JPS6240399Y2 - - Google Patents

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JPS6240399Y2
JPS6240399Y2 JP1681683U JP1681683U JPS6240399Y2 JP S6240399 Y2 JPS6240399 Y2 JP S6240399Y2 JP 1681683 U JP1681683 U JP 1681683U JP 1681683 U JP1681683 U JP 1681683U JP S6240399 Y2 JPS6240399 Y2 JP S6240399Y2
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JP
Japan
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lead
lead wire
lead wires
resin
resin outer
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JP1681683U
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JPS59123999U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案はリード線付きELに関し、より詳し
くはリード線の引き出し部の構造に関する。
背景技術 有機ELでは、EL素子を2枚の樹脂外皮フイル
ムに挟んで溶着封止しているが、電極リードの引
き出し部には、耐湿性などの点から工夫を要す
る。従来は一般に、EL素子にリン青銅等よりな
る長い板状リードを取り付け、この板状リードを
そのまゝ2枚の樹脂外皮フイルムの溶着部から引
き出すことが多かつた。
しかし、この構造では前記板状リードを例えば
プリント回路基板の端子部に直接半田付けするよ
うな場合には好都合であるが、比較的離れた位置
にある端子部に接続する場合は、板状リードを長
くすると原価上昇の原因となるのみならず、板状
リードの屈曲の自由度も小さい欠点がある。一
方、板状リードを短くしてこれに塩化ビニル等の
絶縁被覆リード線を半田付けすることは、ELの
取り付け作業が煩雑になる欠点がある。
そこで、第1図ないし第3図に示すような、リ
ード線付きELが提案されている。第1図は平面
図で、第2図は第1図の−線に沿う断面図
で、第3図は第1図のリード線4の引き出し部分
の拡大左側面図である。図において、1はEL素
子で、その一端部にリン青銅や銅等よりなる短尺
の板リード2,3が取り付けられており、これら
板リード2,3に塩化ビニル等の絶縁材料で被覆
したリード線4,5が半田付けされている。そし
てEL素子1および前記板リード2,3とリード
線4,5の接続部分を含んで、2枚の樹脂外皮フ
イルム6,7で挟み、EL素子1からはみ出す部
分を溶着して封止している。
しかしながら、上記の構造では、第3図から明
らかなように、樹脂外皮フイルム6,7の厚さに
比較して、リード線4,5の直径がかなり大きい
ため、リード線4,5の根元部で樹脂外皮フイル
ム6,7の未溶着部分8が生じやすいのみなら
ず、リード線4に第3図の矢印方向の力が加わる
と、前記未溶着部分8がオリジンとなつて、樹脂
外皮フイルム6,7が剥離するため、耐湿性が悪
くなつたり、リード線4,5に加わる外力によつ
て、リード線4,5が抜けやすいといつた問題点
があつた。
考案の開示 この考案は、上述のような絶縁材料で被覆され
たリード線を引き出したリード線付きELにおい
て、樹脂外皮フイルムの未溶着部分が生じない、
しかも溶着部分がリード線に加えられる外力によ
つて剥離しない、信頼性の高いリード線付きEL
を提供することを目的とする。
この考案は要約すると、一方の樹脂外皮フイル
ムをリード線の引き出し側端部で折り返えして他
方の樹脂外皮フイルムに重ね合せて溶着するとと
もに、前記一方の樹脂外皮フイルムの折り返えし
端縁部に透孔を設けて、この透孔を通してリード
線を外部へ導出したことを特徴とする。
すなわち、樹脂外皮フイルムの端縁部がリード
線の引き出し部で一致せしめられないで、一方の
端縁部を他方の端縁部より長くし、その余剰部分
を折り返えして、その折り返えし稜線部分に透孔
を形成して、この透孔にリード線を挿通して外部
に導出するようにしたので、透孔の直径をリード
線の外径より若干小さく設定しておくことによ
り、透孔の縁部をリード線の周面に密着させるこ
とができ、しかもリード線に加わる外力によつて
透孔が裂け難いので、樹脂外皮フイルム6,7の
剥離を生じないため、信頼性の高いリード線付き
ELが得られる。
考案を実施するための最良の形態 この考案の一実施例を以下第4図ないし第6図
を参照して説明する。第4図は平面図であり、第
5図は第4図の−線に沿う断面図であり、第
6図は第4図のリード線4の引き出し部分の拡大
左側面図である。図において、次の点を除いては
第1図ないし第3図と同様であり、同一部分また
は対応部分には同一参照符号を付している。第1
図ないし第3図との相違点は、第1に上側の樹脂
外皮フイルム6の長さが下側の樹脂外皮フイルム
7よりも長く設定されていることである。第2に
上側の樹脂外皮フイルム6の余剰部分9が、リー
ド線4,5の引き出し側端部で下側に折り返えさ
れて、下側の樹脂外皮フイルム7と重ね合わされ
て溶着封止されていることである。第3に前記樹
脂外皮フイルム6の折り返えし稜線部にリード線
4,5の外径よりも若干小さい直径の透孔10,
11を設けて、この透孔10,11を通してリー
ド線4,5を外部に導出していることである。第
4に、以上の結果、第6図から明らかなように、
樹脂外皮フイルム6がリード線4,5の周面に密
着しており、第3図に示すような、未溶着部分が
存在していないことである。
上記の構成によると、リード線4,5の引き出
し部に樹脂外皮フイルムの未溶着部分がないの
で、それ自体で耐湿性が高いのみならず、リード
線4,5に第6図の矢印方向の外力が加わつて
も、樹脂外皮フイルムの剥離を生じないので、高
い耐湿性が維持できる。また、リード線4,5に
引き抜き方向の外力が加えられても、板リード
2,3とリード線4,5との半田付け部に外力が
波及しにくいため、リード線4,5の抜け不良も
生じにくくなる。
なお、リード線4,5の樹脂外皮フイルム6お
よび余剰部分9による溶着部分に埋設される部分
にリード線4,5の外径よりも大きい膨大部を形
成しておけば、この膨大部が余剰部分9の折り返
えし位置の目印ないし案内になるのみならず、樹
脂外皮フイルムの溶着封止後は、前記膨大部がス
トツパになつて、リード線4,5に外力が加わつ
た際に、板リード2,3とリード線4,5の半田
付け部に外力が波及するのをより確実に防止で
き、リード線4,5の抜けをよりいつそう確実に
防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の背景となるリード線付き
ELの平面図である。第2図は第1図のリード線
付きELの−線に沿う断面図である。第3図
は第1図のリード線付きELにおけるリード線の
引き出し部分の拡大左側面図である。第4図はこ
の考案の一実施例のリード線付きELの平面図で
ある。第5図は第4図のリード線付きELの−
線に沿う断面図である。第6図は第4図のリー
ド線付きELにおけるリード線の引き出し部分の
拡大左側面図である。 1……EL素子、2,3……板リード、4,5
……リード線、6,7……樹脂外皮フイルム、9
……樹脂外皮フイルム6の余剰部分、10,11
……透孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 EL素子に板リードを介して絶縁被覆リード線
    を固着し上下より2枚の樹脂外皮フイルムを溶着
    して封止してなるリード線付きELにおいて、 一方の樹脂外皮フイルムをリード線の引き出し
    側端部で折り返えして他方の樹脂外皮フイルムに
    重ね合せて溶着するとともに、前記一方の樹脂外
    皮フイルムの折り返えし端縁部に透孔を設けて、
    この透孔を通してリード線を外部へ導出したこと
    を特徴とするリード線付きEL。
JP1681683U 1983-02-08 1983-02-08 リ−ド線付きel Granted JPS59123999U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1681683U JPS59123999U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 リ−ド線付きel

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1681683U JPS59123999U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 リ−ド線付きel

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59123999U JPS59123999U (ja) 1984-08-21
JPS6240399Y2 true JPS6240399Y2 (ja) 1987-10-15

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ID=30148071

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JP1681683U Granted JPS59123999U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 リ−ド線付きel

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0727598Y2 (ja) * 1988-10-17 1995-06-21 アルプス電気株式会社 エレクトロルミネセンス

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JPS59123999U (ja) 1984-08-21

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