JPH0132693Y2 - - Google Patents

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JPH0132693Y2
JPH0132693Y2 JP1983121077U JP12107783U JPH0132693Y2 JP H0132693 Y2 JPH0132693 Y2 JP H0132693Y2 JP 1983121077 U JP1983121077 U JP 1983121077U JP 12107783 U JP12107783 U JP 12107783U JP H0132693 Y2 JPH0132693 Y2 JP H0132693Y2
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terminal
fitting
locking
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JP1983121077U
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JPS6029368U (ja
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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、コンセントなどの配線器具に係り、
電線挿入孔から挿入された電線を端子金具の端子
部と鎖錠端子板との間に案内する電線の案内構造
に関する。
(従来の技術) 従来のコンセントなどの配線器具は、例えば、
実開昭55−3827号公報に記載されているように、
端子金具の端子部を形成する側壁に、この端子部
を収納する基台の電線挿入孔から挿入した電線を
案内する規制板部を折曲形成した構造が採られて
いた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の配線器具では、基台内に収納した端
子金具が位置ずれしていると、電線挿入孔から挿
入した電線の挿入時に規制板部に案内されず、電
線の接続が不安定となる問題を有している。
本考案は、上記問題点に鑑みなされたもので、
端子金具の端子部に嵌合された鎖錠端子板を基台
内の所定位置に保持するとともに、電線の挿入時
に確実に端子金具の端子部に案内されて確実に端
子部と電線とを接続することができる配線器具を
提供するものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の配線器具は、端子部が対向して設けら
れた一対の側壁によつて形成されこの一対の側壁
間に鎖錠端子板嵌合部を有する端子金具と、この
端子金具の嵌合部に収納され前記一方の側壁に対
向され電線をこの側壁との間で係止する鎖錠片と
この一方の側壁に対向され電線をこの側壁との間
で抑える抑え片とを有する鎖錠端子板と、上記端
子金具を収納する収納部を有しこの収納部の底部
にこの端子金具の端子部の一方の側壁と鎖錠片お
よび抑え片とに対向して開口された電線挿入孔を
有する基台と、この基台の上面開口部を覆うカバ
ーとを備え、前記基台の各収納部にこの収納部に
収納された前記端子金具の嵌合部に嵌合された鎖
錠端子板の側方に位置され前記電線挿入孔に近接
してこの電線挿入孔から挿入された電線を前記端
子部の側壁と前記鎖錠端子板との間に案内すると
ともに前記鎖錠片を保持するガイド部を底部から
上方に向けて突出し、前記基台に形成したガイド
部の上部に位置してこのガイド部と略同一面で前
記鎖錠端子板の側方に位置される規制板部を前記
端子金具の端子部の一方の側壁から一体に折曲形
成したことを特徴とするものである。
(作用) 本考案の配線器具は、電線の芯線を基台の電線
挿通孔から挿入すると、電線は基台のガイド部に
沿つて案内されて端子金具の端子部の一方の側壁
と鎖錠端子板の鎖錠片および抑え片との間から側
方に外れることなく案内されるとともに、さらに
このガイド部から略同一面に端子金具の端子部に
形成した規制板部に案内されて電線は端子金具の
端子部の一方の側壁と鎖錠端子板の抑え片との側
方に外れることなく、電線は挿入され、この状態
で、電線の芯線は鎖錠片と端子部に挟着接続され
て抑え片にて保持される。そして電線の接続後に
電線の曲げ、引張り、捻りおよびねじりなどによ
る外力が作用しても、基台と一体のガイド部の上
部は端子金具の規制板部が位置され、基台は高さ
を低くでき、強度が高く、破損されることがない
とともに、端子金具と一体の規制板部により電線
と端子部との接触不良が生じることがない。
(実施例) 本考案の一実施例の構成を図面について説明す
る。
1は端子金具で、銅合金などの弾性を有する導
電性金具によつて一体に形成され、この端子金具
1は中央部に端子部2を有している。この端子部
2は、底板3の両側縁部から上方に向かつて相対
して折曲された一対の側壁4,5にて形成され、
この端子部2間に上方に開口した略コ字状の嵌合
部6が形成されている。また前記底板3には開口
部7が形成され、さらに上記一方の側壁4には中
間部を下端から切り欠くことによつて一対の脚部
8が形成され、この各脚部8の外側縁から他方の
側壁5に向かつて規制板部8aが折曲形成されて
いる。さらに上記他方の側壁5には中央部に窓孔
9が設けられている。
上記端子部2の両側端部に一対のプラグ刃受1
0が設けられ、このプラグ刃受10は上記底板3
の両端から上方に向かつて側片11が折曲形成さ
れ、この両側の側片11の先端上部から接触部1
2が連設されて形成されている。
このように前記端子金具1は、離間する一対の
プラグ刃受10間に端子部2が一体に形成され、
この端子部2の嵌合部6における一対の側壁4,
5は一対のプラグ刃受10を結ぶ線と交叉する方
向に沿つて対向して設けられ、かつ端子部2の嵌
合部6は一対のプラグ刃受10と同一方向の上方
に開口している。
13は上記端子金具の端子部2における嵌合部
6に収納される一対の自己鎖錠形の鎖錠端子板
で、銅合金などの弾性を有する導電性金属板で一
体に形成され、この鎖錠端子板13は、平行に設
けた一対の基片14の下端部から先端部を上部外
側方に向かつて傾斜した鎖錠片15が連設されて
いる。また上記一対の基片14の上端部から先端
部を略U字状に屈曲した抑え片16が連設されて
いる。さらに上記一対の基片14は中間部におい
て連結片で一体に連結されている。
この鎖錠端子板13は端子金具1の端子部2に
おける嵌合部6内にその上面の開口部から挿入収
納し、基片14を他方の側壁5に当接するととも
に、かつ、各鎖錠片15と抑え片16の先端の一
部を一方側壁4の脚部8の内側に当接する。
18は一対の前記端子金具1を収納する基台
で、絶縁性合成樹脂によつて成型され、この基台
18には端子金具1をその端子部2における嵌合
部6の開口を上方に向けて適合収納する一対の収
納部19が平行的に設けられ、この各収納部19
の中央部において、端子金具1の開口部7内にお
ける位置において端子部2の両側で前記端子金具
1に嵌合された鎖錠端子板13の側方に位置する
ガイド部20が上方に向かつて底部から突設さ
れ、このガイド部20の上部に第3図に示すよう
に、前記端子金具1の端子部2の一方の側壁4の
両側から折曲形成した規制板部8aが連設され、
このガイド部20と規制板部8aとが略同一面と
なるようになつている。
またこの両ガイド部20の近傍に位置して電線
挿入孔21および中央部に解除孔22が形成され
ている。
そして、この基台18の電線挿入孔21から挿
入された電線はガイド部20に沿つて端子部2の
一方の側壁4の脚部8と鎖錠端子板13の鎖錠片
15および抑え片16の間に挿着され、この側壁
4と鎖錠端子板13の鎖錠片15および抑え片1
6の間から側方に外れることがなく、さらにこの
ガイド部20の上部に位置されている前記端子金
具1の端子部2に形成した規制片部8aに沿つて
端子部2の一方の側壁4の脚部8と鎖錠端子板1
3の抑え片16との間に側壁4と鎖錠端子板13
の抑え片16の側方に外れることなく挿着され
る。また前記解除孔22には、鎖錠端子板13の
鎖錠片15を押圧し電線の接続を解除するリリー
ス釦(図示せず)が配置されている。
23は上記基台18の上面開口部に被嵌される
カバーで、絶縁性合成樹脂にて成型され、このカ
バー23には両端に各一対のプラグ刃挿入孔24
が形成され、上記カバー23を基台18の上面開
口部に被嵌して端子金具1および鎖錠端子板13
を覆い、各プラグ刃挿入孔24を各プラグ刃受1
0ににそれぞれ対応させる。
なお、前記基台18とカバー23とは、例え
ば、図示しないサポート金具によつて固定する。
次にこの実施例の作用を説明する。
電線の芯線を基台18の各電線挿入孔21から
挿入すると、電線の芯線は基台18のガイド部2
0に沿つて案内されて、端子部2の各脚部8に於
ける側壁4の内面に沿つて挿入され、鎖錠端子板
13の鎖錠片15と端子部2の各脚部8との間に
挿入され、さらに電線の芯線は基台18のガイド
部20上部に配置されている端子金具2に形成し
たガイド部8aに沿つて案内されて、端子部2の
各脚部8に於ける側壁4の内面に沿つて挿入さ
れ、鎖錠端子板13の抑え片16と端子部2の各
脚部8との間に挿入され、電線は鎖錠端子板13
の鎖錠片15および抑え片16の側方に外れるこ
とがなく、端子部2の電線は鎖錠片15と抑え片
16とで端子金具1の脚部8に押圧接続される。
またカバー23のプラグ刃挿入孔24からプラグ
刃(図示せず)を挿入すると、端子金具1のプラ
グ刃挿入部10内に挿入接続される。
そして電線の接続状態時に、電線に加わる曲
げ、引張り、捻りおよびねじり力が作用しても、
基台18のガイド部20の上部に端子金具1のガ
イド部8aが位置されており、基台18からのガ
イド部20のみを基台18の上面まで延在させた
構造に比べてガイド部20の高さを低くでき、強
度が保持されるとともに端子金具1の規制板部8
aで補強され、基台のガイド部が破損されること
がない。
また電線の接続を外す場合には、基台18の解
除孔22からリリース釦またはドライバーなどを
挿入して鎖錠端子板13の下方の鎖錠片15を押
し上げると、電線の係止が解かれ、電線を引き抜
くことができる。
なおリリース釦を設けた構造では、端子金具1
に組込んだ鎖錠端子板13によつてリリース釦も
所定位置に保持される。
前記実施例では、コンセントについて説明した
が、コンセントに限られるものではなく、各種配
線器具に適用できる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、電線は基台に形成したガイド
部と端子金具に形成した規制板部とに沿つて案内
されて端子金具と鎖錠端子板との間に挿入されて
電線は一定位置に保持され、端子金具と鎖錠端子
板の鎖錠片および抑え片との間の側方に外れるこ
とがなく、電線の接続が確実になるとともに、基
台のガイド部によつて鎖錠端子板も一定位置に保
持され、端子金具の移動による影響を受けないの
で、位置ずれがなく、電線の接続に対して安定化
をはかることができ、さらに基台のガイド部は基
台の底部から上方に向かつて形成するとともに、
この基台の上部に端子金具の規制板部を略同位置
面位置させたので、基台のガイド部の高さを低く
でき、ガイド部の突出高さを鎖錠端子板の抑え片
部の位置まで延ばした構造に比べ強度が高く、し
かも基台のガイド部が端子金具の規制板部によつ
て延長され、端子金具と鎖錠端子板の上部との間
の電線が側方に外れることがなく、ガイド部の上
部が端子金具で補強され、電線の挿入、接続後に
電線を曲げたり、引張り、捻り、およびねじり力
を加えても、基台のガイド部が破損するおそれが
ないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す配線器具の分
解斜視図、第2図は同上縦断側面図、第3図は同
上−線部の断面図である。 1……端子金具、2……端子部、4,5……側
壁、8a……端子金具1のガイド部、13……鎖
錠端子板、15……鎖錠片、16……抑え片、1
8……基台、20……基台18のガイド部、21
……電線挿入孔、23……カバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 端子部が対向して設けられた一対の側壁によつ
    て形成されこの一対の側壁間に鎖錠端子板嵌合部
    を有する端子金具と、 この端子金具の嵌合部に収納され前記一方の側
    壁に対向され電線をこの側壁との間で係止する鎖
    錠片とこの一方の側壁に対向され電線をこの側壁
    との間で抑える抑え片とを有する鎖錠端子板と、 上記端子金具を収納する収納部を有しこの収納
    部の底部にこの端子金具の端子部の一方の側壁と
    鎖錠片および抑え片とに対向して開口された電線
    挿入孔を有する基台と、 この基台の上面開口部を覆うカバーとを備え、 前記基台の各収納部にこの収納部に収納された
    前記端子金具の嵌合部に嵌合された鎖錠端子板の
    側方に位置され前記電線挿入孔に近接してこの電
    線挿入孔から挿入された電線を前記端子部の側壁
    と前記鎖錠端子板との間に案内するとともに前記
    鎖錠片を保持するガイド部を底部から上方に向け
    て突出し、 前記基台に形成したガイド部の上部に位置して
    このガイド部と略同一面で前記鎖錠端子板の側方
    に位置される規制板部を前記端子金具の端子部の
    一方の側壁から一体に折曲形成したことを特徴と
    する配線器具。
JP12107783U 1983-08-03 1983-08-03 配線器具 Granted JPS6029368U (ja)

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JP12107783U JPS6029368U (ja) 1983-08-03 1983-08-03 配線器具

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JP12107783U JPS6029368U (ja) 1983-08-03 1983-08-03 配線器具

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Publication Number Publication Date
JPS6029368U JPS6029368U (ja) 1985-02-27
JPH0132693Y2 true JPH0132693Y2 (ja) 1989-10-05

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JP12107783U Granted JPS6029368U (ja) 1983-08-03 1983-08-03 配線器具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5472683U (ja) * 1977-11-01 1979-05-23

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JPS6029368U (ja) 1985-02-27

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