JPS6338540Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6338540Y2
JPS6338540Y2 JP1836083U JP1836083U JPS6338540Y2 JP S6338540 Y2 JPS6338540 Y2 JP S6338540Y2 JP 1836083 U JP1836083 U JP 1836083U JP 1836083 U JP1836083 U JP 1836083U JP S6338540 Y2 JPS6338540 Y2 JP S6338540Y2
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JP
Japan
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groove
connecting pipe
terminals
pipe
end width
Prior art date
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Application number
JP1836083U
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JPS59123967U (ja
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は小型電気部品や電子部品類等の小径
導線からなる電気回路や端子等を接続するパイプ
に関するものである。
一般に各種装置の電気的な制御部分やOA器機
等の電気配線には、例えば0.2〜1.0mm等のように
小径の導線が使用され、これらの回路や部品の端
子の接続は、導線同志を撚り合わせたり、一部を
重ね合せてそのまわりから他の針金等で結束し、
あるいはさらに接続部の信頼性を高めるためにこ
れらをはんだ付する等の方法によつて行われてい
た。
しかしこれらの方法は結線作業やはんだ付作業
に多水な労力と熟練度を必要とし、接続部の強度
的なあるいは性能的な信頼性にも乏しいという欠
点があつた。
また上記のような細径導線の接続には、比較的
大きい径のコードやケーブル等の接続に際して用
いるような、内部に心線等を挿入して外側よりか
しめ固着する接続金具は、断線やかしめ不良によ
る接続不良が生じ易いため一般には使用されてい
ない。
これらの問題に対し本考案者は第1図及び第2
図に示すようにC形断面の接続パイプ3内に端子
1,2を突合せて挿入して接続パイプ3の外側か
らのかしめ、あるいはC形断面の割溝4から端子
1,2とパイプ3をはんだ付して接続することを
試したが、この方法においては、接続パイプ3を
平板を折曲げて作る関係で割溝4の断面形状は外
側に向つて広がつており、割溝4の内端の溝幅a1
と外端の溝幅a2はa1<a2の関係にあるために、そ
の内部に端子1,2を挿入して外側から押圧して
かしめ加工する際に、内部の端子1,2を挾持す
る固着力が弱いばかりでなく、割溝両側面のかし
めが足りないために端子1,2が外部に押し出さ
れる欠点がある。またこの部分をはんだ付する場
合もはんだの溶着力が弱い上に外部に多量のはん
だが盛り上つて付着し、取扱い上も他の部品や回
路との関係で不便をきたし、あるいは外観上も好
ましくないという欠点があつた。
この考案はこれらの問題を解消する接続パイプ
を提供せんとするもので、接続パイプのC形断面
の割溝4の両側面が平行若しくは内側に向つて広
がるように、溝4の内端幅a1と外端幅a2との関係
をa1≧a2にしたことを特徴としている。
以下図示する本考案の実施態様につき詳述する
と、第3図Aに示す接続パイプ3は、同図想像線
で示すように0.05〜0.5mmの銅板又は鎮鍮等の導
体の薄板からなる素材3′の両端面3′a,3′b
をそれぞれ外周面(下面)に対して鋭角に傾斜せ
しめて形成し、その両端を内側にカールするよう
に折曲げてC形断面に形成し、上記端面3′a,
3′bによつて割溝4を形成したもので、パイプ
の内径は約0.2〜2mm、外径が約0.3〜2.5mm位の範
囲である。
そして割溝4の内端幅a1を外端幅a2以上に大き
く取つてa1≧a2とし、割溝4が内側へ向つて広が
る断面形状をなすようにしており、a2は約0.01〜
0.3mm位である。
このように形成された接続パイプ3は、内部に
端子1,2を挿入してこれをかしめる際も、割溝
4の外側を内側へコーキングしてかしめることに
より、端子1,2を強く挾持せしめることもでき
るし、また第3図Bに示すように、端子と接続パ
イプをはんだ付する際もこの割溝4内にはんだ5
が流入付着するので端子1,2と割溝4内面との
はんだ溶着面を広くして溶着をより強固にし且つ
外表面へのはんだの付着を防止し、外観を整える
こともできる。また接続パイプは図示するような
円形の端子のほか、四角形等の多角形断面の端子
やコネクター等に挿入して同様にはんだ付やかし
め固着が可能である。
第4図はこの考案の接続パイプの応用例を示
し、同図Aは接続パイプ3を電子部品6に直結し
てこれを直接その端子とする場合を、また同図B
は接続パイプ3によつて端子1,2を突合せ接続
する場合をそれぞれ示している。
第5図は本考案の接続パイプの形状例及び製造
方法を示す斜視図で、同図Aは薄導板よりなる帯
状素材7に両側から切込6a,6bよりなるT字
形の切込を間欠的に刻設し、その間隔はパイプ3
の周壁の長さと対応し且つ横方向の切込6aの両
面は第3図Aに示す素材3′の端面3′a,3′b
をなしている。即ち隣接する各切込6a,6bの
間は直接パイプ3の素材3′をなし、この素材
3′を成形型又はゲージ(図示しない)を用いて
それぞれ折曲げて接続パイプ3となし、この場合
の完成品は帯状素材7の中央部の両側に1個又は
複数の接続パイプ3が突出した形状をなし、両側
の対応する接続パイプ同志で端子を接続する場
合、あるいは1つの回路(素材7)から多数の分
岐回路を設ける場合等に便利である。
第5図Bは多数の接続パイプ3を帯状素材7の
片側に突設した場合を示し、この場合の残存素材
7には止め孔等を穿設してビス止めをすることも
可能である。その他一枚の素材7に放射状に多方
向の接続パイプを突設する等パイプの設け方には
多くの方法がある。
この考案は以上の如く構成される結果、接続パ
イプ内に端子を差込んで断線等の事故なくかしめ
固定し、あるいははんだ付固定し、さらには両者
を併用した固定等により信頼性の高い端子接続を
容易且つ迅速に行うことができるという利点を生
じるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はともにパイプによる端子接続
の構造を示す斜視図及び部分拡大断面図、第3
図、第4図は本考案の接続パイプによる端子接続
状態を示す拡大断面図及び斜視図、第5図A,B
はともに本考案接続パイプの構造例及びその製造
方法を示す斜視図である。 1,2:端子、3:接続パイプ、3′:素材、
3′a,3′b:素材端面、4:割溝、5:はん
だ、6a,6b:切込、7:素材、a1:割溝内端
幅、a2:割溝外端幅。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周壁に割溝4を設けてC形断面をなし、該割溝
    4の両側面が平行若しくは内側に向つて広がる形
    状の断面形状をなすように割溝4の内端幅a1と外
    端幅a2との関係をa1≧a2にした小径導線回路用接
    続パイプ。
JP1836083U 1983-02-09 1983-02-09 小径導線回路用接続パイプ Granted JPS59123967U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1836083U JPS59123967U (ja) 1983-02-09 1983-02-09 小径導線回路用接続パイプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1836083U JPS59123967U (ja) 1983-02-09 1983-02-09 小径導線回路用接続パイプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59123967U JPS59123967U (ja) 1984-08-21
JPS6338540Y2 true JPS6338540Y2 (ja) 1988-10-11

Family

ID=30149562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1836083U Granted JPS59123967U (ja) 1983-02-09 1983-02-09 小径導線回路用接続パイプ

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JP (1) JPS59123967U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014023856A1 (es) * 2012-08-09 2014-02-13 Grupo General Cable Sistemas, S.A Procedimiento para la union mecanica y electrica de conductores electricos

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Publication number Publication date
JPS59123967U (ja) 1984-08-21

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