JPS6115592Y2 - - Google Patents

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JPS6115592Y2
JPS6115592Y2 JP17068880U JP17068880U JPS6115592Y2 JP S6115592 Y2 JPS6115592 Y2 JP S6115592Y2 JP 17068880 U JP17068880 U JP 17068880U JP 17068880 U JP17068880 U JP 17068880U JP S6115592 Y2 JPS6115592 Y2 JP S6115592Y2
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JP
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lead
electrode layers
layer
electrode
electroluminescent lamp
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JP17068880U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電界発光灯、特に細長いテープ状電
界発光灯の電極取出し構造に関する。
従来電界発光灯1は、第1図に示すように、少
なくとも一方を透光とした一対の電極層2,3間
に螢光体層や絶縁体層を積層してなる発光体層4
を狭み込み、両面より樹脂外皮5で封着した構造
が採られている。このような構造の電界発光灯1
は、その発光体層4が通常数10μ乃至100μ程度
の薄層に形成されるため、電極層2,3より導出
リード6,7を取り出す時、対向配置した電極層
3,2に短絡した絶縁低下を来たす恐れがあつ
た。このため一般には、図示するように、両電極
層2,3の端面をずらしたり、互に逆方向に導出
リードを取り出すようにして他方の電極層と短絡
しないようにしている。
しかしながら、細長いテープ状で、しかも片側
より両導出リードを取り出す必要の場合、例えば
魚釣用の浮き等の電界発光灯の場合、従来第2図
に示すように、両電極層2,3の導出リード6,
7の接続部分を絶縁材8で被覆するようにしてい
る。
このように絶縁材8を介挿することにより、導
出リードと電極層間の絶縁性は改善されるが、封
着の気密性が悪るくなり、又作業性が悪るい等の
ため必らずしも満足される解決法ではなかつた。
本考案は以上に鑑み提案されたものであり、作
業性や気密性を損なうことなく、絶縁性の優れた
電界発光灯の電極構造を提供する。
以下本考案の実施例を図面と共に詳述する。
第3図は本考案に係る可撓性の電界発光灯11
で細長いテープ状とした魚釣用浮きの両面発光型
電界発光灯が示されている。図において、12及
び13は可撓性の透明絶縁フイルム12a及び1
3a上に夫々透明導電膜12b及び13bを被着
した一対の電極層で、例えばポリエステルフイル
ムに酸化インジユウム膜を形成した透明導膜フイ
ルムが使用される。14はこの一対の電極層12
及び13間に挾着して積層された発光体層で、硫
化亜鉛の螢光体粉末を有機バインダ中に分散した
螢光体層や高誘電体粉末を有機バインダ中に分散
した絶縁体層から成つている。電極層12及び1
3は、図示するように、細長いテープ状をしてお
り、夫々その終端部に於いて、互に他方の電極層
13及び12の導出リードが接続される部分1
5,16と対向する位置が切除されている。
そして導出リードが接続される部分15、及び
16は、上記切除された他方の電極層12及び1
3側に夫々折曲げされ、この折曲げされた部分の
夫々の透明導電膜上にAgペーストの集電帯1
7,18が形成される。そしてこれらの集電帯1
7,18に導出リード19,20が夫々電極層と
直交する方向に接続され、これらの電極層や導出
リードの一部を包囲して両面より樹脂外皮21で
封着され電界発光灯が構成されている。
従つて、導出リードが接続される部分15及び
1は夫々対向配置された電極層12及び13の背
面側の絶縁フイルム側に位置するため絶縁耐圧劣
化や電極間シヨートを来たす恐れがなくなる。
次にこのような構造の電界発光灯11の製造方
法について述べる。
先づ第5図及び第6図に示すような一対の電極
層12及び13となるテープ状の透明導電フイル
ムが準備される。これらの導電フイルム12及び
13は、夫々その終端部で、他方の電極層13,
12の導出リードが接続される部分15,16と
対向する部分が互に切除されている。
次に一方の電極層12の透明導電膜12b上の
発光予定位置に螢光体層や絶縁体層の発光体層1
4を、又終端部の導出リード20が接続される位
置にAgペーストの集電帯18がスクリーン印刷
法で塗膜される(第7図及び第8図参照)。他方
の電極層13はその透明導電膜13b上の導出リ
ード19が接続される終端部分に、Agペースト
の集電帯17が同様に塗膜される(第9図及び第
10図参照)。次にこのように発光体層14が集
電体9,20の塗膜された一対の電極層12,1
3は第11図に示すように、各電極層の透明導電
膜側を内側にして積層する。そして各電極層12
及び13端部の切除した部分に露出した集電帯1
7及び18に対向させて導出リード19及び20
を夫々電極層と直交する方向に配置させ、更にこ
れらを両面より樹脂外皮21,21でサンドイツ
チ式にはさみ込み、図示しないが熱プレス機を用
いて加熱封着すると樹脂外皮21同志の周辺縁部
が互に溶融して封着される。
同時に電極層12及び13端部の導出リード取
付部分16,15が押圧され、互に対向配置した
電極層側に屈曲して導出リード20,19に夫々
接続される。
こゝで特に注目すべき点は、導出リード19及
び20をテープ状の電極層と直交する方向に配置
したから、第12図に示すように多数の電界発光
灯素子を一列に並べ、例えば銅リボンの如き長い
導出リード19,20を上下に並行に配置して樹
脂外皮21で両面より挾んで熱プレスで封着した
のち、導出リード19,20を所定長に切断すれ
ば同時に多数の電界発光灯11が得られる。
以上のように、本考案は発光体層を挾着する一
対の長尺に形成された電極層と、前記電極層の終
端部に夫々接続された導出リードと、これらの電
極層と導出リードの一部を封着した樹脂外皮とで
構成し、前記一対の電極層は導出リードが接続さ
れる部分と対向する位置が夫々切除されこの切除
された電極層の背面側から導出リードを接続する
ようにしたから、電極間短絡や耐圧劣化を生ずる
ことがなくなり、作業性のよい電界発光灯が得ら
れる。
尚上記実施例は両電極層共透明導電フイルムで
構成した両面発光型電界発光灯を例示したが、一
方を不透光に形成し片面発光型とすることも可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の電界発光灯の断面
図、第3図は本考案の可撓性電界発光灯の断面
図、第4図は第3図の−線から見た断面図、
第5図乃至第12図は第3図の製作過程の説明図
である。 1……電界発光灯、12,13……電極層、1
4……発光体層、15,16……導出リードが接
続される部分、19,20……導出リード、21
……樹脂外皮。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発光体層を挾着した一対の長尺状に形成された
    電極層と、前記電極層の終端部に夫々接続された
    導出リードと、前記電極層を両側より封着した樹
    脂外皮とで構成し、前記一対の電極層は、夫々他
    方の電極層の導出リードが接続される部分と対向
    する部分が切除され、この切除された部分から導
    出リードを接続するようにしたことを特徴とする
    電界発光灯。
JP17068880U 1980-11-27 1980-11-27 Expired JPS6115592Y2 (ja)

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JP17068880U JPS6115592Y2 (ja) 1980-11-27 1980-11-27

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JP17068880U JPS6115592Y2 (ja) 1980-11-27 1980-11-27

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Publication Number Publication Date
JPS5792399U JPS5792399U (ja) 1982-06-07
JPS6115592Y2 true JPS6115592Y2 (ja) 1986-05-14

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