但し図面の浄書（内容に変更なし）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　導電体を緊締する装置であって、ケーシング及び並
   列時に配置された緊締部を有し、これらの各緊締部は、
   案内筒部内に回動不能に固定された緊締部材、該緊締部
   月のねじ孔にねじはめられているねじ及び該ねじが通さ
   れている対応受けを有しており、該対応受けは、案内筒
   部を形成する受容部と、ねじヘラ１さを操作するための
   透［２孔を有する力・七一部との間に固定されている形
   式のものにおいて、力、Ｓ一部（１４）がケーシング（
   １）と一体に製作されており、該ケーシング（１）は上
   記力・り一部（１４）とは反対の側に切欠き（１３）を
   有しており、かつ上記受容部が、上記切欠き（１３）を
   通ってケーシング（］）内へ押込み可能であってかつ該
   ケーシング（１）に固定可能である挿入ブロック（３１
   ）を形成していることを特徴とする、導電体を緊締する
   装置。 ２　カ・々一部（１４）が少なくとも１つの、該力４一
   部（１４）に対して垂直のウェブ（３８゜３９）を介し
   て、ケーシング底部（２）に結合されている特許請求の
   範囲第１項記載の導電体を・緊締する装置。 ３　ウェブ（３９）が、ケーシング蓋をねじ固定するた
   めのねじ山（４０）を有する柱体によって形成されてい
   る特許請求の範囲第２項記載の導電体を緊締する装置。 ４　緊締部（２０）がケーシング内で互いに上下に位置
   する２列（２９，３０）の緊締部として配置されている
   特許請求の範囲第１項乃至第３項のうちいずれが１項記
   載の導電体を緊締する装置。 ５　ケーシング（１）に結合された力・々一部（１４）
   が２つの、互いに上下に位置するカバー条片（］５．１
   ６　）を有し、これらのカッζ−条片（１５，１６）が
   これらに対して垂直のウェブにより互いに結合されてい
   る特許請求の範囲第４項記載の導電体を緊締する装置。 ６　対応受けが緊締部列の片側に配置された接点ばねを
   有しており、かつ接点ばね（２４、２４ａ）が、上側の
   緊締部列（２９）の案内筒部（２２）の傍らに、それも
   該案内筒部（２２）の、下側緊締部列（３０）側とは反
   対の側に、配置されており、かつ少な（とも１つの接点
   ばね（２４ａ）が、成形薄板片（４５）を介して、下側
   の列の緊締部（２０）の対応受け（２３）と一体に製作
   されている特許請求の範囲第４項又は第５項のうちいず
   れか１項記載の導電体を緊締する装置。 ７　挿入ブロック（３１）がケーシング（１）に係止結
   合により取付は可能である特許請求の範囲第１項乃至第
   ６項のうちいずれが１項記載の導電体を緊締する装置。 ８　挿入ブロック（３１）が乗上げ案内斜面を有する突
   起（３２，３３）を有しいて、該突起が、ケーシング（
   １）の、切欠き（１３）を形成する壁の背後（３４，３
   ５）に係止される特許請求の範囲第７項記載の導電体を
   緊締する装置。 ９　ケーシング（１）が、切欠き（１３）の両端面から
   発している案内溝（４１）を有し、該案内溝（４１）内
   へ挿入ブロック（３１）の案内リブ（４２）が係合せし
   められる特許請求の範囲第１項乃至第８項のうちいずれ
   が１項記載の導電体を緊締する装置。