JPH04366574A - コネクタ付同軸ケーブル及びその製造方法 - Google Patents

コネクタ付同軸ケーブル及びその製造方法

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JPH04366574A
JPH04366574A JP3166095A JP16609591A JPH04366574A JP H04366574 A JPH04366574 A JP H04366574A JP 3166095 A JP3166095 A JP 3166095A JP 16609591 A JP16609591 A JP 16609591A JP H04366574 A JPH04366574 A JP H04366574A
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Japan
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conductor
insulator
sheet
ferrule
connector
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JP3166095A
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Atsuto Noda
敦人 野田
Tomoaki Nishiyama
西山 倫明
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
NEC Corp
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタ付同軸ケーブ
ル及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、同軸ケーブル端部へのコネクタの
接続は、同軸ケーブル端部において中心導体を露出させ
るとともに外部導体を折り返し、コネクタを接続してい
た。この接続工程を図2により説明すると、同図(A)
は同軸ケーブル31を所望の長さに切断する工程である
。同軸ケーブル31は中心導体32、これを被覆する内
部絶縁体33、その周囲に設けられた外部導体34、さ
らにその周囲を被覆する外部絶縁体35から構成されて
いる。同図(B)は同軸ケーブル31の端部において内
部絶縁体33、外部導体34、外部絶縁体35を除去し
て中心導体32を露出させるとともに、この露出部の内
側で外部絶縁体35を除去して外部導体34を露出させ
、この部分に環状導体からなるフェルール36を嵌合す
る工程を示す。同図(C)は外部導体34を、フェルー
ル36を覆うように折り返すとともに、露出された中心
導体32に円筒状の導体で構成されるコネクタ内部ソケ
ットコンタクト36を圧着、半田付けあるいは溶接など
により嵌合する工程を示す。同図(D)はコネクタ内部
ソケットコンタクト36および外部導体34の折り返し
により露出された内部絶縁体33を覆うように、円筒状
のコネクタ内部絶縁体37を嵌合する工程を示す。同図
(E)は折り返された外部導体34により覆われたフェ
ルール36および円筒状の内部絶縁体37部分に円筒状
のコネクタ外部導体38を嵌合し、フェルール36部で
かしめ手段により固定する工程を示す。同図(F)は、
必要に応じてコネクタ外部導体38及び外部絶縁体35
を収縮チューブ39により被覆する工程を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のコネ
クタ付同軸ケーブルの製造方法においては、同軸ケーブ
ル端部において中心導体を露出させるとともに、外部導
体を折り返すなどの工程が必要であり、これらの工程は
繁雑で長時間を要し、自動化も困難であるという欠点が
あった。従って本発明の課題は、上記従来の欠点を除去
したコネクタ付同軸ケーブル及びその製造方法を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、中心導
体およびこれを被覆する絶縁体からなり、少なくとも一
端部で前記中心導体を露出させた所定長の内部導体と、
該内部導体の前記絶縁体で被覆された部分の前記一端部
側に嵌合させた環状導体からなるフェルールと、前記露
出された前記中心導体に嵌合固着された円筒状の内部ソ
ケットコンタクトと、該内部ソケットコンタクトを被う
ように装着された円筒状の内部絶縁体と、前記フェルー
ル及び前記内部導体の絶縁体で被覆された部分の外表面
を被うように装着されたシート状の外部導体と、該外部
導体で包囲されたフェルールおよび前記円筒状の内部絶
縁体部分に嵌合固着された円筒状のコネクタ外部導体と
、前記シート状外部導体の外表面を包囲するよう固着さ
れたシート状の外部絶縁体とを有することを特徴とする
コネクタ付同軸ケーブルが得られる。
【0005】なお、前記シート状外部導体は、接着テー
プに多数の細い外部導体を配列固定することにより得ら
れる。さらに、前記シート状の外部絶縁体は接着テープ
状の絶縁体で形成される。
【0006】本発明によればまた、中心導体およびこれ
を被覆する絶縁体からなる内部導体を形成する工程と、
この工程により形成された内部導体を所望の長さに切断
し、その端部において前記絶縁体を除去して前記中心導
体を露出するとともに、前記内部導体の絶縁体で被覆さ
れた部分に環状導体からなるフェルールを嵌合する工程
と、この工程により露出された前記中心導体に円筒状の
内部ソケットコンタクトを嵌合し前記中心導体に固着接
続する工程と、前記内部ソケットコンタクトに円筒状の
内部絶縁体を嵌合する工程と、前記フェルール及び前記
内部導体の絶縁体で被覆された部分の外表面をシート状
外部導体で包囲する工程と、前記外部導体で包囲された
フェルールおよび前記円筒状の内部絶縁体部分に円筒状
のコネクタ外部導体を嵌合し、前記フェルール部でかし
め手段により固定する工程と、前記内部導体を包囲する
シート状外部導体の外表面をシート状の外部絶縁体で包
囲する工程とを備えたことを特徴とするコネクタ付同軸
ケーブルの製造方法が提供される。
【0007】
【実施例】図1は本発明のコネクタ付同軸ケーブルを製
造工程順に示す図である。まず、工程(A)においては
同軸ケーブルを構成する内部導体11が用意される。こ
の内部導体11は中心導体12およびこれを被覆する絶
縁体13から構成されている。工程(B)においては内
部導体11を所望の長さに切断し、その両端部において
絶縁体13を除去して中心導体12を露出するとともに
、内部導体11の絶縁体13で被覆された部分に環状導
体からなるフェルール14を嵌合する。工程(C)にお
いては露出された中心導体12に円筒状のコネクタ内部
ソケットコンタクト15を嵌合し、中心導体12に固着
接続する。工程(D)においてはコネクタ内部ソケット
コンタクト15に円筒状のコネクタ内部絶縁体16を嵌
合する。コネクタ内部絶縁体16はその先端部直径が徐
々に縮小されテーパ部17が形成されている。
【0008】工程(E)においては、フェルール14及
び絶縁体13の外表面をシート状外部導体18で包囲す
る。このシート状外部導体18は、接着テープ19に多
数の細い線状の外部導体20を配列固定することにより
形成されている。工程(F)においては、シート状外部
導体18で包囲されたフェルール14およびコネクタ内
部絶縁体16部分に円筒状のコネクタ外部導体21を嵌
合し、フェルール14部でかしめ手段により固定する。 かしめ部22においてコネクタ外部導体21はシート状
外部導体18に電気的に接続される。コネクタ外部導体
21もその先端部23がテーパー状に形成されている。 工程(G)においては、内部導体11を包囲するシート
状外部導体18の外表面をシート状の外部絶縁体24で
包囲被覆する。このシート状の外部絶縁体24は接着テ
ープ状の絶縁体でこれをシート状外部導体18の上から
巻き付け固着する。工程(G)においては、必要に応じ
て外部絶縁体24の周囲をさらに収縮性の樹脂で構成さ
れるチューブ25で被覆する。
【0009】このようにして得られたコネクタ付同軸ケ
ーブルは、中心導体12およびこれを被覆する絶縁体1
3からなり、両端部で中心導体12を露出させた所定長
の内部導体11と、この内部導体11の絶縁体13で被
覆された部分の両端部に嵌合させた環状導体からなるフ
ェルール14、14と、露出された両側の中心導体12
に嵌合固着された円筒状のコネクタ内部ソケットコンタ
クト15、15と、これらの内部ソケットコンタクト1
5を被うように装着された円筒状のコネクタ内部絶縁体
16と、フェルール14及び内部導体11の絶縁体13
で被覆された部分の外表面を被うように装着されたシー
ト状外部導体20と、このコネクタ外部導体16で包囲
されたフェルール14およびコネクタ内部絶縁体16部
分に嵌合固着された円筒状のコネクタ外部導体21(一
方のみ図示)と、シート状外部導体20の外表面を包囲
するよう固着された外部絶縁体24とから成る。
【0010】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、中心導体
およびこれを被覆する絶縁体からなる内部導体を形成す
る工程において、その切断された端部において露出され
た中心導体に円筒状のコネクタ内部ソケットコンタクト
を嵌合し前記中心導体に固着接続するとともに、前記内
部導体の絶縁体で被覆された部分に環状導体からなるフ
ェルールを嵌合し、その後フェルールを含む前記内部導
体外表面をシート状外部導体で包囲するようにしたため
、従来のように、同軸ケーブル端部における中心導体の
露出とともに行われた外部導体を折り返すなどの工程が
不要となり、工程全体が簡易化される。このため、コネ
クタ付同軸ケーブルの製造コストも安価になり、自動化
への対応も容易になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタ付同軸ケーブルをその組み立
て工程順に示した図である。
【図2】従来のコネクタ付同軸ケーブルの製造方法を示
す図で、同図(A)−(F)はコネクタ付同軸ケーブル
の組み立て工程を示す図である。
【符号の説明】
11  内部導体 12  中心導体 13  内部絶縁体 14  フェルール 15  コネクタ内部ソケットコンタクト16  コネ
クタ内部絶縁体 17  テーパ部 18  シート状外部導体 19  接着テープ 20  外部導体 21  コネクタ外部導体 22  かしめ部 24  外部絶縁体 25  チューブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  中心導体およびこれを被覆する絶縁体
    からなり、少なくとも一端部で前記中心導体を露出させ
    た所定長の内部導体と、該内部導体の前記絶縁体で被覆
    された部分の前記一端部側に嵌合させた環状導体からな
    るフェルールと、前記露出された前記中心導体に嵌合固
    着された円筒状の内部ソケットコンタクトと、該内部ソ
    ケットコンタクトを被うように装着された円筒状の内部
    絶縁体と、前記フェルール及び前記内部導体の絶縁体で
    被覆された部分の外表面を被うように装着されたシート
    状の外部導体と、該外部導体で包囲されたフェルールお
    よび前記円筒状の内部絶縁体部分に嵌合固着された円筒
    状のコネクタ外部導体と、前記シート状外部導体の外表
    面を包囲するよう固着されたシート状の外部絶縁体とを
    有することを特徴とするコネクタ付同軸ケーブル。
  2. 【請求項2】  前記シート状の外部導体は、接着テー
    プに多数の細い外部導体を配列固定したものであること
    を特徴とする請求項1記載のコネクタ付同軸ケーブル。
  3. 【請求項3】  前記シート状の外部絶縁体は接着テー
    プ状の絶縁体で形成したものであることを特徴とする請
    求項2記載のコネクタ付同軸ケーブル。
  4. 【請求項4】  中心導体およびこれを被覆する絶縁体
    からなる内部導体を形成する工程と、この工程により形
    成された内部導体を所望の長さに切断し、その端部にお
    いて前記絶縁体を除去して前記中心導体を露出するとと
    もに、前記内部導体の絶縁体で被覆された部分に環状導
    体からなるフェルールを嵌合する工程と、この工程によ
    り露出された前記中心導体に円筒状の内部ソケットコン
    タクトを嵌合し前記中心導体に固着接続する工程と、前
    記内部ソケットコンタクトに円筒状の内部絶縁体を嵌合
    する工程と、前記フェルール及び前記内部導体の絶縁体
    で被覆された部分の外表面をシート状外部導体で包囲す
    る工程と、前記外部導体で包囲されたフェルールおよび
    前記円筒状の内部絶縁体部分に円筒状のコネクタ外部導
    体を嵌合し、前記フェルール部でかしめ手段により固定
    する工程と、前記内部導体を包囲するシート状外部導体
    の外表面をシート状の外部絶縁体で包囲する工程とを備
    えたことを特徴とするコネクタ付同軸ケーブルの製造方
    法。
  5. 【請求項5】  前記シート状の外部導体は、接着テー
    プに多数の細い外部導体を配列固定することにより形成
    されることを特徴とする請求項4記載のコネクタ付同軸
    ケーブルの製造方法。
  6. 【請求項6】  前記シート状の外部絶縁体は接着テー
    プ状の絶縁体で形成されることを特徴とする請求項5記
    載のコネクタ付同軸ケーブルの製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0668343U (ja) * 1993-03-03 1994-09-22 三皓株式会社 同軸ケーブルの電気接続構造
JP2000100525A (ja) * 1998-09-22 2000-04-07 Furukawa Electric Co Ltd:The シールドコネクタ及びその製造方法
JP2014002974A (ja) * 2012-06-20 2014-01-09 Yazaki Corp 電線の端末構造、シールドコネクタ及び電線の端末処理方法
KR101944635B1 (ko) * 2017-12-08 2019-01-30 한국공항공사 항공등화용 직선접속제

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