JPH0511410U - 電磁弁コイルのリード線引出し部の被覆構造 - Google Patents

電磁弁コイルのリード線引出し部の被覆構造

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JPH0511410U
JPH0511410U JP6513891U JP6513891U JPH0511410U JP H0511410 U JPH0511410 U JP H0511410U JP 6513891 U JP6513891 U JP 6513891U JP 6513891 U JP6513891 U JP 6513891U JP H0511410 U JPH0511410 U JP H0511410U
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JP
Japan
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terminal
lead wire
solenoid valve
valve coil
bobbin
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JP6513891U
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修 山口
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Pacific Industrial Co Ltd
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Pacific Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、作業性並びに採算性の問題を解決
するために、より安価で、かつ従来の電磁弁コイルと同
等な防水性、絶縁性を有する電磁弁コイルを得ることを
目的とする。 【構成】 本考案の電磁弁コイルのリード線引出し部の
被覆構造電磁弁コイルは、導線2が巻き付けられ複数の
端子4を突出状に有するボビン1の外装絶縁部材3を合
成樹脂製のモールド成形にて被覆してなるコイル本体の
該端子4に、先端に接続端子6を備え絶縁被覆されたリ
ード線7の該接続端子6を前記端子4に接続させた電磁
弁コイルにおいて、前記外装絶縁部材3のモールド成形
に際し、前記端子4の先端接続部を除いたボビンとの付
け根部分を覆うごとく円筒状の突起部5を一体的に成形
し、該突起部5と端子4とリード線の接続端子6および
リード線7とを、内面に接着効果のある防水シーラント
を塗布した熱収縮チューブ8で被覆したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば冷媒制御により配管等に結露して水滴が付着するような雰囲 気の中での使用に適した電磁弁コイルのリード線引出し部の被覆構造に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
図3及び図4は一般的な電磁弁コイルのモールド成形前と成形後の状態を示す もので、該電磁弁コイルは、ボビン1に導線2を巻線し、この導線2とリード線 7とをはんだ9等で結線し、リード線7を絶縁テープ10で固定した後、その外 側を合成樹脂による外装絶縁部材3でモールド成形している。 そして、前記リード線の引出し部における防水処理方法として、図4に示すよう に、前記モールド成形されたコイルの外装絶縁部材3とリード線7の引出し部に 接着剤11を塗布するもの、又、モールド成形されたコイルの外装絶縁部材3自 身がリード線7と接着性を有する樹脂、例えばエポキシ樹脂等で成形しているも の、あるいは、図5に示すように、コイルの外側を磁気枠12で囲み、リード線 の引出し部にゴムブッシュ13aを、また、ボビンの中心穴の上下部との間はシ ールリング14により、防水シールするもの、あるいは、図6に示すように、コ イル本体に外部のリード線と接続する為の端子4をもち、その周囲にソケット3 aを有する場合には、ゴムブッシュ13b、13cを備えた接続端子6を覆うコ ネクターハウジング15を前記ソケット3aに気密的に挿入する防水コネクター を使用するもの等がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術における図4〜図5に示す電磁弁コイルの防水処理方法は、構造上 、直接リード線7をコイル本体から引き出している為、製造工程においてリード 線7の取りまわしなど作業性が悪かった。又、図6で示すようなコイル本体と、 リード線7とが分離でき、作業性が良好な防水コネクターは、部品点数が多く、 コストは割高となっていた。 本考案は、上記のような作業性並びに採算性の問題を解決するためになされた もので、より安価で、かつ従来の電磁弁コイルと同等な防水性、絶縁性を有する 電磁弁コイルを得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係わる電磁弁コイルのリード線引出し部の被覆構造は、導線2が巻き 付けられ複数の端子4を突出状に有するボビン1の外装絶縁部材3を合成樹脂製 のモールド成形にて被覆してなるコイル本体の該端子4に、先端に接続端子6を 備え絶縁被覆されたリード線7の該接続端子6を前記端子4に接続させた電磁弁 コイルにおいて、前記外装絶縁部材3のモールド成形に際し、前記端子4の先端 接続部を除いたボビンとの付け根部分を覆うごとく円筒状の突起部5を一体的に 成形し、該突起部5と端子4とリード線の接続端子6およびリード線7とを、内 面に接着効果のある防水シーラントを塗布した熱収縮チューブ8で被覆したこと を特徴とするものである。
【0005】
【作用】
本考案におけるリード線接続方法は、導線2を外装絶縁部材3でモールド成形 したコイル本体と、リード線を分離させることにより、作業性並びに生産性を高 めるとともに、リード線とコイル本体との接続部分を熱収縮チューブ8で被覆し ているので防水性並びに絶縁性が保てる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1及び図2に基づき詳細に説明する。 ボビン1は、導線2を巻き付けたものであり、該ボビン1の上部フランジには 端子4を挿入させるための溝4aが2箇所設けられている。又、前記端子4は、 ボビン1に挿入した後、自動巻線を可能にするものであり、後述する接続端子6 と一対をなしている。 外装絶縁部材3は、上記の導線2を巻き付け、端子4を突出状に設けたボビン 1の外周部を被覆するためのものであり、たとえば、不飽和ポリエステル等でモ ールド成形し、コイル本体の耐湿性、耐炎、耐発火性を向上させるものである。 そして、前記外装絶縁部材3は、前記端子4の先端接続部(突出部)を除いてボ ビンとの付け根部分を覆うごとく円筒状の突起部5がモールド成形により一体的 に成形されている。 なお、前記突起部5にはその外周に凹状の溝16が一体的に形成されており、こ の凹状の溝16は、後述する熱収縮チューブ8の加熱収縮時のずれ防止及び接着 界面距離を長くとり、絶縁に対する信頼性を高めるためのものである。 絶縁被覆されたリード線7は、その先端に接続端子6を備えており、該接続端 子6は、前記コイルの突出した端子4とリード線7の接続を容易に行えるように するためのものである。 前記熱収縮チュ−ブ8は、前記突起部5と端子4とリード線の接続端子6およ びリード線7の外周部を包むように被覆するもので、このチュ−ブ内面にはあら かじめ接着効果のある防水シ−ラントが塗布されている。そして、加熱によりチ ュ−ブを熱収縮させると同時に熱軟化させて接着し、各接続部等の絶縁防水処理 をはかっている。
【0007】 上述した実施例は、電磁弁駆動に使用されるコイルについて説明したが、必ず しも用途を限定するものでなく、防水性を必要とされる全てのリード線接続方法 に適用できることはいうまでもない。
【0008】
【考案の効果】
本考案の電磁弁コイルは、端子の付け根部分にモールド成形の際同時一体的に 円筒状突起部5を設け、この突出端子にリード線の接続端子6を挿入して接続す るものであるから、作業性並びに生産性を高めることができる。又、熱収縮チュ −ブの加熱によって簡単に接続部の防水絶線処理が行えるから、安価な電磁弁コ イルが得られるという効果がある。
【0009】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例による電磁弁コイルを示す
縦断側面図。
【図2】 本考案の実施例におけるリ−ド線接続前を示
す斜視図。
【図3】 従来の電磁弁コイルのモ−ルド成形前を示す
側面図。
【図4】 従来の電磁弁コイルのモ−ルド成形後を示す
縦断面図。
【図5】 従来の電磁弁コイルのその他の例を示す縦断
面図。
【図6】 従来の電磁弁コイルのその他の例を示す縦断
面図。 1 ボビン。 2 導線。 3 外装
絶縁部材。4 端子。 5 突起部
6 接続端子。7 リ−ド線 8 熱収縮チュ
−ブ。 9 はんだ。10 絶縁テ−プ。 11 接着
剤。 12 磁気枠。13a・13b・13c
ゴムブッシュ。14 シ−ルリング。 15 コネ
クターハウジング。16 溝。 17 絶
縁紙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 導線2が巻き付けられ複数の端子4を突
    出状に有するボビン1の外装絶縁部材3を合成樹脂製の
    モールド成形にて被覆してなるコイル本体の該端子4
    に、先端に接続端子6を備え絶縁被覆されたリード線7
    の該接続端子6を前記端子4に接続させた電磁弁コイル
    において、前記外装絶縁部材3のモールド成形に際し、
    前記端子4の先端接続部を除いたボビンとの付け根部分
    を覆うごとく円筒状の突起部5を一体的に成形し、該突
    起部5と端子4とリード線の接続端子6およびリード線
    7とを、内面に接着効果のある防水シーラントを塗布し
    た熱収縮チューブ8で被覆したことを特徴とする電磁弁
    コイルのリード線引出し部の被覆構造。
JP6513891U 1991-07-23 1991-07-23 電磁弁コイルのリード線引出し部の被覆構造 Pending JPH0511410U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11294487A (ja) * 1998-04-07 1999-10-26 Mitsubishi Electric Corp 電磁連結装置
JP2002329609A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Toyooki Kogyo Co Ltd 電磁石
JP2013118342A (ja) * 2011-12-05 2013-06-13 Shindengen Mechatronics Co Ltd ソレノイド

Cited By (4)

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