JPS5853033Y2 - プリント板用コネクタ - Google Patents

プリント板用コネクタ

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Publication number
JPS5853033Y2
JPS5853033Y2 JP1978103945U JP10394578U JPS5853033Y2 JP S5853033 Y2 JPS5853033 Y2 JP S5853033Y2 JP 1978103945 U JP1978103945 U JP 1978103945U JP 10394578 U JP10394578 U JP 10394578U JP S5853033 Y2 JPS5853033 Y2 JP S5853033Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
insulator
insertion groove
printed board
piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978103945U
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English (en)
Other versions
JPS5521527U (ja
Inventor
観二 中野
Original Assignee
ケル株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5521527U publication Critical patent/JPS5521527U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はコンタクトに中継端子部を備えたプリント板
用コネクタの改良に関する。
最近プリント板コネクタとして中継端子を備えたものが
種々開発されているが、いずれも次のような欠点を有す
る。
すなわち絶縁体の一方側のみに、ねじ止めによって電線
を接続する中継端子を配設しであるので、コンタクトを
高密度に配設できず、コンタクトも大形化する。
コンタクトはチューニングホークのものではプレス打抜
時に生ずる破断面が、プリント基板の接栓部に当り、接
栓部がきすつきやすく、従って接触の信頼性が悪い。
一方電流容量が大きく耐電圧の高い例えば電力用の制御
盤に適用可能なプリント板用コネクタの開発が望まれて
いる。
この考案はこのような事情にかんがみなされたもので、
コンタクトを高密度に配設でき、プリント板との接触の
信頼性が高く、比較的電流容量が大きく耐電圧の高いも
のに適用できるプリント板用コネクタを提供することを
目的とする。
以下この考案の実施例について図面を参照して説明する
この考案のコネクタは絶縁体10およびコンタクト20
とから構成され、第1図および第2図は絶縁体10を上
面および下面方向からみた斜視図、第3図はコンタクト
20の斜視図である。
すなわち第1図のように、直方体の上面に突出する突出
部を有する断面凸状の絶縁体10の突出部の上面側長手
方向に所定深さのプリント板挿入溝11が形成され、こ
の対向する壁面にそれぞれプリント板挿入溝11と直交
して絶縁体10の上下面を貫通する複数個のコンタクト
挿入穴12が等間隔に形成されている。
このコンタクト挿入穴12の背面側にコンタクl−20
の係止片挿入溝13が形成され、この係止片挿入溝13
にそれぞれ隣接しこれと直交してコンタクト20の案内
片挿入溝14が形成されている。
なお15は肉盗み穴である。さらに第2図のように絶縁
体10の下面側にコンタク1〜20の中継端子挿入溝1
6が複数個千鳥状に形成され、この各中継端子挿入溝1
6の一部にナラ)・挿入溝17およびねじ挿入穴19が
それぞれ形成され、中継端子挿入溝16の側壁に中継端
子係合−片挿入溝18が形成されている。
一方コンタクト20は第3図および゛第4図a。
b、第6図のことくつり針状の一対の接触部21が対向
して設けられ、各接触部21の上端と脚部22の一端が
連結され、かつこの連結部において脚部22と接触部2
1がほぼ平行となるように彎曲され、両脚部22の下端
は連結片23で連結され、一方の脚部22の下端に中継
端子部24が直角に形成されている。
コンタクト20の脚部22のほぼ中央位置において切り
起された係止片25が形成されている。
中継端子部24の一端つまりコンタクト20の脚部22
対向する位置に保合片26が形成され、中継端子部24
の一部にねし取付穴27が形成されている。
また接触部21の中央部分にスリット28が形成されて
いる。
このような構成のコンタクト20は第5図のごとく例え
ばリン青銅板31の全面にニッケルメッキを施し、この
一部に帯状の金又は銀メッキ層32を形成したものを、
プレス機で打抜き、これを前述のごとく成形して得られ
る。
このようにして得られたコンタクト20を絶縁体10に
装着するには、第7図のようにナツト挿入溝17にナツ
ト33を挿入し、コンタクト20の脚部22の両側縁を
絶縁体10の案内片挿入溝14に案内させて絶縁体10
の下面側から挿入していき絶縁体10の底面に当るまで
挿入すると、コンタクト20の係止片25が絶縁体10
の係止片挿入溝13の肩部に係止され、かつコンタク)
20の保合片26が絶縁体10の係合片挿入溝18に
はまり中継端子部24が係合される。
同様にコンタクト20を絶縁体10の下方から千鳥状に
装着させる。
その後中継端子部24に例えば制御盤に取りつけた継電
器と変圧器の両端子にあてねじ35をナツト33に螺合
させる。
同様にして他のコンタクト20は絶縁体10に装着され
、絶縁体10の上面および下面からみて第8図および第
9図のごとく構成される。
このようにコンタクト20が絶縁体10に完全に挿入さ
れた状態では接触部21の彎曲部が絶縁体10のプリン
ト板挿入溝11に突出しているので、プリント基板との
接触が良好となるとともにコンタクトはプレス機で打抜
いた場合上じる破断面が接触せず、これと直角な打抜方
向の板面が接触するので、プリント板との接触の信頼性
が高い。
またコンタクト20は接触面が4個の接触部21と中継
端子部24が一体となっているので、電流容量を多くと
ることができ、中継端子部24との配線工数が少く配線
作業が簡単となる。
さらにコンタクト」はプレス機で打抜くことができ、か
つ接触部21の一部のみが金又は銀メッキされているの
で、作業性が容易で安価となる。
また絶縁体10の沿面絶縁距離をできるかぎり多くとっ
であるので耐圧を高めることができる。
またコンタクト20特に中継端子部24が千鳥状になる
ように配設されているので、コンタクト20を高密度に
配設でき、従って全体コンパクトにできる。
さらにコンタクト20を絶縁体10に挿入完了時点で、
係止片25と係合片26が絶縁体10の係止片挿入溝1
3の肩部と係合片挿入溝18に係止および係合し、かつ
係止片25と係合片26の中間部に位置する中継端子部
24と脚部22の連結部が絶縁体10の底面角部に当接
するので、コンタクト20が絶縁体10から抜は出るの
を精度よく防止できる。
なおこの考案は前述した実施例ではコンタクトを2面接
触のものをあげたがこれにかぎらずこれ以上なら何面接
触でもよい。
またナツト33を絶縁体10のナツト挿入溝17に挿入
する構成としたが、これにかぎらずインサートあるいは
丸穴にローレット加工したものを圧入してもよい。
その他この考案の要旨を変更しない範囲で種々変形して
実施できる。
以上述べたこの考案によれば、コンタクトを高密度に配
設でき、プリント板との接触の信頼性が高く、比較的電
流容量が大きく耐電圧が大きいものに適用でき、しかも
コンタクトの抜は止めを精度よく行えるプリント板用コ
ネクタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の一実施例に用いる絶縁
体を上面および下面方向から見た斜視図、第3図は同実
施例に用いるコンタクトの斜視図、第4図a、b、第5
図および第6図は同実施例のコンタクトを説明するため
の図、第7図はこの考案のコネクタの一部断面図、第8
図および第9図はこの考案によるコネクタの上面図およ
び下面図である。 10・・・・・・絶縁体、11・・・・・・プリント板
挿入溝、12・・・・・・コンタクト案内溝、13・・
・・・・係止片挿入溝、16・・・・・・中継端子挿入
溝、17・・・・・・ナツト挿入溝、20・・・・・・
コンタクト、21・・・・・・接触部、22・・・・・
・脚部、23・・・・・・連結片、24・・・・・・中
継端子部、25・・・・・・係止片、26・・・・・・
中継端子部24の係合片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. はぼ直方体状であってこの上面から下面側に向って所定
    深さのプリント板挿入溝が形成され、このプリント板挿
    入溝に対向する壁面に沿ってプリント板挿入方向に間隔
    を存して複数個のコンタクト挿入穴が形成され、この各
    コンタクト挿入穴の背面部にそれぞれ所定深さの係止片
    挿入溝が形成され、前記コンタクト挿入溝の壁面から外
    側に向って所定距離はなれた位置で、直方体の下面から
    上面側に向って複数個の係合片挿入溝が千鳥状に形成さ
    れた絶縁体と、この絶縁体の各コンタクト挿入穴に挿入
    される1対の接触部およびこれらと一体の脚部を有し、
    この一対の脚部は板状であってほぼ平行になるように一
    端側が連結片で連結され、前記各接触部はそれぞれ前記
    脚部内側にほぼつり針状に折曲されるとともに、その連
    結部と自由端との間にプリント板と接触可能であって、
    前記脚部が切り起し片が形成され前記絶縁体の係止片挿
    入溝に挿入係止される係止片が形成され、前記脚部の連
    結片の有する側に一体であって前記脚部に対してほぼ直
    角に折曲された中継端子部が形成され、この中継端子部
    と一体であって、前記絶縁体の係合片挿入溝に挿入され
    る保合片が形成されたプリント板用コネクタ。
JP1978103945U 1978-07-28 1978-07-28 プリント板用コネクタ Expired JPS5853033Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978103945U JPS5853033Y2 (ja) 1978-07-28 1978-07-28 プリント板用コネクタ

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JP1978103945U JPS5853033Y2 (ja) 1978-07-28 1978-07-28 プリント板用コネクタ

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Publication Number Publication Date
JPS5521527U JPS5521527U (ja) 1980-02-12
JPS5853033Y2 true JPS5853033Y2 (ja) 1983-12-02

Family

ID=29044896

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JP1978103945U Expired JPS5853033Y2 (ja) 1978-07-28 1978-07-28 プリント板用コネクタ

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JPS49127789U (ja) * 1973-03-05 1974-11-01

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JPS5521527U (ja) 1980-02-12

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