JPS6237353Y2 - - Google Patents

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JPS6237353Y2
JPS6237353Y2 JP966482U JP966482U JPS6237353Y2 JP S6237353 Y2 JPS6237353 Y2 JP S6237353Y2 JP 966482 U JP966482 U JP 966482U JP 966482 U JP966482 U JP 966482U JP S6237353 Y2 JPS6237353 Y2 JP S6237353Y2
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JP
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electrode
electrode lead
conductive film
lead
transparent
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JP966482U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は可撓性電界発光灯の透明電極の電極
リード導出構造に関する。
一般に可撓性電界発光灯は、少なくとも一方を
透光とする平板状電極間に蛍光体粉末を含む発光
体層を薄層状に介在させ、両電極の外面を耐湿性
樹脂外皮でシート状に封止した構造であり、可撓
性があり各種の表示パネルや液晶表示装置のバツ
クライトとに用いられている。かゝる電界発光灯
の透明電極には、一般にポリエステル樹脂フイル
ムの透光性絶縁フイルムに酸化錫や酸化インジユ
ウム等の透明導電層を薄膜に被着した透明導電フ
イルムが用いられ、電極接続を容易とするため透
明導電層上にスクリーン印刷によりAgペースト
の集電電極を設けこの集電電極を介して電極リー
ドを接続するようにしている。
ところで、この集電電極への電極リードの接続
には、先づ、透明電極の集電電極上に電極リード
の接続部を載置し、上面より粘着テープ等で粘付
て固定する方法が一般的に行われているが、何分
にも電極リード自体が小さいものであり、位置ズ
レを生じ易く、テープの粘付作業が繁雑化し、電
極リードが外れる等の欠点があつた。又、両電極
間に介在する発光体層は非常に薄層に形成される
ものであるから、両電極間、特に上記透明電極に
接続する電極リードと背面電極間で絶縁低下や短
絡事故を生じ易いものであつた。
本考案はかゝる欠点に鑑みてなされたものであ
り、透明導電フイルムの集電電極に電極リードを
接続するに際して透明導電フイルムの電極リード
接続部分を導電層側に折り返してこの間に電極リ
ードを挟み込んだ電極導出構造が提供される。従
つて、電極リード両間が導電層で挟着されて良好
な電気接続が得られると共に、電極リード接続部
が導電フイルムの絶縁基板で完全に絶縁され、電
極間短絡や耐圧劣化が解消される。又、電極リー
ドを折曲部に挟み込む構造であるから電極位置が
規制され作業性が良くなる等優れた効果が得られ
る。
以下本考案の実施例を図面を参照しつゝ詳述す
る。
第1図は本考案に係る電界発光灯の一実施例を
示す断面図であり、図に於いて、1は透明電極
で、ポリエステルフイルムの一方の面に酸化イン
ジウムを薄膜に被着した透明導電フイルムが用い
られている。2は発光体層で硫化亜鉛の蛍光体粉
末をシアノエチルセルロースの高誘電体の有機バ
インダで結着した蛍光体層やチタン酸バリウムの
高誘電体物質の微粒子をシアノエチルセルロース
の高誘電体の有機バインダで結着した絶縁体層か
らなつている。3は背面電極で、例えばAl箔か
らなり、前記透明電極1と共に発光体層2を両面
より挟着している。4は更にこれらの電極1,3
の両外面を被覆し電極周縁部を封止した耐湿性の
樹脂外皮である。5及び6は夫々の電極1,3に
接続されたテープ状の電極リードで、電極リード
5は透明電極1の端部で透明導電層を内方にして
折曲された部分に挟み込まれて接続されている。
第2図乃至第3図は透明電極1の電極リード5の
導出構造の詳細で、製作途上の部品を示す図面で
あり、透明導電フイルム1の導電層1b上に電極
導出用の集電電極7がAgペースト等を所定のパ
ターンで印刷して準備される。この導電フイルム
1の右方電極リード接続位置には上、下方向より
スリツト8が設けられ、このスリツト8に電極リ
ード5の頭部5aを挟んで電極リード5が載置さ
れている(第2図参照)。次に電極リード5の載
置された透明導電フイルム1は、電極リード5の
頭部5aを挟んだスリツト8部を導電層1b側を
内方にして折り返えされる(第3図参照)。後は
発光体層2、背面電極3を積層させ、樹脂外皮4
で両面より被覆して封止すれば第1図に示すEL
セルが容易に得られる。
かゝる構成の透明電極1の電極リード導出構造
は、透明導電フイルム1の電極リード接続部分が
その導電層1b側を内方にして折り返えされるた
め、電極リード5の両面が導電層1bで挟着され
て良好な電極接続が得られるばかりでなく、電極
リード5の頭部5aが透明導電フイルムの樹脂フ
イルム1aで被覆されて絶縁され、この部分と背
面電極3との電極間短絡や耐圧劣化が解消され
る。又電極リード5はスリツト8部より導電フイ
ルムの折曲部に当接させて組立するものであるか
ら、位置規正が容易で組立が簡略化される。
尚、上記実施例で透明導電フイルムの折曲部に
スリツト8を設けこのスリツト8に電極リード接
続部の頭部を係止して電極リード5を導出する構
造としたが、必らずしもその必要はなく、例えば
透孔を設けて電極リード5を挿通させたり、又電
極リード5を折曲部に沿つて導出するようにして
も同様の効果が得られる。
又、電極リード5の導電層1bへの接続は、導
電フイルムの折曲部に挟着させ、電極両外面より
樹脂外皮で封着することにより達せられるが、更
に集電電極7に熱可塑性の導電ペーストを用い両
面より加熱圧着すれば更に完全な電気接続が得ら
れる。
以上のように、本考案は透明導電フイルムの電
極リード接続部分を折り返しこの部分に電極リー
ドを挟み込む構造としたから、良好な電気接続が
得られると共に耐圧劣化や電極間短絡事故が解消
され、品質のよい可撓性電界発光灯を安価に提供
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の可撓性電界発光灯の断面図、
第2図及び第3図は第1図の製作過程を示す部品
の正面図と断面図である。 1……透明導電フイルム、1a……樹脂フイル
ム、1b……導電膜(透明導電層)、5……電極
リード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 樹脂フイルムの片面に導電膜を被着した透明導
    電フイルムに電極リードを導出する可撓性電界発
    光灯において、前記透明導電フイルムは前記電極
    リードの接続部分が導電膜側に折曲され、この折
    曲部に前記電極リードを挟着させたことを特徴と
    する電界発光灯の電極リード導出構造。
JP966482U 1982-01-27 1982-01-27 電界発光灯の電極リ−ド導出構造 Granted JPS58113295U (ja)

Priority Applications (1)

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JP966482U JPS58113295U (ja) 1982-01-27 1982-01-27 電界発光灯の電極リ−ド導出構造

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JP966482U JPS58113295U (ja) 1982-01-27 1982-01-27 電界発光灯の電極リ−ド導出構造

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Publication Number Publication Date
JPS58113295U JPS58113295U (ja) 1983-08-02
JPS6237353Y2 true JPS6237353Y2 (ja) 1987-09-24

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JP966482U Granted JPS58113295U (ja) 1982-01-27 1982-01-27 電界発光灯の電極リ−ド導出構造

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JP6526540B2 (ja) * 2015-10-19 2019-06-05 日本電熱株式会社 飼育用ケースの構造

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JPS58113295U (ja) 1983-08-02

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