JP2019047579A - 配電盤 - Google Patents

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JP2019047579A
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博司 伊藤
Hiroshi Ito
博司 伊藤
慎泰 若原
Chikayasu Wakahara
慎泰 若原
健二 柘植
Kenji Tsuge
健二 柘植
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Abstract

【課題】波及事故に繋がることを防止するケーブルの分離構造を備えた配電盤を提供すること。
【解決手段】主幹ブレーカ2と複数の分岐ブレーカ3を備えた配電盤1であって、各ブレーカ2,3を筐体10内に同一方向に並べて配置し、筐体10内の空間を奥行き方向に区分けする分離部材4により、主幹ブレーカ2に接続されるケーブルを通す配線スペースと、分岐ブレーカ3に接続されるケーブルを通す配線スペースを区分けした構成とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、配電盤に関するものである。
特許文献1に記載されているように、配電盤内に分岐ブレーカなどを備えたユニットを配置することが知られている。このようなユニットには主幹ブレーカと分岐ブレーカが取り付けられていることがあるが、主幹ブレーカに入力されるケーブルと分岐ブレーカから出力されるケーブルとを同一スペースに隣接するように配置されることがある。
特開2012−161175号公報
一次側となる主幹ブレーカへの入力ケーブルと、二次側となる分岐ブレーカからの出力ケーブルが接触した状態でケーブルが劣化した際、一次側の入力ケーブルと二次側の出力ケーブルが接触している箇所で短絡が生じ、一次側への波及事故に繋がる虞があった。
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより、解決を試みた。本発明の課題は、波及事故に繋がることを防止するケーブルの分離構造を備えた配電盤を提供することである。
上記課題を解決するため、主幹ブレーカと複数の分岐ブレーカを備えた配電盤であって、各ブレーカを筐体内に同一方向に並べて配置し、筐体内の空間を奥行き方向に区分けする分離部材により、主幹ブレーカに接続されるケーブルを通す配線スペースと、分岐ブレーカに接続されるケーブルを通す配線スペースを区分けした配電盤とする。
また、主幹ブレーカの端子部に接続されるリードバーの電線接続部を分離部材よりも筐体の奥側に配置した構成とすることが好ましい。
また、分離部材により区分けされた配線スペースのうち、筐体の奥側に位置する配線スペースに付属装置を固定する配置部材を配置した構成とすることが好ましい。
また、筐体背面側に設けられた取付レールに固定された配置部材は、付属装置を固定する付属装置固定面が、取付レールに固定される取付面よりも筐体の奥側に位置するように配置された構成とすることが好ましい。
また、複数本の幹線バーを備えた幹線バーユニットを備え、幹線バーユニットに装着されるアダプタに主幹ブレーカと分岐ブレーカを並べて配置し、幹線バーユニットと配線スペースとを左右に並べて形成した構成とすることが好ましい。
本発明では、波及事故に繋がることを防止するケーブルの分離構造を備えた配電盤を提供することが可能となる。
実施形態における配電盤を二つ並べた状態の斜視図である。ただし、扉体は開いている。 実施形態における配電盤の内部を側面側から見た図である。 実施形態における配電盤の内部を正面側から見た図である。 実施形態における配電盤の内部を斜め上方側から見た図である。ただし、ケーブルや一部の機器は省略している。 図4における主幹ブレーカ周りの部分拡大図である。 実施形態における分離部材の斜視図である。 実施形態における配置部材の斜視図である。ただし、配置部材には付属装置としてCTを取り付けている。
以下に発明を実施するための形態を示す。図1乃至図4に示されていることから理解されるように、本実施形態の配電盤1は、主幹ブレーカ2と複数の分岐ブレーカ3を備えている。また、各ブレーカ2,3は筐体10内に同一方向に並べて配置されている。更には、筐体10内の空間を奥行き方向に区分けする分離部材4により、主幹ブレーカ2に接続されるケーブル71を通す配線スペースと、分岐ブレーカ3に接続されるケーブル72を通す配線スペースを区分けしている。このため、波及事故に繋がることを防止するケーブルの分離構造を備えた配電盤1を提供することが可能となる。本実施形態においては、主幹ブレーカ2が下方の右位置、ケーブル71の入線口が上方の左位置に形成し、それぞれ対角方向に形成している配電盤1の配線の引き回し方法を提供するものである。なお、主幹ブレーカ2が上方位置にある場合には、ケーブル71の入線口が下方位置に形成されるものである。
図1に示すことから理解されるように、実施形態の配電盤1の筐体10は、開口を備える筐体本体11と、筐体本体11の前面を覆う扉体12を備えており、更に、内部に配置される部品を覆う中扉13を備えている。また、筐体10の内部には、図2から図4に示すことから理解されるように、幹線バーユニット16を備えているが、幹線バーユニット16は、盤面に対して垂直に設置された複数本の幹線バー14や、幹線バー14を挟むように設けられた固定レール15を備えている。なお、筐体10の前後方向(奥行き方向)は筐体10の背面から前面を示す方向である。また、上下方向は主幹ブレーカ2や分岐ブレーカ3の並ぶ方向、左右方向は幹線バーユニット16と分離部材4が並ぶ方向を示している。
幹線バー14と固定レール15は、所要間隔をおいてそれぞれ平行に配設されており、上下一対の支持部材17により一体に組み付けられることにより幹線バーユニット16を構成している。なお、幹線バーユニット16とケーブル71、72を通す配線スペースは左右方向に並べて配置されている。
複数本の幹線バー14を備えた幹線バーユニット16には、複数のプラグインユニットが接続される。プラグインユニットは、幹線バー14に装着されて固定レール15にネジ止め固定されるアダプタ18、アダプタ18上に搭載される主幹ブレーカ2や分岐ブレーカ3からなる。つまり、共通の幹線バー14に主幹ブレーカ2と分岐ブレーカ3が電気的に接続されるものである。なお、図5に示すことから理解されるように、幹線バーユニット16に装着されるアダプタ18に搭載された主幹ブレーカ2と分岐ブレーカ3は並べて配置されている。
筐体本体11の背面側には複数の取付レール51が備えられており、この取付レール51には幹線バーユニット16や分離部材4や配置部材6が固定される。
図2及び図3に示すことから理解されるように、実施形態の配電盤1では、主幹ブレーカ2と分岐ブレーカ3は同列に、同一方向に並べて配置されており、詳しくは、主幹ブレーカ2や分岐ブレーカ3の端子部が同一方向(左右方向)に向けて配置されている。特に上下方向に並ぶように揃えられた分岐ブレーカ3の下方に主幹ブレーカ2が位置しており、分岐ブレーカ3と主幹ブレーカ2は同一直線上に位置するように配置されている。
実施形態の配電盤1は、プラグインユニットに隣接する空間を前後方向(奥行き方向)に区分けする分離部材4を取付レール51に固定している。
分離部材4により区分けされた配線スペースのうち、筐体10の奥側に位置する配線スペースには、配置部材6が取り付けられている。この配置部材6には、ケーブル71に流れる電流を測定するCTなどの付属装置52を取り付けることができる。分離部材4により区分けされた配線スペースのうち、筐体10の奥側に位置する配線スペースに付属装置52を固定する配置部材6を配置することで、CTなどの付属装置52を配置するスペースを設けることが可能となる。
実施形態の分離部材4はプラグインユニットに隣接する位置で固定されている。図6に示すように、詳しくは、分離部材4は、取付レール51上に固定する固定面41、固定面41の端部から立ち上げられた立上面42、立上面42から盤面に対して平行に設けられた持たせ掛け面43を備えている。なお、この持たせ掛け面43にはケーブルをもたせかけることができる。なお、持たせ掛け面43には、ケーブルを巻き付けることも可能である。また、複数の分離部材4に渡るアースバー80と、分離部材4にアースバー80を支持する支持台81を設置し、筐体10とのアースを取ることが出来るようになっている。
また、分離部材4の奥側には配置部材6を配置している。この配置部材6は、略逆ハット状に設けられている。図7に示すように、具体的には、取付レール51に固定される取付面61、取付面61の端部から立ち下げされた立下面62、立下面62の端部から盤面に対して平行に延びる付属装置固定面63を備えている。この付属装置固定面63には、付属装置52を固定することができる。付属装置52を固定する付属装置固定面63が、取付レール51に固定される取付面61よりも筐体10の奥側に位置することで、配線スペースを大きく確保することができる。
実施形態の幹線バー14は、主幹ブレーカ2の負荷側端子と電気的に接続されるものであり、更には、分岐ブレーカ3の電源側端子と電気的に接続されるものである。つまり、主幹ブレーカ2と分岐ブレーカ3にケーブル71、72が接続される電源側端子と負荷側端子が逆になっているものである。
図2から図5に示すことから理解されるように、主幹ブレーカ2の電源側の端子部にはリードバー53が接続される。このリードバー53には、ケーブル71が接続される電線接続部54を備えている。実施形態においては、この電線接続部54は、分離部材4により区分けされた配線スペースのうち、筐体10の奥側に位置する配線スペースに配置されている。このため、主幹ブレーカ2の端子部に接続されるケーブル71をリードバー53の電線接続部54に接続すれば良いため、ケーブル71を大きく曲げる必要なく接続することが可能となる。
主幹ブレーカ2に接続されるケーブル71は分離部材4の奥側の配線スペースを通るように配線される。通常、主幹ブレーカ2に接続されるケーブル71の配線作業を施工者側で行った後に、客先側が分岐ブレーカ3に接続されるケーブル72の配線作業を行うが、主幹ブレーカ2に接続されるケーブル71が分離部材4の奥側の配線スペースを通るように配線すると、分岐ブレーカ3に接続されるケーブル72の配線作業は、主幹ブレーカ2に接続されるケーブル71の手前側で行うことができるため、作業が煩雑となることを回避することができる。なお、前述のアースバー80についても客先側で接続作業ができるよう分離部材4の手前側に配置しているものである。
また、出力側ケーブル72が接続される分岐ブレーカ3の端子部は分離部材4より前側の位置に配置される。分岐ブレーカ3に接続されるケーブル72は分離部材4の手前側が配線スペースとなるが、出力側ケーブル72が接続される分岐ブレーカ3の端子部が分離部材4より前側の位置に配置されることにより、ケーブル72の取り回しの複雑化を回避することが可能となる。
図3及び図4に示すことから理解されるように、実施形態の配電盤1は、当該配電盤1内に設けた幹線バー14と、他の配電盤1に設けた幹線バー14とを接続する送り銅バー55を備えている。この送り銅バー55により、他の配電盤1等に電気的に接続させることができる。
ところで、従来、主幹ブレーカは複数の分岐ブレーカ等は分離して形成していたが、本実施形態では、主幹ブレーカ2と分岐ブレーカ3を並べて配置する構造である。このため、従来主幹ブレーカを配置していたスペースに他の盤に接続される送り銅バー55を配置させることが可能となっている。
以上、代表的な実施形態について説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば、配置部材には、付属装置としてアースバー接続端子台等を取り付けることも可能である。
1 配電盤
2 主幹ブレーカ
3 分岐ブレーカ
4 分離部材
6 配置部材
14 幹線バー
16 幹線バーユニット
18 アダプタ
51 取付レール
52 付属装置
61 取付面
63 付属装置固定面

Claims (5)

  1. 主幹ブレーカと複数の分岐ブレーカを備えた配電盤であって、
    各ブレーカを筐体内に同一方向に並べて配置し、
    筐体内の空間を奥行き方向に区分けする分離部材により、主幹ブレーカに接続されるケーブルを通す配線スペースと、分岐ブレーカに接続されるケーブルを通す配線スペースを区分けした配電盤。
  2. 主幹ブレーカの端子部に接続されるリードバーの電線接続部を、分離部材よりも筐体の奥側に配置した請求項1に記載の配電盤。
  3. 分離部材により区分けされた配線スペースのうち、筐体の奥側に位置する配線スペースに付属装置を固定する配置部材を配置した請求項1又は2に記載の配電盤。
  4. 筐体背面側に設けられた取付レールに固定された配置部材は、付属装置を固定する付属装置固定面が、取付レールに固定される取付面よりも筐体の奥側に位置するように配置された請求項1〜3の何れかに記載の配電盤。
  5. 複数本の幹線バーを備えた幹線バーユニットを備え、
    幹線バーユニットに装着されるアダプタに搭載された主幹ブレーカと分岐ブレーカを並べて配置し、
    幹線バーユニットと配線スペースとを左右に並べて形成した請求項1に記載の配電盤。
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JP2021158737A (ja) * 2020-03-25 2021-10-07 株式会社因幡電機製作所 速結端子ユニット、及び配電盤
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