JP2000100525A - シールドコネクタ及びその製造方法 - Google Patents

シールドコネクタ及びその製造方法

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JP2000100525A
JP2000100525A JP10268141A JP26814198A JP2000100525A JP 2000100525 A JP2000100525 A JP 2000100525A JP 10268141 A JP10268141 A JP 10268141A JP 26814198 A JP26814198 A JP 26814198A JP 2000100525 A JP2000100525 A JP 2000100525A
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braid
shield
electric wire
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Ken Koyata
憲 小八田
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールドコネクタに接続すべきシールド電線
の編組とコネクタハウジング内のシールド筒体とを高い
寸法精度を必要とすることなく電気的に容易に接続する
ことができる。 【解決手段】シールドコネクタ10のコネクタハウジン
グ28内に挿入されるシールド電線18の編組18Cと
コネクタハウジング28内のシールド筒体38との間に
導電性を有する弾性ゴムシールリング42を介在し、こ
の導電性の弾性ゴムシールリング42によって編組18
Cとシールド筒体38とを電気的に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタ内部の導
体を外部電界から遮蔽するシールドコネクタ及びその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シールドコネクタは、雄コネクタと雌コ
ネクタとが結合されると相互に接触するシールド筒体を
有し、各コネクタ内のシールド筒体は、それぞれシール
ド電線の編組に接続されている。従って、雌雄のコネク
タが結合されると、シールド電線全体とそのコネクタと
の全長にわたって外部電界から遮蔽される。
【0003】従来技術のシールドコネクタの編組接続部
の一例が図5に示されており、図5の編組接続部は、雌
コネクタ16のコネクタハウジング28内のシールド筒
体38とシールド電線18の編組18Cとを軸線方向の
押付け力を利用して接続している。即ち、シールド筒体
38には内径方向に突出し押し付け側に傾斜テーパ面5
0aを有する内向きの突出環部50が設けられ、シール
ド電線18の編組18Cはその上に挿通されたワイヤの
コイル巻き状のシールドリング52の傾斜面52aに沿
って折り返され、この折り返し部18cをシールド筒体
38の傾斜テーパ面50aとシールドリング52との間
で挟むようにシールド電線18をコネクタハウジング2
8内に挿入している。従って、シールド電線18の編組
18Cとシールド筒体38とはこの編組18Cの折り返
し部18cとシールド筒体38の内向きの突出環部50
との接触によって電気的に接続されている。
【0004】シールドリング52は、シールド電線18
の外被18Dの端部の肩面に係合するバックアップリン
グ54で位置保持され、またシールド電線18の外被1
8Dとシールド筒体38との間は弾性ゴムシールリング
56によって水密を保っており、この弾性ゴムシールリ
ング56は、その後方に取り付けられたストップリング
48によって抜け止めされている。
【0005】この編組接続部を有するコネクタは、図6
に示すようなシールド電線の端末処理を行いながら形成
される。即ち、先ず、図6(A)に示すように、シール
ド電線18の端末を段剥ぎして心線18A、絶縁被覆1
8B、編組18Cを段階的に露出する。外被18Dの先
端面から編組18Cの先端までの長さA、外被18Dの
先端面から絶縁被覆18Bの先端までの長さB及び外被
18Dの先端面から心線18Aの先端までの長さCは、
後に述べる理由からそれぞれ厳密に設定される。
【0006】次いで、図6(B)に示すように、シール
ド電線18の上にストップリング48と弾性ゴムシール
リング56を挿通し、更に図6(C)に示すように、バ
ックアップリング54及びシールドリング52を挿通
し、その後、図6(D)に示すように、心線18Aの先
端にコネクタ端子(図示の形態では雌端子)26を圧着
する。最後に、図6(E)に示すように、編組18Cの
自由端をシールドリング52に沿って折り返した状態で
シールド電線18をコネクタハウジング28内に挿入
し、コネクタ端子26をコネクタハウジング28内に固
定し、また弾性ゴムシールリング56及びストップリン
グ48を所定位置にセットしてコネクタの組立を終了す
る。
【0007】しかし、シールド電線の端末処理を手作業
で行う場合には、図4(A)の寸法A、B、Cにばらつ
きが生じ易く、このためシールドコネクタを高い信頼性
を持って形成することができない。即ち、もし、図6
(A)の寸法A、B、Cのいずれか又は全部がが所定の
寸法よりも長すぎると、シールド筒体38の突出環部5
0の傾斜テーパ面50aに向けてシールド電線18の編
組18Cの折り返し部の押し付け力が不足するため編組
18Cとシールド筒体38との電気的接続が不完全とな
る。また、これらの寸法A、B、Cのいずれか又は全部
が長すぎると、コネクタ端子26がコネクタハウジング
28内に固定することができない等の不具合が生ずる。
【0008】また、シールド電線を自動段剥ぎ機で段剥
ぎする場合には、寸法A、B、Cの精度を向上すること
ができるが、編組18Cにひげが残ることがあり、この
ひげはコネクタ端子26又は心線18Aを短絡すること
があって好ましくない。更に、いずれの場合も、シール
ド電線の端末処理に多数の部品を必要とするので、コネ
クタの組立が煩雑になる上に部品点数の増加で不経済と
なる欠点があった。
【0009】一方、シールド電線の編組に筒状の接触子
を圧着し、コネクタハウジングのインナハウジングの外
面にシールド筒体を設けて筒状の圧着子をシールド筒体
に摺動自在に嵌合してシールド電線の編組とシールド筒
体とを接続することが提案されている(特開平8−25
0219号公報参照)。
【0010】この編組接続部は、シールド電線の端末処
理が容易となるが、筒状接触子とシールド筒体との直径
方向の寸法精度が低いと、同様に編組とシールド筒体と
の電気的接触が不完全となる欠点があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する1つの課題は、シールド電線の編組とコネクタハウ
ジング内のシールド筒体とを、高い寸法精度を必要とす
ることなく、容易に電気的に接続することができるシー
ルドコネクタ及びその製造方法を提供することにある。
【0012】本発明が解決しようとする他の課題は、シ
ールド電線の編組とコネクタハウス内のシールド筒体と
を可及的に少ない部品点数で接続することができるシー
ルドコネクタ及びその製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の課題解決
手段は、シールドコネクタのコネクタハウジング内に挿
入されるシールド電線の編組とコネクタハウジング内の
シールド筒体との間を接続するシールドコネクタにおい
て、コネクタハウジングのシールド筒体とシールド電線
の編組との間に導電性を有する弾性ゴムシール部材を介
在したことを特徴とするシールドコネクタを提供するこ
とにある。
【0014】本発明の第2の課題解決手段は、第1の課
題解決手段によるシールドコネクタであって、弾性ゴム
シール部材は、シールド電線の編組に圧着リングで圧着
されていることを特徴とするシールドコネクタを提供す
ることにある。
【0015】本発明の第3の課題解決手段は、シールド
コネクタのコネクタハウジング内に挿入されるシールド
電線の編組と前記コネクタハウジング内のシールド筒体
との間を接続するシールドコネクタの製造方法におい
て、シールド電線の編組の上に導電性を有する弾性ゴム
シール部材を挿通し、その後シールド電線の端部をコネ
クタハウジング内のシールド筒体に挿入してシールド電
線の編組とコネクタハウジングのシールド筒体との間に
弾性ゴムシール部材が介在するようにしたことを特徴と
するシールドコネクタの製造方法を提供することにあ
る。。
【0016】本発明の第4の課題解決手段は、第3の課
題解決手段によるシールドコネクタの製造方法であっ
て、弾性ゴムシール部材は、シールド電線の編組に挿通
した後シールド電線の編祖に圧着リングによって圧着
し、その後シールド電線の端部をコネクタハウジング内
に挿入することを特徴とするシールドコネクタの製造方
法を提供することにある。。
【0017】本発明の第5の課題解決手段は、第4の課
題解決手段によるシールドコネクタの製造方法であっ
て、シールド電線の編組の上に補助リングを圧着した後
編組の延長部を補助リングの上に折り返し、その後圧着
リングを圧着することを特徴とするシールドコネクタの
製造方法を提供することにある。
【0018】このように、コネクタハウジングのシール
ド筒体とシールド電線の編組との間に導電性を有する弾
性ゴムシール部材を介在すると、弾性ゴムシールド部材
の径方向の弾性変形によって軸線方向にも径方向にも高
い寸法精度を必要とすることなく、コネクタハウジング
内のシールド筒体とシールド電線の編組とを確実に電気
的に接続することができる。
【0019】また、編組接続部を組み立てるのに必要な
部品点数を低減することができるので、シールドコネク
タを簡単な組立工程数で経済的に組み立てることができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して詳細に述べると、図1は本発明の1つの実施の形態
による編組接続部12を有するシールドコネクタ10を
示し、このシールドコネクタ10は、図示しない電気機
器等に設けられた雄コネクタ14とシールド電線18に
接続された雌コネクタ16とから成っている。
【0021】雄コネクタ14は、図1には、雄コネクタ
端子20とコネクタハウジング22とから成り、コネク
タハウジング22の内面にはシールド筒体24が設けら
れている。コネクタハウジング22は、ポリブチレンテ
レフタレート(PBT)、ナイロンあるいはポリプロピ
レン(PP)等の合成樹脂から作られ、シールド筒体2
4は、金属又は導電性プラスチックから作られている。
この雄コネクタ14は、黄銅又は銅合金から作られ、雌
コネクタ16に図1に示すように係入されて結合される
が、その詳細は後に述べる。
【0022】雌コネクタ16は、雄コネクタ端子20が
弾性的に差し込まれる雌コネクタ端子26とコネクタハ
ウジング28とから成っている。雌コネクタ端子26も
雄コネクタ端子20と同様に黄銅又は銅合金から作ら
れ、またコネクタハウジング28も雄側のコネクタハウ
ジング22と同様にPBT、ナイロンあるいはPPなど
の合成樹脂から作られている。コネクタハウジング28
は、内外のハウジング部分30、32から成り、雌コネ
クタ端子26は、内部ハウジング部分30にフロントホ
ルダー34を介して保持され、また内部ハウジング部分
30に形成された係止ランス30aによって抜け止めさ
れている。フロントホルダー34は、図示のように、内
部ハウジング部分30の内外両面にわたって覆うように
取り付けられており、これも雌コネクタ端子26と同様
に係止ランス30aによって保持されている。フロント
ホルダー34は、PBT、ナイロンあるいはPP等の合
成樹脂から作られている。
【0023】外部ハウジング部分32は、フロントホル
ダー34との間に雄コネクタ14のコネクタハウジング
22とその内面のシールド筒体24とが入り込む環状空
間36を形成するハウジング主体部分32Aとこのハウ
ジング主体部分32Aに連続して一体に形成された小径
部分32Bとから成り、この小径部分32Bの内面とフ
ロントホルダー34の外面とに跨ってシールド筒体38
が設けられている。このシールド筒体38も金属又は導
電性プラスチックから作られている。
【0024】フロントホルダー34の外側部分34Aの
外面には雌雄のコネクタ14、16が結合されたときに
それぞれのシールド筒体24と38とを相互に押し付け
てこれらのシールド筒体24、38を電気的に接触させ
る弾性ゴムシール部材40が取り付けられている。
【0025】本発明の編組接続部12は、シールド電線
18の編組18Cとコネクタハウジング28の外部ハウ
シング部分32内のシールド筒体38との間を電気的に
(又は付加的には機械的に)接続するように、外部ハウ
ジング部分32内のシールド筒体38とシールド電線1
8の編組18Cとの間に介在されたリングの形態の導電
性を有する弾性ゴムシール部材42から成っている。こ
の弾性ゴムシール部材42は、例えば、金属粉末又は黒
鉛粉末等の導電性粒子を練り込んだシリコンゴム又はN
BRゴム等のゴム材料から作られる。
【0026】図示の形態では、弾性ゴムシール部材42
は、シールド電線18の編組18Cの上に金属帯を巻き
付けるか圧着リングを圧着して取り付けられた固定部材
44で固定されており、従って、弾性ゴムシール部材4
2は、軸線方向にずれるのが防止される。更に、図示の
形態では、シールド電線18の編組18Cの上に固定部
材4と同様の材料で取り付けられた補助固定部材46が
固定され、編組18Cの延長部18cはこの補助固定部
材46の上に折り返されており、固定部材44は、この
編組18の折り返し延長部18cの上に固定されてい
る。
【0027】図示の形態では、弾性ゴムシール部材42
の後方でシールド筒体38とシー路津電線18の外被1
8Dとの間にはストップリング48が配置され、このス
トップリング48は、弾性ゴムシール部材42を抜け止
めしている。このストップリング48は、PBT、ナイ
ロンあるいはPP等の合成樹脂から作られている。この
ストップリング48は、既に述べたように、弾性ゴムシ
ール部材42が固定部材44によって固定されている場
合には、必ずしも必要としない。
【0028】次に、本発明の編組接続部12を有するシ
ールドコネクタ10の組立方法を図2を参照して述べる
と、先ず、図2(A)に示すように、シールド電線18
の端末を段剥ぎして心線18A、絶縁被覆18B、編組
18Cを段階的に露出する。シールド電線18の外被1
8Dの先端面から編組18Cの先端までの長さD、外被
18Dの先端面から絶縁被覆18Bの先端までの長さE
及び外被18Dの先端面から心線18Aの先端までの長
さFは、後に述べる理由からそれほど厳格に設定される
必要はない。
【0029】次いで、図2(B)に示すように、シール
ド電線18の編組18Cの上に補助固定部材46を金属
帯の巻き付けか圧着リングの圧着によって固定する。そ
の後、図2(C)に示すように、シールド電線18の上
にストップリング48を挿通すると共に、編組18Cの
自由端である延長部18cを補助固定部材46の上に折
り返す。更に、図2(D)に示すように、リング状の弾
性ゴムシール部材42をシールド電線18の外被18D
と編組18Cの折り返し延長部18cとに跨って被せ、
また補助固定部材46に相応して固定部材44を金属帯
の巻き付けか圧着リングの圧着によって固定する。補助
固定部材46は、固定部材44を固定する際の土台とな
るため、固定部材44の固定を堅固にするのに役立つ。
尚、図示の形態では、固定部材44及び補助固定部材4
6が圧着リングの形態であるのが示されている。
【0030】その後、図2(E)に示すように、心線1
8Aの先端に雌コネクタ端子26を圧着し、このように
端末処理されたシールド電線18を雌コネクタ端子26
と共にコネクタハウジング28内に挿入し、雌コネクタ
端子26をコネクタハウジング28の内部ハンジング部
分30に固定し、またストップリング48を所定位置に
セットしてコネクタの組立を終了する。
【0031】図1から解るように、コネクタハウジング
28内のシールド筒体18とシールド電線18の編組1
8Cとは、これらの間に弾性的に圧縮された状態で配置
される導電性を有する弾性ゴムシール部材42によって
電気的に接続されるので、従来技術のように軸線方向の
押し付けや筒状接触子とシールド筒体との摺動自在な接
触によって電気的に接続される場合のように軸線方向や
径方向の寸法精度を要求されることがない。
【0032】また、固定部材と補助固定部材とが同一部
品であり、また弾性ゴムシール部材42を固定部材44
で固定する場合には、ストップリング48は省略するこ
とができ、従って編組接続部の所要部品点数は、図3及
び図4の従来技術に比べて低減することができる。
【0033】尚、上記実施の形態では、編組18Cは補
助固定部材46で折り返したが、これは、特にシールド
電線18を自働機械で端末処理する場合に編組18Cに
ひげが生ずるような場合に、ひげによってコネクタ端子
26及び心線18Aが短絡することがなくなるので有利
であるが、編組18Cにひげが生ずることがなければ、
補助固定部材46が導電性を有する限り、この折り返し
は必ずしも必要としないし、従って編組18Cの延長部
18cを必要としない。また、図示の形態では、固定部
材44及び補助固定部材46を用いたが、図3に示すよ
うに、補助固定部材46を省略してもよいし、更に、図
4に示すように、固定部材44及び補助固定部材46の
両方を省略してもよい。図3及び図4の形態では、弾性
ゴムシール部材42とシールド電線18Cとの電気的接
続が良好となるように、この弾性ゴムシール部材42
は、編組18Cとシールド筒体38との間では肉厚とす
るのが好ましい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、コネク
タハウジングのシールド筒体とシールド電線の編組との
間に導電性を有する弾性ゴムシール部材を介在したの
で、弾性ゴムシールド部材の径方向の弾性変形によって
軸線方向にも径方向にも高い寸法精度を必要とすること
なく、コネクタハウジング内のシールド筒体とシールド
電線の編組とを確実に電気的に接続することができる。
【0035】また、編組接続部を組み立てるのに必要な
部品点数を低減することができるので、シールドコネク
タを簡単な組立工程数で経済的に組み立てることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態による編組接続部を
有するシールドコネクタの結合状態の縦断面図である。
【図2】図1のシールドコネクタの組立方法を工程順に
説明する図であり、同図(A)はシールド電線を段剥ぎ
した状態の斜視図、同図(B)はシールド電線の編組の
上に補助固定部材(圧着リング)を固定する状態の斜視
図、同図(C)はシールド電線の上にストップリングを
挿通し編組を補助固定部材の上に折り返した状態の斜視
図、同図(D)はリング状の弾性ゴムシール部材をシー
ルド電線の外被と編組の折り返し延長部とに跨って被
せ、その上に固定部材(圧着リング)を固定した状態の
斜視図、同図(E)は心線の先端に雌コネクタ端子を圧
着した状態の斜視図である。
【図3】本発明の他の実施の形態によるシールドコネク
タの要部の拡大断面図である。
【図4】本発明の更に他の実施の形態によるシールドコ
ネクタの要部の拡大断面図である。
【図5】従来技術のシールドコネクタの雌コネクタのみ
の縦断面図である。
【図6】図5の従来技術のシールドコネクタの組立方法
を工程順に説明する図であり、同図(A)はシールド電
線を段剥ぎした状態の斜視図、同図(B)はシールド電
線の上にストップリングと弾性ゴムシールリングを挿通
した状態の斜視図、同図(C)はシールド電線の編組上
にバックアップリング及びシールドリングを挿通した状
態の斜視図、同図(D)は心線の先端に雌コネクタ端子
を圧着した状態の斜視図、同図(E)はシールド電線の
編祖をシールドリングの上に折り返した状態の斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 シールドコネクタ 12 編組接続部 14 雄コネクタ 16 雌コネクタ 18 シールド電線 18A 心線 18B 絶縁被覆 18C 編組 18c 編組18Cの延長部 18D 外被 20 雄コネクタ端子 22 コネクタハウジング 24 シールド筒体 26 雌コネクタ端子 28 コネクタハウジング 30 内部ハウジング部分 30a 係止ランス 32 外部ハウジング部分 32A ハウジング主体部分 32B 小径部分 34 フロントホルダー 36 環状空間 38 シールド筒体 40 弾性押付け部材 42 導電性を有する弾性ゴムシール部材 44 固定部材 46 補助固定部材 48 ストップリング 50 突出環部 50a 傾斜テーパ面 52 シールドリング 54 バックアップリング 56 弾性シールリング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールドコネクタのコネクタハウジング
    内に挿入されるシールド電線の編組と前記コネクタハウ
    ジング内のシールド筒体との間を接続するシールドコネ
    クタにおいて、前記コネクタハウジングのシールド筒体
    と前記シールド電線の編組との間に導電性を有する弾性
    ゴムシール部材を介在したことを特徴とするシールドコ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシールドコネクタであ
    って、前記弾性ゴムシール部材は、前記シールド電線の
    編組に圧着リングで圧着されていることを特徴とするシ
    ールドコネクタ。
  3. 【請求項3】 シールドコネクタのコネクタハウジング
    内に挿入されるシールド電線の編組と前記コネクタハウ
    ジング内のシールド筒体との間を接続するシールドコネ
    クタの製造方法において、前記シールド電線の編組の上
    に導電性を有する弾性ゴムシール部材を挿通し、その後
    前記シールド電線の端部を前記コネクタハウジング内の
    前記シールド筒体に挿入して前記シールド電線の編組と
    前記コネクタハウジングの前記シールド筒体との間に前
    記弾性ゴムシール部材が介在するようにしたことを特徴
    とするシールドコネクタの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のシールドコネクタの製
    造方法であって、前記弾性ゴムシール部材は、前記シー
    ルド電線の編組に挿通した後前記シールド電線の編祖に
    圧着リングによって圧着し、その後前記シールド電線の
    端部を前記コネクタハウジング内に挿入することを特徴
    とするシールドコネクタの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のシールドコネクタの製
    造方法であって、前記シールド電線の編組の上に補助リ
    ングを圧着した後前記編組の延長部を前記補助リングの
    上に折り返し、その後前記圧着リングを圧着することを
    特徴とするシールドコネクタの製造方法。
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