JP6433336B2 - 分電盤 - Google Patents

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Description

本発明は、端子間距離が異なる配電機器を混載した分電盤に関するものであり、特に配電機器を分岐バーを介して母線バーに接続する構造の分電盤に関するものである。本明細書において配電機器とはブレーカ、開閉器、端子台など、母線バーに接続して用いられる機器を意味するものである。
ブレーカ等の配電機器を分岐バーを介して母線バーに接続した分電盤においては、配電機器の電源側の端子間距離に合わせた間隔で母線バーに接続孔が形成されており、これらの孔に分岐バーの一端をねじ止めし、他端を配電機器の電源側端子に接続している。このため特許文献1に示されるように、接続される配電機器は端子間距離が接続孔のピッチに対応した1種類のみであるのが一般的である。従って配電機器の横幅も、標準サイズと呼ばれる一定幅であるのが普通である。
しかし接続先の負荷の用途によって配電機器の定格電流が大きく変わる場合には、横幅の異なる3極式ブレーカを混載させることが必要となる。ブレーカの横幅が異なると端子間距離も異なるため、同一の母線バーに接続できない。そこで特許文献2には、母線バー上を移動可能な分岐バー接続部を設け、横幅の異なる3極式ブレーカであっても分岐バーを介して母線バーに接続できるようにした技術が開示されている。
しかしこのような分岐バー接続部を用いた場合には、分電盤の部品点数が増加するうえ、分岐バー接続部を母線バーにねじ止めしなければならないためにねじの締め付け工数が増えてしまい、分電盤の製造作業性が低下するという問題があった。
実開平6−88120号公報 実開平6−80307号公報
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、部品点数を増加させることなく、端子間距離の異なる配電機器を混載できる分岐バー接続型の分電盤を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、標準型の配電機器の隣接する端子間距離に合せたピッチPで接続孔が形成された3本の母線バーに、標準型の配電機器と、端子間距離がPよりも小さい小型3極式配電機器とを、分岐バーを介して接続した分電盤であって、小型3極式配電機器の一方の外側極を小型3極式配電機器から最も遠い母線バーの接続孔に接続する第1分岐バーの接続点と、小型3極式配電機器の他方の外側極を小型3極式配電機器から最も近い母線バーの接続孔に接続する第2分岐バーの接続点から、母線バーに対して垂直に延びる2本の仮想線の間隔が前記ピッチPとなるようにこれらの接続点を設定し、前記2本の仮想線の間に、小型3極式配電機器の中央極を位置させたことを特徴とするものである。
請求項2の発明は請求項1の発明において、小型3極式配電機器の一方の外側極と他方の外側極を、前記2本の仮想線の外側に位置させたことを特徴とするものである。請求項3の発明は請求項2の発明において、小型3極式配電機器の中央極を、前記2本の仮想線の中央に位置させたことを特徴とするものである。
請求項4の発明は請求項3の発明において、前記標準型の配電機器が、端子間距離がPである標準3極式配電機器、または標準2極配電機器であり、小型3極式配電機器をこれらの標準型の配電機器と隣接配置したことを特徴とするものである。請求項5の発明は請求項1の発明において、前記標準型の配電機器が、端子間距離がPである標準3極式配電機器であり、小型3極式配電機器の筐体の横幅が、該標準3極式配電機器の筐体の横幅の2/3であることを特徴とするものである。
本願発明によれば、標準型の配電機器と、端子間距離がピッチPよりも小さい小型3極式配電機器とを、標準型の配電機器の隣接する端子間距離に合せたピッチPで接続孔が形成された3本の母線バーに分岐バーを介して接続することができ、小型3極式配電機器と標準型の配電機器の混載が可能となる。しかも部品点数を増加させる必要がない。
請求項2の発明によれば、端子間の絶縁距離を十分に確保することができる。請求項3の発明によれば、小型3極式配電機器を対向させて母線バーに接続する場合にも、共通の分岐バーを使用することができる。
請求項4の発明によれば、用途に応じて適切なサイズの配電機器を使用することで、配電機器の搭載数を多くすることができる。
請求項5の発明によれば、無駄なスペースが生ずることなく、小型3極式配電機器を標準3極式配電機器と混載することができる。
本発明の第1の実施形態を示す正面図である。 本発明の第1の実施形態を示す斜視図である。 要部の拡大正面図である。 母線バーの左側に小型3極式配電機器、右側に標準3極式ブレーカを配置した場合の断面図である。 母線バーの左側に小型3極式配電機器、右側に小型2極式ブレーカを配置した場合の断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す正面図である。 本発明の第2の実施形態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態を示す断面図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
図1は第1の実施形態を示す正面図、図2はその斜視図である。これらの図において、1は3本の母線バーであり、この実施形態では図4に示すように、R、S、Tの3本が三角形状に配置されている。R極とT極は下段に配置され、S極は上段に配置されている。また、各母線バー1には標準型の配電機器の隣接する端子間距離に合せたピッチPで接続孔2が形成されている。これらの接続孔2はめねじが切られたねじ孔とし、分岐バーをねじ固定できるようにしてある。
母線バー1の両側に、配電機器が接続されている。この実施形態では配電機器は何れもブレーカであるが、前述したように開閉器や端子台であってもよい。図1、図2に示される3は標準3極式ブレーカ、4は標準2極式ブレーカである。これらは何れも端子間距離が、母線バー1の接続孔2のピッチPに等しくなっている。5は小型2極式ブレーカであり、その筐体の横幅は標準2極式ブレーカ4の半分であり、母線バー1の同一仮想直線上に接続される。
図3に示すように、小型3極式配電機器6は外側極7、中央極8、外側極9の3つの端子を持ち、各端子を3本の母線バー1(R、S、T)にそれぞれ第1、第2、第3の分岐バー10、11、12によって接続されている。その詳細は図3に示す通りである。小型3極式配電機器6は、その筐体の横幅が標準3極式ブレーカ3の横幅の2/3であるため、無駄なスペースが生ずることなくサイズの異なる配電機器と混載することが可能である。
先ず、小型3極式配電機器6の一方の外側極7は第1の分岐バー10によって小型3極式配電機器6から最も遠い母線バー1(T)に接続されている。その接続点を13とする。また小型3極式配電機器6の他方の外側極9は第2の分岐バー12によって、小型3極式配電機器6から最も近い母線バー1(R)に接続されている。その接続点を14とする。図3に示すように、これらの接続点13、14から母線バー1に対して垂直に延びる2本の仮想線15、16の間隔が前記のピッチPとなるように、接続点13,14が設定される。これらの仮想線15、16の間に、小型3極式配電機器6の中央極8を位置させ、前記したいずれかの仮想線上に形成された中央の母線バー1(S)に設けた接続点18に第3の分岐バー11によって接続してある。
図3に示されるように、第3の分岐バー11はその先端を第1の仮想線15の方向に屈曲させてある。また図3に示されるように、小型3極式配電機器6の中央極8は前記2本の仮想線15、16の中央に位置することで、小型3極式配電機器6を対向させて母線バー1に接続する場合にも、共通の分岐バー10,11,12を使用することができる。また、外側極7と他方の外側極9は前記2本の仮想線15、16のやや外側に位置させることで、小型3極式配電機器6の端子間の絶縁距離を十分に確保することができる。
図2に示すように、小型3極式配電機器6の端子は、外側極7、外側極9は下段に設け、中央極8は上段に設けてある。このように各極の端子と対応する母線バー1の高さを近付けることによって分岐バー10、11、12を短く形成することができる。また隣接する端子間に段差を設けることにより、小型であっても相互間の絶縁距離を十分に確保することができる。図4に示すように、上段の分岐バー11は略平坦であるが、下段の分岐バー10、12は途中から下方に屈曲した形状となっている。なお図5は、母線バー1の片側に小型3極式配電機器6、他側に小型2極式ブレーカを配置した場合の断面図である。
上記したように、本発明では小型3極式配電機器6の中央極8を仮想線15、16の間に位置させて、第3の分岐バー11を仮想線15上で母線バー1(S)に接続したので、第3の分岐バー11は第2の分岐バー12の接続ねじの位置から外れる。このため第2の分岐バー12のねじ止め作業に支障を生じない。なお第1の分岐バー10は小型3極式配電機器6から最も遠い母線バー1(T)に接続されるので、第3の分岐バー11が邪魔になることもない。
このようにして、本発明によれば、標準型の配電機器3、4、端子間距離がPよりも小さい小型3極式配電機器6とを、標準型の配電機器の端子間距離に合せたピッチPで接続孔2が形成された3本の母線バー1に分岐バー10、11、12を介して接続することができ、小型3極式配電機器6の混載が可能となり、用途に応じて適切なサイズの配電機器を使用することで、配電機器の搭載数を多くすることができる。なお、接続孔2は本実施形態のように、各極の母線バー1にピッチP間隔で一連に形成される必要はなく、いずれかの母線バー1にピッチP間隔で接続孔2が形成されている箇所があればよい。
以上に説明した第1の実施形態では、3本の母線バー1を三角形に配置した。しかし図6以下に示す第2の実施形態のように、3本の母線バー1を同一平面上に配置することもできる。この第2の実施形態においても、図6のように正面から見た場合の接続形態は第1の実施形態と同様であるから、対応する部分に同一の符号を付けて説明を省略する。
なお第2の実施形態では中央極8の第3の分岐バー11は一方の仮想線16上に形成した接続部17において母線バー1に接続されているが、他方の仮想線15上に形成した接続部に接続することもできる。
以上に説明したように、本発明によれば、部品点数を増加させることなく、標準型の配電機器と、端子間距離がPよりも小さい小型3極式配電機器とを混載することができる。
1 母線バー
2 接続孔
3 標準3極式ブレーカ
4 標準2極式ブレーカ
5 小型2極式ブレーカ
6 小型3極式配電機器
7 外側極
8 中央極
9 外側極
10 第1の分岐バー
11 第3の分岐バー
12 第2の分岐バー
13 接続点
14 接続点
15 仮想線
16 仮想線
17 接続部
18 接続点

Claims (5)

  1. 標準型の配電機器の隣接する端子間距離に合せたピッチPで接続孔が形成された3本の母線バーに、標準型の配電機器と、端子間距離がPよりも小さい小型3極式配電機器とを、分岐バーを介して接続した分電盤であって、小型3極式配電機器の一方の外側極を小型3極式配電機器から最も遠い母線バーの接続孔に接続する第1分岐バーの接続点と、小型3極式配電機器の他方の外側極を小型3極式配電機器から最も近い母線バーの接続孔に接続する第2分岐バーの接続点から、母線バーに対して垂直に延びる2本の仮想線の間隔が前記ピッチPとなるようにこれらの接続点を設定し、前記2本の仮想線の間に、小型3極式配電機器の中央極を位置させたことを特徴とする分電盤。
  2. 小型3極式配電機器の一方の外側極と他方の外側極を、前記2本の仮想線の外側に位置させたことを特徴とする請求項1記載の分電盤。
  3. 小型3極式配電機器の中央極を、前記2本の仮想線の中央に位置させたことを特徴とする請求項2記載の分電盤。
  4. 前記標準型の配電機器が、端子間距離がPである標準3極式配電機器、または標準2極配電機器であり、小型3極式配電機器をこれらの標準型の配電機器と隣接配置したことを特徴とする請求項3記載の分電盤。
  5. 前記標準型の配電機器が、端子間距離がPである標準3極式配電機器であり、小型3極式配電機器の筐体の横幅が、該標準3極式配電機器の筐体の横幅の2/3であることを特徴とする請求項1記載の分電盤。
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