JPS626847Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS626847Y2
JPS626847Y2 JP19930882U JP19930882U JPS626847Y2 JP S626847 Y2 JPS626847 Y2 JP S626847Y2 JP 19930882 U JP19930882 U JP 19930882U JP 19930882 U JP19930882 U JP 19930882U JP S626847 Y2 JPS626847 Y2 JP S626847Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
pair
fixing member
fixing
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19930882U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5999657U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19930882U priority Critical patent/JPS5999657U/ja
Publication of JPS5999657U publication Critical patent/JPS5999657U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS626847Y2 publication Critical patent/JPS626847Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はリード線固定装置に関する。
小型モータ等のステータ巻線をリード線と接続
する場合、従来はステータ巻線とリード線とを半
田付等にて結線し、その後この結線部分を絶縁チ
ユーブで覆い、さらに結束バンドまたは糸、ある
いは接着剤等によつて上記リード線をモータ本体
に固定していた。しかしこのようなリード線の結
線、固定作業は非常に煩雑であつて、生産能率な
いし生産コストの観点から問題があつた。
本考案はこのような問題点を有効に解決すべく
考案するに至つたものであつて、その目的とする
ところは、リード線の固定作業を容易かつ迅速に
なし得るようにするとともに、リード線の自動結
線を可能にするリード線固定装置を提供すること
にあり、その要旨とするところは、リード線の接
続端部を電気機器本体に固定するリード線固定装
置において、(a)上記電気機器本体(例えばステー
タコア15)の、互いに対向した一対の対向面の
相互間に形成された間隙部(例えば間隙部18)
と、(b)上記リード線の接続端部を挿通可能な挿通
孔(例えば挿通孔2,3)を有し、上記挿通孔を
上記間隙部とほぼ平行にした状態で上記間隙部に
嵌合可能な絶縁性の固定部材(例えば固定部材
1)と、(c)上記対向面と固定部材との嵌合面に形
成され、上記挿通孔とほぼ平行をなし、上記リー
ド線を挾み付けて固定するための溝部(例えば溝
部5,6)と、をそれぞれ備えたことにある。
以下に本考案を小型モータのリード線固定装置
に適用した一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第4図は、本装置の固定部材1を示した
ものである。この固定部材1は合成樹脂にて一体
成形されたものであつて、同図に示す如く上下方
向に貫通した左右一対の挿通孔2,3を有する。
また固定部材1の一側面4には、上記挿通孔2,
3と平行をなし、円弧状の断面を有する左右一対
の溝部5,6が上下方向に形成されている。そし
て上記一対の挿通孔2,3と一対の溝部5,6の
それぞれの下端部が、第2図および第3図に示す
ように固定部材1の底面7に形成された左右一対
の挿通溝8,9によつてそれぞれ連通されてい
る。一方、固定部材の他の一側面10(側面4と
反対側の側面)には、第2図〜第4図に示すよう
に左右一対のテーパ面12,13が形成され、こ
れら一対のテーパ面12,13の間に係合凸部1
4が形成されている。
次に上記固定部材1が取付けられる小型モータ
のステータコア15を第5図および第6図に示
す。このステータコア15は同図に示す如く内輪
部16と外輪部17とで構成され、これらはとも
に絶縁処理が施されている。そしてこの内輪部1
6と外輪部17の互いに対向する対向面(内輪部
16の外周面と外輪部17の内周面)の相互間に
形成された間隙部18にステータ巻線19が保持
されている。なお内輪部16の外周面20には、
固定部材1の一対のテーパ面12,13と圧着す
る左右一対の凸部21,22と、係合凸部14が
嵌合する溝23を設けることができる。
次にリード線24,25をステータコア15に
固定する手順を第2図、第5図および第6図に基
づいて説明する。先ず一対のリード線24,25
の接続端部26,27を、第2図に示すように固
定部材1の一対の挿通孔2,3に下側から挿入
し、接続端部26,27が一対の挿通孔2,3の
上端からやや出た状態にしておく。そしてこの状
態のまま一対のリード線24,25を第2図で矢
印a方向に折曲げ、一対のリード線24,25を
一対の連通溝8,9に嵌込む。次いで、第6図に
示すように固定部材1を矢印b方向からステータ
コア15の間隙部18に挿入する。なおこの際、
固定部材1の係合凸部14を内輪部16の溝23
に挿入し、また一対のリード線24,25が固定
部材1の一対の溝部5,6とステータコア15の
外輪部17との間に挾み込まれるようにして挿入
する。その後、例えばステータ巻線19の銅線2
8をリード線24の接続端部26に半田付等にて
結合する。
以上で固定部材1による一対のリード線24,
25の固定作業と結線作業を終了するが、固定部
材1の側面10には一対のテーパ面12,13が
形成されているので、間隙部18に対して固定部
材1を容易に圧入することができる。一方、一対
のリード線24,25の絶縁被覆管29は柔軟性
を有する軟質ビニール等にて成形されているの
で、被覆管29が溝部5,6と外輪部17の内周
面30にすき間なく圧着する。このため一対のリ
ード線24,25をステータコア15に堅固に固
定することができる。また、一対のリード線2
4,25は第6図に示すようにいつたん折返した
部分を挾み込んで固定するようにしているので、
リード線24,25が引張られて不測に抜けるよ
うなおそれがない。
以上、本考案を小型モータのリード線固定装置
に適用した一実施例につき述べたが、本考案は他
の電気機器のリード線固定装置にも同様に適用し
得るものであり、また固定部材1の形状、構造等
は上記実施例に限定されることなく種々の変形を
なし得る。
本考案は上述の如く、電気機器本体に形成され
た間隙部に固定部材を嵌合し、この嵌合面にリー
ド線を挾み込んで固定するようにしたリード線固
定装置であるから、リード線の固定をワンタツチ
で簡単に行なうことができるとともに、リード線
の接続端部を一定の位置に保持することができ、
リード線の自動結線が可能になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を小型モータのリード線固定装置
に適用した一実施例を示したものであつて、第1
図は固定部材の斜視図、第2図は同上の一部を切
欠いて示す側面図、第3図は同上の底面図、第4
図は同上の背面図、第5図はステータコアに対す
る固定部材の取付状態を示す平面図、第6図は第
5図の−線矢視断面図である。 1……固定部材、2,3……挿通孔、5,6…
…溝部、12,13……テーパ面、15……ステ
ータコア、16……内輪部、17……外輪部、1
8……間隙部、19……ステータ巻線、24,2
5……リード線、26……接続端部、29……絶
縁被覆管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 リード線の接続端部を電気機器に固定するリー
    ド線固定装置において、 (a) 上記電気機器本体の、互いに対向した一対の
    対向面の相互面に形成された間隙部と、 (b) 上記リード線の接続端部を挿通可能な挿通孔
    を有し、上記挿通孔を上記間隙部とほぼ平行に
    した状態で上記間隙部に嵌合可能な絶縁性の固
    定部材と、 (c) 上記対向面と固定部材との嵌合面に形成さ
    れ、上記挿通孔とほぼ平行をなし、上記リード
    線を挾み付けて固定するための溝部と、 をそれぞれ備えたことを特徴とするリード線固定
    装置。
JP19930882U 1982-12-24 1982-12-24 リ−ド線固定装置 Granted JPS5999657U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19930882U JPS5999657U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 リ−ド線固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19930882U JPS5999657U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 リ−ド線固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5999657U JPS5999657U (ja) 1984-07-05
JPS626847Y2 true JPS626847Y2 (ja) 1987-02-17

Family

ID=30424847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19930882U Granted JPS5999657U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 リ−ド線固定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5999657U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4522402B2 (ja) * 2001-03-30 2010-08-11 山洋電気株式会社 リード線結線構造及びその形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5999657U (ja) 1984-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3491510B2 (ja) 磁石発電機用固定子
US3539707A (en) Electrical connector having unbonded insulation thereon
KR910003860Y1 (ko) 핀플러그
JPS626847Y2 (ja)
JPS5996750U (ja) 偏向ヨ−ク装置
JPS5821165Y2 (ja) 雑音防止用チョ−クコイル
JPH0453169Y2 (ja)
JPS5820515U (ja) 線輪または変成器
JPS6240533Y2 (ja)
JPS6338540Y2 (ja)
JPS5919397Y2 (ja) 変圧器用端子板
JPS645347Y2 (ja)
JPS6316141Y2 (ja)
JPS6234410Y2 (ja)
JPH0419966Y2 (ja)
JPH0132695Y2 (ja)
JPH0511410U (ja) 電磁弁コイルのリード線引出し部の被覆構造
JPH0662507U (ja) 電磁弁コイルのリード線引出し部の被覆構造
JPS614373U (ja) 電気コネクタ
JPS6226867U (ja)
JPS6017804Y2 (ja) 結束バンド付コネクタ
JPS61446U (ja) 回転電機用ステータ
JPH0546301Y2 (ja)
JPS6012363Y2 (ja) Uhfチュ−ナのアンテナ装置
JPS6328548Y2 (ja)