JPS6015388Y2 - ラミネ−トシ−スケ−ブルの接続部 - Google Patents

ラミネ−トシ−スケ−ブルの接続部

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Publication number
JPS6015388Y2
JPS6015388Y2 JP1977077163U JP7716377U JPS6015388Y2 JP S6015388 Y2 JPS6015388 Y2 JP S6015388Y2 JP 1977077163 U JP1977077163 U JP 1977077163U JP 7716377 U JP7716377 U JP 7716377U JP S6015388 Y2 JPS6015388 Y2 JP S6015388Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheath
laminate
metal
laminated
cable
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977077163U
Other languages
English (en)
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JPS545096U (ja
Inventor
裕一 小原
順 中島
英明 中信
Original Assignee
古河電気工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 古河電気工業株式会社 filed Critical 古河電気工業株式会社
Priority to JP1977077163U priority Critical patent/JPS6015388Y2/ja
Publication of JPS545096U publication Critical patent/JPS545096U/ja
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Publication of JPS6015388Y2 publication Critical patent/JPS6015388Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はラミネートシースをもったケーブルの接続部に
おいて両側のケーブルのラミネート金属層をボンドした
接続部に関するものである。
従来一般に通信ケーブルを防湿構造としたラミネートシ
ースケーブルが使用されている。
このラミネートシースケーブルはプラスチックシースの
内側に金属層を内張すしたものをシースとして設けたも
ので、このようなケーブルの接続には心線相互を接続す
るとともにラミネートシースの金属層相互も電気的に接
続する必要がある(これをボンディングと称している。
)。このボンディングにはラミネートシースの外側のプ
ラスチックシースを剥取り、金属層を露出させて、この
金属層相互を接続すればよいが、金属層は薄く、しかも
外側のプラスチックシースと密着しているため、プラス
チックシースの剥取りが困難である。
そこで従来は第4図に示すようにラミネートシース1′
の端部の一部を切り起して金属層2′を露出させ、この
露出させた金属層2′相互をボンドするが、切り起して
露出させた金属層2′に図に示すような亀裂Kが生じ、
これが金属層2′の導通を不良としている。
特にケーブル外径が20rranφ以下の細径の場合に
これが顕著に現れる。
本考案はこれに鑑みケーブルの径が細い場合でもラミネ
ートシースケーブルのシースの金属層相互を確実にボン
ドした接続部を案出したもので、両側のケーブルのラミ
ネートシース端部に2〜3cmの長さの縦割りの切れ目
を設け、軸線方向に分布する突起を外周面にもつ金属ブ
ツシュを、この切れ目部分のラミネートシース内側に挿
入し、且つ金属ブツシュの突起の外側に相当するラミネ
−トシースの部分を外側からバインドその他の締付は部
材により締付けてラミネートシースと金属ブツシュを圧
着させ、金属ブツシュ相互をボンド線により接続したこ
とを特徴としている。
次にこれを図に示す実施例に基いて更に詳細に説明する
第1図は本考案になるラミネートシースケーブルの接続
部の一例を示したもので、1はアルミテープ層2をポリ
エチレンシース3の内側にラミネートしたラミネートシ
ースを示している。
この例において、ケーブルのラミネートシース1を剥取
り心線4を露出させて心線接続部5を構成させ、この外
側に接続用スリーブ6を包被してスリーブ6の両端をケ
ーブルのラミネートシース1に気密に取付けて接続部を
構成することは従来のものと同じである。
本考案はこのような接続部において、ラミネートシース
1の端部に第2図に示すような2〜3αの長さの縦割り
の切れ目7を設け、この部分のシース1の内側に、第3
図に詳細に示されている金属ブツシュ8を挿入し、ラミ
ネートシース1の外側からバインド9により締付けて金
属ブツシュ8とラミネートシース1の内側のアルミテー
プ層2とを圧着させ、両側の金属ブツシュ8をボンド線
10で電気的に導通させたものである。
金属ブツシュ8は導通率の高い銅を用いるがラミネート
シース1のアルミテープ層2との電蝕を防止するため銅
の表面に錫メッキ、ニッケルメッキ、インジウムメッキ
等のメッキ層を施すがニッケルメッキした上にインジウ
ムメッキを施せば耐蝕効果は更に向上する。
又金属ブツシュ8はラミネートシース1の端部に切れ目
7を設けて挿入容易にしている。
金属ブッシュ8自体は、第3図に詳細に示されているよ
うに、テーパに形成され、外周面にねじ11 (第3図
イ)又は打抜き突起12(第3図口)を設けられている
第3図イの金属ブツシュ8では、ねじ11のねじ山が突
起として作用する。
金属ブツシュ8の外周面の突起により、金属ブツシュ8
とラミネートシース1のアルミテープ層2との電気的接
触が確実となり、さらにラミネートシース端部からの金
属ブツシュ8の抜けが抑制される。
金属ブツシュ8の肉厚は0.5〜1.0m程度とし、先
端にはストッパー用の輪状凸部を設けるようにしてもよ
い。
金属ブツシュ8相互はボンド線10で接続するが、接続
を半田で行なう場合には半田の熱が内側の心線に悪影響
を及ぼすおそれがあるので、金属ブツシュ8を挿入前に
ボンド線10を半田付しておくことが望ましい。
又金属ブツシュ8を二つ割としておけば心線接続後ラミ
ネートシース1の内側に挿入でき便利である。
以上述べたように本考案によればラミネートシースケー
ブルのシース端部に縦割りの切れ目を設け、軸線方向に
分布する突起を外周面にもつ金属ブツシュを、この切れ
目部分のラミネートシース内側に挿入し、且つ金属ブツ
シュの突起の外側に相当するラミネートシースの部分を
外側から締付けて金属ブツシュとラミネートシースの金
属層とを圧着させ、金属ブツシュ相互をボンド線で接続
してボンデングしたので、金属層に亀裂を生じさせるこ
となく簡単確実にボンドでき、特にケーブル径が細く、
ラミネートシースとケーブル心線の間に間隙があって金
属ブツシュの挿入容易な光フアイバケーブルのラミネー
トシースの接続に好適である。
プラスチックシースの内側にアルミテープ層をラミネー
トされているラミネートシースでは、アルミテープ層に
酸化膜が生じ、アルミテープ層と金属ブツシュとの確実
な電気的導通を得るには、両者の単なる接触では足らず
、両者が食い込む程度の圧着が必要となる。
本考案では、突起の外側に相当するラミネートシースの
部分を外側から締付けることにより、金属ブツシュの突
起がアルミ層に食い込み、両者の電気的導通が確実とな
る。
また本考案では金属ブツシュの突起が軸線方向へ分布し
ているので、ラミネートシースと金属ブツシュとの接触
面積が増大し、両者の電気的導通が一層確実となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるラミネートシースケーブルの接続
部の一例を示す側面図、第2図は同接続部を構成するラ
ミネートシースケーブルのシース端部の側面図、第3図
イ及び町よそれぞれ第2図の金属ブツシュの実施例の詳
細図、第4図は従来の接続部を構成するラミネートシー
スケーブルのシース端部の斜視図である。 1・・・・・・ラミネートシース、2・・・・・・アル
ミテープ層、3・・・・・・ポリエチレンシース、5・
・・・・・心線接続部、6・・・・・・接続用スリーブ
、7・・・・・・縦割りの切れ目、 訃・・・・・金属ブツシュ、 10・・・・・・ボンド線、 1・・・・・・ねじ、 12・・・・・・打抜き突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチックシースの内側にアルミナープ層をラミネー
    トされているラミネートシースを有するラミネートシー
    スケーブルの心線接続部の外側に接続用スリーブを気密
    に包被した接続部において、両側のケーブルのラミネー
    トシース端部に縦割れの切れ目を設け、軸線方向に分布
    する突起を外周面にもつ金属ブツシュを、この切れ目部
    分のラミネートシース内側に挿入し、且つ金属ブツシュ
    の突起の外側に相当するラミネートシースの部分を外側
    から締付けて金属ブツシュとラミネートシー、スとを圧
    着させ、両側の金属ブツシュ間をボンド線でで接続した
    ことを特徴とするラミネートシースケーブルの接続部。
JP1977077163U 1977-06-15 1977-06-15 ラミネ−トシ−スケ−ブルの接続部 Expired JPS6015388Y2 (ja)

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JP1977077163U JPS6015388Y2 (ja) 1977-06-15 1977-06-15 ラミネ−トシ−スケ−ブルの接続部

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JP1977077163U JPS6015388Y2 (ja) 1977-06-15 1977-06-15 ラミネ−トシ−スケ−ブルの接続部

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Publication Number Publication Date
JPS545096U JPS545096U (ja) 1979-01-13
JPS6015388Y2 true JPS6015388Y2 (ja) 1985-05-15

Family

ID=28993107

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JP1977077163U Expired JPS6015388Y2 (ja) 1977-06-15 1977-06-15 ラミネ−トシ−スケ−ブルの接続部

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6285496U (ja) * 1985-11-19 1987-05-30

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5041007U (ja) * 1973-08-10 1975-04-25
JPS51615U (ja) * 1974-06-19 1976-01-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4875186U (ja) * 1971-12-22 1973-09-18

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5041007U (ja) * 1973-08-10 1975-04-25
JPS51615U (ja) * 1974-06-19 1976-01-06

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JPS545096U (ja) 1979-01-13

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