JPH10247796A - 固定手段付き非分割フェライトコア、その製造法、および非分割フェライトコアの電線束への固定方法 - Google Patents

固定手段付き非分割フェライトコア、その製造法、および非分割フェライトコアの電線束への固定方法

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JPH10247796A
JPH10247796A JP9067401A JP6740197A JPH10247796A JP H10247796 A JPH10247796 A JP H10247796A JP 9067401 A JP9067401 A JP 9067401A JP 6740197 A JP6740197 A JP 6740197A JP H10247796 A JPH10247796 A JP H10247796A
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JP
Japan
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ferrite core
tube
shrinkable tube
hole
fixing
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JP9067401A
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Hiraaki Ootsuka
平明 大塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非分割フェライトコアにワンタッチで電線束
を挿通および固定することができる方法を提供するこ
と、および、そのための固定手段付きの非分割フェライ
トコアとその製造法を提供することを目的とする。 【解決手段】 内径収縮率が40%以上でかつ収縮後の
肉厚が 1.5mm以上である収縮性チューブ(1')の両側に切
り込み(2) を各3個以上設けると共に、その収縮性チュ
ーブ(1')の内部の適宜の位置に貫通孔(3a)を有する非分
割フェライトコア(3) を挿入配置して加熱する。そして
その加熱により収縮性チューブ(1')を収縮させて収縮後
チューブ(1) とすることにより、収縮後チューブ(1) を
非分割フェライトコア(3) の外面(3b)を覆うように密着
させると共に、その収縮後チューブ(1) のコア(3) の両
端からはみ出した裾部分(1a), (1a)が、コア(3) の両端
面(3c), (3c)を覆いかつ貫通孔(3a)を狭めるように窄ま
った状態となす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線束への固定手
段付きの非分割フェライトコアおよびその製造法に関す
るものである。また非分割フェライトコアの電線束への
固定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】非分割フェライトコアに電線束を挿通す
るときには、そのコアを電線束に固定することが望まし
い。このための固定方法として、(a) フェライトコアに
挿通した電線束を、コアの両サイドにおいて結束バンド
で固定する方法、(b) フェライトコアに電線束を巻き付
けて固定する方法、(c) 成形品にフェライトコアを挿入
し、その成形品の端部からの突出部分で挿入電線束を固
定する方法、(d) フェライトコアにブッシュをはめ込
み、そのブッシュで電線束を固定する方法、(e) 収縮性
チューブを使用しているが、収縮後チューブを電線束に
結束バンドで固定する方法、などが知られている。
【0003】このうち(e) の方法に類似するものとし
て、登録実用新案第3002864号公報には、軟磁性
体で閉磁路を構成するトロイダルコアやスリーブコアに
おいて、前記磁性体に筒状電気絶縁性熱収縮チューブで
外周面、両端面からさらに内周面まで折り曲げ被覆した
電気絶縁材被覆軟磁性体が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の電線束固定方法
のうち、(a) の方法は、コアの両サイドにおいて挿通電
線束に結束バンドを付することによりコアが電線束を伝
って大きく移動することを防止するためだけのものであ
るにすぎない。(b) の方法は、コアに電線束を巻き付け
るものであるため、取り付け作業が煩雑になる。(c) の
方法は、予めコアの大きさに合った成形品を作らねばな
らず、多種の寸法のコアに対処しがたいという不利があ
り、また電線束への固定が不充分となりやすい。(d) の
方法は、コア内にブッシュをはめ込むものであるため、
やはり多種の寸法のコアに対処しがたいという不利があ
る。(e) の収縮性チューブを用いる方法は便利である
が、電線束への固定自体は結束バンドを用いて行わなけ
ればならず、取り扱いの点でなお不便である。
【0005】登録実用新案第3002864号公報の電
気絶縁材被覆軟磁性体は、コアの絶縁被覆を目的として
おり、電線束固定の目的には別途他の手段を講ずること
が必要となる。
【0006】本発明は、このような背景下において、非
分割フェライトコアにワンタッチで電線束を挿通および
固定することができる方法を提供すること、および、そ
のための固定手段付きの非分割フェライトコアとその製
造法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の固定手段付き非
分割フェライトコアは、肉厚 1.5mm以上の収縮後チュー
ブ(1) が、貫通孔(3a)を有する非分割フェライトコア
(3) を内嵌した状態でその非分割フェライトコア(3) の
外面(3b)を覆うように密着しており、かつその収縮後チ
ューブ(1) の非分割フェライトコア(3) の両端からはみ
出した裾部分(1a), (1a)が、非分割フェライトコア(3)
の両端面(3c), (3c)を覆うと共に貫通孔(3a)を狭めるよ
うに窄まった状態にあり、さらにその裾部分(1a), (1a)
の遊端側は、V字、U字、波形またはそれらに準ずる形
状の切り込み(2) に形成されていることを特徴とするも
のである。
【0008】本発明の固定手段付き非分割フェライトコ
アの製造法は、内径収縮率が40%以上でかつ収縮後の
肉厚が 1.5mm以上である収縮性チューブ(1')の両側にV
字、U字、波形またはそれらに準ずる形状の切り込み
(2) を各3個以上設けると共に、その収縮性チューブ
(1')の内部の適宜の位置に貫通孔(3a)を有する非分割フ
ェライトコア(3) を挿入配置して加熱し、その加熱によ
り収縮性チューブ(1')を収縮させて収縮後チューブ(1)
とすることにより、収縮後チューブ(1) を非分割フェラ
イトコア(3) の外面(3b)を覆うように密着させると共
に、その収縮後チューブ(1) の非分割フェライトコア
(3) の両端からはみ出した裾部分(1a), (1a)が、非分割
フェライトコア(3) の両端面(3c), (3c)を覆いかつ貫通
孔(3a)を狭めるように窄まった状態となすことを特徴と
するものである。
【0009】本発明の非分割フェライトコアの電線束へ
の固定方法は、上記の固定手段付き非分割フェライトコ
アの収縮後チューブ(1) の裾部分(1a), (1a)の一方の側
から、非分割フェライトコア(3) の貫通孔(3a)に電線束
(4) を挿通することを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。
【0011】収縮性チューブ(1')としては、内径収縮率
が40%以上(好ましくは50%以上、さらに好ましく
60%以上、殊に65%以上)で、かつ収縮後の肉厚が
1.5mm以上(好ましくは 1.8mm以上、さらに好ましくは
2mm以上)であるものが用いられる。内径収縮率がこの
範囲より小さいときは収縮後チューブ(1) による電線束
(4) への固定力が不足し、収縮後の肉厚がこの範囲より
薄いときも電線束(4)への固定力が不足する。
【0012】この収縮性チューブ(1')は、電線束(4) へ
の固定力の点で、合成ゴム製であることが好ましい。特
に好ましい合成ゴムはEPDMであり、そのほかクロロ
プレンゴム、ニトリル−ブタジエンゴムなども用いるこ
とができる。収縮性チューブ(1')としては、合成ゴム製
の収縮性チューブのほか、ポリ塩化ビニルやポリエチレ
ンのような熱可塑性樹脂製の収縮性チューブも用いるこ
とができる。
【0013】上記収縮性チューブ(1')の両側には、V
字、U字、波形またはそれらに準ずる形状の切り込み
(2) を各3個以上(通常は各3〜8個、殊に各4〜8
個)設けておくことが必要である。収縮性チューブ(1')
の一方の側と他方の側とで、切り込み(2) の個数が異な
っていても差し支えない。
【0014】非分割フェライトコア(3) としては、貫通
孔(3a)を有する非分割タイプのリング状のフェライトコ
アが用いられる。
【0015】固定手段付き非分割フェライトコアを製造
するにあたっては、まず収縮性チューブ(1')の内部の適
宜の位置に、貫通孔(3a)を有する非分割フェライトコア
(3)を挿入配置する。収縮性チューブ(1')の非分割フェ
ライトコア(3) の両側からはみ出す長さは、後述のよう
に、収縮により少なくとも非分割フェライトコア(3)の
貫通孔(3a)を狭めるに足る長さとする。
【0016】収縮性チューブ(1')の内部の適宜の位置に
貫通孔(3a)を有する非分割フェライトコア(3) を挿入配
置してから加熱すると、収縮性チューブ(1')は収縮して
収縮後チューブ(1) となる。
【0017】すなわち、収縮後チューブ(1) は非分割フ
ェライトコア(3) の外面(3b)を覆うように密着し、その
収縮後チューブ(1) の非分割フェライトコア(3) の両端
からはみ出した裾部分(1a), (1a)は、非分割フェライト
コア(3) の両端面(3c), (3c)を覆いかつ貫通孔(3a)を狭
めるように窄まった状態となる。この場合、少なくとも
一方の裾部分(1a)が短いときは、その裾部分(1a)が非分
割フェライトコア(3)の端面(3c)に沿うフラットな形状
になるが、裾部分(1a)がもう少し長いときは、その裾部
分(1a)が非分割フェライトコア(3) の端面(3c)を覆うと
共に、過剰部分がクチバシのように突出した形となる。
【0018】結局、収縮性チューブ(1')の長さ、非分割
フェライトコア(3) の長さと径、収縮性チューブ(1')内
部の非分割フェライトコア(3) に配置位置に応じ、収縮
後チューブ(1) のはみ出し部である裾部分(1a), (1a)の
形状は、両側ともフラット、片側がフラットで反対
側がクチバシ状、両側ともクチバシ状、というように
なる。
【0019】そしての場合には、一方のクチバシ状の
裾部分(1a)を、それがまだ暖かく柔軟性を有している間
に非分割フェライトコア(3) の貫通孔(3a)の内部に押し
込んでおいて、その押し込んだ形を冷却により固定する
ことが望ましい。ただしクチバシの長さが短くフラット
に近いときは、押し込みを省略することができる。
【0020】このようにして得た固定手段付き非分割フ
ェライトコアの収縮後チューブ(1)の裾部分(1a), (1a)
の一方の側から(上記の場合はフラットな裾部分(1a)
の側から、上記の場合には押し込んだ裾部分(1a)の側
から)、非分割フェライトコア(3) の貫通孔(3a)に電線
束(4) を挿通すれば、非分割フェライトコア(3) を電線
束(4) の任意の個所にワンタッチで固定することができ
る。
【0021】〈作用〉本発明においては、特定の内径収
縮率(40%以上、好ましくは50%以上、さらに好ま
しく60%以上、殊に65%以上)および特定の収縮後
肉厚( 1.5mm以上、好ましくは 1.8mm以上、さらに好ま
しくは2mm以上)でできた収縮性チューブ(1')を用い、
かつその収縮性チューブ(1')の両側にV字、U字、波形
またはそれらに準ずる形状の切り込み(2) を各3個以上
設けたものを用いているので、その収縮性チューブ(1')
の内部に非分割フェライトコア(3) を挿入配置して加熱
することにより収縮後チューブ(1) とすれば、非分割フ
ェライトコア(3) は収縮後チューブ(1) でしっかりと被
覆されると共に、その収縮後チューブ(1) の非分割フェ
ライトコア(3) の両側にはみ出した部分は、非分割フェ
ライトコア(3) の両端面(3c), (3c)を覆うと共に貫通孔
(3a)を狭めるように窄まった状態のフラットまたはクチ
バシ状の裾部分(1a), (1a)となる。
【0022】そしてこのようにして得た固定手段付き非
分割フェライトコアの収縮後チューブ(1) の裾部分(1
a), (1a)の一方の側から非分割フェライトコア(3) の貫
通孔(3a)に電線束(4) を挿通すれば、非分割フェライト
コア(3) を電線束(4) の任意の個所にワンタッチで固定
することができる。しかも、収縮性チューブ(1')の内径
収縮率が大きくかつ収縮後肉厚が厚いので、たとえ電線
束(4) の径にある程度の違いがあってもその電線束(4)
に非分割フェライトコア(3) をしっかりと固定すること
ができる。
【0023】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。
【0024】実施例1 図1は、本発明の電線束固定手段付き非分割フェライト
コアの製造工程、および電線束への固定方法の一例を示
した説明図である。
【0025】収縮性チューブ(1')として、内径25mm、
内径収縮率が66.7%、収縮後の肉厚2mmのEPDMから
なる収縮性チューブを準備し、これを38mmの長さに裁
断した後、その両端側にV字形状の切り込み(2) を各6
個設けた。
【0026】このように切り込み(2) を設けた収縮性チ
ューブ(1')のちょうど中央位置に、外径25mm、内径
(貫通孔(3a)の径)15mm、長さ(巾)10mmの非分割
フェライトコア(3) を挿入配置し、ついで加熱して収縮
させた。
【0027】収縮性チューブ(1')は収縮して収縮後チュ
ーブ(1) になると共に非分割フェライトコア(3) の外面
(3b)を覆うようになり、かつその収縮後チューブ(1) の
非分割フェライトコア(3) の両端からはみ出した裾部分
(1a), (1a)が、非分割フェライトコア(3) の両端面(3
c), (3c)を覆いかつ貫通孔(3a)を狭めるようにクチバシ
状の窄まった状態になった。
【0028】収縮後チューブ(1) がまだ暖かくて柔軟な
状態にある間に、そのクチバシ状の裾部分(1a), (1a)の
片方のみを非分割フェライトコア(3) の貫通孔(3a)の内
部に押し込み、そのまま放冷して形状を固定させた。
【0029】次に、片方の裾部分(1a)を非分割フェライ
トコア(3) の貫通孔(3a)の内部に押し込んだ側から、そ
の貫通孔(3a)に電線束(4) を挿し込んでいったところ、
円滑に挿通することができかつ非分割フェライトコア
(3) を電線束(4) の任意の位置にワンタッチで固定する
ことができた。この場合、 7.5〜 3.0mm程度の径の電線
束(4) に対処できる。
【0030】実施例2 図2は、本発明の電線束固定手段付き非分割フェライト
コアの製造工程、および電線束への固定方法の他の一例
を示した説明図である。
【0031】この実施例2においては、収縮性チューブ
(1')の長さを短くしてあるため、収縮後チューブ(1) の
はみ出し部である裾部分(1a), (1a)の形状は、両側とも
ほぼフラットになっている。
【0032】実施例3 図3は、本発明の電線束固定手段付き非分割フェライト
コアの製造工程、および電線束への固定方法のさらに他
の一例を示した説明図である。
【0033】この実施例3においては、収縮性チューブ
(1')の内部の中央位置よりずらした個所に非分割フェラ
イトコア(3) を配置してあるため、収縮後チューブ(1)
のはみ出し部である裾部分(1a), (1a)の形状は、片側が
ほぼフラットに、反対側がクチバシ状になっている。な
おこの実施例3においては、収縮性チューブ(1')の両端
側にV字形状の切り込み(2) を各4個設けたものを用い
ている。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、非分割フェライトコア
(3) は収縮後チューブ(1) でしっかりと被覆されると共
に、たとえ電線束(4) の径にある程度の違いがあって
も、その電線束(4) を非分割フェライトコア(3) の貫通
孔(3a)に挿通するだけで、電線束(4) の任意の位置に非
分割フェライトコア(3) をワンタッチで固定することが
できる。
【0035】よって本発明は、現場の状況や異なる径の
電線束(4) に自在に対処することができ、実用性の高い
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電線束固定手段付き非分割フェライト
コアの製造工程、および電線束への固定方法の一例を示
した説明図である。
【図2】本発明の電線束固定手段付き非分割フェライト
コアの製造工程、および電線束への固定方法の他の一例
を示した説明図である。
【図3】本発明の電線束固定手段付き非分割フェライト
コアの製造工程、および電線束への固定方法のさらに他
の一例を示した説明図である。
【符号の説明】
(1')…収縮性チューブ、 (1) …収縮後チューブ、 (1a)…裾部分、 (2) …切り込み、 (3) …非分割フェライトコア、 (3a)…貫通孔、(3b)…外面、(3c)…端面、 (4) …電線束

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】肉厚 1.5mm以上の収縮後チューブ(1) が、
    貫通孔(3a)を有する非分割フェライトコア(3) を内嵌し
    た状態でその非分割フェライトコア(3) の外面(3b)を覆
    うように密着しており、かつその収縮後チューブ(1) の
    非分割フェライトコア(3) の両端からはみ出した裾部分
    (1a), (1a)が、非分割フェライトコア(3) の両端面(3
    c), (3c)を覆うと共に貫通孔(3a)を狭めるように窄まっ
    た状態にあり、さらにその裾部分(1a), (1a)の遊端側
    は、V字、U字、波形またはそれらに準ずる形状の切り
    込み(2) に形成されていることを特徴とする固定手段付
    き非分割フェライトコア。
  2. 【請求項2】収縮後チューブ(1) の裾部分(1a), (1a)の
    片方のみが、非分割フェライトコア(3) の貫通孔(3a)の
    内部に押し込まれた状態にあることを特徴とする請求項
    1記載の固定手段付き非分割フェライトコア。
  3. 【請求項3】内径収縮率が40%以上でかつ収縮後の肉
    厚が 1.5mm以上である収縮性チューブ(1')の両側にV
    字、U字、波形またはそれらに準ずる形状の切り込み
    (2) を各3個以上設けると共に、その収縮性チューブ
    (1')の内部の適宜の位置に貫通孔(3a)を有する非分割フ
    ェライトコア(3) を挿入配置して加熱し、その加熱によ
    り収縮性チューブ(1')を収縮させて収縮後チューブ(1)
    とすることにより、収縮後チューブ(1) を非分割フェラ
    イトコア(3) の外面(3b)を覆うように密着させると共
    に、その収縮後チューブ(1) の非分割フェライトコア
    (3) の両端からはみ出した裾部分(1a), (1a)が、非分割
    フェライトコア(3) の両端面(3c), (3c)を覆いかつ貫通
    孔(3a)を狭めるように窄まった状態となすことを特徴と
    する固定手段付き非分割フェライトコアの製造法。
  4. 【請求項4】収縮性チューブ(1')の内径収縮率が60%
    以上でかつ収縮後の肉厚が 1.8mm以上である請求項1記
    載の製造法。
  5. 【請求項5】収縮後チューブ(1) の裾部分(1a), (1a)の
    片方のみを、それが柔軟性を有している間に非分割フェ
    ライトコア(3) の貫通孔(3a)の内部に押し込むことを特
    徴とする請求項3記載の製造法。
  6. 【請求項6】請求項1または2の固定手段付き非分割フ
    ェライトコアの収縮後チューブ(1)の裾部分(1a), (1a)
    の一方の側から、非分割フェライトコア(3) の貫通孔(3
    a)に電線束(4) を挿通することを特徴とする非分割フェ
    ライトコアの電線束への固定方法。
JP9067401A 1997-03-04 1997-03-04 固定手段付き非分割フェライトコア、その製造法、および非分割フェライトコアの電線束への固定方法 Withdrawn JPH10247796A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012104556A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Kitagawa Ind Co Ltd ノイズ対策部品
JP2016184674A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 東芝シュネデール・インバータ株式会社 電力変換装置
JP2017112323A (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 北川工業株式会社 ノイズ対策部品

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