JPS598316Y2 - 可撓性電界発光灯 - Google Patents

可撓性電界発光灯

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JPS598316Y2
JPS598316Y2 JP10097479U JP10097479U JPS598316Y2 JP S598316 Y2 JPS598316 Y2 JP S598316Y2 JP 10097479 U JP10097479 U JP 10097479U JP 10097479 U JP10097479 U JP 10097479U JP S598316 Y2 JPS598316 Y2 JP S598316Y2
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JP
Japan
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lead
current collector
electroluminescent lamp
resin
sealed
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JP10097479U
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JPS5618696U (ja
Inventor
保郎 常盤
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電界発光灯、特に可撓性電界発光灯の電極構造
の改良に関する。
従来、樹脂フイルム上に透明導電膜,発光体層,絶縁体
層,導電体層等を積層し樹脂封止して得られる可撓性電
界発光灯は、(1)軽量・薄形である、(2)裁断によ
り種々の形状のものが得られる、(3)広い範囲に亙っ
て曲げられる、等の理由により種々の形状の装置、例え
ば、各種の計器表示板等に用いられている。
しかしながら、かかる構造の可撓性電界発光灯は薄膜の
透明導電膜と板状の電極導出リードとの接着力が弱く、
この部分で接触不良を生じたり、導出リード取れが生じ
る等電極構造に係わる不良が生じ易い欠点を有している
又、一般に金属と樹脂との密着性が完全でないため導出
リードと樹脂との間に空隙を生じ、この空隙から外気が
浸入し内部の発光体層を劣化する欠点を有している。
例えば、第1図には、この種従来の樹脂封止形可撓性電
界発光灯が示されている。
即ち、図に於いて、1は透明の樹脂フイルム、2は酸化
錫の透明導電膜、3は高分子誘電体中に螢光体粉末を分
散させた発光体層、4は高分子誘電体中に高誘電体粒子
を分散させた絶縁体層、5はAgペースト等の導電体層
、6は発光体層3周辺の透明導電膜2上に形或されたA
gペーストからなる集電体、7及び8は夫々集電体6及
び導電体層5に接続される板状の電極導出リード、9及
び10はこれら主要部を両面より包囲し周辺部で熱封止
される樹脂外皮である。
ところで、かかる構造の電界発光灯の導出りード7は薄
膜の透明導電膜2に直接接続することが困難であるため
、図示するように.、Agペースト等の集電体6を介し
て透明導電膜2に接続される。
しかしながら、Agペーストは金属との接着力が弱く、
板状の導出リードとAgペーストとの間に部分的に空隙
を生じることになる。
従って、導出リード7と透明導電膜2との接触抵抗が大
きくなり、電圧降下を生じたり、電極間オープンやリー
ド取れ事故を生ずる欠点があった。
このため、導出リード7にメッシュリードを用い、集電
体6と導出リード7との接触性を改善すると共に、メッ
シュの空隙に樹脂を喰い込ませて、樹脂外皮9,10と
導出リード7の接着力の向上を図ったものも実用化され
ている。
しかしながら、メッシュリードを用いると集電体6や樹
脂外皮9,10との接着力は向上するが、樹脂外皮を熱
封止するとき封止外部に押びた導出リード7のメッシュ
空隙部にも溶融した樹脂が喰い込むため、これを取り除
くのが困難となる。
又メッシュ構造であるためリード強度が弱くなり、リー
ド切れやリード折れを生ずる欠点を有していて完全に満
足される電極構造のものが得られていない。
本考案は以上に鑑み提案されたもので、リード切れやリ
ード折れを生じないで内部電極との接続が確実になされ
る電極構造の可撓性電界発光灯が提供される。
本考案に係る電界発光灯の電極には、先端部が波状に屈
曲して或形され弾性が付与された平板状の導出リードが
接続される。
そしてこの導出リードは樹脂外皮で両側より加熱封止さ
れるとき、この波状に戒形された屈曲部が加熱プレス機
で押圧され、集電体に弾圧状態で封止される。
従って、導出リードと集電体が確実に密着すると共に・
封止された導出リードはこの屈曲部にも溶融した樹脂で
充たされるため、接着力が強化されリード取れを生ずる
ことがない。
又、導出リードの封着分部の長さが実質的に長くなり耐
湿性の改善が図られる。
更に、導出リードを水平方向に導出することによって、
電界発光灯を薄型化できる。
以下本考案の実施例を図面を参照しつつ詳述する。
第2図は本考案に係る可撓性の樹脂封止形電界発光灯で
、11は表面に酸化錫の透明導電膜12が形或されたポ
リエステルの樹脂フイルム、13は導出リードが接続さ
れる集電体16を除いて前記透明導電膜12上にスクリ
ーン印刷で塗膜されるもので、シアンエチルセルロース
の高分子誘電体中に硫化亜鉛の螢光体粉末を分散させた
発光体層、14はこの発光体層13上に同様にスクリー
ン印刷されるシアノエチルセルロースの高分子誘電体中
にチタン酸バリュウムの高誘電体粒子を分散させた絶縁
体層、15はこの絶縁体層14上にAgペーストのスク
リーン印刷で得られる導電体層、16は発光体層13周
辺の透明導電膜12上にAgペーストのスクリーン印刷
で得られる集電体、17及び18は夫々集電体16及び
導電体層15に接続される導出リード、19及び20は
これらの集電体や発光体層を含む主要部を両面より包囲
するテフロン又はポリ塩化三弗化エチレン等の樹脂外皮
で周縁部が熱圧着されて内部を封止している。
導出リード17は、第3図に示すように、テープ状の金
属板からなり、その先端部には、導出リード17の延長
方向と水平方向に形或され集電体16に接続される平坦
化された部分21と、この平坦化された部分21から伸
び、この平坦面即ち集電体16との接続面に対して垂直
方向の屈曲部22とが形或されている。
かかる構造の導出リード17を用いて電界発光灯を製造
するには、先づ第4図に示すように、透明導電膜12が
被着形或されたポリエステルの樹脂フイルム11上に発
光体層13、絶縁体層14、導電体層15及び集電体1
6が形或された中間製品が用意され、導出リード17.
18を所定位置に載置した後、樹脂外皮19.20で両
面より挾み込んで、熱プレス機24の下型25にセット
する。
そして矢印図示するように、上型26を降下させると、
導出リード17の屈曲部22が樹脂外皮19及び20を
介して上型26と下型25間で押圧され、導出リード1
7が集電体16に弾接する。
同時に樹脂外皮19.20が熱プレス機の加温で溶融し
、導出リード17と集電体16が弾接した状態で封着さ
れる。
従って導出リード17と集電体16との接続が確実とな
り、接触不良が解消される。
又、樹脂外皮の熱封着時屈曲部22に溶融した樹脂が充
たされるため、導出リード17と樹脂外皮19.20と
の接着力が強固となり、リード取れ等の事故が生じなく
なる。
又導出リード17の樹脂封着される部分の長さが、屈曲
部23が形威されるため、実質的に長くなり耐湿性の向
上が図られる。
更に導出リードを水平方向に導出することによって、電
界発光灯を薄型化できる。
本考案は、以上のように、薄膜の透明導電膜上に集電体
を設け、この集電体との接続面に略水平方向に延びる導
出リードを接続して、両側より樹脂外皮で挾んで熱プレ
ス機で封止するものに於いて、前記導出リードの先端部
分をそれ自体連続的に屈曲して集電体との接続面に対し
て垂直方向の屈曲部を形威したから、導出リードと集電
体とが弾接して封着され、完全な接続が得られる。
又、樹脂外皮と導出リードとの接着力が強化され、リー
ド取れやリード折れが生ずることがなくなる。
更に、導出リードの樹脂封止される外側と導出りードが
接続される集電体間の導出リードと樹脂との接着界面の
長さが延長されて耐湿性の向上が得られる等品質の優れ
た可撓性電界発光灯が得られる。
しかも、導出リードを水平方向に導出しているので、電
界発光灯を薄型化できる。
尚ここで上記導出リードの屈曲部の形状は、円形状,三
角形状,四角形状等適宜に選定出来、要は封着面に垂直
方向に連続的に屈曲して弾性が付与されればその形状は
いづれでもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電界発光灯の縦断面図、第2図は本考案
に係る電界発光灯の縦断面図、第3図は第2図の導出リ
ードの斜視図、第4図は第2図の製作過程で熱封着工程
の縦断面図である。 12・・・・・・透明導電膜、16・・・・・・集電体
、17・・・・・・導出リード、19.20・・・・・
・樹脂外皮、23・・・・・・屈曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透明導電膜上に形或された集電体と、この集電体に接続
    された先端部を有し水平方向に導出される導出リードと
    、前記集電体と導体リードの先端部を熱圧着封止した樹
    脂外皮からなる電界発光灯に於いて、前記集電体上の導
    出リードの先端部に集電体と導出リードとの接続面に対
    して垂直方向の屈曲部を形成して導出リードを集電体に
    弾接させたことを特徴とする可撓性電界発光灯。
JP10097479U 1979-07-20 1979-07-20 可撓性電界発光灯 Expired JPS598316Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10097479U JPS598316Y2 (ja) 1979-07-20 1979-07-20 可撓性電界発光灯

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JP10097479U JPS598316Y2 (ja) 1979-07-20 1979-07-20 可撓性電界発光灯

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Publication Number Publication Date
JPS5618696U JPS5618696U (ja) 1981-02-18
JPS598316Y2 true JPS598316Y2 (ja) 1984-03-14

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ID=29333702

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JP10097479U Expired JPS598316Y2 (ja) 1979-07-20 1979-07-20 可撓性電界発光灯

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