JPS6312559Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6312559Y2
JPS6312559Y2 JP11397082U JP11397082U JPS6312559Y2 JP S6312559 Y2 JPS6312559 Y2 JP S6312559Y2 JP 11397082 U JP11397082 U JP 11397082U JP 11397082 U JP11397082 U JP 11397082U JP S6312559 Y2 JPS6312559 Y2 JP S6312559Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
sealed
lead
external connection
electroluminescent lamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11397082U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5918399U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11397082U priority Critical patent/JPS5918399U/ja
Publication of JPS5918399U publication Critical patent/JPS5918399U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6312559Y2 publication Critical patent/JPS6312559Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <技術分野> この考案は防湿用外皮フイルム材により封止し
た電界発光灯のリード線引出し構造に関する。
<背景技術> 一般に樹脂封止形の可撓性電界発光灯は、少な
くとも一方を透光とした一対の平板状電極体間に
発光体層や絶縁体層を積層介在した電界発光素子
(以下単に発光素子と称す)の上下両側に耐湿性
良好な樹脂外皮を配置させ、各電極体に接続した
電極導出リードの一部を残して加熱プレスで熱圧
着して構成されている。ところで、かゝる可撓性
電界発光灯は、一般にプラグの外部接続を有する
ビニール被覆線を上記電極導出リードに半田付け
等で取付けて使用されるが、この電極導出リード
は通常メツシユリードやテープリードが用いられ
ていて機械的強度が弱く、折れたり曲つたりし易
すいものであつた。又、引出線との接続部は電気
的絶縁や上述の機械的強度を補強するため、ビニ
ールテープ等の絶縁を必要とするものであつた。
このため、外部接続コードを封止用樹脂外皮内
に一体に熱封着するものが提案されている。例え
ば、第1図はこの種の電界発光灯の断面図で、図
に於いて、1は少なくとも一方を透光とする一対
の平板状電極2,3間に発光体層4及び絶縁体層
5を介在した発光素子、6及び7は平板状電極
2,3に接続したメツシユリード、8a,8bは
一端にプラグ9の外部接続を有する外部接続コー
ドで、ビニール被覆線が用いられており、他端を
上記メツシユリード6,7に半田付け等で接続さ
れている。10a,10bは発光素子1をメツシ
ユリード6,7及び外部接続コード8a,8bの
一部を含め、表裏より一体に被覆して熱圧着した
耐湿性良好な樹脂外皮である。
かゝる構造の電界発光灯は、電極リード6,7
と外部接続コード8a,8bとの接続部11a,
11bが樹脂外皮10a,10bで熱封着され
る。従つて、機械的強度の弱いメツシユリードの
電極導出6,7全体が樹脂外皮10a,10bで
封着されると共に、外部接続コード8a,8bと
の接続部11a,11bも樹脂外皮10a,10
bで封止される。従つて、接続部11a,11b
は電気的に絶縁される。従つて、接続部11a,
11bは電気的に外部と絶縁されると同時に機械
的強度面でも強固になる。
しかしながら、メツシユリードの電極導出部
6,7全体を樹脂外皮10a,10bで封着した
電界発光灯は、外部接続コード8a,8bのビニ
ール被覆線を樹脂外皮10a,10bで熱封着す
るとき、ビニール被覆線の材質や融点等によりこ
れを樹脂外皮10a,10bに完全に融着するこ
とが困難で、外部接続コード8a,8bと樹脂外
皮10a,10b間に空隙12a,12bを生じ
易いものであつた。このため、外部接続コード8
a,8bを介して、内部の電極リード6,7との
接続部11a,11bに直接外力が加わり、接続
コード外れの原因となつていた。又、外部接続コ
ード8a,8bに大径のビニール被覆線を使用す
ると、上記空隙12a,12bが大きくなつて、
樹脂フイルム10a,10bが封着端面から剥離
して来るといつた問題点もあつた。
<考案の開示> 本考案は以上に鑑み提案されたものであり、樹
脂外皮により封着する電界発光灯の電極導出リー
ド部と外部接続コードとの改良された接続構造を
提供することを目的とする。すなわち、本考案に
係る電界発光灯は、電極導出リード部を樹脂外皮
に固定するリベツトが用いられ、このリベツトの
樹脂外皮上に露出した部分に外部接続コードが接
続される。そしてこの接続部を含めて上記リベツ
トの露出部分を、封着端面より延在した樹脂外皮
を折重ね、この折曲された外皮部分で封着したも
ので、機械的強度の弱い内部の電極リードに直接
外力が付加されてコード取れを生じたり樹脂外皮
の封着端面からの剥離等の問題点が解消される。
<考案を実施するための最良の形態> 以下本考案の実施例を図面と共に詳述する。第
2図は本考案に係る電界発光灯であり、1は少な
くとも一方2を透光とする一対の平板状電極2,
3間に発光体層4及び絶縁体層5を薄層状に介在
した発光素子で、例えば透明な樹脂フイルム2a
上に透明導電膜2bを被覆した透明導電フイルム
を一方の電極体に用い、この導電膜2b上に、発
光体層4や絶縁体層5及び他方の電極体3をスク
リーン印刷や蒸着法等公知の手段で層状に積層し
た構造を呈している。尚こゝで従来と同じ機能部
品は同一記号で示している。6及び7は夫々電極
体2,3に接続した導出リード部で、例えばメツ
シユリードが用いられている。又、8bは一端に
プラグ9の外部接続を有するビニール被覆線から
なる外部接続用コードの内、上面の電極7を外部
に電気導出するためのもので、10a,10bは
樹脂外皮で、耐湿性良好な弗素系樹脂フイルムに
低融点で封着性良好なポリエチレン樹脂の接着剤
層を積層したものが用いられる。13a,13b
は導出リード部6及び7を封着する樹脂外皮10
a,10bの内、上面の樹脂外皮10bを貫通し
て設けられたリベツトで、夫々導出リード部6及
び7を上面の樹脂外皮10bにかしめ付ける。1
4はリベツト13b頂部に設けられた接続端子
で、上記外部接続用コード8bの他端が半田付け
や機械的圧着により接続される。そして、樹脂外
皮10bを貫通したリベツト13bの頂部は外部
接続コード8bとの接続部15を含めて樹脂外皮
10a,10bの封着端面より延在された部分で
被覆して封着されている。
尚、図示しないが、リベツト13aの端子接続
状態はリベツト13bと同様である。従つて、機
械的強度の弱いメツシユリードの電極導出部6,
7には下面の電極6を外部に電気導出する外部接
続コード8a(図示せず)及び上面の外部接続コ
ード8bよりの外力が付加されることがなくなる
と共にリベツト13a,13bの露出部が樹脂外
皮10a,10bで外部と電気絶縁される。
尚、リベツト13aとリベツト13bは、本発
光素子の厚さが約1mmと薄いため、素子側面より
見て同一高さのところにあるが、第2図では両リ
ベツトが重なり合わぬよう高さを変えて示してい
る。このことは、後に示す第3図、第4図に於い
ても同様である。
かゝる構造の電界発光灯のリード引出し構造は
第3図で示すように次に如く組立てられる。先
ず、発光素子1の両外面より弗素樹脂フイルム1
0cの内面にポリエチレン等の接着剤層10dを
形成した樹脂外皮10a,10bで挾み込み、そ
の主要部分を熱プレスして発光体層4及び一対の
電極体とその導出リード部6,7の一部を熱封着
する。このとき、上面に配置する樹脂外皮10b
を下面の樹脂外皮10aより長く形成しておき、
封着されない残余の部分16をS字状に折返し、
電極導出リード部6,7とこの残余の部分16の
第1折返し部17を貫通してリベツト13a,1
3bで止める。以下、上面の外部接続コード8b
の処理について述べれば、先ず、上面の樹脂外皮
10bの第2折返し部18に設けた透孔19に外
部接続コード8bを挿通して、コード8bの端部
をリベツト13b頂部に設けた接続端子14に半
田付けして接続する。この状態が第3図に示され
ている。後は下方の樹脂外皮10aの残余部分2
0と上方の樹脂外皮10bのS字状に折返された
残余部分16の対向部分を熱プレスすると第2図
に示す構造の電界発光灯が得られる。尚下面の外
部接続コードの処理についても、上記、上面の外
部接続コードと同様に行われる。
このように封着した電界発光灯は導出リード部
6,7を封着する下面及び上面の樹脂外皮10
a,10bの封着界面に外部接続コードが介在せ
ず、従つて、封着端面からの樹脂外皮剥離が解消
される。又、上面の外部接続コード8bを図示す
るように樹脂外皮に穿設された透孔19に挿通し
て接続端子14に接続すると、接続部15を被覆
する樹脂外皮の封着面が剥離することがなく、こ
の部分の絶縁性が保持される。尚上記実施例で上
面の外部接続コード8bを接続するリベツト13
bの露出面の絶縁は、上面に配置する樹脂外皮1
0bの残余の部分16をS字状に折返して被覆し
て封着するようにしたが、必らずしもその必要は
なく、例えば第4図に示すように下面及び上面の
樹脂外皮10a,10bを共に封着面より長く形
成しておき、これらの封着されない残余部分をU
字状に折返しても同様の効果が得られる。
以上、上面のリベツト13bの効果について述
べたが、下面のリベツト13aについても全く同
様の効果が得られる。
本考案は、以上のような平板状発光素子の電極
導出リード部を発光素子と共に2枚の樹脂外皮で
挾んで封着するようにした樹脂封止方電界発光灯
において、前記電極導出リード部を樹脂外皮の内
面側より該リード部を貫通したリベツトで樹脂外
皮の外面に電気導出させ、この電気導出されたリ
ベツトに外部接続コードを接続すると共に、この
接続部を上記樹脂外皮の未封着端部の折曲熱圧着
で封着するようにしたから接続コード外れや封着
端面に於ける外皮剥離の問題等が解消され、品質
特性の優れた電界発光灯が提供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電界発光灯の断面図、第2図は
本考案の電界発光灯の断面図、第3図は第2図の
封着過程を示す断面図、第4図は本考案の他の実
施例を示す電界発光灯の断面図である。 1……発光素子、6,7……電極導出リード
部、8a,8b……外部接続コード、10a,1
0b……樹脂外皮、13a,13b……リベツ
ト、15……接続部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 平板状発光素子の電極導出リード部を発光素子
    と共に2枚の樹脂外皮で挾んで封着した電界発光
    灯において、 前記電極導出リード部は樹脂外皮の内面側より
    該リード部を貫通したリベツトで樹脂外皮の外面
    に電気導出されており、この電気導出されたリベ
    ツトに外部接続コードを接続すると共にこの接続
    部を前記樹脂外皮の封着端縁部の折曲熱圧着で封
    着させたことを特徴とする電界発光灯のリード線
    導出構造。
JP11397082U 1982-07-27 1982-07-27 電界発光灯のリ−ド線導出構造 Granted JPS5918399U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11397082U JPS5918399U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 電界発光灯のリ−ド線導出構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11397082U JPS5918399U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 電界発光灯のリ−ド線導出構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5918399U JPS5918399U (ja) 1984-02-03
JPS6312559Y2 true JPS6312559Y2 (ja) 1988-04-11

Family

ID=30263630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11397082U Granted JPS5918399U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 電界発光灯のリ−ド線導出構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5918399U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5918399U (ja) 1984-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4100398A (en) Laminated electrically heatable window with electrical connectors
JPH06251874A (ja) 電界発光灯及びその製造方法
US4241387A (en) Lamp lead to wire attachment for integral string sets
US4745334A (en) Electroluminescent element and method for connecting its terminals
JP2000082834A (ja) リード線および該リード線の接続された太陽電池パネル
JPS6312559Y2 (ja)
JP6667778B2 (ja) 接続構造およびこれを用いた大電力フィルム状回路
JPS6129192Y2 (ja)
ATE186618T1 (de) Elektrische beheizte verbundglasscheibe
JPS5852635Y2 (ja) 可撓性電界発光灯
JPS6129193Y2 (ja)
CN210928003U (zh) 一种高密封电加热片
CN210351684U (zh) 一种耐拉伸电加热片
JPS6237353Y2 (ja)
JPS6039790A (ja) 有機型el
JPH0628798Y2 (ja) El素子
JPH0492377A (ja) 電線の接続部
JPH0741874U (ja) シールドフラット電線
JPS6016080Y2 (ja) 電界発光灯
JPH0449155Y2 (ja)
JPS631438Y2 (ja)
JPS6131519Y2 (ja)
JPH0572551A (ja) 表示素子の端子接続方法
JPS598316Y2 (ja) 可撓性電界発光灯
CA1132673A (en) Lamp lead to wire attachment for integral string sets