JPH0332042Y2 - - Google Patents

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JPH0332042Y2
JPH0332042Y2 JP1987040423U JP4042387U JPH0332042Y2 JP H0332042 Y2 JPH0332042 Y2 JP H0332042Y2 JP 1987040423 U JP1987040423 U JP 1987040423U JP 4042387 U JP4042387 U JP 4042387U JP H0332042 Y2 JPH0332042 Y2 JP H0332042Y2
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JP
Japan
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insertion hole
screw
male screw
terminal fitting
groove
Prior art date
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JP1987040423U
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English (en)
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JPS63149070U (ja
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は一方をおねじにより結線するととも
に他方をバネ圧でプリント基板若しくはコネクタ
ー式端子台の差込端子を接続するタイプの端子台
に関する。
(従来の技術) 従来の端子台として第14図示のものがある。
これは第13図示の端子金具aを絶縁基台bの各
区画ごとに設けられた金具取付孔cへ取付けて成
るものである。また端子金具aは、導電薄板を折
曲げて上面板d、側板e,f、バネ脚gを形成
し、上面板dへ円管hを一体的に設けるとともに
めねじiを螺設し、側板e,fの両側縁へ鋸歯j
を設けて成るものである。そして側板e,f、バ
ネ脚gを金具取付孔cへ挿通するとともに各鋸歯
jを金具取付孔cの内壁面へ刺着して各端子金具
aを各区画ごとに固定するものである。
(考案が解決しようとする問題点) 従来例の端子金具aの場合、導電薄板で上面板
d、側板e,f、バネ脚gの4つの部分を形成し
なければならず、材料費が高くつき、しかも側板
e,f、バネ脚gの折曲げ加工、円管hの絞り出
し加工を必要とし、工程数が多く、迅速に製造で
きず、高価となり、結局、端子台自体が高くつ
く。
(問題点を解決するための手段) この考案は前記の不都合を解消するもので、す
なわち導電平板1の一端より結線用のおねじ2の
差込溝3を設けるとともに他端よりバネ脚4を一
体形成して上部に結線部5aを有する端子金具5
を成し、また挿入孔6を有する絶縁基台7の各区
画8内へ端子金具5を固定するとともに差込溝3
を各区画8内へ形成した結線用のおねじ2の差込
孔9と交差させ、差込溝3および差込孔9の少な
くとも一方へ結線用のおねじ2を螺入することを
特徴とするものである。
(実施例) 肉厚1mmの導電平板1をプレスで第2図示のよ
うに打ち抜く。ここに符号10は嵌挿部であり、
この嵌挿部10の上端中央へ結線用で、しかも金
属製のおねじ2(第4図示)の差入溝3を設け、
上端両肩へ段部11,11を設け、嵌挿部10の
下端から嵌挿部10より幅狭のバネ脚4を延出す
るものである。そして嵌挿部10に対し、バネ脚
4を直角に捩り、第1図示の端子金具5を形成す
る。導電平板1の材質は黄銅、燐青銅若しくは鉄
であり、錫鍍金して成る。一方、端子金具5、お
ねじ2より柔らかくて弾性を有する材質の絶縁材
料としてP.B.T.(ポリブチレンテレフタレート)
のようなプラスチツクをもつて絶縁基台7を形成
する。この絶縁基台7は第5図示のように本体部
7aへ蓋部7bを後述のように固着して成る。本
体部7aへ第3〜6図示のように複数個の隔壁1
2,12,12…を突設して区画8,8,8…を
形成し、各区画8へ端子金具5の嵌挿孔13を貫
通し、嵌挿孔13の上方へ第4図示のように段部
14,14を形成し、また第3〜5図示のように
嵌挿孔13へおねじ2の差込孔9を連設し、第5
図示のように本体部7aの底面に凹部15を形成
する。さらに蓋部7bを細長箱状に形成し、その
下面板16にはプリント基板Pを差込むための挿
入孔6を形成し、上面板17の周囲へフランジ部
18を延出して形成し、上面板17の各端子金具
5位置へ第4〜7図示のようにすり鉢状の凹部2
0を形成し、凹部20の底面へバネ脚4の外挿用
で、しかもバネ脚4の肉厚より僅かに大きい幅の
溝21を形成し、空間22内へ各バネ脚4の倒れ
を防ぐ仕切条23,23…を間隔をもつて一体形
成する。そして第5図矢印で示すように本体部7
aの下方から各嵌挿孔13へ端子金具5の嵌挿部
10を嵌挿し、第4図示のように段部11,11
を段部14,14へ係止し、次に第5図示のよう
に蓋部7bのフランジ部18を凹部15へ嵌合す
るとともに超音波若しくは接着剤で固着する。こ
のとき、第4,5,7図示のように各バネ脚4へ
は各凹部20および溝21が外挿し、捩り部4a
が凹部20の表面に係止する。ここに端子金具5
はその嵌挿部10が嵌挿溝13へ嵌挿するととも
に各段部11が各段部14へ、捩り部4aが凹部
20へ係止するので、前後・左右・上下へ抜ける
ことがなく固定される。なお端子金具5を絶縁基
台7へ固定する手段は、例えば嵌挿部10の両側
縁へ鋸歯を形成し、この鋸歯を溝13内壁へ刺着
する、いわゆる圧入式でも、端子金具5をインサ
ート金具として絶縁基台7へ同時成形により固定
するものであつてもよく、前述の実施例に限定す
るものではなく、固定できればよい。
前述のようにして各端子金具5を各区画8ごと
に取付けた後、第3,4,6図示のように差込溝
3の溝形成面3′と差込孔9の内壁面9′とへ同時
にめねじ24を切り、このめねじ24へ結線用の
おねじ2を螺合する。
なお、めねじ24を差込孔9の内壁面9′への
み切り、差込溝3の溝形成面3′へは切らない場
合もある。第9,10図示のものがそれであり、
この場合、差込溝3の幅径mは差込孔9の孔径w
より大きく、差込孔9の内壁面9′のみへおねじ
2が螺合するめねじ24を切るものである。
また、めねじ24を差込溝3の溝形成面3′へ
のみ切り、差込孔9の内壁面9′へは切らない場
合もある。第11,12図示のものがそれであ
り、この場合の差込孔9の孔径w′は差込溝3の
溝径m′より大きく、内壁面9′へはめねじが切ら
れない。
なお、前記のねじ切りをする場合のいずれにお
いても、まずねじタツプでめねじ24を切り、そ
の後めねじ24へ一般的なおねじつまり鋼、ステ
ンレス、黄銅のような材質の金属のおねじ2を螺
合しても、また金属のおねじ2として鋼、ステン
レスのような材質のタツピンねじ、タツプタイト
ねじを用い、タツピンねじ、タツプタイトねじ自
体でめねじ24をつくりながら螺入してもよく、
さらにはタツピンねじ、タツプタイトねじでめね
じ24をつくつた後、前述の一般的なおねじを金
属のおねじ2としてめねじ24へ螺合してもよ
い。
実用新案登録請求の範囲において、おねじ2を
螺入するとは、おねじ2のタツピングによる螺入
でもめねじ24の形成後の螺入でもよく、おねじ
2の螺入方法や螺入過程を限定するものではな
く、また差込孔9若しくは差込溝3の一方のみへ
おねじ2を螺入することおよび差込孔9と差込溝
3の両方へおねじ2を螺入することのいずれをも
含むものである。なお、後者の場合がもつとも螺
着効果が大きいことは勿論である。また第3,4
図中、符号25は圧着端子である。
(実施例の使用法) 電線を直接若しくは圧着端子25を介して各お
ねじ2へ結線し、またプリント基板P若しくは周
知のコネクター式端子台の差込端子(図示せず)
を挿入孔6より差込み、バネ脚4の下端部4′,
4′で圧接する。
(考案の効果) この考案で用いられる端子金具は、従来例の上
面板d、一方の側板eに相当する部分を必要とせ
ず、材料費が安くなり、しかも製造工程数が少な
く、迅速に製造でき、安価となり、ひいては端子
台自体も安価に提供できる。
(実施例の効果) 実施例のように絶縁基台を金属のおねじより柔
かくて弾性を有するプラスチツクで形成し、しか
も実施例中、プラスチツク製の差込孔のみ若しく
は差込孔と端子金具の差込溝の両方へプラスチツ
クより硬い金属のおねじを螺入した場合には、端
子台へ振動や衝撃が生じてもプラスチツクから金
属ねじへ加わる振動力、衝撃力は従来の金属のめ
ねじから金属のおねじの場合より小さく、金属ね
じがゆるむおそれはほとんどなく、第14図示の
ようなスプリングワツシヤkの必要がないもので
ある。
またおねじとしてタツピンねじ、タツプタイト
ねじを用いた場合は、ねじタツプによるねじ切り
工程を省略できる。
【図面の簡単な説明】
第1〜12図はこの考案の実施例、第13,1
4図は従来例を示すもので、第1図はこの考案で
用いられる端子金具の斜視図、第2図はバネ脚を
捩る前の端子金具の斜視図、第3図はこの考案の
実施例であつて、しかも一部の部材を取除いた状
態の平面図、第4図は同上一部を切欠いた正面
図、第5図はA−A断面図、第6図はB−B断面
図、第7図はC−C断面図、第8図は同上底面
図、第9図は差込孔の内壁面のみへめねじを切つ
た実施例の部分平面図、第10図はD−D断面
図、第11図は差込溝の溝形成面のみへめねじを
切つた実施例の部分平面図、第12図はE−E断
面図、第13図は従来例で用いられる端子金具の
斜視図、第14図は従来例の縦断面図である。 1……導電平板、2……おねじ、3……差込
溝、4……バネ脚、5……端子金具、5a……結
線部、6……挿入孔、7……絶縁基台、8……区
画、9……差込孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電平板1の一端より結線用のおねじ2の差込
    溝3を設けるとともに他端よりバネ脚4を一体形
    成して上部に結線部5aを有する端子金具5を成
    し、また挿入孔6を有する絶縁基台7の各区画8
    内へ端子金具5を固定するとともに差込溝3を各
    区画8内へ形成した結線用のおねじ2の差込孔9
    と交差させ、差込溝3および差込孔9の少なくと
    も一方へ結線用のおねじ2を螺入することを特徴
    とする端子台。
JP1987040423U 1987-03-19 1987-03-19 Expired JPH0332042Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS63149070U JPS63149070U (ja) 1988-09-30
JPH0332042Y2 true JPH0332042Y2 (ja) 1991-07-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016505208A (ja) * 2013-01-30 2016-02-18 ラビナル・エル・エル・シー コネクタアセンブリ

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JPS5423284B2 (ja) * 1977-06-27 1979-08-13

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