JP4578462B2 - 回路遮断器の端子装置 - Google Patents

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この発明は、配線用遮断器や漏電遮断器等の回路遮断器の端子装置、詳しくは、回路遮断器の裏面に装着され回路遮断器を外部導体に接続するようにした端子装置に関するものである。
回路遮断器は、周知の通り電源と負荷との間の電路に接続され、必要に応じて操作員の操作により電路を開閉し、或いは過負荷時等の異常時に電路を自動的に遮断して負荷及び外部導体等を保護するために用いられるが、回路遮断器と外部導体との接続は、外部導体である外部導体の設置状況に対応して行う必要がある。そのため、従来、回路遮断器の裏面に、外部導体の設置方向に対応して取付方向を変化させ得る端子装置を装着し、この端子装置を介して外部導体と回路遮断器とを接続する、所謂、裏面形と称される回路遮断器と外部導体との接続方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に示された従来の回路遮断器の端子装置は、回路遮断器の裏面に装着される端子台と端子金具とを備えている。回路遮断器は、配電盤の表面側に設置されるが、配電盤には予め回路遮断器の裏面に装着された端子金具を貫通させるための取付孔が形成されており、回路遮断器がその配電盤に設置されたたき、端子装置は取付孔を介して配電盤の裏面側に突出した状態となる。この状態で、配電盤の裏面側に於いて端子金具と外部導体との接続を行い、回路遮断器を外部導体に接続するものである。この接続方式は、配電盤の表面側には回路遮断器が設置されているだけであり、配電盤の裏面側で外部導体と端子金具との接続作業が行われるので、裏面形と称される所以である。
特許文献1に示された端子装置の端子金具は、回路遮断器の表面側、即ち配電盤の表面側から挿入したネジによって回路遮断器に装着される。電源側の外部導体、及び負荷側の外部導体は、通常、平角導体で構成されているが、配電盤での配線作業の自由度を増すため、外部導体は、その幅方向が配電盤に設置した回路遮断器の幅方向(回路遮断器の極間方向)となるように配置される、所謂、水平配置の場合と、回路遮断器の幅方向に対して直交する方向となるように配置される、所謂、垂直配置の場合とがある。そのため、回路遮断器の背面に装着される端子装置の端子金具は、外部導体の水平配置、垂直配置の何れにも追従できるよう、回路遮断器への取付方向が可変となるよう構成されている。
一方、裏面型の回路遮断器に於いて、その背面側、即ち配電盤の裏面側からネジを操作して端子金具を回路遮断器に装着するようにした別の従来の端子装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平8−7740号公報 実開昭55−24734号公報
特許文献1に示された従来の装置にあっては、回路遮断器を配電盤に設置した後、配電盤内の外部導体の配線レイアウトの見直し、或いは変更等が生じた場合、回路遮断器の端子金具の向きを変える必要があるが、配電盤は閉鎖された箱体で構成されているため、例えば、一人の作業者が六角レンチ等を用いて端子金具を回路遮断器に固定しているネジを緩め、もう一人の作業者が配電盤の裏面側即ち配電盤の内部にてその端子金具を支え、端子金具の落下を防ぐ等の手段を講じる必要があり、作業に於ける省力化の妨げとなっていた。又、一人の作業者でそれらの作業を行うには、配電盤に設置した回路遮断器を一旦取外さねばならず、作業効率の点で好ましくない。
一方、特許文献2に示された従来の装置は、配電盤の裏面側から一人の作業者で端子金具の取付け、取外しが可能であり、作業に於ける省力化、或いは作業改善が図られているが、端子金具の脱落防止にあたっては、当然ながら回路遮断器から一旦分離された端子金具を保持、或いは場合によっては一旦保管せねばならず、又、保持或いは保管した端子金具を紛失する恐れもあり、作業効率の点では不十分である。
この発明は、従来の回路遮断器の端子装置に於ける上述のような課題を解決し、回路遮断器と外部導体との接続作業を容易に行うことができる回路遮断器の端子装置を提供することを目的とする。
この発明に係る回路遮断器の端子装置は、回路遮断器の背面に着脱自在に装着され前記回路遮断器の端子導体に対応する位置に貫通孔を備えた端子台と、前記貫通孔に挿入されて前記端子導体に接続される第1の接続部と前記回路遮断器を介して外部導体に接続される第2の接続部を有する接続端子とを備えた回路遮断器の端子装置であって、前記接続端子の第1の接続部は、前記第1の接続部に装着されるネジ手段により前記回路遮断器の背面側から前記端子導体に直接又は間接的に螺合されて接続されると共にその接続方向の変更が可能に構成され、前記端子台は、前記接続端子の第1の接続部が前記貫通孔に対して所定の相対位置にあるとき前記接続端子に係合する係合部を有し、前記接続端子は、前記係合部との係合により前記貫通孔に対する前記第1の接続部の挿入及び抜取りが阻止されるように構成されたものである。
この発明に於いて、ネジ手段とは、ネジ頭部を有するネジ単体、若しくはネジ頭部を有するネジとこのネジに装着されるワッシャとの組合わせ体、の何れをも意味する。
この発明に於いて、接続方向の変更とは、端子導体の幅方向の変更を生じさせる接続方向の変更を意味する。
この発明による回路遮断器の端子装置によれば、接続端子の第1の接続部は、その第1の接続部に装着されるネジ手段により回路遮断器の背面側から回路遮断器の端子導体に直接又は間接的に螺合されて接続されると共にその接続方向の変更が可能に構成され、端子台は、接続端子の第1の接続部が貫通孔に対して所定の相対位置にあるとき接続端子に係合する係合部を有し、その係合部に接続端子が係合することにより、端子台の貫通孔に対する接続端子の第1の接続部の挿入及び抜取りが阻止されるように構成されているので、配電盤等の外部導体の配線のレイアウト変更等が行われて外部導体の向きが変更されたような場合でも、回路遮断器の背面側、即ち配電盤等の裏面側から、端子装置を回路遮断器から分離することなくその取付け方向等の変更作業を、安全且つ効率良く行うことができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に於ける端子装置を備えた回路遮断器の正面図、図2は、図1に於けるA−A線に沿う矢印方向の断面図、図3は、図1のB−B線に沿う矢印方向の断面図である。図4は、この発明の実施の形態1に係る端子装置の端子取付ベースを説明する説明図で、図2の矢印C方向から見た図であり、接続端子を端子取付ベースから分離した状態で示している。図5は、この発明の実施の形態1に係る端子装置の接続端子を説明する説明図で、図2の矢印C方向から見た図であり、端子取付ベースから分離した状態で示している。図6は、この発明の実施の形態1に係る端子装置の平面図で、接続端子が端子取付ベースに装着された状態で示している。図7は、この発明の実施の形態1に係る端子装置の底面図で、接続端子が端子取付ベースに装着された状態で示している。
図1乃至図7に於いて、三相用に構成された回路遮断器1は、その背面側に、電路の外部導体(図示せず)に接続される後述の端子装置17、18が装着される。この回路遮断器1は、所謂、背面型である。回路遮断器1は、合成樹脂により形成されたベース2とカバー3とを備える。ベース2には、回路遮断器1の幅方向に併置された3極の電源側端子導体4、5、6と、負荷側端子導体7、8、9とが設けられている。電源側端子導体4、5、6と負荷側端子導体7、8、9との間には、可動接点10を備えた可動接触子11が極毎に設けられている。これらの可動接触子11は、操作ハンドル12により操作される開閉機構13により、クロスバー14を介して各極一括して駆動され、これにより可動接点10が電源側端子導体4、5、6に設けられた固定接点15に対し接触又は離反し、電源側端子導体4、5、6と負荷側端子導体7、8、9とに接続された電路の開閉が行われる。又、回路遮断器1には、過負荷に応動する過負荷引外手段16が設けられ、過負荷時にこの過負荷引外手段16が動作して開閉機構13をトリップ動作させ、可動接点10を固定接点15から離反させて電路を開放するよう構成されている。
電源側端子導体4、5、6は、夫々一対の締付ボルト4011と4012、5011と5012、6011と6012により、導体ブロック401、501、601に締結され電気的に接続されている。又、負荷側端子導体7、8、9は、夫々一対の締付ボルト7011と7012、8011と8012、9011と9012により、導体ブロック701、801、901に締結され電気的に接続されている。
尚、回路遮断器1を、その背面に端子装置を接続しない構成、所謂、表面型とする場合は、負荷側端子導体7、8、9と締付ボルト7011と7012、8011と8012、9011と9012、との間に外部導体、若しくは圧着端子を挟んで固定して電気的に接続し、又、導体ブロック401、501、601と締付ボルト4011と4012、5011と5012、6011と6012、との間に外部導体、若しくは圧着端子を挟んで固定して電気的に接続する。電源側の導体ブロック401、501、601と負荷側の導体ブロック701、801、901との形状及び配置が異なるのは、配置されている外部導体の高さに合わせて、電源側と負荷側とで同一高さで外部導体を接続するためである。以上の回路遮断器1の構成は、背面型、表面型の如何にかかわらず同一構成であり、背面型、表面型の何れの接続方式にも兼用される。
ベース2の背面、即ち回路遮断器1の背面には、この発明の実施の形態1に係る端子装置17及び18が着脱自在に装着されている。端子装置17、18は同一構成であり、その一方の端子装置17が回路遮断器1のベース2の電源側端子導体4、5、6側の背面に装着され、他方の端子装置18が回路遮断器1のベース2の負荷側端子導体7、8、9側の背面に装着される。回路遮断器1は、配電盤の遮断器取付板19に取付けられるが、遮断器取付板19には取付孔20、21が形成されており、端子装置17、18の一部は、夫々取付孔20、21を貫通して遮断器取付板19の裏面側、即ち配電盤の内部に突出する。
次に、端子装置17に於いて、その端子台である端子取付ベース22について、主として図4、図6、及び図7を用いて説明する。図4、図6及び図7に於いて、端子装置17の端子取付ベース22は、合成樹脂により形成され、回路遮断器1の電源側端子導体4、5、6に対応する位置に、端子取付ベース22の裏面23に突出する円筒状の壁部24、25、26に囲まれた貫通孔241、251、261を備えている。これらの貫通孔241、251、261の断面形状は、円形である。又、図7に示すように、端子取付ベース22の表面27には、回路遮断器1のベース2の電源側端子導体4、5、6が設けられている側の端面に当接する凸条部28が設けられている。
円筒状の壁部24、25、26の端部に対応する貫通孔241、251、261の内周面には、相対向する位置に突出して設けられた第1の一対の突起2411と2412、2511と2512、2611と2612が、夫々形成されている。更に、円筒状の壁部24、25、26の端部に対応する貫通孔241、251、261の内周面には、第2の一対の突起2421と2422、2521と2522、2621と2622が、夫々形成されている。第1の一対の突起2411と2412、2511と2512、2611と2612に対して、第2の一対の突起2421と2422、2521と2522、2621と2622は、貫通孔241、251、261の中心の回りに90度回転した位置にある。これらの第1の一対の突起2411と2412、2511と2512、2611と2612、及び第2の一対の突起2421と2422、2521と2522、2621と2622は、この発明に於ける係合部を構成している。
又、夫々の第1の突起2411と2412、2511と2512、2611と2612、及び第2の一対の突起2421と2422、2521と2522、2621と2622の、後述する接続端子を挿入する側の表面には、貫通孔241、251、261の外側端部から内側内方へ傾斜する傾斜面2411S、2412S、2511S、2512S、2611S、2612S、及び2421S、2422S、2521S、2522S、2621S、2622Sを備えている。
次に、端子装置18に於いて、その端子台である端子取付ベース29について、主として図2及び図4を用いて説明する。図4に於いて、端子装置18の端子取付ベース29は、前述の端子装置17に於ける端子取付ベース22と同様に合成樹脂により形成され、回路遮断器1の負荷側端子導体7、8、9に対応する位置に、端子取付ベース29の裏面30に突出する円筒状の壁部31、32、33に囲まれた貫通孔341、351、361を備えている。これらの貫通孔341、351、361の断面形状は、円形である。又、端子取付ベース29の表面37には、回路遮断器1のベース2の負荷側端子導体7、8、9が設けられている側の端面に当接する凸条部38が設けられている。
円筒状の壁部31、32、33の端部に対応する貫通孔341、351、361の内周面には、相対向する位置に突出して設けられた第1の一対の突起3411と3412、3511と3512、3611と3612、が夫々形成されている。更に、円筒状の壁部31、32、33の端部に対応する貫通孔341、351、361の内周面には、第2の一対の突起3421と3422、3521と3522、3621と3622が、夫々形成されている。第1の一対の突起3411と3412、3511と3512、3611と3612に対して、第2の一対の突起3421と3422、3521と3522、3621と3622は、貫通孔341、351、361の中心の回りに90度回転した位置にある。
夫々の第1の突起3411と3412、3511と3512、3611と3612、及び第2の突起3421と3422、3521と3522、3621と3622の、後述する接続端子を挿入する側の表面には、貫通孔341、351、361の外側端部から内部側へ傾斜する傾斜面3411S、3412S、3511S、3512S、3611S、3612S、及び3421S、3422S、3521S、3522S、3621S、3622Sを備えている。
次に、端子装置17に於いて、その接続端子について、主として図5、図6及び図7を用いて説明する。図5、図6及び図7に於いて、端子装置17は、端子取付ベース22の貫通孔241、251、261に夫々挿入される接続端子37、38、39を備えている。接続端子37、38、39は、平角導体により構成され、夫々その一端に固着された第1の接続部371、381、391を備え、他端に第2の接続部372、382、392を備えている。第1の接続部371、381、391は、接続端子37、38、39の長さ方向に軸心を有するほぼ円盤形に形成され、その端面にほぼ円形の接続面3710、3810、3910を有している。第1の接続部371、381、391は、接続端子37、38、39の平角導体の先端部にロウ付け等により固着されている。又、第1の接続部371、381、391は、その周縁の近傍の相対向する位置に、第1の接続部371、381、391の周縁により一部分が切り欠かれた一対の端子取付ネジ貫通用孔41と42、51と52、61と62を備えている。
接続端子37、38、39の他端に形成された第2の接続部372、382、392は、第1の接続部371、381、391の接続面3710、3810、3910に対してほぼ直交する方向に延びる接続面3720、3820、3920を、その両側部に備えている。この第2の接続部371、381、391の接続面3720、3820、3920には、夫々一対の端子取付ネジ貫通用孔71と72、81と82、91と92が形成されている。
接続端子37、38、39を構成する平角導体は、第1の接続部371、381、391に固着された部位であってその端縁の幅が第1の接続部371、381、391の直径とほぼ同一の寸法に形成された小幅部と、第2の接続部372、382、392に繋がる部位であってその端縁の幅が第1の接続部371、381、391の直径より大きな寸法となるように形成された大幅部とを有している。そして、その小幅部と大幅部とは、大幅部から小幅部に向って傾斜する傾斜部3711Sと3712S、3811Sと3812S、3911Sと3912Sにより、夫々接続されている。
次に、端子装置18に於いて、その接続端子について、主として図3及び図5を用いて説明する。図3及び図5に於いて、端子装置18は、端子取付ベース29の貫通孔341、351、361に夫々挿入される接続端子73、74、75を備えている。この接続端子73、74、75は、平角導体により構成され、夫々その一端に固着された第1の接続部731、741、751を備え、他端に第2の接続部732、742、752を備えている。第1の接続部731、741、751は、接続端子73、74、75の長さ方向に軸心を有するほぼ円盤形に形成され、その端面にほぼ円形の接続面7310、7410、7510を有している。第1の接続部731、741、751は、接続端子73、74、75の平角導体の先端部にロウ付け等により固着されている。又、第1の接続部731、741、751は、その周縁の近傍の相対向する位置に、第1の接続部731、741、751の周縁により一部分が切り欠かれた一対の端子取付ネジ貫通用孔83と84、85と86、87と88を備えている。
接続端子73、74、75の他端に形成された第2の接続部732、742、752は、第1の接続部731、741、751の接続面7310、7410、7510に対してほぼ直交する方向に延びる接続面7320、7420、7520を、その両側部に備えている。この第2の接続部732、742、752の接続面7320、7420、7520には、夫々一対の端子取付ネジ貫通用孔83と84、85と86、87と88が形成されている。
又、接続端子73、74、75を構成する平角導体は、第1の接続部731、741、751に固定された部位であってその端縁の幅が第1の接続部731、741、751の直径とほぼ同一の寸法に形成された小幅部と、第2の接続部732、742、752に繋がる部位であってその端縁の幅が第1の接続部731、741、751の直径より大きな寸法となるように形成された大幅部とを有している。そして、その小幅部と大幅部とは、大幅部から小幅部に向って傾斜する傾斜部7311Sと7312S、7411Sと7412S、7511Sと7512Sにより、夫々接続されている。
図8は、図7のG−G線に沿う矢印方向の断面図、図9は、図8の破線で囲むX部分の拡大図である。図7乃至図9に於いて、接続端子37、38、39は、その第1の接続部371、381、391に設けられた端子取付ネジ貫通用孔41と42、51と52、61と62に、端子取付ネジ93と94、95と96、97と98、及びワッシャ101と102、103と104、105と106が装着されて、端子取付ベース22の貫通孔241、251、261に挿入された状態にある。そして、接続端子37、38、39に装着されたワッシャ101、102、103、104、105、106は、夫々の貫通孔241、251、261の第1の一対の突起2411と2412、2511と2512、2611と2612に夫々対応した位置にある。
端子取付ネジ93と94、95と96、97と98は、接続端子37、38、39の第1の接続部371、381、391に設けられた端子取付ネジ貫通用孔41と42、51と52、61と62に、ワッシャ101と102、103と104、105と106を装着して端子取付ベース22の裏面27側から挿入されているが、端子取付ネジ貫通用孔41と42、51と52、61と62は、接続端子37、38、39の第1の接続部371、381、391の外周側に偏心して設けられているため、前述したように一部が欠けており、そのため、端子取付ネジ93と94、95と96、97と98のネジ部の一部分が端子取付ネジ貫通用孔41と42、51と52、61と62から露出していると共に、ワッシャ101と102、103と104、105と106、及びネジ頭部931と941、951と961、971と981が、接続端子37、38、39の第1の接続部371、381、391の外周部から夫々突出している。
図9に示すように、端子取付ネジ97、98が、接続端子39の端子取付ネジ貫通用孔61、62に装着された状態に於いて、一対のワッシャ105、106の最外端縁間の寸法Vは、端子取付ベース22の貫通孔261に於ける第1の一対の突起2611、2612間の寸法Wより大きくなるよう設定されている。又、図示していないが、第2の一対の突起2621、2622間の寸法は、第1の一対の突起2611、2612間の寸法Wと同一に形成されており、従って、一対のワッシャ105、106の最外端縁間の寸法Vは、第2の一対の突起2621、2622間の寸法Wより大きく設定されている。これにより、接続端子39の第1の接続部391は、図9に示す状態では、一対のワッシャ105、106が一対の突起2611、2612に係合するので、端子取付ベース22の貫通孔261から抜取ることはできない。
接続端子37、38に装着されたワッシャ101と102、103と104と、端子取付ベース22の貫通孔241、251に於ける第1の一対の突起2411と2412、2511と2512、及び第2の一対の突起2421と2422、2521と2522との寸法の関係も、前述と同様である。
図10は、図6のF−F線に沿う矢印方向の断面図である。図10では、端子取付ベース22の貫通孔241内に挿入された接続端子37が、貫通孔241の第1の一対の突起2411と2412と、第2の一対の突起2421と2422との、何れにも係合していない位置にある状態を示している。即ち、接続端子37は、図6に示す様に、その平角導体の幅方向中心線Y1が、貫通孔241の中心を通り端子取付ベース22の短辺に平行な直線Y2に対して反時計方向に45度回転した位置にある状態で、端子取付ネジ93と94、及びワッシャ101と102が装着されて貫通孔241内に挿入されている。
従って、ワッシャ101の外端縁は、貫通孔241の内周面に於ける突起2411と2421との中間部2400に位置しており、ワッシャ102の外端縁は、貫通孔241の内周面に於ける突起2412と2422との中間部2500に位置している。図10に示すように、一対のワッシャ101と102の最外端縁間の寸法Vは、突起2411と2421との中間部2400と突起2412と2422との中間部2500との間の寸法Rより僅かに小さく設定されている。従って、接続端子37が貫通孔241に対して図10に示す相対位置にあるときは、貫通孔241に対して、接続端子37の第1の接続部371の挿入及び抜取りが可能である。他の接続端子38、39と、他の貫通孔251、261との関係も、接続端子37と貫通孔241との関係と同一である。
以上、端子装置17に於ける、端子取付ベース22と接続端子37、38,39との関係について説明したが、端子装置18に於ける端子取付ベース29と接続端子73、74、75、ワッシャ、端子取付ネジとの関係は、前述した接続端子17に於ける端子取付ベース22と接続端子37、38、39との関係と同一であるので、その説明を省略する。
次に、以上のように構成された回路遮断器、及びこの発明の実施の形態1に係る端子装置の、配電盤及び外部導体への取付け、取外しについて説明する。回路遮断器1を裏面形とするには、図1及び図2に示すように、先ず、回路遮断器1の電源側(図1、図2、図4、図5に於ける上側)の裏面に端子装置17の端子取付ベース22を装着し、負荷側(図1、図2、図4、図5に於ける下側)の裏面に、端子装置18の端子取付ベース29を装着する。次に、作業員は、この回路遮断器1を、端子取付ベース22、29を介して配電盤の遮断器取付板19の表面側に固定する。このとき、遮断器取付板19には予め取付孔20、21が形成されているので、回路遮断器1の背面に装着された端子取付ベース22、29の裏面27、30に設けられている壁部24、25、26、及び31、32、33は、その取付孔20、21を貫通して遮断器取付板19の背面、即ち配電盤の内部側に突出する。
尚、この発明の実施の形態1では、配電盤に配設された外部導体は、電源側に於いてはその幅方向が配電盤に設置した回路遮断器1の幅方向(回路遮断器の極間方向)となるように配置された、所謂、水平配置であり、負荷側に於いてはその幅方向が回路遮断器1の幅方向に対して直交する方向である、所謂、垂直配置とされているものとする。
作業員は、回路遮断器1を配電盤の遮断器取付板19に取付けた後、遮断器取付板19の裏面側に廻り、端子装置17の端子取付ベース22に設けられた貫通孔241、251、261、及び端子装置18の端子取付ベース29に設けられた貫通孔341、351、361に、接続端子37、38、39、及び73、74、75を、以下のようにして夫々挿入し固定する。
先ず、遮断器取付板19の裏面に突出している電源側の端子装置17に於ける端子取付ベース22の貫通孔241、251、261に対し、接続端子37、38、39を、図6に示す接続端子37のように、平角導体の幅方向中心線Y1が、貫通孔の中心を通り端子取付ベース22の短辺に平行な直線Y2に対して反時計方向に45度回転した相対位置とし、この状態で夫々接続端子37、38、39の第1の接続部371、381、391を、間通行241、251、261に挿入する。このとき、接続端子37、38、39の第1の接続部371、381、391は、予め、端子取付ネジ93と94、95と96、97と98、及びワッシャ101と102、103と104、105と106が装着された状態で夫々の貫通孔241、251、261に挿入される。又、同様にして、遮断器取付板19の裏面に突出している負荷側の端子装置18に於ける端子取付ベース29の貫通孔341、351、361にも、接続端子73、74、75の第1の接続部731、741、751を挿入する。
尚、端子装置17と端子装置18との作業順序は、何れが先でもよいことは勿論である。又、場合によっては、夫々の端子装置17、18に於いて、接続端子の第1の接続部を貫通孔に挿入した後、端子取付ネジとワッシャを装着することもあり得る。
今、仮に、配電盤に配設された電源側の外部導体が垂直配置されているとすれば、電源側の端子装置17に於ける接続端子37、38、39を、その垂直配置された外部導体に合わせて垂直配置とする必要がある。この場合、図6に一例を示す接続端子37のように、平角導体の幅方向中心線Y1が、貫通孔241の中心を通り端子取付ベース22の短辺に平行な直線Y2に対して反時計方向に45度回転した位置で、端子取付ベース22の貫通孔241、251、261に挿入されている接続端子37、38、39を、その位置から時計方向に45度回転させ、接続端子37、38、39を構成する平角導体の幅方向中心線Y1が端子取付ベース22の短辺に平行な直線Y2に一致するように配置する。図6に於ける接続端子38、39、及び図7、図8に於ける接続端子37、38、39は、そのように操作された状態で示されている。
図11は、この発明の実施の形態1に於ける端子装置の接続端子の取付け手順を説明する説明図で、(a)は、接続端子39をその平角導体の幅方向中心線Y1が端子取付ベース22の短辺に平行な直線Y2に一致するように配置し、且つ、電源側端子導体6側の導体ブロック601に取付ネジ97、98を螺合する前の状態を示している。この図11の(a)に示す状態から、接続端子39に装着されている取付ネジ97と98を電源側端子導体6側の導体ブロック601に螺合し、図11の(b)に示すように端子装置39を電源側端子導体6に固定すると共に電気的に接続する。
このとき、接続端子39の平角導体の両側に設けられた傾斜部3912S、3911Sは、端子取付ベース22の貫通孔261の第2の一対の突起2621、2622に設けられた傾斜面2621S、2622Sに夫々当接し、この傾斜面2621S、2622Sがガイドとなり、接続端子39の位置決めが行われる。
勿論、電源側端子導体4、5、6、負荷側端子導体7、8、9、及び電源側の導体ブロック401、501、601、負荷側の導体ブロック701、801、901、及び端子取付ベース22、29とその貫通孔241、251、261、341、351、361とで構成される螺着部は、接続端子37、38、39、73、74、75が水平若しくは垂直となり安定するよう設計されているが、一方では、クリアランスの関係から多少のガタツキが生じることは否めない。そこで、特に、3極、あるいは4極のような多極回路遮断器では、このガタツキを修正して接続端子間の平行度を保持することが求められる。この発明の実施の形態1によれば、端子取付ベースの夫々の突起に傾斜面を設け、この傾斜面に接続端子の傾斜部を当接させることにより、そのガタツキをなくして夫々の接続端子間の平行度を容易に確保することができ、作業効率を改善することができる。
さて、電源側の外部導体が垂直配置されている場合に、以上のようにして電源側の端子装置17に於ける接続端子37、38、39は、回路遮断器1の電源側の導体ブロック401、501、601に固定され電気的に接続されるが、この発明の実施の形態1では、前述したように電源側の外部導体は水平配置されているので、端子装置17に於ける接続端子37、38、39は、図7に示す配置から時計方向又は反時計方向に90度回転させた水平配置とされる。この水平配置の場合に於いては、接続端子37の取付ネジ93、94及びワッシャ101、102は、端子取付ベース22の第1の一対の突起2411、2412に係合する位置に対応し、且つ、接続端子37の傾斜部3711S、3712Sは、第1の一対の突起2411、2412の傾斜面2411S、2412Sに当接することとなる。他の接続端子38、39も同様である。図2に示す端子装置17は、接続端子をそのように水平配置した場合を示している。
一方、負荷側の端子装置18は、実施の形態1によれば負荷側の外部導体が垂直配置とされているので、夫々の接続端子73、74、75は、図2に示すように垂直配置として回路遮断器1の負荷側の導体ブロック701、801、901に固定され電気的に接続される。
以上のようにして、配電盤の遮断器取付版19の裏面側から、電源側の端子装置17の接続端子37、38、39、及び負荷側の端子装置18の接続端子73、74、75の第1の接続部を回路遮断器1に接続した後、これらの接続端子の第2の接続部372、382、392、及び732、742、752を、外部導体に端子取付ネジ(図示せず)により固定すると共に電気的に接続し、回路遮断器1の外部導体への接続作業を完了する。
次に、配電盤に設置した外部導体の配置を変更する場合、例えば、電源側の外部導体を実施の形態1に示す水平配置から垂直配置に変更した場合の、端子装置17に於ける接続端子37、38、39の配置変更について説明する。この場合、接続端子37、38、39は、電源側の外部導体が水平配置に変更されるので、これに対応して水平配置とする必要がある。そこで、遮断器取付板19の裏面側から、先ず、接続端子37、38、39を固定している端子取付ネジ93と94、95と96、97と98の螺合を解き、接続端子37、38、39を導体ブロック401、501、601から外す。
このとき、接続端子37、38、39は、重力等により端子取付ベース22の貫通孔241、251、261から抜け落ちようとするが、接続端子37、38、39の第1の接続部3371、381、391に装着されているワッシャ101と102、103と104、105と106の外端縁が、貫通孔241、251、261の第2の一対の突起2421と2422、2521と2522、2621と2622に係合するので、接続端子37、38、39は、貫通孔241、251、261から抜け落ちることはない。
次に、夫々の接続端子37、38、39を水平配置から時計方向または反時計方向に90度回転させて、図7及び図8に示すように垂直配置とする。このときも、接続端子37、38、39は、重力等により端子取付ベース22の貫通孔241、251、261から抜け落ちようとするが、図8に示すように、ワッシャ101と102、103と104、105と106の外端縁が、貫通孔241、251、261の第1の一対の突起2411と2412、2511と2512、2611と2612に係合するので、接続端子37、38、39は、貫通孔241、251、261から抜け落ちることはない。
次に、図8に示す状態から、端子取付ネジ93と94、95と96、97と98を、回路遮断器1の電源側の導体ブロック401、501、601に再度螺合し、接続端子37、38、39を導体ブロック401、501、601に固定し電気的に接続する。以上のようにして、電源側の外部導体の配置変更に対応して、端子装置17に於ける接続端子37、38、39の配置変更を行い、その配置変更した接続端子37、38、39の第2の接続部372、382、392を外部導体に接続する。
又、負荷側の外部導体が、垂直配置から水平配置に変更されたとすれば、前述の端子装置17に於ける接続端子の配置変更と同様の要領にて、端子装置18に於ける接続端子73、74、75の配置を垂直配置から水平配置に変更し、その配置変更した接続端子73、74、75の第2の接続部732、742、752を外部導体に接続する。
以上述べたように、この発明の実施の形態1による端子装置によれば、端子装置17、18の接続端子が貫通孔から脱落することがないので、接続端子の取付け時、若しくは配置変更時に、この接続端子が落下しないよう手で支えて次の作業工程、例えば、外部導体の配線変更や整形に取り掛かる必要がなく、作業を安全に、しかも一人の作業で効率よく行うことができる。
実施の形態2.
図12は、この発明の実施の形態2における端子装置の接続端子1000の正面図である。接続端子1000は、その第1の接続部1001に、相対向する外縁部に突出する一対の突出部1002、1003を備える。端子取付ネジ貫通用孔1004、1005は、突出部1002、1003の近傍に設けられているが、その端子取付ネジ貫通用孔1004、1005に、端子取付ネジ及びワッシャを装着したときワッシャの外端縁が突出部1002、1003の外縁部から外に突出することはない。
一対の突出部1002と1003の最外端縁間の寸法Vは、端子取付ベースに設けられている貫通孔の、第1の一対の突起間及び第2の一対の突起間の寸法Wより大きく、且つ、第1の一対の突起と第2の一対の突起とが設けられていない貫通孔の相対向する内壁間の寸法より小さく設定されている。従って、一対の突出部1002と1003とを、貫通孔の突起が設けられていない部位に対向させることにより、接続端子1000を端子取付ベースの貫通孔に対して挿入又は抜取ることができ、一対の突出部1002と1003とを、貫通孔の突起に対向させることにより、接続端子1000の端子取付ベースの貫通孔からの抜取り若しくは脱落を防止することができる。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
尚、以上の説明では、端子取付ベースの貫通孔に、第1の一対の突起と第2の一対の突起を設け、これらの対の突起を90度の間隔に配置する場合について示したが、90度以外の間隔でこれらの突起を設けてもよく、又、突起の対数は1、若しくは3以上であっても良いことは勿論である。
この発明の実施の形態1に於ける端子装置を備えた回路遮断器の正面図である。 図1に於けるA−A線に沿う矢印方向の断面図である。 図1のB−B線に沿う矢印方向の断面図である。 この発明の実施の形態1に係る端子装置の端子取付ベースを説明する説明図である。 この発明の実施の形態1に係る端子装置の接続端子を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1に係る端子装置の平面図である。 この発明の実施の形態1に係る端子装置の底面図である。 図7のG−G線に沿う矢印方向の断面図である。 図8の破線で囲むX部分の拡大図である。 図6のF−F線に沿う矢印方向の断面図である。 この発明の実施の形態1に係る端子装置に於ける接続端子の取付け手順を説明する説明図である。 この発明の実施の形態2に係る端子装置の接続端子を示す正面図である。
符号の説明
1 回路遮断器
2 ベース
3 カバー
4、5、6 電源側端子導体
7、8、9 負荷側端子導体
10 可動接点
11 可動接触子
12 操作ハンドル
13 開閉機構
14 クロスバー
15 固定接点
16 過負荷引外手段
4011、4012、5011、5012、6011、6012、7011、70
12、8011、8012、9011、9012 締付ボルト
401、501、601、701、801、901 導体ブロック
17、18 端子装置
19 遮断器取付板
20、21 取付孔
22、29 端子取付ベース
23、30 端子取付ベースの裏面
24、25、26、31、32、33 壁部
241、251、261、341、351、361 貫通孔
27、37 端子取付ベースの表面
28、38 凸状部
2411、2412、2511、2512、2611、2612、3411、3412、3511、3512、3611、3612 第1の一対の突起
2421、2422、2521、2522、2621、2622、3421、3422、3521、3522、3621、3622 第2の一対の突起
2411S、2412S、2511S、2512S、2611S、2612S、2421S、2422S、2521S、2522S、2621S、2622S、3411S、3412S、3511S、3512S、3611S、3612S、3421S、3422S、3521S、3522S、3621S、3622S 傾斜面
37、38、39、73、74、75、1000 接続端子
371、381、391、731、741、751、1001 第1の接続部
3710、3810、3910、3720、3820、3920、7310、7410、7510、7320、7420、7520 接続面
41、42、51、52、61、62、71、72、81、82、91、92、83、84、85、86、87、88、1004、1005 端子取付ネジ貫通用孔
372、382、392、732、742、752 第2の接続部
3711S、3712S、3811S、3812S、3911S、3912S、7311S、7312S、7411S、7412S、7511S、7512S 傾斜部
93、94、95、96、97、98 端子取付ネジ
931、941、951、961、971、981 ネジ頭部
101、102、103、104、105、106 ワッシャ
1002、1003 突出部

Claims (6)

  1. 回路遮断器の背面に着脱自在に装着され前記回路遮断器の端子導体に対応する位置に貫通孔を備えた端子台と、前記貫通孔に挿入されて前記端子導体に接続される第1の接続部と前記回路遮断器を介して外部導体に接続される第2の接続部を有する接続端子とを備えた回路遮断器の端子装置であって、前記接続端子の第1の接続部は、前記第1の接続部に装着されるネジ手段により前記回路遮断器の背面側から前記端子導体に直接又は間接的に螺合されて接続されると共にその接続方向の変更が可能に構成され、前記端子台は、前記接続端子の第1の接続部が前記貫通孔に対して所定の相対位置にあるとき前記接続端子に係合する係合部を有し、前記接続端子は、前記係合部との係合により前記貫通孔に対する前記第1の接続部の挿入及び抜取りが阻止されるように構成されたことを特徴とする回路遮断器の端子装置。
  2. 前記接続端子の第1の接続部は、前記端子導体に直接又は間接的に接続される接続面を有し、前記接続端子の第2の接続部は、前記外部導体に直接又は間接的に接続される接続面を有し、前記第1の接続部の接続面と前記第2の接続部の接続面とは、互いに直交する平面で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器の端子装置。
  3. 前記ネジ手段は、前記第1の接続部の相対向する両端部近傍に装着され少なくとも一部の部位が前記第1の接続部の外縁部から突出する一対のネジ手段からなり、前記端子台の係合部は、前記貫通孔の内周面の相対向する位置に設けられた少なくとも一対の突起により構成され、前記一対の突起が対向する間隔は、前記一対のネジ手段の前記突出した部位の最外端縁間の寸法より小さく設定され、前記貫通孔の前記突起が設けられていない内周面の相対向する間隔は、前記一対のネジ手段の前記突出した部位の最外端縁間の寸法より大きく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器の端子装置。
  4. 前記第1の接続部は、その外周部の相対向する位置に一対の突出部を備え、前記端子台の係合部は、前記貫通孔の内周面の相対向する位置に設けられた少なくとも一対の突起により構成され、前記一対の突起が対向する間隔は、前記一対の突出部の最外端縁間の寸法より小さく設定され、前記貫通孔の前記突起が設けられていない内周面の相対向する間隔は、前記記一対の突出部の最外端縁間の寸法より大きく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器の端子装置。
  5. 前記係合部は、前記貫通孔の内周面に前記貫通孔の中心の周りに90度の間隔で配置された2対の突起により構成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の回路遮断器の端子装置。
  6. 前記貫通孔の内周面に設けられた突起は、その前記接続端子の第1の接続部が挿入される側の表面に前記貫通孔の外側端部から内側内方へ傾斜する傾斜面を備え、前記接続端子は、前記第1の接続部が前記貫通孔に挿入されたとき前記突起の前記傾斜面に当接する傾斜部を備えたことを特徴とする請求項3又は4に記載の回路遮断器の端子装置。
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