JPS6314394Y2 - - Google Patents

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JPS6314394Y2
JPS6314394Y2 JP18034285U JP18034285U JPS6314394Y2 JP S6314394 Y2 JPS6314394 Y2 JP S6314394Y2 JP 18034285 U JP18034285 U JP 18034285U JP 18034285 U JP18034285 U JP 18034285U JP S6314394 Y2 JPS6314394 Y2 JP S6314394Y2
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JP
Japan
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moisture
lead terminals
film
synthetic resin
resin film
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JP18034285U
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JPS6288394U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、EL(Electro−Luminescence)素子
の構造に関するものである。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする問題点〕
EL素子は一般に板状を呈し、その基本的構造
として背面電極と透明電極フイルムとの間に絶縁
層及び発光層が間挿された積層構造を有し、さら
にかかる積層構造で成る素子本体にはリード端子
が取り付けられ、従来例えば第6図及び第7図に
示される如く、合成樹脂フイルム5上に積層され
た金属膜がエツチング等によつてパターン成形さ
れて成るリード端子6,6′が背面電極1及び透
明電極フイルム2へ夫々接続せしめられると共
に、素子全体は防湿フイルム8により被覆されて
いる。又、リード端子6,6′の接続のために両
端子間には合成樹脂フイルム5が切除されて成る
切欠部7が形成されている。
かかる従来のEL素子においては、リード端子
6,6′は合成樹脂フイルム5と一体的に形成さ
れているので、それによつて補強されることによ
り特に曲げ強度が向上されている。しかしなが
ら、第7図より明らかな如く、切欠部7は防湿フ
イルム8によつて全体を被われるのでなくその一
部分は該防湿フイルム8から露出せしめられてい
るため、その両側の部分においては該リード端子
6,6′の防湿フイルム7による補強は十分に確
保され得なかつた。本考案は、リード端子6,
6′の機械的強度が改善され得、これによつて素
子としての信頼性の向上が図られ得るEL素子を
提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するたの手段及び作用〕
本考案によるEL素子では、第1図に示される
如く、背面電極1及び透明電極フイルム2へのリ
ード端子6,6′の接続領域に形成された合成樹
脂フイルム5の切欠部7はその全体が防湿フイル
ム8によつて完全に被われると共に、該防湿フイ
ルム8の周囲は熱圧着せしめられることによつて
その内部に素子本体が封止せしめられる。従つ
て、リード端子6,6′は、切欠部7に隣接する
部分では防湿フイルム8によつて、被覆されるこ
とにより補強されると共に、該防湿フイルム8に
よつて被覆されていない部分では合成樹脂フイル
ム5によつて補強されるので、従来の如き極所的
に曲げ強度の低い部分が生ずることはなく、該リ
ード端子6,6′は全体に亘り十分な機械的強度
が確保され得る。
〔実施例〕
第1図乃至第5図は本考案によるEL素子の一
実施例を示す図である。図において、1はAl等
で成る背面電極、2は酸化インジウム等の蒸着さ
れたポリエステルフイルム等で成る透明電極フイ
ルム、3はチタン酸バリウム等の高誘電体物質を
シアノエチル化等により誘電率を高めた熱可塑性
バインダーに分散せしめ溶媒によりペースト状に
したものがスクリーン印刷法によつて背面電極1
上に印刷されて成る絶縁層、4はZnS等の蛍光体
を熱可塑性バインダーに分散せしめペースト状に
したものが塗布されて成る発光層、6,6′は第
4図及び第5図の如くポリエステル等の合成樹脂
フイルム5上に蒸着又はラミネート等の手法によ
つて形成されたアルミニウムがホトエツチング又
は印刷エツチング等の手法によつてパターン成形
され該合成樹脂フイルム5上に並列して複数対形
成されたリード端子、7はリード端子6,6′の
各対毎に両端子6,6′間の合成樹脂フイルム5
がその端縁より所定の長さだけプレス等の打ち抜
き加工により切除されて成る切欠部であり、合成
樹脂フイルム5はリード端子6,6′及び切欠部
7が成形されて後、l−l線に沿つて夫々切断せ
しめられる。8は、切断された合成樹脂フイルム
5上に形成されたリード端子6,6′が背面電極
1及び該背面電極、絶縁層3及び発光層4が切り
欠かれて成る接続部9の形成された透明電極フイ
ルム2の夫々へ接続せしめられて後、切欠部7が
少なくとも所定寸法aだけその内側に入るように
素子全体を被覆すると共に周縁部が熱圧着せしめ
られる防湿フイルムである。
本考案によるEL素子は上記のように構成され
ているので、切欠部7が設けられているにも拘ら
ず、リード端子6,6′は該切欠部7の付近では
防湿フイルム8によつてささえられ、その他の部
分では従来のものと同様合成樹脂フイルム5によ
つて補強されるので全体に亘り曲げ強度やひねり
強度等が向上され得る。従つてかかる機械的強度
の向上により素子全体の信頼性の向上が図られ得
る。又、この切欠部7により合成樹脂フイルム5
及びリード端子6,6′は二又状になされている
から、該リード端子6,6′の各電極1,2への
接続に際し、それらは無理な変形をされることな
く容易に接続され得、防湿フイルム8による封止
部分に機械的歪等は生じることがないので封止は
完全になされ、この結果、外部からの水分等の侵
入の防止が効果的に図られ得る。尚、防湿フイル
ム8による被覆の際、a幅の部分(第1図参照)
に100〜200μm程度の穴をパンチング等の手段に
より複数個穿設することによつて、かかる防湿は
更に増長され得る。
〔考案の効果〕
上述のように本考案のEL素子は、合成樹脂フ
イルム上に形成された電極端子を用いるので兼価
な素子が実現される上、更にその曲げやひねりに
対する強度を増大でき、素子の信頼性が向上する
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案によるEL素子の一
実施例を示し、第1図はその一部切欠平面図、第
2図及び第3図は第1図のA−A線断面図及びB
−B線断面図、第4図乃至第5図は本考案に係る
リード端子の構成について示す平面図及び断面
図、第6図及び第7図は従来のEL素子の構造を
示す縦断面図及び平面図である。 1……背面電極、2……透明電極フイルム、5
……合成樹脂フイルム、6,6′……リード端子、
7……切欠部、8……防湿フイルム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透明電極と背面電極との間に発光層及び絶縁層
    を介在せしめ、上記両電極の夫々に合成樹脂フイ
    ルム上に形成されたリード端子が接続されると共
    に該リード端子の接続には上記合成樹脂フイルム
    が切除されて成る切欠部が形成されたEL素子に
    おいて、該切欠部の全体がその内側に入るように
    防湿フイルムによつて封緘されていることを特徴
    とするEL素子。
JP18034285U 1985-11-22 1985-11-22 Expired JPS6314394Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18034285U JPS6314394Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

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JP18034285U JPS6314394Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

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JPS6288394U JPS6288394U (ja) 1987-06-05
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