JP2015012695A - プラグイン式分電盤に用いられるプラグインユニット - Google Patents

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【課題】リードバーをブレーカ等の電気機器の端子部に接続し、このリードバーを介して電線の接続を行うプラグイン式分電盤に用いられるプラグインユニットにおいて、電線の荷重によるリードバーの変形及び電気機器の端子部への負担を回避する技術を提供すること。【解決手段】盤面に対して垂直に設置された複数本の幹線バーを備え、これらの幹線バーに着脱自在に接続されるアダプタ4の上面にブレーカ5を搭載したプラグインユニットにおいて、ブレーカ5の負荷側端子部10には、略L字状に折り曲げ形成したリードバー11を接続し、アダプタ4の負荷側端子部10の近傍に、該リードバー11を支えるリードバー支持部材15を配置した。【選択図】図5

Description

本発明は、幹線バーにブレーカなどの電気機器がプラグイン接続されるプラグイン式分電盤に用いられるプラグインユニットに関するものである。
特許文献1に開示されているように、盤面に対して垂直に設置された複数本の幹線バーを備え、これらの幹線バーにブレーカを抜き差しして容易に着脱することができる構造のプラグイン式分電盤に用いられるプラグインユニットは、ブレーカの増設や取り外しが容易で施工性に優れているため、広く用いられている。
図7に示すように、ブレーカ21の負荷側端子に電線22を接続し、筐体23の下方に向けて配線する際、電線の屈曲による損傷や性能劣化を回避するために、所定の曲げ半径(R)を確保する必要がある。
前記の曲げ半径(R)は、電線の太さと比例して大きくなるため、ブレーカ容量が大きくなり電線が太くなる場合には、筐体の横幅を広げて、配線スペースを確保する必要があり、筐体が大型化して省スペースの需要に対応できない問題があった。
これに対し、図8に示すように、L字に折り曲げ形成したリードバー24をブレーカ21の負荷側端子に接続し、このリードバーを介して電線22の接続を行う技術が知られている。
リードバー24を介して電線22の接続を行うことにより、電線22自体を屈曲させる必要がなくなり、前記の問題は回避可能となる。しかし、ブレーカ容量が大きくなり電線22が太く重たくなる場合など、電線の荷重によるリードバーの変形やそれに伴うブレーカの端子部の負担や、電線の荷重によりリードバーが回動してブレーカ端子部のねじが緩んでしまうという新たな問題が発生する。
特許4442853号公報
本発明の目的は前記問題を解決し、リードバーをブレーカの端子部に接続し、このリードバーを介して電線の接続を行うプラグイン式分電盤に用いられるプラグインユニットにおいて、電線の荷重によるリードバーの変形及び回動を回避することができ、ブレーカの端子部への負担を軽減する技術を提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明のプラグイン式分電盤に用いられるプラグインユニットは、盤面に対して垂直に設置された複数本の幹線バーを備え、これらの幹線バーに着脱自在に接続されるアダプタの上面にブレーカ等の電気機器を搭載したプラグイン式分電盤に用いられるプラグインユニットであって、前記電気機器の端子部には、リードバーを接続し、前記アダプタの前記端子部の近傍に、該リードバーを支えるリードバー支持部材を配置したことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のプラグイン式分電盤に用いられるプラグインユニットにおいて、前記アダプタは、端部に前記幹線バーへの着脱作業時の取っ手となる取手部を備え、該取手部の上面に、前記リードバー支持部材を配置したことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1記載のプラグイン式分電盤に用いられるプラグインユニットにおいて、前記リードバー支持部材を、前記アダプタと分離可能に備えることを特徴とするものである。
盤面に対して垂直に設置された複数本の幹線バーを備え、これらの幹線バーに着脱自在に接続されるアダプタの上面にブレーカ等の電気機器を搭載したプラグイン式分電盤に用いられるプラグインユニットにおいて、電気機器の端子部に、リードバーを接続するとともに、前記アダプタの前記端子部の近傍に、該リードバーを支えるリードバー支持部材を配置することにより、リードバーにかかる電線の荷重を分散させることができる。したがって、本発明によれば、ブレーカ容量が大きくなり電線が太く重たくなる場合でも、電線の荷重によるリードバーの変形や回動を回避することができ、ブレーカの端子部への負担を軽減する。
また、本発明では、リードバー支持部材を、アダプタの上面に備える構成を採用しているため、リードバー支持部材を筐体内に取り付けるための基台などを別途作成する必要はなく、従来のプラグイン式分電盤に用いられるプラグインユニットの基本形態をそのまま利用して新たな機能を追加することができる。
本実施形態のプラグイン式分電盤の全体説明図である。 ブレーカとアダプタから構成されるプラグインユニットの全体斜視図である。 プラグインユニットにリードバーを接続した状態の側面図である。 プラグインユニットにリードバーを接続した状態の全体斜視図である。 プラグインユニットにリードバーを介して電線を接続した状態の全体斜視図である。 リードバー支持部材の全体斜視図である。 従来技術の説明図である。 従来技術の説明図である。 リードバー支持部材の他の保持構造例の側面図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
図1において、1は分電盤の主幹ブレーカ、2は主幹ブレーカ1の負荷側に接続された幹線バーである。これらの幹線バー2は、盤面3に対して垂直に設置されている。3は幹線バー2の両側に設置されたアダプタ固定用レール2aである。本発明では、プラグイン式のアダプタ4が盤面の上方よりこれらの幹線バー2に取り付けられ、ブレーカ5がアダプタ4を介して幹線バー2に取り付けられている。なお、本実施形態は電気機器としてブレーカ5を利用したものであるが、ブレーカ5の代わりとして端子台、端子部を有する電気機器等とするものであっても良い。
アダプタ4は、図2、3に示すように、ケース6の下面に、幹線バー2への差込みプラグ7を備え、差込みプラグ7と連結させた接続バー(図示しない)を、アダプタ4の上面に搭載したブレーカ5の電源側端子部9と接続させている。このようなアダプタを使用することにより、ブレーカ自体はプラグインタイプでなく通常のものを使用することができる。
図3、4に示すように、ブレーカ5の負荷側端子部10には、リードバー11が接続されている。リードバー11は、一端が負荷側端子部10と接続された接続辺12と、接続辺12の他端をアダプタ4方向に向けて折り曲げ形成した折り曲げ辺13の2辺からなり、略L字状の形状を有している。
本実施形態では、3極式のブレーカを使用し、3極のすべてに前記形状のリードバー11を接続している。
図5に示すように、折り曲げ辺13の先端には、電線14が接続される。
本実施形態では、図3から図5に示すように、3極式のブレーカの各極に接続されるリードバー11を、各々、接続辺12の長さ、および、折り曲げ辺13の長さが重複しないように形成して、各極に接続される電線14同士が重なって配線の妨げとならない構造としている。
リードバー11の折り曲げ辺13の先端に、太径で重量の大きい電線14が接続されると、リードバー11に大きな荷重がかかり、大きな曲げ応力が発生する。本発明では、アダプタ4の上面で、負荷側端子部10の近傍に、リードバーの下面を支えるリードバー支持部材15を配置し、リードバー支持部材15にリードバー11をねじで固定可能に形成することにより、リードバー11にかかる電線の荷重の分散を図り、電線の荷重によるリードバー11の変形を回避している。特に、本実施形態のようなL字状のリードバー11を接続する場合においては、電線の荷重によりリードバー11のねじれる方向へ変形することがあるが、リードバー11を負荷端子部10及びリードバー支持部材15の2点で強固に固定するため変形を防止することが可能となっている。
なお、L字状のリードバー11に限らず、折り曲げ辺13を形成しない接続辺12のみのリードバー11であっても、図1に示すように幹線バー2に対してブレーカ5を垂直に保持させた場合には、リードバー11には下方に回動するような荷重が加わるが、本実施形態のようにリードバー11をブレーカ5の負荷側端子部10と接続するほか、リードバー支持部材15上にも固定しているため、回動する荷重に対しても強固に保持でき、回動することを防止するのでねじの緩みなどの問題も生じることが無くなるものである。
また、リードバー支持部材15をアダプタ4の上面に備える構成を採用しているため、リードバー支持部材15用の基台など別途作成する必要もないので、部品点数を削減可能とすると共に、従来のプラグインユニットの基本形態をそのまま利用することが可能となるものである。
本実施形態では、図2に示すように、アダプタ4の上端部すなわちアダプタ4のブレーカ5の端子部方向に形成された取手部6a(幹線バー2への着脱作業時の取っ手となる箇所)の上面に、リードバー支持部材15を配置している。なお、取手部6aとは、アダプタ固定用レール2aに取り付けられるレール取付部6bを形成する辺より延長させたものでも良く、少なくともアダプタ4の端部をブレーカ5の端子部9,10より外側に突出するように形成しリードバー支持部材11を設置できるようなものであれば良い。本実施形態では、リードバー支持部材11を、アダプタ4に形成された取手部16の上面に取付部15aを介してネジ止めして固定する構造としているが、アダプタ4の取手部16と一体に形成することもできる。また、その他の構造として図9に示すように、アダプタ4に取付金具25を介してブレーカ5の端子部の近傍にリードバー支持部材15を形成するものであっても良い。
図6に示すように、リードバー支持部材15の上面には、リードバー11の下面を支えるリードバー支持面16が形成されている。リードバー11の一端は、負荷側端子部10に接続されているため、負荷側端子部10における接続面17とリードバー支持面16とを略同一平面上に位置させて、リードバー11が水平に保たれる構造とすることが好ましい。
その他、図5に示すように、隣接するリードバー11間に絶縁カバー18を配置できるように、リードバー支持部材15は、絶縁カバー18を保持する仕切部材19を保持可能とする構造とすることが好ましい。この場合、リードバー支持部材15には、図6に示すように、仕切部材19を保持する仕切部材保持部20を複数形成し、高さの異なるブレーカごとに、仕切部材19の先端高さ位置を調節できる構造としておくことが好ましい。
なお、本実施形態の説明としては、ブレーカ5の負荷端子部10側にリードバー支持部材15を形成し、ブレーカ5の負荷端子部10や、リードバー11自体への負担を軽減するものであるが、幹線バー2に主幹ブレーカ1を搭載する場合には電源側端子部9側に変電所や受電設備などからの入力用の電線を接続するリードバー11を接続することがある。そのため、本実施形態のリードバー支持部材15をアダプタ4の電源側端子部9側の取手部16に形成するものであっても良い。
1 主幹ブレーカ
2 幹線バー
2a アダプタ固定用レール
3 盤面
4 アダプタ
5 ブレーカ
6 ケース
6a 取手部
6b レール取付部
7 差込みプラグ
9 電源側端子部
10 負荷側端子部
11 リードバー
12 接続辺
13 折り曲げ辺
14 電線
15 リードバー支持部材
15a 取付部
16 リードバー支持面
17 負荷側端子部における接続面
18 絶縁カバー
19 仕切部材
20 仕切部材保持部
21 ブレーカ
22 電線
23 筐体
24 リードバー

Claims (3)

  1. 盤面に対して垂直に設置された複数本の幹線バーを備え、これらの幹線バーに着脱自在に接続されるアダプタの上面にブレーカ等の電気機器を搭載したプラグイン式分電盤に用いられるプラグインユニットであって、
    前記電気機器の端子部には、リードバーを接続し、
    前記アダプタの前記端子部の近傍に、該リードバーを支えるリードバー支持部材を配置したことを特徴とするプラグイン式分電盤に用いられるプラグインユニット。
  2. 前記アダプタは、端部に前記幹線バーへの着脱作業時の取っ手となる取手部を備え、該取手部の上面に、前記リードバー支持部材を配置したことを特徴とする請求項1記載のプラグイン式分電盤に用いられるプラグインユニット。
  3. 前記リードバー支持部材を、前記アダプタと分離可能に備えることを特徴とする請求項1記載のプラグイン式分電盤に用いられるプラグインユニット。
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JP2008061455A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Nitto Electric Works Ltd 4極用ブレーカのプラグイン取付アダプタ

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