JP2008061455A - 4極用ブレーカのプラグイン取付アダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】安価に生産可能な4極ブレーカのプラグイン取付アダプタを提供する。
【解決手段】4本の母線バーのうち3本と電気的に接続するプラグ端子金具を有する第1アダプタ11と、この第1アダプタ11に物理的に接合しており、第1アダプタ11と電気的に接続している母線バー4以外の母線バー4と電気的に接続するプラグ端子金具を有する第2アダプタ12とから構成され、第1アダプタ11及び第2取付アダプタ12の上面を4極ブレー力10の搭載面として、4本の母線バー4と4極ブレーカ10とを電気的に接続する。なお、接合片や、接合溝11h、接合凸部12hを設け、第1アダプタ11と第2アダプタ12を接合することが好ましい。
【選択図】図12

Description

本発明は、三相4線式分電盤の母線バーに4極ブレーカをプラグイン接続する場合のプラグイン取付アダプタの構造に関するものである。
三相4線式の分電盤は、主幹の4極ブレーカの負荷側端子に接続したR、S、T、Nの4本の母線バーの任意の2本又は3本に、2極又は3極の分岐ブレーカの電源側端子を接続することにより、単相2線、単相3線、三相3線の電源として、負荷側に供給することができるものである。また、前記4本の母線バーに分岐ブレーカとして4極ブレーカを接続すれば、別の三相4線式の分電盤の電源として、電気を供給することができるものである。
一方、単相3線及び三相3線など3本の母線バーに2極又は3極の分岐ブレーカを接続する分電盤では、分岐ブレーカに設けたプラグ端子金具を母線バーに差し込むだけで接続作業が完了するプラグイン構造を採用する分電盤がある。(特許文献1、2参照)
このプラグイン構造の分電盤は分岐ブレーカの取付作業時間を大幅に短縮できるものである。
ところで、三相4線式分電盤に分岐ブレーカとして4極ブレーカをプラグイン接続しようとすると、4極用のプラグイン取付アダプタが必要となる。しかしながら三相4線式分電盤は日本国内では普及していないので、4極ブレーカ自体の数も2極又は3極ブレーカに比べて非常に少なく、4極用のブレーカをプラグイン接続するために、4極用プラグイン取付アダプタを製作した場合には、非常にコスト高なアダプタとなるという問題点がある。
特開2004−312865号公報 特開2006−107915号公報
本発明は、上記した従来の問題点を解決し、安価に生産可能な4極ブレーカのプラグイン取付アダプタを提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するためになされた本発明のプラグイン取付アダプタは、所定間隔を有して並設された三相4線式分電盤の4本の母線バーのうち複数本と電気的に接続するプラグ端子金具を有する第1アダプタと、この第1アダプタに物理的に接合しており、前記第1アダプタと電気的に接続している母線バー以外の母線バーと電気的に接続するプラグ端子金具を有する第2アダプタとから構成され、前記第1アダプタ及び前記第2取付アダプタの上面を4極ブレー力の搭載面として、前記4本の母線バーと4極ブレーカとを電気的に接続することを特徴とするものである。
また、第1アダプタと第2アダプタとを物理的に接合する接合片を、第1アダプタ又は第2アダプタの下部に設けたものであることが好ましい。
さらには、第1アダプタ及び第2アダプタの接合面の一方に、前記接合面に開口した接合溝を設け、第1アダプタ及び第2アダプタの接合面の他方に、前記接合溝と接合する接合凸部を設け、前記接合溝と前記接合凸部を接合して、第1アダプタと第2アダプタを接合するものとしても良い。
三相4線式の4本の母線バーのうち複数本と電気的に接続するプラグ端子金具を有する第1アダプタと、この第1アダプタに物理的に接合しており、前記第1アダプタと電気的に接続している母線バー以外の母線バーと電気的に接続するプラグ端子金具を有する第2アダプタとから構成したので、第1アダプタを、需要が多い2極用又は3極用のプラグイン取付アダプタとして使用することができる。このため、需要が多く安価に生産可能な第1アダプタを使用して、4本の母線バーと4極ブレーカをプラグイン接続することが可能となり、4極専用のプラグイン取付アダプタを製作するのと比べて、安価に4極ブレーカのプラグイン取付アダプタを提供することが可能となる。
なお、第1アダプタと第2アダプタとを物理的に接合する接合片を、第1アダプタ又は第2アダプタの下部の少なくとも一方に設けたものとすれば、簡単な構造で第1アダプタと第2アダプタとを接合することができる上、接合するときの作業性も良い。
さらには、第1アダプタ及び第2アダプタの接合面の一方に、前記接合面に開口した接合溝を設け、第1アダプタ及び第2アダプタの接合面の他方に、前記接合溝と接合する接合凸部を設け、前記接合溝と前記接合凸部を接合して、第1アダプタと第2アダプタを接合するものとしたので、接合した時に接合片が底部から突出することがなく、作業台等に水平に置いてブレーカを取付けることができるので作業性が良い。
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい実施の形態を示す。
図1は三相4線式のプラグイン分電盤の全体図であり、1は箱形のキャビネットである。2は、キャビネットの背面板である。この背面板2上には、幅方向を横断するように取付バー3が、一定の間隔をおいて取り付けられている。図1に示すプラグイン分電盤では、取付バー3は、背面板2の下部と上部に一つずつ取り付けられている。
取付バー3上には、R、N、S、Tの4本の母線バー4が、その幅方向をキャビネット1の開口の長手方向に向けて、所定間隔を有して並設されている。この母線バー4は、取付バー3上に取り付けられた絶縁材のバーホルダー5を介して、取付バー3に取り付けられている。実施例の母線バー4は、R−N−S−Tの順で配置され、R−S−Tの母線バー4が等間隔に配置され、R−Sの中間にN相の母線バー4が配置されている。なお、N相の母線バー4は、S−Tの中間に配置されていても差し支えない。
R、N、S、Tの4本の母線バー4両側には、一対のコの字形状の取付レール6が、開口部を内側にして、母線バー4と平行に配置され、取付バー3に取り付けられている。取付レール6の上面には等間隔に取付穴6aが設けられている。
7はR、N、S、Tの4本の母線バー4に電源を供給する主幹の4極ブレーカである。この主幹の4極ブレーカ7に過電流が流れた場合には、回路が遮断されるようになっている。この4極用ブレーカ7は、背面板2の上に設けられ、負荷側の4極の端子を、接続バー8を介して各母線バー4と接続している。なお、主幹の4極用ブレーカは必要がなければ、特に設ける必要はなく、外部からの引込電線が直接母線バー4に接続したものであってもよい。
図2に示される、10は4極ブレーカであり、この4極ブレーカ10は、4つの負荷側端子10aを有している。4極ブレーカ10に過電流が流れた場合には、負荷側端子10aへの回路が遮断されるようになっている。
11は第1アダプタであり、4極ブレーカ10の下側に配設されている。12は第2アダプタであり、4極ブレーカ10の下側でかつ、第1アダプタ11に隣接して接合している。なお、第1アダプタ11と第2アダプタ12の接合方法は後述する。
4極ブレーカ10と、第1アダプタ11及び第2アダプタ12の間には、図3に示されるような、略長方形状で板状の取付ベース13が第1アダプタ11と第2アダプタの上面を橋渡すように設けられている。この取付ベース13には、複数の取付穴13aと複数の取付ネジ穴13bが設けられている。取付穴13aに取付ネジ(図示せず)を螺入して、取付ベース13を第1アダプタ11及び第2アダプタ12に取り付けている。また、4極ブレーカ10の上部から、4極ブレーカ10を貫通する取付ネジ(図示せず)を取付ネジ穴13bに螺入して、4極ブレーカ10を、取付ベース13に取付ている。なお、この取付ベース13は4極ブレーカをアダプタに取り付けるためのものであるが、第1アダプタ11と第2アダプタ12とを物理的に接合する役割も持っている。
第1アダプタ11は、図4や図5に示されるように、下側が開口した箱形状をしている。第1アダプタ11の長手方向の大きさは、4極ブレーカ10の長手方向の長さよりもやや長くなっている。この第1アダプタ11の両側面には、R、N、S、Tの母線バー4が介入できる、略U字形状の切り欠き部11aが形成されている。なお、N相は、S−T間に設けられる場合もあるので、切り欠き部11aは、S、Tの母線バー4が介入する切り欠き部11aの間にも設けられていることが好ましい。
図5に示すように、第1アダプタ11の裏側には、バネ板よりなるクリップ状のプラグ端子金具11bが、第1アダプタ11の開口部に向かって3個突設されている。このプラグ端子金具11bの配置位置は、第1アダプタ11の幅方向に関して、等間隔に並列して配置されているが、第1アダプタ11の長手方向に関しては、R、S、Tの母線バー4が介入する切り欠き部11の設けられている位置にそれぞれ配置されている。
図4に示すように、第1アダプタ11の上面の長手方向の端部には、略L字形状の接合端子11cが、その先端を第1アダプタ11の長手方向の内側に向けて、第1アダプタ11の幅方向に並列して3個突設されている。接合端子11cの先端は、略U字形状に切り欠かれた接合部11dが形成されている。接合端子11cは、第1アダプタ11の幅方向に対応する位置に配置された、プラグ端子金具11bと、それぞれ接続バー等により電気的に接続している。
また、図5や図6に示すように、第2アダプタ12もまた、下側が開口した箱形状をしている。この第2アダプタ12の長手方向の大きさは、第1アダプタ11の長手方向の大きさと同じにしてある。第2アダプタ12の両側面には、R、N、S、Tの母線バー4が介入できる、略U字形状の切り欠き部12aが形成されている。なお、N相は、S−T間に設けられる場合もあるので、切り欠き部12aは、S、Tの母線バー4が介入する切り欠き部12aの間にも設けられていることが好ましい。
図5に示すように、第2アダプタ12の裏側には、バネ板よりなるクリップ状のプラグ端子金具12bが、第2アダプタ12の開口部に向かって1個突設されている。このプラグ端子金具11bの配置位置は、Nの母線バー4が介入する切り欠き部11が形成されている位置に配置されている。なお、N相は、S−T間に設けられる場合もあるので、プラグ端子金具12bが、R−S間とS−T間に可動可能な構造であることが好ましい。
図6に示すように、第2アダプタ12の上面の長手方向の端部には、略L字形状の接合端子12cが、その先端を第2アダプタ12の長手方向の内側に向けて、1個突設されている。接合端子12cの先端は、略U字形状に切り欠かれた接合部12dが形成されている。接合端子12cは、プラグ端子金具12bと、接続バー等により電気的に接続している。
図6に示すように、第2アダプタ12の長手方向の側面の下端には、その先端を上に向けた略L字形状の接合片12eが3個突設されている。この接合片12の内側と第2アダプタ12の側面との幅は、第1アダプタ11の側面部1e厚さより僅かに大きくしてある。前述したように、第2アダプタ12は、第1アダプタ11と接合しているが、接合片12eは、第2アダプタ12の長手方向の側面の、第1アダプタ11との接合面に設けられ、図5に示されるように、接合片12eが、第1アダプタ11の側面部11eの下端を抱持するようにして、第1アダプタ11と第2アダプタ12とが接合している(第1の実施形態)
このように、第2アダプタ12に接合片12eを設けて、第2アダプタを第1アダプタに接合することとしたので、簡単な構造で第1アダプタ11と第2アダプタ12とを接合することができる上、接合する時の作業性も良い。
なお、実施形態では、接合片12eを第2アダプタ12に3個設けたが、1個や2個、4個以上であっても差し支えない。また、実施形態では、接合片12eを第2アダプタ12側に設けたが、接合片を第1アダプタ側に設けて、第2アダプタの下部を接合することとしても差し支えない。
次に、別の実施形態(第2の実施形態)を説明する。図7に示すように、第1アダプタ11の、第2アダプタ12との接合面の両端上部には、前記接合面に開口した接合溝11hが設けられている。この接合溝11hは、凹形状をしていて、第1アダプタ11の高さ方向に沿って形成されている。図8に示すように、接合溝11hの底部11jは、第1アダプタ11の側面と平行な平面を有し、接合溝11hの開口部11kの幅は、底部11jの幅より狭くしてある。
一方、図9に示すように、第2アダプタ12の、第1アダプタ11との接合面の両端上部には、接合凸部12hが設けられている。接合凸部12hは、前記接合溝11hに対応した形状にしてあり、その先端部12jは、第2アダプタ12の側面に平行な平面を有し、先端部12jの幅は、接合凸部12hの基端部12kの幅より広くしてある。この接合凸部12hは、図10に示すように、前記接合溝11hに対応した位置に設けられていて、接合凸部12hを、接合溝11hの上方から、接合溝11hに嵌入して接合し、図11に示すように、第1アダプタ11と第2アダプタ12を接合する。前述したように、接合溝11hの開口部11kの幅は、底部11jの幅より狭くしてあり、先端部12jの幅は、接合凸部12eの基端部12kの幅より広くしてあるので、接合凸部12hが接合溝11hから脱落することがなく、接合溝11hと接合凸部12hの接合が外れることがない。
このように、第1アダプタ11に接合溝11hを設け、第2アダプタ12に接合凸部12hを設け、第2アダプタを第1アダプタに接合することとしたので、アダプタ同士を接合した時に接合片が底部から突出することがなく、作業台等に水平に置いてブレーカを取付けることができるので作業性が良い。
なお、実施形態では、接合溝11hを第1アダプタ11側に設け、接合凸部12hを第2アダプタ12側に設けているが、接合溝を第2アダプタ12に設け、接合凸部を第1アダプタ11に設け、第1アダプタ11と第2アダプタ12を接合する構造としても差し支えない。
さらに、第1の実施形態と第2の実施形態を組み合わせて、第1アダプタ11及び第2アダプタ12の一方の下部を接合する接合片12eを、第1アダプタ11及び第2アダプタ12の他方に設け、第1アダプタ11及び第2アダプタ12の対向面の一方に、この対向面に開口した接合溝11mを設け、第1アダプタ11及び第2アダプタ12の対向面の他方に、前記接合溝と接合する接合凸部12hを設け、接合溝11mと接合凸部12hを接合して、第1アダプタ11と第2アダプタ12を接合する構造としてもよい。この場合には、第1アダプタ11と第2アダプタ12の接合がより強固なものとなる。なお、この実施形態の場合、接合溝11mは高さ方向に連通した形状をしていて、接合時に接合片12eで、他方のアダプタの下部を下側から抱持すると同時に、接合凸部12hが接合溝11mに嵌入する構造となっている。
第1アダプタ11と第2アダプタ12を接合して組み合わせた状態で、第1アダプタ11及び第2アダプタ12の上面を4極ブレーカ10の搭載面として、4極ブレーカが第1アダプタ11及び第2アダプタ12上に搭載されている。第1アダプタ11と第2アダプタ12の接合端子11c、12cが、4極ブレーカ10の電源側端子(図示せず)上に対応するように配置されていて、接合部11d、12dに端子ネジ(図示せず)が連通され、接合端子11c、12cと4極ブレーカ10の電源側端子とが、電気的に接続されている。実施形態では、4極ブレーカ10の電源側端子を覆うカバー15が取り付けられている。
図12及び図13に示すように、第1アダプタ11と第2アダプタ12からなるプラグイン取付アダプタは、取付レール上6に載せられ、第1アダプタ11及び第2アダプタ12の、上面の長手方向の両端部に設けられた、取付穴11m、取付穴12mに取付ネジが挿通され、取付穴6aに前記取付ネジが螺入されて、プラグイン取付アダプタが取付レール6に固定されている。
プラグ端子金具11bは、R、S、Tの母線バー4の側面を挟掴し、プラグ端子金具12bは、N相の母線バー4の側面を挟掴し、R、N、S、Tの母線バー4と、4極ブレーカ10の電源側端子が電気的に接続されている。
なお、本実施形態のプラグ端子金具11b、12bは母線バー4を挟掴して、電気的に接続しているが、ブレーカ取付アダプタに差込片を設け、母線バーの対応する箇所に設けたプラグ端子金具で受ける様にして、電気的に接続するような構造であっても差し支えない。
本発明の、第1アダプタ11は、三相3線式の分電盤に、3極用のプラグイン取付アダプタとして使用することができる。三相4線式の分電盤に使用する場合には、第1アダプタ11と第2アダプタ12を組み合わせて、4極用のプラグイン取付アダプタとして使用する。このように、第1アダプタ11を、3極用のプラグイン取付アダプタとして使用することが可能なため、安価に生産することができ、安価に生産可能な第1アダプタ10を使用して、母線バー4と4極ブレーカ10を接続することが可能となり、4極専用のプラグイン取付アダプタを製作するのと比べて、安価に4極ブレーカのプラグイン取付アダプタを提供することが可能となる。
また、第1アダプタ11に、R、Sの切り欠き部11aの間及び、S、Tの切り欠き部11aの間の両方に切り欠き部11aを設け、第2アダプタのプラグ端子金具12bが、R−S間とS−T間に可動可能な構造とすると、N相の母線バー4がR−S間、S−T間のどちらに配置されている場合でも、N相の母線バー4の位置に応じてプラグ端子金具12bを可動するだけで使用することが可能となり、N相の母線バー4の位置に対応した、複数の第2アダプタ12を製作する必要がない利点がある。
次に別の実施形態(第3の実施形態)を説明する。図14に示すように、第3の実施形態では、N相の母線バー4は、コの字状の取り付けレール6を挟んでR、S、Tの母線バー4の外側に配置され、取付バー3にバーホルダー17を介して取り付けられている。なお、R、S、Tの母線バー4の間隔は、第1の実施形態や第2の実施形態の分電盤と同じ間隔である。
コの字形状の取付レール16が、開口部を内側にして、N相の母線バー4の外側に配置され、取付レール16の上面には、等間隔に取付穴16aが設けられている。
この第3の実施形態に使用される第1アダプタは、第1の実施形態や第2の実施形態の第1アダプタ11と同一である。しかし、この第3の実施形態では、N相の母線バー4が、R、S、Tの母線バー4の外側にあるので、第2アダプタ18は、第1のアダプタ11より長手方向側に延長され、第2アダプタ18のプラグ端子金具がN相の母線バー4と接続するようになっている。このように、N相の母線バー4が、R、S、Tの母線バー4の外側に配置されている場合であっても、N相の母線バー4の配置位置に応じた第2アダプタを製作するだけで、3極用のプラグイン取付アダプタとして使用可能な、第1アダプタ11と組み合わせて、各母線バー4を4極ブレーカ10に電気的に接続することが可能となる。なお、第1アダプタ11と第2アダプタ12の接合方法は、第1の実施例や第2の実施例と同じである。
以上説明したように本発明では、3極用のプラグイン取付アダプタとして使用可能な第1アダプタ11と、N相の母線バー4の配置位置に応じた第2取付アダプタ12(18)を接合して、これらの上面に4極ブレーカ10を搭載して、4本の母線バー4と4極ブレーカ10を電気的に接続するように構成した。このため、第1アダプタ11が3極用のプラグイン取付アダプタとして使用可能なため、安価に生産可能な第1アダプタ11を使用して、母線バー4と4極ブレーカ10を接続することが可能となり、4極専用のプラグイン取付アダプタを製作するのと比べて、安価に4極ブレーカのプラグイン取付アダプタを提供することが可能となった。
なお、実施形態では、第1アダプタ11は、3本の母線バー4と接続され、第2アダプタ12は、1本の母線バー4と接続するように構成されているが、本発明はこのような実施形態に限定されず、第1アダプタ11と第2アダプタ12がそれぞれ、2本の母線バー4と接続する構造にも、本発明を適用できることはいうまでもない。また、アダプタ同士の物理的な接合は取付ベース13のみであってもよく、この場合には同一の2極用のプラグイン取付アダプタを2個使用することにより、4極用プラグイン取付アダプタをより安価に作成することができる。この場合、プラグ端子金具の位置はそれぞれの母線バーに対応させて置くことは勿論のことである。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う4極ブレーカのプラグイン取付アダプタもまた技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
プラグイン分電盤の全体図である。 第1の実施形態の4極ブレーカ及びプラグイン取付アダプタの斜視図である。 第1の実施形態のプラグイン取付アダプタの斜視図である。 第1の実施形態の第1アダプタの斜視図である。 第1の実施形態のプラグイン取付アダプタの裏面斜視図である。 第1の実施形態の第2アダプタの斜視図である。 第2の実施形態の第1アダプタの斜視図である。 接合溝の詳細図である。 第2の実施形態の第2アダプタの斜視図である。 第2の実施形態の第1アダプタと第2アダプタの接合時の説明図である。 第2の実施形態の第1アダプタと第2アダプタの接合状態の斜視図である。 プラグイン取付アダプタの取付状態の斜視図である。 プラグイン取付アダプタの取付状態の斜視図である。 第3の実施形態の分電盤の全体図である。
符号の説明
1 キャビネット
2 背面板
3 取付バー
4 母線バー
5 バーホルダー
6 取付レール
6a 取付穴
7 主幹の4極ブレーカ
8 接続バー
10 4極ブレーカ
10a 負荷側端子
11 第1アダプタ
11a 切り欠き部
11b プラグ端子金具
11c 接合端子
11d 接合部
11e 側面部
11h 接合溝
11j 底部
11k 開口部
11m 取付穴
12 第2アダプタ
12a 切り欠き部
12b プラグ端子金具
12c 接合端子
12d 接合部
12e 接合片
12h 接合凸部
12j 先端部
12k 基端部
12m 取付穴
13 取付ベース
13a 取付穴
13b 取付ネジ穴
15 カバー
16 取付レール
16a 取付穴
17 バーホルダ
18 第2アダプタ

Claims (3)

  1. 所定間隔を有して並設された三相4線式分電盤の4本の母線バーのうち複数本と電気的に接続するプラグ端子金具を有する第1アダプタと、この第1アダプタに物理的に接合しており、前記第1アダプタと電気的に接続している母線バー以外の母線バーと電気的に接続するプラグ端子金具を有する第2アダプタとから構成され、前記第1アダプタ及び前記第2取付アダプタの上面を4極ブレー力の搭載面として、前記4本の母線バーと4極ブレーカとを電気的に接続することを特徴とする4極ブレーカのプラグイン取付アダプタ。
  2. 第1アダプタと第2アダプタとを物理的に接合する接合片を、第1アダプタ又は第2アダプタの下部の少なくとも一方に設けたことを特徴とする請求項1に記載の4極ブレーカのプラグイン取付アダプタ。
  3. 第1アダプタ及び第2アダプタの接合面の一方に、前記接合面に開口した接合溝を設け、第1アダプタ及び第2アダプタの接合面の他方に、前記接合溝と接合する接合凸部を設け、前記接合溝と前記接合凸部を接合して、第1アダプタと第2アダプタを接合することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の4極ブレーカのプラグイン取付アダプタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008079394A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Nitto Electric Works Ltd プラグイン式分電盤
US8054612B2 (en) 2008-11-27 2011-11-08 Tokyo Electron Limited Plug-in unit including a breaker and an electric device
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