JPS5926541Y2 - 同軸ケ−ブル用接栓座 - Google Patents

同軸ケ−ブル用接栓座

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JPS5926541Y2
JPS5926541Y2 JP1979027217U JP2721779U JPS5926541Y2 JP S5926541 Y2 JPS5926541 Y2 JP S5926541Y2 JP 1979027217 U JP1979027217 U JP 1979027217U JP 2721779 U JP2721779 U JP 2721779U JP S5926541 Y2 JPS5926541 Y2 JP S5926541Y2
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JP
Japan
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case
metal
coaxial cable
insulating case
cable connector
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JP1979027217U
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JPS55127390U (ja
Inventor
勝男 伊藤
一則 吉村
Original Assignee
株式会社村田製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は同軸ケーブル用接栓と電気的接続の対をなす
同軸ケーブル用接栓座に関し、特にコストダウンを図る
ための改良に関する。
従来より、たとえばテレビジョン受像機などにおいては
、75Ωの同軸ケーブルをアンテナ線として用いる。
そのために、このような同軸ケーブルを接続するための
種々の同軸ケーブル用接栓座が提案され、かつ実現され
ている。
同軸ケーブル用接栓座はたとえばテンビジョン受像機の
アンテナ端子板に取付けられる。
第1図ないし第4図はこの考案の興味ある先行技術を説
明するための図であって、第1図は構成部品を分解して
示す斜視図、第2図はアンテナ端子板に取付けた状態の
縦断面図、第3図は組立途中の状態を示す縦断面図、第
4図は組立後の縦断面図である。
ここに示される同軸ケーブル用接栓座は、F型抜栓座と
呼ばれるものである。
このF型抜栓座の製造方法に従って構成の説明を行う。
まず、金属ケース1は、六角棒状の金属素材を旋盤にて
切削加工することにより、ねじ部2,3、段差部4゜5
、中空部6等を形成した後、フライスにて、ねじ部2の
一部をフラットカットしてフラット面7を形成して得ら
れるものである。
このため、加工時間が長く、また材料ロスも多く、高価
であった。
上述の金属ケース1には、絶縁ケース8およびこの絶縁
ケース8により保持される接触片9からなる内部構造物
10が挿入される(第3図、第4図)。
そして、この内部構造物10は、金属ケース1内で検定
されるものであるが、この固定のために金属ケース1の
一方端縁には内方に変形されるかしめ部11が、内部構
造物10の挿入のあとで形成される(第4図)。
上述のようにして得られたF型抜栓座12は、第2図に
示すような状態で、アンテナ端子板13に取付けられる
このアンテナ端子板13には、上述の金属ケース1の両
段差部4,5間に形成されている六角柱部分を受は入れ
るための凹部14が形成されている(第1図)。
そして、アンテナ端子板13の一方側(第1図および第
2図において下側)からはワッシャ15を介してナツト
16がねじ部3に螺合して、このF型抜栓座12をアン
テナ基板13に対して固定する。
アンテナ端子板13の他方側(第1図および第2図にお
いて上側)には、接触片9の端子部が露出した状態で導
出されている。
この部分にシールドケース17がかぶせられる。
シールドケース17はその1つの面が開口18とされた
ものであり、かつ他の1つの面には透孔19が形成され
ている。
透孔19は、金属ケース1のねじ部2およびフラット面
7を含む部分の断面形状と相似するように、その形状が
選ばれている。
そのために、シールドケース17の透孔19に金属ケー
ス1のねじ部2およびフラット面7が形成された部分が
受は入れられ、その状態でワッシャ20を介してナツト
21がねじ部2に螺合することにより、シールドケース
17はF型抜栓座12に固定される。
このように、シールドケース17をF型抜栓座12に固
定する手段としてナツト21等が使用されるため、部品
そのものの単価が高くつくばかりでなく組立費用もそれ
に加算されることになる。
以上述べた従来のF型接栓座の製造方法およびこれに関
連する組立費用は高くつき、総合的に判断するとき、非
常に高価なものであることがわかる。
それゆえに、この考案の主たる目的は、安価に得られか
つ組立のための費用が少なくて済む同軸ケーブル用接栓
座を提供することである。
この考案は、簡単にいえば、1枚の金属板から板金加工
により形成された金属ケースを含む同軸ケーブル用接栓
座であり、ねじ部も、内部構造物を固定するための手段
もシールドケースを固定するための手段も板金加工によ
り形成されたものである。
この考案のその他の目的と特徴は以下に図面を参照して
行なう詳細な説明から一層明らかとなろつ0 第5図ないし第14図はこの考案の一実施例を説明する
ための図である。
第5図および第6図を参照して、この考案の一実施例の
取付状態における構成要素の概略について説明する。
金属ケース31内には内部構造物32か瞳定的に収納さ
れ、接栓座33を構成する。
この接栓座33はアンテナ端子板34を貫通して配置さ
れ、ワッシャ35を介してナツト36で1定される。
また、接栓座33の一方側にはシールドケース37がか
ぶせられる。
以下に、これら各構成要素の詳細について説明する。
第7図ないし第11図は金属ケース31の形成工程を順
次示すもので、第7図は第1工程の平面図、第8図は同
じく正面図、第9図は第2工程の正面図、第10図は第
3工程の正面図、第11図は第4工程の正面図である。
まず、金属ケース31を形成するための材料として、第
7図および第8図に示すような形状の金属板38が1枚
の金属板材料から打抜かれて得られる。
この金属板38はその中央部に円形部分39を含み、円
形部分39には円形の透孔40が形成される。
円形部分39の両側には、狭小な接続部分41.41を
介して広面部分42.42が形成される。
各広面部分42.42の外側の端縁部分には、複数個た
とえば3個の爪43.・・・が突出して形成される。
第9図を参照して、金属板38は、その広面部分42、
42において丸曲げ加工が施される。
これによって、広面部分42は半円筒形状をなす。
第10図を参照して、各広面部分42には、板金加工に
より、ねじ部44およびこのねじ部44の外側に係止部
45が形成される。
係止部45は広面部分42の一部を膨出させることによ
り形成されるものであり、それぞれの広面部分42に対
して1個ずつ形成される。
第11図を参照して、両店面部分42.42は、それぞ
れ接続部分41,41を介して起き上がらせられている
これに応じて、両店面部分42.42は1つの円筒を形
成する。
そして、各ねじ部44.44は一連のねじを形成するよ
うに整列する。
このようにして、金属ケース31が得られる。
第11図に示すような状態にある金属ケース31におい
て、広面部分42.42によって形成された円筒の一方
端面(第11図において下側の端面)は同軸ケーブル用
接栓(図示せず)の中心導体を受け入れるための孔40
(第7図)を残して閉じられ、他方端面(第11図に
おいて上側の端面)は開かれている。
そして、円筒の周面にはねじ部44.44が形成され、
わし部44.44の前記他方端面側(第11図において
上側)には係止部45.45が形成され、かつ円筒の前
記他方端面側の端縁部には複数個の爪43.・・・が形
成されることになる。
上述の金属ケース31内には、内部構造物32が収納さ
れる。
たとえば第12図を参照して、内部構造物32は、絶縁
ケース46を含む。
絶縁ケース46は第1部分47と第2部分48とからな
る。
第1部分47には外方に張り出す係合部49が形成され
る。
この係合部49はテーパ部分50から延びて形成されて
いる。
第2部分48には、前記透孔40と整列する位置に透孔
51を備える。
このような絶縁ケース46は接触片52を保持するため
のものである。
接触片52は、クリップ部53と端子物部54とを含む
この接触片52は、第1部分47の第12図による下方
から挿入され、その挿入後においてストッパ55か゛作
用して固定されるもので゛ある。
そして、この接触片52の挿入の後で、第1部分47と
第2部分48とが一体化される。
この状態において、クリップ部53は絶縁ケース46内
に位置し、かつ端子部54は絶縁ケース46外にもたら
される。
第12図ないし第14図を参照して、内部構造物32の
金属ケース31内への挿入工程について説明する。
第12図を参照して、内部構造物32は金属ケース31
の開口から滑り込ませるように挿入される。
この挿入の進行にしたがって、テーパ部分50が作用し
て、金属ケース31がやや上方に開いた状態に変形し、
第13図に示すような状態を実現する。
この状態から、さらに内部構造物32を圧入すると、係
合部49が係止部45内にはまり込む。
この状態が第14図に示される。
金属ケース31は元の閉じた状態となっている。
この状態において、係合部49と係止部45との係合に
より、内部構造物32は金属ケース31内で検定的に保
持されている。
そして、この第14図に示すものが、いうまで゛もなく
、接栓座33である。
再び第5図および第6図を参照して、アンテナ端子板3
4には、接栓座33を受は入れるため取付孔56が形成
されている。
取付孔56は、金属ケース31の係止部45を位置決め
して受は入れる段差部57を持つ。
したがって、第6図に示すように、係止部45が段差部
57に受は止められかつその反対側からワッシャ35を
介してナツト36をねじ部44に螺合させれば、この金
属ケース31すなわち接栓座33はアンテナ端子板34
に固定される。
シールドケース37は、その1つの面が開口58とされ
、かつ他の1つの面には、端子部54を受は入れる透孔
59が形成されたものである。
また、透孔59が形成された面には、この透孔59を囲
むように、複数個のスリット状の切込60.・・・が設
けられている。
このスリット状の切込60.・・・は金属ケース31か
ら突出して形成された爪43.・・・をそれぞれ受入れ
るためのものである。
そして、切込60に受は入れられた爪43の先端部はか
しめられ、第6図に示すように、シールドケース37は
接栓座33に固定される。
なお、シールドケース37の取付の工程は、アンテナ端
子板34への取付工程の前に行なうのが好ましい。
第6図に示す接栓座33の取付状態において、これと対
をなす接栓(図示せず)の中心導体は透孔40、41を
貫通してクリップ部53によって挟持され、接栓の周囲
の導体は金属ケース31のねじ部44に螺合させること
により電気的に接続され、かつ機械的にも固定される。
また、端子部54にはノード線(図示せず)がシールド
ケース37の開口58を介して接続される。
以上のように、この考案によれば、金属ケースが1枚の
金属板からの板金加工により形成されるので、ねじ部や
係止部や爪を容易に作り出すことができる。
そのために、これらの適宜の形状が付された部分を有利
に利用して、内部構造物の固定的な保持やシールドケー
スの保持やアンテナ端子板等への取付が簡単に行なうこ
とができる。
これらの材料的な面や製作が容易な面を加味してコスト
を比較した場合、従来品に比へて約−で実現することが
できるものである。
そして、金属ケースに金属板を用いるので、軽量化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案の興味ある先行技術を説
明するための図であって、第1図は構成部品を分解して
示す斜視図、第2図はアンテナ端子板に取付けた状態の
縦断面図、第3図は組立途中の状態を示す縦断面図、第
4図は組立後の縦断面図である。 第5図ないし第14図はこの考案の一実施例を説明する
ための図であって、第5図は構成部品を分解して示す斜
視図、第6図はアンテナ端子板に取付けた状態の縦断面
図、第7図ないし第11図は金属ケースの形成工程を順
次示すもので、ここに第7図は第1工程の平面図、第8
図は同じく正面図、第9図は第2工程の正面図、第10
図は第3工程の正面図、第11図は第4工程の正面図で
あり、第12図ないし第14図はそれぞれ内部構造物の
挿入工程を順次示す縦断面図である。 図において、31は金属ケース、32は内部構造物、3
3は接栓座、37はシールドケース、38は金属板、3
9は閉じられた他方端面となる円形部分、40は透孔、
42は円筒の周面となる広面部分、43は爪、44はね
じ部、45は係止部、46は絶縁ケース、49は係合部
、52は接触片、53はクリップ部、54は端子部であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1枚の金属板から曲げ加工により円筒状に形成され、そ
    の一方端面ば同軸ケーブル用接栓の中心導体を受は入れ
    るための孔を残して閉じられ、その他方端面ば開かれ、
    前記円筒の周面には金属板の型付板金加工によりねじが
    形成され、前記ねじの他方端面側には板金加工により膨
    出されて係止部が形成され、かつ前記円筒の一方端であ
    って前記他方端面側にはシールドケースを固定するため
    の複数個の爪が形成された金属ケースと、前記金属ケー
    ス内に収納され、前記金属ケースの係止部に係合する係
    合部を含む中空の絶縁ケースと、 前記絶縁ケースに保持されるものであって、前記絶縁ケ
    ース内に配置され前記接栓の中心導体を挟持するクリッ
    プ部、および前記クリップ部から旺び前記絶縁ケースの
    前記他方端面側から導出され前記絶縁ケース外に形成さ
    れる端子部を含む接触片とを備える同軸ケーブル用接栓
    座。
JP1979027217U 1979-03-03 1979-03-03 同軸ケ−ブル用接栓座 Expired JPS5926541Y2 (ja)

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JPS55127390U JPS55127390U (ja) 1980-09-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07142127A (ja) * 1993-09-21 1995-06-02 Kitani Denki Kk コネクタ及びその製造方法

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