JPH06140096A - 電気コネクタに於けるガイド部材 - Google Patents
電気コネクタに於けるガイド部材Info
- Publication number
- JPH06140096A JPH06140096A JP29207892A JP29207892A JPH06140096A JP H06140096 A JPH06140096 A JP H06140096A JP 29207892 A JP29207892 A JP 29207892A JP 29207892 A JP29207892 A JP 29207892A JP H06140096 A JPH06140096 A JP H06140096A
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- JP
- Japan
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- plug
- guide
- guide member
- electrical connector
- connector
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】電気コネクタに於けるガイド部材であって、プ
ラグ電気コネクタにガイドプラグが取付けられている場
合、そのガイドプラグをリセプタクル電気コネクタのガ
イド孔に挿入する際、ガイドプラグの表面で脱落防止用
固定ねじと螺合する内側めねじを決して傷つけることの
ない手段を提供することを主要な目的とする。 【構成】脱落防止用固定ねじ又はガイドプラグ25の挿
入方向からみて手前をガイド部材9の前領域、奥側を先
方領域とすると、ガイド部材9の前領域にガイドプラグ
25のプラグ部27を受入れるガイド孔14が形成され
ていると共に、このガイド孔14の先の方の先方領域
に、ガイド孔14を通って挿入される脱落防止用固定ね
じの先方部分の固定ねじが螺着される内側めねじ15が
形成されている。
ラグ電気コネクタにガイドプラグが取付けられている場
合、そのガイドプラグをリセプタクル電気コネクタのガ
イド孔に挿入する際、ガイドプラグの表面で脱落防止用
固定ねじと螺合する内側めねじを決して傷つけることの
ない手段を提供することを主要な目的とする。 【構成】脱落防止用固定ねじ又はガイドプラグ25の挿
入方向からみて手前をガイド部材9の前領域、奥側を先
方領域とすると、ガイド部材9の前領域にガイドプラグ
25のプラグ部27を受入れるガイド孔14が形成され
ていると共に、このガイド孔14の先の方の先方領域
に、ガイド孔14を通って挿入される脱落防止用固定ね
じの先方部分の固定ねじが螺着される内側めねじ15が
形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気コネクタに於けるガ
イド部材に係わり、更に詳しくは一方のリセプタクル電
気コネクタに対し他方のプラグ電気コネクタを嵌合接続
した時に、他方のプラグ電気コネクタの両端各々に取付
けられた脱落防止用固定ねじか、又はガイドプラグを選
択的に受入れ、且つ保持する為のガイド部材の改良に関
する。
イド部材に係わり、更に詳しくは一方のリセプタクル電
気コネクタに対し他方のプラグ電気コネクタを嵌合接続
した時に、他方のプラグ電気コネクタの両端各々に取付
けられた脱落防止用固定ねじか、又はガイドプラグを選
択的に受入れ、且つ保持する為のガイド部材の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り上記の如きガイド部材が電気
コネクタに用いられている。この一方のリセプタクル電
気コネクタの両端各々に取付けられるガイド部材の役割
は、他方のプラグ電気コネクタの両端各々に脱落防止用
固定ねじが取付けられている場合には、その脱落防止用
固定ねじを受入れ、それと相互に螺着することによっ
て、脱落防止用固定ねじが取付けられた他方のケーブル
付きプラグ電気コネクタのリセプタクル電気コネクタか
らの脱落防止を図る事であり、又他方のプラグ電気コネ
クタの両端各々にガイドピンが取付けられている場合に
は、上記ガイドピンを受入れ、その受入れ時に一方のリ
セプタクル電気コネクタの位置に対する他方のプラグ電
気コネクタの位置ズレを修正して嵌合せしめること等で
ある。
コネクタに用いられている。この一方のリセプタクル電
気コネクタの両端各々に取付けられるガイド部材の役割
は、他方のプラグ電気コネクタの両端各々に脱落防止用
固定ねじが取付けられている場合には、その脱落防止用
固定ねじを受入れ、それと相互に螺着することによっ
て、脱落防止用固定ねじが取付けられた他方のケーブル
付きプラグ電気コネクタのリセプタクル電気コネクタか
らの脱落防止を図る事であり、又他方のプラグ電気コネ
クタの両端各々にガイドピンが取付けられている場合に
は、上記ガイドピンを受入れ、その受入れ時に一方のリ
セプタクル電気コネクタの位置に対する他方のプラグ電
気コネクタの位置ズレを修正して嵌合せしめること等で
ある。
【0003】そこでこの2つの機能を単一のガイド部材
で実施している従来技術を観てみると、図10に示す如
くである。即ち、図10に於いてガイド部材30は頭部
31と、軸部32より成り、軸部32には取付用の外側
おねじ33が形成され、中を貫通するガイド孔34の手
前側に他方のプラグ電気コネクタに取付けられている脱
落防止用固定ねじが螺合する内側めねじ35が形成され
ている。即ち脱落防止用固定ねじ又はガイドプラグ挿入
方向からみて手前を前領域、奥側を先方領域とすると、
内側めねじ35がガイド部材30の前領域に形成されて
いるものであった。
で実施している従来技術を観てみると、図10に示す如
くである。即ち、図10に於いてガイド部材30は頭部
31と、軸部32より成り、軸部32には取付用の外側
おねじ33が形成され、中を貫通するガイド孔34の手
前側に他方のプラグ電気コネクタに取付けられている脱
落防止用固定ねじが螺合する内側めねじ35が形成され
ている。即ち脱落防止用固定ねじ又はガイドプラグ挿入
方向からみて手前を前領域、奥側を先方領域とすると、
内側めねじ35がガイド部材30の前領域に形成されて
いるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によると
単一のガイド部材で、プラグ電気コネクタに取付けられ
ている脱落防止用固定ねじ又はガイドピンの双方の受入
れに適用はできるものの、次の解決課題を有している。
即ち、一方のリセプタクル電気コネクタの位置に対し、
他方のプラグ電気コネクタの位置が予め規定された位置
よりズレていた場合、確かにガイドプラグをガイド部材
のガイド孔34に挿入することで、互いの位置ズレが修
正されるものであるが、その修正の為のガイドプラグ挿
入時に前側領域に形成されているめねじ35を傷つける
場合がある。即ちガイド孔34に通す過程でガイドプラ
グの表面で前領域に在るめねじ35のねじ山を傷つけ、
ねじ機能を失わすおそれがあった。
単一のガイド部材で、プラグ電気コネクタに取付けられ
ている脱落防止用固定ねじ又はガイドピンの双方の受入
れに適用はできるものの、次の解決課題を有している。
即ち、一方のリセプタクル電気コネクタの位置に対し、
他方のプラグ電気コネクタの位置が予め規定された位置
よりズレていた場合、確かにガイドプラグをガイド部材
のガイド孔34に挿入することで、互いの位置ズレが修
正されるものであるが、その修正の為のガイドプラグ挿
入時に前側領域に形成されているめねじ35を傷つける
場合がある。即ちガイド孔34に通す過程でガイドプラ
グの表面で前領域に在るめねじ35のねじ山を傷つけ、
ねじ機能を失わすおそれがあった。
【0005】
【目的】従って本発明の目的とする所は、一方の電気コ
ネクタの左右各々に取付けられている単一のガイド部材
で、もって他方のプラグ電気コネクタに取付けられてい
る脱落防止用固定ねじとガイドピンの何れかを選択的に
受入れ、保持する機能を有するのみならず、プラグ電気
コネクタにガイドプラグが取付けられている場合、その
ガイドプラグをガイド孔に挿入する際、ガイドプラグの
表面で脱落防止用固定ねじと螺合する内側めねじを決し
て傷つけることのない手段を提供するにある。
ネクタの左右各々に取付けられている単一のガイド部材
で、もって他方のプラグ電気コネクタに取付けられてい
る脱落防止用固定ねじとガイドピンの何れかを選択的に
受入れ、保持する機能を有するのみならず、プラグ電気
コネクタにガイドプラグが取付けられている場合、その
ガイドプラグをガイド孔に挿入する際、ガイドプラグの
表面で脱落防止用固定ねじと螺合する内側めねじを決し
て傷つけることのない手段を提供するにある。
【0006】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する為に本
発明は次の技術的手段を有する。即ち実施例に対応する
添付図面中の符号を用いてこれを説明すると本発明は、
一方の電気コネクタ1の両端7,8の各々に取付けられ
るガイド部材9であって、上記一方の電気コネクタ1に
対し、他方の電気コネクタ18を接続した時、他方の電
気コネクタ18の両端の各々に取付けられる脱落防止用
固定ねじ20か、ガイドプラグ25の何れかを選択的に
受入れ、保持する為の電気コネクタに於けるガイド部材
9に於いて;上記脱落防止用固定ねじ20又はガイドプ
ラグ25の挿入方向からみて手前を上記ガイド部材9の
前領域、奥側を先方領域とすると、ガイド部材9の前領
域にガイドプラグ25のプラグ部27を受入れるガイド
孔14が形成されていると共に、このガイド孔14の先
の方の先方領域に、ガイド孔14を通って挿入される脱
落防止用固定ねじ20の先方部分の固定ねじ23が螺着
される内側めねじ15が形成されていることを特徴とす
る電気コネクタに於けるガイド部材である。
発明は次の技術的手段を有する。即ち実施例に対応する
添付図面中の符号を用いてこれを説明すると本発明は、
一方の電気コネクタ1の両端7,8の各々に取付けられ
るガイド部材9であって、上記一方の電気コネクタ1に
対し、他方の電気コネクタ18を接続した時、他方の電
気コネクタ18の両端の各々に取付けられる脱落防止用
固定ねじ20か、ガイドプラグ25の何れかを選択的に
受入れ、保持する為の電気コネクタに於けるガイド部材
9に於いて;上記脱落防止用固定ねじ20又はガイドプ
ラグ25の挿入方向からみて手前を上記ガイド部材9の
前領域、奥側を先方領域とすると、ガイド部材9の前領
域にガイドプラグ25のプラグ部27を受入れるガイド
孔14が形成されていると共に、このガイド孔14の先
の方の先方領域に、ガイド孔14を通って挿入される脱
落防止用固定ねじ20の先方部分の固定ねじ23が螺着
される内側めねじ15が形成されていることを特徴とす
る電気コネクタに於けるガイド部材である。
【0007】
【作用】上記構成に基づくと、他方のプラグ電気コネク
タ18にガイドプラグ25が取付けていて、このプラグ
電気コネクタ18を一方のリセプタクル電気コネクタ1
に嵌合接続する際、一方、他方の電気コネクタの互いの
位置がズレていても、プラグ電気コネクタ18のガイド
プラグ25をリセプタクル電気コネクタ1のガイド部材
9のガイド孔14に挿入すれば、上記の互いの位置ズレ
が修正されるものであるが、その際ガイドプラグ25の
プラグ部27がガイド孔14の表面をこするようなこと
があっても、ガイド孔14の先の先方領域に形成されて
いる内側めねじ15を傷つけることはない。
タ18にガイドプラグ25が取付けていて、このプラグ
電気コネクタ18を一方のリセプタクル電気コネクタ1
に嵌合接続する際、一方、他方の電気コネクタの互いの
位置がズレていても、プラグ電気コネクタ18のガイド
プラグ25をリセプタクル電気コネクタ1のガイド部材
9のガイド孔14に挿入すれば、上記の互いの位置ズレ
が修正されるものであるが、その際ガイドプラグ25の
プラグ部27がガイド孔14の表面をこするようなこと
があっても、ガイド孔14の先の先方領域に形成されて
いる内側めねじ15を傷つけることはない。
【0008】
【実施例】次に添付図面、図1〜図9に従い本発明の好
適な実施例を詳細に説明する。図1〜図4はこの発明の
ガイド部材が適用されるリセプタクル電気コネクタ1の
一例を示し、公知のようにハウジング2に形成された端
子装着空間3に複数の端子4の各々がハウジング2の長
手方向に沿って所定のピッチで横並びに装着されてい
る。符号5は各端子4のコンタクト部、6はソルダーテ
ールを示している。
適な実施例を詳細に説明する。図1〜図4はこの発明の
ガイド部材が適用されるリセプタクル電気コネクタ1の
一例を示し、公知のようにハウジング2に形成された端
子装着空間3に複数の端子4の各々がハウジング2の長
手方向に沿って所定のピッチで横並びに装着されてい
る。符号5は各端子4のコンタクト部、6はソルダーテ
ールを示している。
【0009】所でこのリセプタクル電気コネクタの左端
7と右端8には各々ガイド部材9が取付けられている。
即ち、ハウジング2の左右両端には取付部10が横に張
り出して形成され、その各取付部10にガイド部材9が
取付けられている。
7と右端8には各々ガイド部材9が取付けられている。
即ち、ハウジング2の左右両端には取付部10が横に張
り出して形成され、その各取付部10にガイド部材9が
取付けられている。
【0010】このガイド部材9について図5〜図7に従
い説明すると、左右のガイド部材9は同一なので、図示
した右端8のガイド部材9に着目して、これを説明する
と、ガイド部材9は頭部11と、軸部12より成り、軸
部12の外側にはおねじ13が形成されている。そして
頭部11から軸部12にかけて貫通してガイド孔14が
形成されている。ここで重要な事は、軸部12の先方領
域、即ち頭部14から最も離れた軸部12の内側にめね
じ15が形成されている。そして、このめねじ15のね
じの谷のレベルとガイド孔14の内面のレベルが一致
し、めねじ15のねじ山はガイド孔14の内面より内側
に突出して形成されている。図5に於ては、このガイド
部材9をリセプタクル電気コネクタ1の取付部10に取
付けるに当り、リセプタクル電気コネクタ1が装置され
る取付パネル17とばね座金16を介して、このガイド
部材9が取付けられている様子が示されている。
い説明すると、左右のガイド部材9は同一なので、図示
した右端8のガイド部材9に着目して、これを説明する
と、ガイド部材9は頭部11と、軸部12より成り、軸
部12の外側にはおねじ13が形成されている。そして
頭部11から軸部12にかけて貫通してガイド孔14が
形成されている。ここで重要な事は、軸部12の先方領
域、即ち頭部14から最も離れた軸部12の内側にめね
じ15が形成されている。そして、このめねじ15のね
じの谷のレベルとガイド孔14の内面のレベルが一致
し、めねじ15のねじ山はガイド孔14の内面より内側
に突出して形成されている。図5に於ては、このガイド
部材9をリセプタクル電気コネクタ1の取付部10に取
付けるに当り、リセプタクル電気コネクタ1が装置され
る取付パネル17とばね座金16を介して、このガイド
部材9が取付けられている様子が示されている。
【0011】所でこのガイド部材9の材質は種々のもの
を用いることができるが、黄銅にニッケルメッキを施し
たものが考慮される。そして外側おねじ13は、例えば
M4×0.5メートル細目ねじとし、内側めねじ15は
M2.6×0.45メートル並目ねじとすることが一例
として上げられる。
を用いることができるが、黄銅にニッケルメッキを施し
たものが考慮される。そして外側おねじ13は、例えば
M4×0.5メートル細目ねじとし、内側めねじ15は
M2.6×0.45メートル並目ねじとすることが一例
として上げられる。
【0012】次にこのガイド部材9の用い方を図8、図
9に従い説明する。図8はリセプタクル電気コネクタ1
に対し、ケーブル付きプラグ電気コネクタ18を接続し
た所を示している。ケーブル付きプラグ電気コネクタ1
8は、このリセプタクル電気コネクタ1に接続された
後、不測の外力により脱落防止が図られる。即ちプラグ
電気コネクタ18の左右両端各々には脱落防止用固定ね
じ20が取付けられている。この脱落防止用固定ねじ2
0はプラグ電気コネクタ18の左右の取付部19に各々
取付けられ、握り部21と、その先のロッド部22と、
ロッド部22の先端に形成された固定ねじ23より成
る。固定ねじ23は、ガイド部材9のめねじ15に螺着
できる仕様に形成されている。この接続状態に於ては、
ロッド部22の先端の固定ねじ23はガイド部材9のガ
イド孔14を通り、ガイド部材9の軸部12の先方領域
に形成された内側めねじ15に螺着されるものである。
これによりリセプタクル電気コネクタ1から、ケーブル
付きプラグ電気コネクタ18が脱落することが防止され
る。
9に従い説明する。図8はリセプタクル電気コネクタ1
に対し、ケーブル付きプラグ電気コネクタ18を接続し
た所を示している。ケーブル付きプラグ電気コネクタ1
8は、このリセプタクル電気コネクタ1に接続された
後、不測の外力により脱落防止が図られる。即ちプラグ
電気コネクタ18の左右両端各々には脱落防止用固定ね
じ20が取付けられている。この脱落防止用固定ねじ2
0はプラグ電気コネクタ18の左右の取付部19に各々
取付けられ、握り部21と、その先のロッド部22と、
ロッド部22の先端に形成された固定ねじ23より成
る。固定ねじ23は、ガイド部材9のめねじ15に螺着
できる仕様に形成されている。この接続状態に於ては、
ロッド部22の先端の固定ねじ23はガイド部材9のガ
イド孔14を通り、ガイド部材9の軸部12の先方領域
に形成された内側めねじ15に螺着されるものである。
これによりリセプタクル電気コネクタ1から、ケーブル
付きプラグ電気コネクタ18が脱落することが防止され
る。
【0013】続いて図9はプラグ電気コネクタ18にガ
イドプラグ25が取付けられている場合、そのガイドプ
ラグ25付きプラグ電気コネクタ18をリセプタクル電
気コネクタ1に接続した時の、当該リセプタクル電気コ
ネクタ1のガイド部材9に対しプラグ電気コネクタ18
のガイドプラグ25を挿着した様子を示したものであ
る。即ちガイドプラグ25はプラグ電気コネクタ18に
対し取付パネル24を介して取付けられ、頭部26とプ
ラグ部27より成る。そしてプラグ部27がガイド部材
9のガイド孔14に挿入される。この完全に挿入された
状態では、プラグ部27の先端は、ガイド部材9のめね
じ15に当接しないようにプラグ部27の長さ、又は先
端の直径が定められている。
イドプラグ25が取付けられている場合、そのガイドプ
ラグ25付きプラグ電気コネクタ18をリセプタクル電
気コネクタ1に接続した時の、当該リセプタクル電気コ
ネクタ1のガイド部材9に対しプラグ電気コネクタ18
のガイドプラグ25を挿着した様子を示したものであ
る。即ちガイドプラグ25はプラグ電気コネクタ18に
対し取付パネル24を介して取付けられ、頭部26とプ
ラグ部27より成る。そしてプラグ部27がガイド部材
9のガイド孔14に挿入される。この完全に挿入された
状態では、プラグ部27の先端は、ガイド部材9のめね
じ15に当接しないようにプラグ部27の長さ、又は先
端の直径が定められている。
【0014】所で、このリセプタクル電気コネクタ1に
対しプラグ電気コネクタ18を接続する際、リセプタク
ル電気コネクタ1の位置に対し、例えば図9のX−Y方
向に沿った位置に、又はX−Y方向と直交する方向に沿
った位置に、プラグ電気コネクタ18の位置がズレてい
る場合がある。この場合、上記のガイド部材9に対しガ
イドプラグ25が挿着されることにより、互いの位置ズ
レが修正されるものであるがそのガイドプラグ挿入時の
修正過程で、従来技術はガイドプラグのプラグ部がガイ
ド部材の内側めねじを傷つけ、そのねじ機能を失なわし
めるに至るようなことがあったが、本発明ではガイド部
材9のめねじ15は軸部12の先方領域、即ちガイド孔
14の先に形成されているからプラグ部27がめねじ1
5を傷つけるおそれはないものである。
対しプラグ電気コネクタ18を接続する際、リセプタク
ル電気コネクタ1の位置に対し、例えば図9のX−Y方
向に沿った位置に、又はX−Y方向と直交する方向に沿
った位置に、プラグ電気コネクタ18の位置がズレてい
る場合がある。この場合、上記のガイド部材9に対しガ
イドプラグ25が挿着されることにより、互いの位置ズ
レが修正されるものであるがそのガイドプラグ挿入時の
修正過程で、従来技術はガイドプラグのプラグ部がガイ
ド部材の内側めねじを傷つけ、そのねじ機能を失なわし
めるに至るようなことがあったが、本発明ではガイド部
材9のめねじ15は軸部12の先方領域、即ちガイド孔
14の先に形成されているからプラグ部27がめねじ1
5を傷つけるおそれはないものである。
【0015】
【効果】以上詳述した如く本発明によれば、プラグ電気
コネクタの両端各々に位置ズレ修正用のガイドプラグを
取付けそのプラグ電気コネクタをリセプタクル電気コネ
クタに接続すべくガイドプラグをリセプタクル電気コネ
クタのガイド部材のガイド孔に挿入する時、ガイドプラ
グのプラグ部でもって脱落防止用固定ねじと螺合する内
側めねじを傷つけるおそれがない利点を有する。従って
このガイド部材を特に表面硬度の高い材質で加工する必
要もないし、且つ特別な熱処理を施す必要もない、逆に
言えば、表面硬度の高い材質を選定するか、特別な熱処
理を施すと、加工性が悪いか、加工工数が増すので生産
性が低下したり、生産の為の刃物の寿命も短くなり、全
体にコスト高となるが、表面硬度を高くしたり、特別の
熱処理が不要なので上記の如き欠点は全くないものであ
る。加えて、ガイドプラグによるめねじの損傷がないの
で、ガイドプラグをこの為の理由のみで可動構造にする
必要がない。仮にガイドプラグを可動構造にするとガイ
ド性が低下するけれども、その心配もないものである。
コネクタの両端各々に位置ズレ修正用のガイドプラグを
取付けそのプラグ電気コネクタをリセプタクル電気コネ
クタに接続すべくガイドプラグをリセプタクル電気コネ
クタのガイド部材のガイド孔に挿入する時、ガイドプラ
グのプラグ部でもって脱落防止用固定ねじと螺合する内
側めねじを傷つけるおそれがない利点を有する。従って
このガイド部材を特に表面硬度の高い材質で加工する必
要もないし、且つ特別な熱処理を施す必要もない、逆に
言えば、表面硬度の高い材質を選定するか、特別な熱処
理を施すと、加工性が悪いか、加工工数が増すので生産
性が低下したり、生産の為の刃物の寿命も短くなり、全
体にコスト高となるが、表面硬度を高くしたり、特別の
熱処理が不要なので上記の如き欠点は全くないものであ
る。加えて、ガイドプラグによるめねじの損傷がないの
で、ガイドプラグをこの為の理由のみで可動構造にする
必要がない。仮にガイドプラグを可動構造にするとガイ
ド性が低下するけれども、その心配もないものである。
【図1】リセプタクル電気コネクタの平面図である。
【図2】図1に示したリセプタクル電気コネクタの正面
図である。
図である。
【図3】図1に示したリセプタクル電気コネクタの右側
面図である。
面図である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】図2のB−B線断面図である。
【図6】ガイド部材の断面図である。
【図7】ガイド部材の正面図である。
【図8】リセプタクル電気コネクタに対しプラグ電気コ
ネクタを接続し、リセプタクル電気コネクタのガイド部
材に対しプラグ電気コネクタの脱落防止用固定ねじを締
着した所を示す図である。
ネクタを接続し、リセプタクル電気コネクタのガイド部
材に対しプラグ電気コネクタの脱落防止用固定ねじを締
着した所を示す図である。
【図9】リセプタクル電気コネクタに対しプラグ電気コ
ネクタを接続し、リセプタクル電気コネクタのガイド部
材に対しプラグ電気コネクタのガイドプラグを挿着した
所を示す図である。
ネクタを接続し、リセプタクル電気コネクタのガイド部
材に対しプラグ電気コネクタのガイドプラグを挿着した
所を示す図である。
【図10】従来技術のガイド部材の断面図である。
1 リセプタクル電気コネクタ 2 ハウジング 3 端子装着空間 4 端子 5 コンタクト部 6 テール 7 左端 8 右端 9 ガイド部材 10 取付部 11 頭部 12 軸部 13 外側おねじ 14 ガイド孔 15 内側めねじ 16 ばね座金 17 取付パネル 18 プラグ電気コネクタ 19 取付部 20 脱落防止用固定ねじ 21 握り部 22 ロッド部 23 固定ねじ 24 取付パネル 25 ガイドプラグ 26 基部 27 プラグ部 30 従来のガイド部材 31 頭部 32 軸部 33 外側おねじ 34 ガイド孔 35 内側めねじ
Claims (1)
- 【請求項1】 一方の電気コネクタ1の両端7,8の各
々に取付けられるガイド部材9であって、上記一方の電
気コネクタ1に対し、他方の電気コネクタ18を接続し
た時、他方の電気コネクタ18の両端の各々に取付けら
れる脱落防止用固定ねじ20か、ガイドプラグ25の何
れかを選択的に受入れ、保持する為の電気コネクタに於
けるガイド部材9に於いて;上記脱落防止用固定ねじ2
0又はガイドプラグ25の挿入方向からみて手前を上記
ガイド部材9の前領域、奥側を先方領域とすると、ガイ
ド部材9の前領域にガイドプラグ25のプラグ部27を
受入れるガイド孔14が形成されていると共に、このガ
イド孔14の先の方の先方領域に、ガイド孔14を通っ
て挿入される脱落防止用固定ねじ20の先方部分の固定
ねじ23が螺着される内側めねじ15が形成されている
ことを特徴とする電気コネクタに於けるガイド部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4292078A JP2900102B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 電気コネクタに於けるガイド部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4292078A JP2900102B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 電気コネクタに於けるガイド部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06140096A true JPH06140096A (ja) | 1994-05-20 |
JP2900102B2 JP2900102B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
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