JPS6118619Y2 - - Google Patents
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- JPS6118619Y2 JPS6118619Y2 JP5289081U JP5289081U JPS6118619Y2 JP S6118619 Y2 JPS6118619 Y2 JP S6118619Y2 JP 5289081 U JP5289081 U JP 5289081U JP 5289081 U JP5289081 U JP 5289081U JP S6118619 Y2 JPS6118619 Y2 JP S6118619Y2
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- terminal
- insulating base
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- screw
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Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は絶縁基台の上面にねじ端子を配設し下
面にねじ端子と接続する端子足部を配設した端子
盤に関する。
面にねじ端子と接続する端子足部を配設した端子
盤に関する。
従来この種の端子盤は、段部102を有する貫
通穴101を垂直方向に形成した絶縁基台100
に、ナツト103を端子板104をかしめ付けし
たものをナツト103及び端子板104の上部を
段部102に挿嵌し端子板104の下部を貫通穴
101に挿通するもの(第10図図示のもの)
や、段部112を有する貫通穴111及び溝穴1
13を垂直方向に形成して全体として異形の貫通
穴をあけた絶縁基台110に、ナツト114に〓
形端子板115を溶接等で接合したものを、ナツ
ト114及び端子板115の上部を段部112に
挿嵌し、端子板115の下部を溝穴113に挿通
するもの(第11図図示のもの)が存在した。ま
た従来の他の端子盤には、第12図に図示するよ
うに、金属棒の端子120を成形して一端にめね
じ12を切つたものを、その他端を絶縁基台12
2の外方に露出した絶縁基台122にモールドし
たものがある。
通穴101を垂直方向に形成した絶縁基台100
に、ナツト103を端子板104をかしめ付けし
たものをナツト103及び端子板104の上部を
段部102に挿嵌し端子板104の下部を貫通穴
101に挿通するもの(第10図図示のもの)
や、段部112を有する貫通穴111及び溝穴1
13を垂直方向に形成して全体として異形の貫通
穴をあけた絶縁基台110に、ナツト114に〓
形端子板115を溶接等で接合したものを、ナツ
ト114及び端子板115の上部を段部112に
挿嵌し、端子板115の下部を溝穴113に挿通
するもの(第11図図示のもの)が存在した。ま
た従来の他の端子盤には、第12図に図示するよ
うに、金属棒の端子120を成形して一端にめね
じ12を切つたものを、その他端を絶縁基台12
2の外方に露出した絶縁基台122にモールドし
たものがある。
しかしながら、上記第10図及び第11図の端
子盤は、予めナツト103,114及び端子板1
04,115をかしめ付けしたり溶接等で結合固
定した状態で絶縁基台100,110に取付する
が、端子板104,115のねじ挿通穴とナツト
103,114のねじ穴を合わせ両者を所定の位
置関係で結合する加工が必ずしも簡単ではなく、
この段階で不良の発生があり、しかもこの不良が
絶縁基台100,110に多数の端子を取付する
途中あるいは終了後に発見された場合は端子盤に
も不良が及び必ずしも組立作業性が良くなかつ
た。また、第10図及び第11図の端子盤は、絶
縁基台100,110上面のねじ端子の中心(締
付ねじの中心)と絶縁基台100,110の下面
から突出する端子の中心とが一致せず、すなわち
端子板104,115の下部が締付ねじの中心よ
り偏つた位置にあるために、絶縁基台100,1
10にあける貫通穴101,111,113を締
付ねじと端子板104,115とを並べた状態に
大きくあけなければならず、絶縁基台100,1
10の機械的強度が不足し、また端子板104,
115の下部が偏つて配設されるために絶縁基台
100,110の端部で、取付部との関係で絶縁
不足の問題が生じることがあり、このため、絶縁
基台100,110の形状を大型にしなければな
らないという欠点があつた。
子盤は、予めナツト103,114及び端子板1
04,115をかしめ付けしたり溶接等で結合固
定した状態で絶縁基台100,110に取付する
が、端子板104,115のねじ挿通穴とナツト
103,114のねじ穴を合わせ両者を所定の位
置関係で結合する加工が必ずしも簡単ではなく、
この段階で不良の発生があり、しかもこの不良が
絶縁基台100,110に多数の端子を取付する
途中あるいは終了後に発見された場合は端子盤に
も不良が及び必ずしも組立作業性が良くなかつ
た。また、第10図及び第11図の端子盤は、絶
縁基台100,110上面のねじ端子の中心(締
付ねじの中心)と絶縁基台100,110の下面
から突出する端子の中心とが一致せず、すなわち
端子板104,115の下部が締付ねじの中心よ
り偏つた位置にあるために、絶縁基台100,1
10にあける貫通穴101,111,113を締
付ねじと端子板104,115とを並べた状態に
大きくあけなければならず、絶縁基台100,1
10の機械的強度が不足し、また端子板104,
115の下部が偏つて配設されるために絶縁基台
100,110の端部で、取付部との関係で絶縁
不足の問題が生じることがあり、このため、絶縁
基台100,110の形状を大型にしなければな
らないという欠点があつた。
さらに第12図に図示のものは金属棒の端子1
20を太径部と細径部に加工し、太径部にねじ加
工を施さなければならないため、金属板をプレス
加工して端子板を形成し、ナツトを使用するもの
に比べて材料費及び加工費が嵩み、また端子12
0を絶縁基台122にモールドするため、絶縁基
台と端子板を別個に製作し端子板を絶縁基台の貫
通穴に挿嵌して組立するものに比べて組立成形に
長時間かかり生産性が良くない等の欠点が存在し
た。
20を太径部と細径部に加工し、太径部にねじ加
工を施さなければならないため、金属板をプレス
加工して端子板を形成し、ナツトを使用するもの
に比べて材料費及び加工費が嵩み、また端子12
0を絶縁基台122にモールドするため、絶縁基
台と端子板を別個に製作し端子板を絶縁基台の貫
通穴に挿嵌して組立するものに比べて組立成形に
長時間かかり生産性が良くない等の欠点が存在し
た。
さらに従来の端子盤として実公昭52−53984号
のものがある。この端子盤の端子金具130は第
13図のように、ナツト131を係止するために
端子金具130の上面132の両側に垂直部13
3,133を設け、この垂直部133,133に
水平部134,134を連設し、さらに足部13
5,135を連設したものである。
のものがある。この端子盤の端子金具130は第
13図のように、ナツト131を係止するために
端子金具130の上面132の両側に垂直部13
3,133を設け、この垂直部133,133に
水平部134,134を連設し、さらに足部13
5,135を連設したものである。
しかし、この端子金具は、複数箇所を折り曲げ
る複雑な形状であるため、必ずしも製作が容易で
はなく、また2枚の足部135,135が水平部
134,134から互いに間隔をおいて個々に下
方へ立ち下げてあるため、絶縁基台の端子収容穴
に圧入するに際して該足部135が曲がる等の不
良が発生し易く、また上面132と水平部13
4,134の間にナツト131を保持するにして
もこれらの間隔を小さくするとナツト131の挿
入がしにくく、間隔が大きいとナツト131がガ
タつく不都合があり、寸法管理が難しいという欠
点があつた。
る複雑な形状であるため、必ずしも製作が容易で
はなく、また2枚の足部135,135が水平部
134,134から互いに間隔をおいて個々に下
方へ立ち下げてあるため、絶縁基台の端子収容穴
に圧入するに際して該足部135が曲がる等の不
良が発生し易く、また上面132と水平部13
4,134の間にナツト131を保持するにして
もこれらの間隔を小さくするとナツト131の挿
入がしにくく、間隔が大きいとナツト131がガ
タつく不都合があり、寸法管理が難しいという欠
点があつた。
本考案は上記従来の欠点を解決するものであ
り、端子金具とナツトを絶縁基台に取付する前に
互に固定結合する等の加工の必要がなく、端子金
具にナツトをはめ合せた状態で絶縁基台に挿嵌す
るだけで簡単に組立がなされて極めて組立作業性
がよく、また絶縁基台の底壁に挿通する端子金具
の端子足部をねじ端子のねじと中心を一致させて
端子足部をねじより偏心させずに、かつ絶縁基台
にできるだけ小さい貫通孔をあけて端子足部を挿
通するようにして端子盤の機械的、電気的性能を
高め、端子盤(絶縁基台)の形状をできるだけ小
型化することができ、また、端子金具を簡単な形
状にしてプレス加工により容易に製作できるよう
にし、さらに端子金具の絶縁基台への圧入に際し
て端子金具が変形する等のことがなく容易に装着
できる端子盤を提供することを目的とする。
り、端子金具とナツトを絶縁基台に取付する前に
互に固定結合する等の加工の必要がなく、端子金
具にナツトをはめ合せた状態で絶縁基台に挿嵌す
るだけで簡単に組立がなされて極めて組立作業性
がよく、また絶縁基台の底壁に挿通する端子金具
の端子足部をねじ端子のねじと中心を一致させて
端子足部をねじより偏心させずに、かつ絶縁基台
にできるだけ小さい貫通孔をあけて端子足部を挿
通するようにして端子盤の機械的、電気的性能を
高め、端子盤(絶縁基台)の形状をできるだけ小
型化することができ、また、端子金具を簡単な形
状にしてプレス加工により容易に製作できるよう
にし、さらに端子金具の絶縁基台への圧入に際し
て端子金具が変形する等のことがなく容易に装着
できる端子盤を提供することを目的とする。
以下、本考案を実施例について説明する。
まず、1は絶縁基台であり、この絶縁基台には
絶縁隔壁2で仕切られてねじ端子を収容する複数
個の端子部収容室3が設けられる。
絶縁隔壁2で仕切られてねじ端子を収容する複数
個の端子部収容室3が設けられる。
この端子収容室3には、垂直方向に端子金具1
1,11の立上り板部13,13及びねじ21の
ねじ部22を収容する有底の端子収容穴4があけ
られ、この端子収容穴4の上方開口部には同心状
にしてナツト20を嵌合する角形の凹所5が形成
され、端子収容穴4の底壁6の中央には端子金具
11,11の端子足部14,14を挿通する貫通
孔7があけられ、端子収容穴4と凹所5の中央部
両側で貫通孔7の両側に垂直方向にして端子金具
11,11の立上り板部13,13の両側縁1
8,18を嵌合する溝部8,8が形成されてい
る。
1,11の立上り板部13,13及びねじ21の
ねじ部22を収容する有底の端子収容穴4があけ
られ、この端子収容穴4の上方開口部には同心状
にしてナツト20を嵌合する角形の凹所5が形成
され、端子収容穴4の底壁6の中央には端子金具
11,11の端子足部14,14を挿通する貫通
孔7があけられ、端子収容穴4と凹所5の中央部
両側で貫通孔7の両側に垂直方向にして端子金具
11,11の立上り板部13,13の両側縁1
8,18を嵌合する溝部8,8が形成されてい
る。
9は凹所5の上部に端子金具11,11の水平
板部12,12を配設するために形成した凹欠で
あり、10,10は絶縁基台1の両端に設けた取
付穴である。
板部12,12を配設するために形成した凹欠で
あり、10,10は絶縁基台1の両端に設けた取
付穴である。
また、11は弾性を有する導電性金属板からな
る端子金具であり、この端子金具は直角よりやや
鋭角の逆L形に折り曲げた水平板部12と立上り
板部13及びこの立上り板部13の下部中央部に
連設される細巾の端子足部14を有し、立上り板
部13には上端から中央部にかけてナツト20を
はめ込み、かつねじ21のねじ部22を配置する
第1の切欠部15が形成され、水平板部12の中
央部には第1の切欠部15に連続してねじ21の
ねじ部22を挿通する第2の切欠部16が形成さ
れる。この端子金具11は、第9図のように、2
個を1組として、互いの立上り板部13,13及
び端子足部14,14を重合して背中合せにし、
側面から見てT字形に組合せて使用するものであ
る。17は端子足部に設けた係止爪である。
る端子金具であり、この端子金具は直角よりやや
鋭角の逆L形に折り曲げた水平板部12と立上り
板部13及びこの立上り板部13の下部中央部に
連設される細巾の端子足部14を有し、立上り板
部13には上端から中央部にかけてナツト20を
はめ込み、かつねじ21のねじ部22を配置する
第1の切欠部15が形成され、水平板部12の中
央部には第1の切欠部15に連続してねじ21の
ねじ部22を挿通する第2の切欠部16が形成さ
れる。この端子金具11は、第9図のように、2
個を1組として、互いの立上り板部13,13及
び端子足部14,14を重合して背中合せにし、
側面から見てT字形に組合せて使用するものであ
る。17は端子足部に設けた係止爪である。
この端子金具11,11は、T字形にした状態
で、その立上り板部13,13の両側縁18,1
8を絶縁基台1の溝部8,8に嵌合して該立上り
板部13,13を端子収容穴4内に収容し、端子
足部14,14を貫通孔7に挿通して係止爪1
7,17を絶縁基台1の底面1aに係止すること
により、端子金具11,11を絶縁基台1に装着
するものである。
で、その立上り板部13,13の両側縁18,1
8を絶縁基台1の溝部8,8に嵌合して該立上り
板部13,13を端子収容穴4内に収容し、端子
足部14,14を貫通孔7に挿通して係止爪1
7,17を絶縁基台1の底面1aに係止すること
により、端子金具11,11を絶縁基台1に装着
するものである。
なお、この端子金具11,11の装着状態では
水平板部12,12と立上り板部13,13とは
直角になり、端子金具11,11の水平板部1
2,12は、凹所5に嵌合されるナツト20を上
面から押止するようにされており、また、端子金
具11,11の絶縁基台1への装着固定は、端子
足部14,14を捩じ曲げて係止部を形成しても
よく、その他従来公知の手段を用いてもよい。
水平板部12,12と立上り板部13,13とは
直角になり、端子金具11,11の水平板部1
2,12は、凹所5に嵌合されるナツト20を上
面から押止するようにされており、また、端子金
具11,11の絶縁基台1への装着固定は、端子
足部14,14を捩じ曲げて係止部を形成しても
よく、その他従来公知の手段を用いてもよい。
また20は角形のナツトであり、水平状態で端
子金具11,11の第1の切欠部15に係止さ
れ、絶縁基台1の凹所5に嵌合される。
子金具11,11の第1の切欠部15に係止さ
れ、絶縁基台1の凹所5に嵌合される。
また21はねじであり、そのねじ部22は端子
金具11,11の水平板部12,12に設けた第
2の切欠部16,16を挿通してナツト20に螺
着して端子金具11,11の立上り板部13,1
3の第1の切欠部15,15内に配置されるとと
もに絶縁基台1の端子収容穴4内に収容されるも
のである。
金具11,11の水平板部12,12に設けた第
2の切欠部16,16を挿通してナツト20に螺
着して端子金具11,11の立上り板部13,1
3の第1の切欠部15,15内に配置されるとと
もに絶縁基台1の端子収容穴4内に収容されるも
のである。
しかして、上記の構成をもつ端子盤の組立につ
いて説明すると、端子金具11,11を2個背中
合せにしてその立上り板部13,13の第2の切
欠部16,16にナツト20をはめ込んで水平状
態に係止し、この状態で端子金具11,11を絶
縁基台1の端子部収容室3へ上方から圧入する。
このとき、端子金具11,11の立上り板部1
3,13の両側縁18,18は絶縁基台1の溝部
8,8に案内されて正確に位置決めされるので、
端子金具11,11が曲がつて装着されたり変形
したりすることがなく組立が容易にできる。そし
て、端子金具11,11の立上り板部13,13
が絶縁基台1の端子収容穴4に収容されるととも
に係止爪17,17が作用して端子金具11,1
1は絶縁基台1に固定され、ナツト20は絶縁基
台1の凹所5に嵌合されて位置決めされるととも
に回動不能にされ、かつ、端子金具11,11の
水平板部12,12が上方から弾性的に押止する
ので、上下動も不能にされて完全に固定される。
しかる後に、ねじ21を端子金具11,11の水
平板部12,12に設けた第2の切欠部16,1
6に挿通してナツト20に螺着する。したがつて
同一寸法形状の2個を対称に設ける端子金具1
1,11の中央に取付するねじ21は、端子金具
11,11の下部中央に設けられ絶縁基台1の下
面10より突き出す端子足部14,14とその中
心が一致することになる。
いて説明すると、端子金具11,11を2個背中
合せにしてその立上り板部13,13の第2の切
欠部16,16にナツト20をはめ込んで水平状
態に係止し、この状態で端子金具11,11を絶
縁基台1の端子部収容室3へ上方から圧入する。
このとき、端子金具11,11の立上り板部1
3,13の両側縁18,18は絶縁基台1の溝部
8,8に案内されて正確に位置決めされるので、
端子金具11,11が曲がつて装着されたり変形
したりすることがなく組立が容易にできる。そし
て、端子金具11,11の立上り板部13,13
が絶縁基台1の端子収容穴4に収容されるととも
に係止爪17,17が作用して端子金具11,1
1は絶縁基台1に固定され、ナツト20は絶縁基
台1の凹所5に嵌合されて位置決めされるととも
に回動不能にされ、かつ、端子金具11,11の
水平板部12,12が上方から弾性的に押止する
ので、上下動も不能にされて完全に固定される。
しかる後に、ねじ21を端子金具11,11の水
平板部12,12に設けた第2の切欠部16,1
6に挿通してナツト20に螺着する。したがつて
同一寸法形状の2個を対称に設ける端子金具1
1,11の中央に取付するねじ21は、端子金具
11,11の下部中央に設けられ絶縁基台1の下
面10より突き出す端子足部14,14とその中
心が一致することになる。
以上述べたように本考案の端子盤は、端子金具
とナツトを絶縁基台に取付する前に互に固定結合
する等の加工の必要がなく、端子金具にナツトを
はめ合せた状態で絶縁基台に挿嵌するだけで簡単
に組立がなされ極めて組立作業性がよい。また絶
縁基台の底壁に挿通する端子金具の端子足部をね
じ端子のねじと中心を一致させ、且つ絶縁基台に
できるだけ小さい貫通穴をあけて端子足部を挿通
するので端子盤の機械的、電気的性能を高め、端
子盤(絶縁基台)の形状をできるだけ小型化する
ことができる。
とナツトを絶縁基台に取付する前に互に固定結合
する等の加工の必要がなく、端子金具にナツトを
はめ合せた状態で絶縁基台に挿嵌するだけで簡単
に組立がなされ極めて組立作業性がよい。また絶
縁基台の底壁に挿通する端子金具の端子足部をね
じ端子のねじと中心を一致させ、且つ絶縁基台に
できるだけ小さい貫通穴をあけて端子足部を挿通
するので端子盤の機械的、電気的性能を高め、端
子盤(絶縁基台)の形状をできるだけ小型化する
ことができる。
また、本考案の端子盤は、端子金具を逆L形の
簡単な形状にしてプレス加工により容易に製作で
きるため、安価に製作できてその品質管理も容易
であり、さらに、端子金具の絶縁基台への圧入に
際して端子金具の立上り板部が端子金具の中央下
部に位置し、かつ、その両端を絶縁基台の溝部で
案内するため、端子金具に加わる押圧力は効果的
に働いて端子金具を正確に位置決めし、変形させ
ずに容易に装着をすることができるとともにナツ
トも固定できる。
簡単な形状にしてプレス加工により容易に製作で
きるため、安価に製作できてその品質管理も容易
であり、さらに、端子金具の絶縁基台への圧入に
際して端子金具の立上り板部が端子金具の中央下
部に位置し、かつ、その両端を絶縁基台の溝部で
案内するため、端子金具に加わる押圧力は効果的
に働いて端子金具を正確に位置決めし、変形させ
ずに容易に装着をすることができるとともにナツ
トも固定できる。
第1図は本考案の端子盤の縦断側面図、第2図
は同上縦断正面図、第3図は同上平面図、第4図
は絶縁基台の一部を切欠した正面図、第5図は同
じく平面図、第6図は第5図のA−A線断面図、
第7図は端子板の正面図、第8図は同上平面図、
第9図は同上側面図、第10図ないし第13図は
従来技術の説明図である。 1……絶縁基台、3……端子部収容室、4……
端子収容穴、5……凹所、6……底壁、7……貫
通孔、8,8……溝部、11,11……端子金
具、12,12……水平板部、13,13……立
上り板部、14,14……端子足部、15,15
……第1の切欠部、16,16……第2の切欠
部、18,18……立上り板部の両側縁、20…
…ナツト、21……ねじ、22……ねじ部。
は同上縦断正面図、第3図は同上平面図、第4図
は絶縁基台の一部を切欠した正面図、第5図は同
じく平面図、第6図は第5図のA−A線断面図、
第7図は端子板の正面図、第8図は同上平面図、
第9図は同上側面図、第10図ないし第13図は
従来技術の説明図である。 1……絶縁基台、3……端子部収容室、4……
端子収容穴、5……凹所、6……底壁、7……貫
通孔、8,8……溝部、11,11……端子金
具、12,12……水平板部、13,13……立
上り板部、14,14……端子足部、15,15
……第1の切欠部、16,16……第2の切欠
部、18,18……立上り板部の両側縁、20…
…ナツト、21……ねじ、22……ねじ部。
Claims (1)
- 垂直方向にあけた下記端子金具11,11の立
上り板部13,13及びねじ21のねじ部22を
収容する有底の端子収容穴4と、この端子収容穴
4の上方開口部に同心状に形成した下記ナツト2
0を嵌合する角形の凹所5と、上記端子収容穴4
の底壁6の中央にあけた下記端子金具11,11
の端子足部14,14を挿通する貫通孔7と、こ
れら端子収容穴4と凹所5の中央部両側で貫通孔
7の両側に垂直方向に形成した下記端子金具1
1,11の立上り板部13,13の両側縁18,
18を嵌合する溝部8,8とからなる端子部収容
室3を複数個設けた絶縁基台1と、直角よりやや
鋭角の逆L形に折り曲げた水平板部12と立上り
板部13及びこの立上り板部13の下部中央部に
連設される細巾の端子足部14を有し、立上り板
部13には上端から中央部にかけて下記ナツト2
0をはめ込み、かつ下記ねじ21のねじ部22を
配置する第1の切欠部15を形成するとともに水
平板部12の中央部には第1の切欠部15に連続
して下記ねじ21のねじ部22を挿通する第2の
切欠部16を形成した弾性を有する導電金属板か
らなる2個を、互いに立上り板部13,13及び
端子足部14,14を重合してT字形にし、これ
ら立上り板部13,13の両側縁18,18を上
記絶縁基台1の溝部8,8に嵌合して立上り板部
13,13を上記絶縁基台1の端子収容穴4に収
容し、端子足部14,14を上記絶縁基台1の貫
通孔7に挿通した端子金具11,11と、この端
子金具11,11の第1の切欠部15,15内に
水平位置で係止して上記絶縁基台1の凹所5に嵌
合し、かつ上記端子金具11,11の水平板部1
2,12で上方より押止される角形のナツト20
と、ねじ部22を上記端子金具11,11の第2
の切欠部16,16に挿通し、かつ上記ナツト2
0に螺着して第1の切欠部15,15内に配置す
るとともに上記絶縁基台1の端子収容穴4内に収
容するねじ21とからなることを特徴とする端子
盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5289081U JPS6118619Y2 (ja) | 1981-04-13 | 1981-04-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5289081U JPS6118619Y2 (ja) | 1981-04-13 | 1981-04-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57164977U JPS57164977U (ja) | 1982-10-18 |
JPS6118619Y2 true JPS6118619Y2 (ja) | 1986-06-05 |
Family
ID=29849553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5289081U Expired JPS6118619Y2 (ja) | 1981-04-13 | 1981-04-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6118619Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0323658Y2 (ja) * | 1986-11-07 | 1991-05-23 | ||
JPH0331012Y2 (ja) * | 1986-12-25 | 1991-07-01 | ||
JPH0353424Y2 (ja) * | 1987-01-23 | 1991-11-21 | ||
JPH0313970Y2 (ja) * | 1987-02-03 | 1991-03-28 | ||
JPH0332042Y2 (ja) * | 1987-03-19 | 1991-07-08 |
-
1981
- 1981-04-13 JP JP5289081U patent/JPS6118619Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57164977U (ja) | 1982-10-18 |
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