JPH08298712A - ヒュージブルリンク用接続箱 - Google Patents
ヒュージブルリンク用接続箱Info
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- JPH08298712A JPH08298712A JP7102268A JP10226895A JPH08298712A JP H08298712 A JPH08298712 A JP H08298712A JP 7102268 A JP7102268 A JP 7102268A JP 10226895 A JP10226895 A JP 10226895A JP H08298712 A JPH08298712 A JP H08298712A
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- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/20—Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof
- H01H85/203—Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof for fuses with blade type terminals
- H01H85/2035—Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof for fuses with blade type terminals for miniature fuses with parallel side contacts
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- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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- H01H85/20—Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof
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- H—ELECTRICITY
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- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
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- H01H85/20—Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof
- H01H85/205—Electric connections to contacts on the base
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 大型の雄型ヒュージブルリンクと小型の雌型
ヒュージブルリンクとが共通に接続できるヒュージブル
リンク用接続箱を提供する。 【構成】 ヒュージブルリンク用接続箱１において、基
部本体２上部の升状部９の底部５に大型の雄型ヒュージ
ブルリンク４１の端子脚４２を装着する一対の透孔対６
が設けられると共に、透孔対６の内側に小型の雌型ヒュ
ージブルリンク４８を接続する一対の端子片１２が設け
られている。この端子片１２は底部５から垂下された中
央壁部１０の両側に装着されるターミナルナット４６に
リード線端子４５と共締めされるバスバー３の上端に突
設されている。
ヒュージブルリンクとが共通に接続できるヒュージブル
リンク用接続箱を提供する。 【構成】 ヒュージブルリンク用接続箱１において、基
部本体２上部の升状部９の底部５に大型の雄型ヒュージ
ブルリンク４１の端子脚４２を装着する一対の透孔対６
が設けられると共に、透孔対６の内側に小型の雌型ヒュ
ージブルリンク４８を接続する一対の端子片１２が設け
られている。この端子片１２は底部５から垂下された中
央壁部１０の両側に装着されるターミナルナット４６に
リード線端子４５と共締めされるバスバー３の上端に突
設されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒュージブルリンク用
の接続箱に関し、特に車両などにおける電源回路保護の
ために用いられる外形寸法の異なる少なくとも２種類の
ヒュージブルリンクに適合する汎用性を有するヒュージ
ブルリンク用接続箱に関する。
の接続箱に関し、特に車両などにおける電源回路保護の
ために用いられる外形寸法の異なる少なくとも２種類の
ヒュージブルリンクに適合する汎用性を有するヒュージ
ブルリンク用接続箱に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動車等に搭載される電装機器の
電気系統の保護用に使用されるヒュージブルリンクには
その定格電流に応じて様々な外形寸法を有するものが規
格化されており、特にハイグレードな自動車には、１台
につき複数種類のヒュージブルリンクが使用されてい
る。したがって、各電装機器とバッテリ電源との間に取
り付けられたヒュージブルリンク用接続箱の所要寸法も
２種類以上のものが要求されることになる。
電気系統の保護用に使用されるヒュージブルリンクには
その定格電流に応じて様々な外形寸法を有するものが規
格化されており、特にハイグレードな自動車には、１台
につき複数種類のヒュージブルリンクが使用されてい
る。したがって、各電装機器とバッテリ電源との間に取
り付けられたヒュージブルリンク用接続箱の所要寸法も
２種類以上のものが要求されることになる。
【０００３】図７は従来の大型の雄型ヒュージブルリン
ク用接続箱の断面図である。このヒュージブルリンク用
接続箱５１は、大型の雄型ヒュージブルリンク４１の端
子脚４２を装着するために互いに平行で細長い透孔対５
３を底部５２に穿設した升状部５６を備えている。ま
た、透孔対５３に沿って升状部５６下面から垂下させた
壁面の両側にリード線端子４５を接続するターミナルナ
ット４６を備えた中央壁部５７と、ターミナルナット４
６に螺合するボルト４７を備えている。
ク用接続箱の断面図である。このヒュージブルリンク用
接続箱５１は、大型の雄型ヒュージブルリンク４１の端
子脚４２を装着するために互いに平行で細長い透孔対５
３を底部５２に穿設した升状部５６を備えている。ま
た、透孔対５３に沿って升状部５６下面から垂下させた
壁面の両側にリード線端子４５を接続するターミナルナ
ット４６を備えた中央壁部５７と、ターミナルナット４
６に螺合するボルト４７を備えている。
【０００４】また、図５は大型の雄型ヒュージブルリン
クの斜視図である。この雄型ヒュージブルリンク４１
は、ヒューズが収納された合成樹脂からなるハウジング
４３の下面に離間距離Ｚ１を保って１対の端子脚４２が
平行に垂設されている。この端子脚４２には逆Ｕ字形の
切欠き４４が設けられていると共に、各端子脚４２の両
側端には内側に折り返されたフランジ４２ａが設けられ
ている。
クの斜視図である。この雄型ヒュージブルリンク４１
は、ヒューズが収納された合成樹脂からなるハウジング
４３の下面に離間距離Ｚ１を保って１対の端子脚４２が
平行に垂設されている。この端子脚４２には逆Ｕ字形の
切欠き４４が設けられていると共に、各端子脚４２の両
側端には内側に折り返されたフランジ４２ａが設けられ
ている。
【０００５】さらに、図６は小型の雌型ヒュージブルリ
ンクの斜視図である。この雌型ヒュージブルリンク４８
には下面に離間距離Ｚ２を保って１対の端子穴４９が平
行に設けられている。この離間距離Ｚ２は前述した大型
の雄型ヒュージブルリンク４１の離間距離Ｚ１よりも小
さく設定されている。
ンクの斜視図である。この雌型ヒュージブルリンク４８
には下面に離間距離Ｚ２を保って１対の端子穴４９が平
行に設けられている。この離間距離Ｚ２は前述した大型
の雄型ヒュージブルリンク４１の離間距離Ｚ１よりも小
さく設定されている。
【０００６】上記構成のヒュージブルリンク用接続箱５
１においては、先ず雄型ヒュージブルリンク４１の端子
脚４２が底部５２の透孔対５３に位置決めされて升状部
５６に嵌入されると、雄型ヒュージブルリンク４１のハ
ウジング４３は周壁５４に案内されて底部５２に当接さ
れる。このとき、端子脚４２には切欠き４４が設けられ
ているからボルト４７に干渉せずにリード線端子４５と
ターミナルナット４６の間に嵌入される。そして、端子
脚４２がボルト４７によりリード線端子４５と共締めさ
れる。
１においては、先ず雄型ヒュージブルリンク４１の端子
脚４２が底部５２の透孔対５３に位置決めされて升状部
５６に嵌入されると、雄型ヒュージブルリンク４１のハ
ウジング４３は周壁５４に案内されて底部５２に当接さ
れる。このとき、端子脚４２には切欠き４４が設けられ
ているからボルト４７に干渉せずにリード線端子４５と
ターミナルナット４６の間に嵌入される。そして、端子
脚４２がボルト４７によりリード線端子４５と共締めさ
れる。
【０００７】したがって、雄型ヒュージブルリンク４１
はヒュージブルリンク用接続箱内でリード線端子４５と
電気的に接続されるだけでなく、機械的にも強固に固定
されるから車両の振動にも強い信頼性の高いヒュージブ
ルリンク用接続箱を得ることができる。
はヒュージブルリンク用接続箱内でリード線端子４５と
電気的に接続されるだけでなく、機械的にも強固に固定
されるから車両の振動にも強い信頼性の高いヒュージブ
ルリンク用接続箱を得ることができる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のヒュージブルリンク用接続箱５１においては、大型
の雄型ヒュージブルリンク４１は接続できるが、上述し
た小型の雌型ヒュージブルリンクを接続するための突出
した端子が底部５２には設けられていないので、小型の
雌型ヒュージブルリンク４８を接続することができな
い。よって、一般に容量の大きい大型の雄型ヒュージブ
ルリンク４１と、一般に容量の小さい小型の雌型ヒュー
ジブルリンク４８は、それぞれ専用の接続箱を用意する
必要があり、コスト面と作業性の面で問題がある。
来のヒュージブルリンク用接続箱５１においては、大型
の雄型ヒュージブルリンク４１は接続できるが、上述し
た小型の雌型ヒュージブルリンクを接続するための突出
した端子が底部５２には設けられていないので、小型の
雌型ヒュージブルリンク４８を接続することができな
い。よって、一般に容量の大きい大型の雄型ヒュージブ
ルリンク４１と、一般に容量の小さい小型の雌型ヒュー
ジブルリンク４８は、それぞれ専用の接続箱を用意する
必要があり、コスト面と作業性の面で問題がある。
【０００９】本発明の目的は、上記課題にかんがみてな
されたものであり、大型の雄型ヒュージブルリンクと小
型の雌型ヒュージブルリンクとが共通に接続できるヒュ
ージブルリンク用接続箱を提供することにある。
されたものであり、大型の雄型ヒュージブルリンクと小
型の雌型ヒュージブルリンクとが共通に接続できるヒュ
ージブルリンク用接続箱を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、大
型の雄型ヒュージブルリンクの端子脚を透過するために
接続箱上部に配設された升状部の底部上に穿設された透
孔対と、該透孔対に沿って升状部下面から垂下され、両
側にリード線端子を接続するターミナルナットを装着し
た中央壁部とを具備したヒュージブルリンク用接続箱に
おいて、底部の透孔対内側から上方に突出して小型の雌
型ヒュージブルリンクを接続するための一対の端子片を
上端に備えたバスバーをターミナルナットに接続させる
ことを特徴とするヒュージブルリンク用接続箱によって
達成することができる。
型の雄型ヒュージブルリンクの端子脚を透過するために
接続箱上部に配設された升状部の底部上に穿設された透
孔対と、該透孔対に沿って升状部下面から垂下され、両
側にリード線端子を接続するターミナルナットを装着し
た中央壁部とを具備したヒュージブルリンク用接続箱に
おいて、底部の透孔対内側から上方に突出して小型の雌
型ヒュージブルリンクを接続するための一対の端子片を
上端に備えたバスバーをターミナルナットに接続させる
ことを特徴とするヒュージブルリンク用接続箱によって
達成することができる。
【００１１】また上記目的は、透孔対に係合する端子脚
を有する大型の雄型ヒュージブルリンクの下面に設けら
れた干渉防止部が、端子片を嵌入することによって達成
することができる。さらに上記目的は、升状部内に小型
の雌型ヒュージブルリンクを案内かつ保持するためのス
ペーサが装着されることによって達成することができ
る。
を有する大型の雄型ヒュージブルリンクの下面に設けら
れた干渉防止部が、端子片を嵌入することによって達成
することができる。さらに上記目的は、升状部内に小型
の雌型ヒュージブルリンクを案内かつ保持するためのス
ペーサが装着されることによって達成することができ
る。
【００１２】
【作用】本発明に係わる上記構成のヒュージブルリンク
用接続箱によれば、升状部の底部の透孔対内側から小型
の雌型ヒュージブルリンクを接続するための一対の端子
片を上方に突出させるバスバーをターミナルナットに接
続させるものである。したがって、大型の雄型ヒュージ
ブルリンクは端子脚が底部の透孔対に嵌入されることに
より接続できると共に、小型の雌型ヒュージブルリンク
は底部に突出した端子片に端子穴を嵌入させることによ
り接続できる。よって、ヒュージブルリンク用接続箱が
共用でき、作業効率の向上と共に製造コストの削減を図
ることができる。
用接続箱によれば、升状部の底部の透孔対内側から小型
の雌型ヒュージブルリンクを接続するための一対の端子
片を上方に突出させるバスバーをターミナルナットに接
続させるものである。したがって、大型の雄型ヒュージ
ブルリンクは端子脚が底部の透孔対に嵌入されることに
より接続できると共に、小型の雌型ヒュージブルリンク
は底部に突出した端子片に端子穴を嵌入させることによ
り接続できる。よって、ヒュージブルリンク用接続箱が
共用でき、作業効率の向上と共に製造コストの削減を図
ることができる。
【００１３】また、透孔対に係合する端子脚を有する大
型の雄型ヒュージブルリンクの下面に設けられた干渉防
止部が、バスバーの端子片を嵌入する。即ち、大型の雄
型ヒュージブルリンクが接続されたときに、小型の雌型
ヒュージブルリンク用の端子片が雄型ヒュージブルリン
クの干渉防止部に嵌入されるものである。したがって、
大型の雄型ヒュージブルリンクがより強固に接続される
ことになり、ヒュージブルリンク用接続箱の信頼性をよ
り向上させることができる。
型の雄型ヒュージブルリンクの下面に設けられた干渉防
止部が、バスバーの端子片を嵌入する。即ち、大型の雄
型ヒュージブルリンクが接続されたときに、小型の雌型
ヒュージブルリンク用の端子片が雄型ヒュージブルリン
クの干渉防止部に嵌入されるものである。したがって、
大型の雄型ヒュージブルリンクがより強固に接続される
ことになり、ヒュージブルリンク用接続箱の信頼性をよ
り向上させることができる。
【００１４】さらに、升状部内に小型の雌型ヒュージブ
ルリンクを案内かつ保持するためのスペーサが装着され
る。即ち、小型の雌型ヒュージブルリンクがヒュージブ
ルリンク用接続箱に接続されたときに、スペーサが升状
部に挿入されるので、小型の雌型ヒュージブルリンクは
スペーサに案内されると共に、より安定して保持される
ので作業性と信頼性の一層の向上を図ることができる。
ルリンクを案内かつ保持するためのスペーサが装着され
る。即ち、小型の雌型ヒュージブルリンクがヒュージブ
ルリンク用接続箱に接続されたときに、スペーサが升状
部に挿入されるので、小型の雌型ヒュージブルリンクは
スペーサに案内されると共に、より安定して保持される
ので作業性と信頼性の一層の向上を図ることができる。
【００１５】
【実施例】以下、本発明のヒュージブルリンク用接続箱
の一実施例を図１乃至図４に基ずいて詳細に説明する。
図１は本発明の一実施例を示す一部断面された斜視図、
図２は図１におけるバスバーの斜視図、図３は図１にお
けるヒュージブルリンク用接続箱に雄型ヒュージブルリ
ンクが接続された状態を示す断面図、図４は図１におけ
るヒュージブルリンク用接続箱に雌型ヒュージブルリン
クが接続された状態を示す断面図である。
の一実施例を図１乃至図４に基ずいて詳細に説明する。
図１は本発明の一実施例を示す一部断面された斜視図、
図２は図１におけるバスバーの斜視図、図３は図１にお
けるヒュージブルリンク用接続箱に雄型ヒュージブルリ
ンクが接続された状態を示す断面図、図４は図１におけ
るヒュージブルリンク用接続箱に雌型ヒュージブルリン
クが接続された状態を示す断面図である。
【００１６】図１に示すようにヒュージブルリンク用接
続箱１は、硬質の合成樹脂から成る基部本体２と、バス
バー３と、ターミナルナット４６と、このターミナルナ
ット４６に螺合するボルト４７と、本体カバー４とから
構成されている。この基部本体２には、大型の雄型ヒュ
ージブルリンク４１の端子脚４２を装着する互いに平行
な細長い透孔対６が升状部９の底部５に穿設されてい
る。
続箱１は、硬質の合成樹脂から成る基部本体２と、バス
バー３と、ターミナルナット４６と、このターミナルナ
ット４６に螺合するボルト４７と、本体カバー４とから
構成されている。この基部本体２には、大型の雄型ヒュ
ージブルリンク４１の端子脚４２を装着する互いに平行
な細長い透孔対６が升状部９の底部５に穿設されてい
る。
【００１７】また、透孔対６に沿って升状部９下面から
垂下され、両側面にリード線端子４５を接続する一対の
ターミナルナット４６を装着する中央壁部１０が設けら
れている。また、上記升状部９を構成する側壁７の内側
には雄型ヒュージブルリンク４１を案内するための案内
リブ１１が設けられている。さらに、基部本体２の側面
には、必要に応じてリード線端子４５等を保護するため
の開放可能な本体カバー４が設けられている。
垂下され、両側面にリード線端子４５を接続する一対の
ターミナルナット４６を装着する中央壁部１０が設けら
れている。また、上記升状部９を構成する側壁７の内側
には雄型ヒュージブルリンク４１を案内するための案内
リブ１１が設けられている。さらに、基部本体２の側面
には、必要に応じてリード線端子４５等を保護するため
の開放可能な本体カバー４が設けられている。
【００１８】また、上記升状部９の底部５には小型の雌
型ヒュージブルリンク４８を接続するために上記透孔対
６の内側に端子片１２が突出するように配設されてい
る。そして、この端子片１２は、図２に示すようにバス
バー３の上端部分に形成されており、バスバー３の下部
にはボルトを挿通するための挿通穴１４を備えた取付け
板１３が設けられている。この１対のバスバー３の取付
け板１３はターミナルナット４６（図１参照）の外側に
当接されるように設けられている。
型ヒュージブルリンク４８を接続するために上記透孔対
６の内側に端子片１２が突出するように配設されてい
る。そして、この端子片１２は、図２に示すようにバス
バー３の上端部分に形成されており、バスバー３の下部
にはボルトを挿通するための挿通穴１４を備えた取付け
板１３が設けられている。この１対のバスバー３の取付
け板１３はターミナルナット４６（図１参照）の外側に
当接されるように設けられている。
【００１９】さらに、図３に示すように大型の雄型ヒュ
ージブルリンク４１の下部には上記端子片１２との干渉
を避けるための干渉防止部１５が設けられている。しか
も、この干渉防止部１５の垂直面は端子片１２が嵌入す
る位置に配設されている。
ージブルリンク４１の下部には上記端子片１２との干渉
を避けるための干渉防止部１５が設けられている。しか
も、この干渉防止部１５の垂直面は端子片１２が嵌入す
る位置に配設されている。
【００２０】上述した構成のヒュージブルリンク用接続
箱１において、図３に示すように大型の雄型ヒュージブ
ルリンク４１を接続する場合、端子脚４２が透孔対６に
嵌入されると共に、ハウジング４３が案内リブ１１に案
内されて押し下げられる。このとき、端子脚４２の切欠
き４４がボルト４７を跨ぐようにして下降され、この端
子脚４２はボルト４７の頭部とバスバー３の取付け板１
３との間に嵌入される。したがって、ボルト４７を締め
上げることで、雄型ヒュージブルリンク４１はヒュージ
ブルリンク用接続箱１に電気的に接続されるだけでな
く、機械的にも強固に接続される。
箱１において、図３に示すように大型の雄型ヒュージブ
ルリンク４１を接続する場合、端子脚４２が透孔対６に
嵌入されると共に、ハウジング４３が案内リブ１１に案
内されて押し下げられる。このとき、端子脚４２の切欠
き４４がボルト４７を跨ぐようにして下降され、この端
子脚４２はボルト４７の頭部とバスバー３の取付け板１
３との間に嵌入される。したがって、ボルト４７を締め
上げることで、雄型ヒュージブルリンク４１はヒュージ
ブルリンク用接続箱１に電気的に接続されるだけでな
く、機械的にも強固に接続される。
【００２１】また、干渉防止部１５にバスバー３の端子
片１２が嵌入してくるので、大型の雄型ヒュージブルリ
ンク４１の横方向の振れも確実に防止される。
片１２が嵌入してくるので、大型の雄型ヒュージブルリ
ンク４１の横方向の振れも確実に防止される。
【００２２】次に、図４に示すようにヒュージブルリン
ク用接続箱１に小型の雌型ヒュージブルリンク４８を接
続する場合、雌型ヒュージブルリンク４８の端子穴４９
がバスバー３の端子片１２に嵌入されることで電気的に
接続される。そして、機械的にはバスバー３の取付け板
１３がリード線端子４５とともにボルト４７によりター
ミナルナット４６に共締めされることで端子片１２は強
固に固定されることになる。
ク用接続箱１に小型の雌型ヒュージブルリンク４８を接
続する場合、雌型ヒュージブルリンク４８の端子穴４９
がバスバー３の端子片１２に嵌入されることで電気的に
接続される。そして、機械的にはバスバー３の取付け板
１３がリード線端子４５とともにボルト４７によりター
ミナルナット４６に共締めされることで端子片１２は強
固に固定されることになる。
【００２３】さらに、例えばゴムまたは軟質合成樹脂か
らなるスペーサ１６が升状部９の周壁７および案内リブ
１１内に装着されることで、雌型ヒュージブルリンク４
８はより一層安定した状態で案内され、かつ固定される
ことになる。
らなるスペーサ１６が升状部９の周壁７および案内リブ
１１内に装着されることで、雌型ヒュージブルリンク４
８はより一層安定した状態で案内され、かつ固定される
ことになる。
【００２４】以上のように大型の雄型ヒュージブルリン
ク４１も小型の雌型ヒュージブルリンク４８も一種類の
ヒュージブルリンク用接続箱１に接続することができ
る。したがって、作業現場で容量を気にしながらヒュー
ジブルリンク用接続箱を選択する必要がなく、作業効率
が向上すると共に、製造コストの削減を実現することが
できる。
ク４１も小型の雌型ヒュージブルリンク４８も一種類の
ヒュージブルリンク用接続箱１に接続することができ
る。したがって、作業現場で容量を気にしながらヒュー
ジブルリンク用接続箱を選択する必要がなく、作業効率
が向上すると共に、製造コストの削減を実現することが
できる。
【００２５】また、ヒュージブルリンク用接続箱１には
大型又は小型のヒュージブルリンクが電気的に接続され
るだけでなく、機械的にも強固に固定されるので接続箱
の信頼性を一層向上させることができる。
大型又は小型のヒュージブルリンクが電気的に接続され
るだけでなく、機械的にも強固に固定されるので接続箱
の信頼性を一層向上させることができる。
【００２６】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものでなく、適宜な変更を行うことにより、他の態様
でも実施することができる。例えば、本実施例では大型
の雄型ヒュージブルリンク４１の干渉防止部１５にバス
バー３の端子片１２が嵌入されるようになっていたが、
端子片１２の内側に別のスペーサを嵌入することができ
れば、さらに強固に固定することができる。
るものでなく、適宜な変更を行うことにより、他の態様
でも実施することができる。例えば、本実施例では大型
の雄型ヒュージブルリンク４１の干渉防止部１５にバス
バー３の端子片１２が嵌入されるようになっていたが、
端子片１２の内側に別のスペーサを嵌入することができ
れば、さらに強固に固定することができる。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように本発明のヒュージブ
ルリンク用接続箱によれば、升状部の底部の透孔対内側
から上方に突出して小型の雌型ヒュージブルリンクを接
続するための一対の端子片を上端に備えたバスバーがタ
ーミナルナットに接続されるものである。
ルリンク用接続箱によれば、升状部の底部の透孔対内側
から上方に突出して小型の雌型ヒュージブルリンクを接
続するための一対の端子片を上端に備えたバスバーがタ
ーミナルナットに接続されるものである。
【００２８】したがって、雄型ヒュージブルリンクの場
合は、端子脚が底部の透孔対に嵌入されることによりヒ
ュージブルリンク用接続箱に接続できると共に、雌型ヒ
ュージブルリンクの場合は、底部から突出した端子片に
端子穴が嵌入されることによりヒュージブルリンク用接
続箱に接続できる。よって、ヒュージブルリンク用接続
箱に汎用性を持たせることができるので、作業効率が向
上すると共に、製造コストの削減を実現することができ
る。
合は、端子脚が底部の透孔対に嵌入されることによりヒ
ュージブルリンク用接続箱に接続できると共に、雌型ヒ
ュージブルリンクの場合は、底部から突出した端子片に
端子穴が嵌入されることによりヒュージブルリンク用接
続箱に接続できる。よって、ヒュージブルリンク用接続
箱に汎用性を持たせることができるので、作業効率が向
上すると共に、製造コストの削減を実現することができ
る。
【００２９】また、透孔対に係合する端子脚を有する大
型の雄型ヒュージブルリンクの下面に設けられた干渉防
止部がバスバーの端子片を嵌入する。したがって、雄型
ヒュージブルリンクがより安定して保持され、ヒュージ
ブルリンク用接続箱の一層の信頼性を向上させることが
できる。
型の雄型ヒュージブルリンクの下面に設けられた干渉防
止部がバスバーの端子片を嵌入する。したがって、雄型
ヒュージブルリンクがより安定して保持され、ヒュージ
ブルリンク用接続箱の一層の信頼性を向上させることが
できる。
【００３０】さらに、升状部内に小型の雌型ヒュージブ
ルリンクを案内しかつ保持するためのスペーサが装着さ
れる。したがって、雌型ヒュージブルリンクがスペーサ
に案内されかつより安定して保持されるので、作業効率
が向上されると共に、ヒュージブルリンク用接続箱の一
層の信頼性を向上させることができる。
ルリンクを案内しかつ保持するためのスペーサが装着さ
れる。したがって、雌型ヒュージブルリンクがスペーサ
に案内されかつより安定して保持されるので、作業効率
が向上されると共に、ヒュージブルリンク用接続箱の一
層の信頼性を向上させることができる。
【図１】図１は本発明のヒュージブルリンク用接続箱の
一実施例を示す斜視図である。
一実施例を示す斜視図である。
【図２】図１におけるバスバーの斜視図である。
【図３】図１における雄型ヒュージブルリンクを接続し
た場合の断面図である。
た場合の断面図である。
【図４】図１における雌型ヒュージブルリンクを接続し
た場合の断面図である。
た場合の断面図である。
【図５】大型の雄型ヒュージブルリンクの斜視図であ
る。
る。
【図６】小型の雌型ヒュージブルリンクの斜視図であ
る。
る。
【図７】従来の雄型ヒュージブルリンク用接続箱の断面
図である。
図である。
１ ヒュージブルリンク用接続箱 ２ 基部本体 ３ バスバー ５ 底部 ６ 透孔対 ７ 周壁 ９ 升状部 １０ 中央壁部 １２ 端子片 １５ 干渉防止部 １６ スペーサ ４１ 雄型ヒュージブルリンク ４２ 端子脚 ４５ リード線端子 ４６ ターミナルナット ４７ ボルト ４８ 雌型ヒュージブルリンク ４９ 端子穴
Claims (3)
- 【請求項１】 大型の雄型ヒュージブルリンクの端子脚
を透過するために接続箱上部に配設された升状部の底部
上に穿設された透孔対と、該透孔対に沿って前記升状部
下面から垂下され、両側にリード線端子を接続するター
ミナルナットを装着した中央壁部とを具備したヒュージ
ブルリンク用接続箱において、 前記底部の透孔対内側から上方に突出して小型の雌型ヒ
ュージブルリンクを接続するための一対の端子片を上端
に備えたバスバーを前記ターミナルナットに接続させる
ことを特徴とするヒュージブルリンク用接続箱。 - 【請求項２】 前記透孔対に係合する前記端子脚を有す
る前記大型の雄型ヒュージブルリンクの下面に前記端子
片を嵌入する干渉防止部が設けられていることを特徴と
する請求項１記載のヒュージブルリンク用接続箱。 - 【請求項３】 前記升状部内に前記小型の雌型ヒュージ
ブルリンクを案内かつ保持するためのスペーサが装着さ
れることを特徴とする請求項１記載のヒュージブルリン
ク用接続箱。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10226895A JP3343179B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | ヒュージブルリンク用接続箱 |
| US08/635,405 US5767761A (en) | 1995-04-26 | 1996-04-26 | Fusible link connection box |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10226895A JP3343179B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | ヒュージブルリンク用接続箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08298712A true JPH08298712A (ja) | 1996-11-12 |
| JP3343179B2 JP3343179B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=14322857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10226895A Expired - Fee Related JP3343179B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | ヒュージブルリンク用接続箱 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5767761A (ja) |
| JP (1) | JP3343179B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008529469A (ja) * | 2005-01-27 | 2008-07-31 | クーパー テクノロジーズ カンパニー | 切り替え可能なヒューズ付き配電ブロック |
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|---|---|---|---|---|
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| JP4706613B2 (ja) * | 2006-03-24 | 2011-06-22 | 住友電装株式会社 | スローブローヒューズのヒューズエレメント、スローブローヒューズおよび電気接続箱 |
| US7978482B2 (en) * | 2008-08-14 | 2011-07-12 | Rockwell Automation Technologies, Inc. | Modular high-power fuse carrier |
| DE102012218826A1 (de) * | 2012-10-16 | 2014-04-17 | Tyco Electronics Amp Gmbh | Elektrischer Potenzialverteilungs-Steckadapter, Verfahren zum Bestücken einer elektrischen Verteilereinrichtung |
| JP6374416B2 (ja) * | 2016-01-26 | 2018-08-15 | 矢崎総業株式会社 | 電子部品ユニット、及び電気接続箱 |
| JP7139997B2 (ja) * | 2019-02-25 | 2022-09-21 | 住友電装株式会社 | 電子モジュール |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5345211A (en) * | 1992-07-20 | 1994-09-06 | Yazaki Corporation | Connection box for fusible links and terminal nut |
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-
1995
- 1995-04-26 JP JP10226895A patent/JP3343179B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-04-26 US US08/635,405 patent/US5767761A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008529469A (ja) * | 2005-01-27 | 2008-07-31 | クーパー テクノロジーズ カンパニー | 切り替え可能なヒューズ付き配電ブロック |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3343179B2 (ja) | 2002-11-11 |
| US5767761A (en) | 1998-06-16 |
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