JP6409181B2 - 分電盤 - Google Patents

分電盤 Download PDF

Info

Publication number
JP6409181B2
JP6409181B2 JP2014086043A JP2014086043A JP6409181B2 JP 6409181 B2 JP6409181 B2 JP 6409181B2 JP 2014086043 A JP2014086043 A JP 2014086043A JP 2014086043 A JP2014086043 A JP 2014086043A JP 6409181 B2 JP6409181 B2 JP 6409181B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
branch breaker
phase
bus bar
distribution board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014086043A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015208070A (ja
Inventor
浅野 太郎
太郎 浅野
祐二 篠原
祐二 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kogyo Corp filed Critical Nitto Kogyo Corp
Priority to JP2014086043A priority Critical patent/JP6409181B2/ja
Publication of JP2015208070A publication Critical patent/JP2015208070A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6409181B2 publication Critical patent/JP6409181B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Breakers (AREA)
  • Distribution Board (AREA)

Description

本発明は、母線バーと分岐ブレーカとを備えた分電盤に関するものであり、特に三相4線方式に適した分電盤に関するものである。
一般的な三相3線式方式の分電盤は3相の母線バーを備えたものであるが、この他にN相の母線バーを持つ三相4線方式の分電盤がある。この分電盤は三相4線の特殊な工場設備に電力を供給するために使用されるが、三相3線の一般動力負荷や、電灯等の単相負荷にも電力を供給することができるものである。
このような分電盤としては、N相を分電盤の最下部に配置したニュートラルスイッチに接続した構造が一般的である。しかし分岐回路に多数の分岐ブレーカを配置した場合、各分岐ブレーカとニュートラルスイッチから負荷への配線をそれぞれ引き出さねばならないため、配線が混乱するという問題があった。
特許文献1には三相4線方式の分電盤が記載されており、この特許文献1ではN相の母線バーを中段に配置し、3相の母線バーをその上下に配置した構造となっている。しかしこの場合には、負荷への配線方式が母線バーの配置により決定されてしまい、自由度が制約されてしまうという問題があった。また、片側は3本の母線バーのみ分岐ブレーカに接続できるので、三相4線の配線が困難であった。
特開2000−278821号公報
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、異なる極数のブレーカが混在した場合でも、無駄なスペースが生ずることがなく、また負荷への配線の混乱も防止できる分電盤を提供することである。
上記の課題を達成するためになされた本発明の分電盤は、母線バーと、この母線バーに接続される分岐ブレーカを着脱自在に固定する固定部材を備えた分岐ブレーカ取付部と、単極の導体を保持し、前記分岐ブレーカ取付部に着脱自在に固定した導体接続部とを備え、前記固定部材は前後一対の爪部を備え、前記導体接続部はこれらの爪部に対応する係止部を備え、前記導体接続部を導体を介して母線バーのN相に接続し、この導体接続部と、母線バーの他の相に接続した分岐ブレーカとを一対として負荷に電力を供給することを特徴とするものである。
本発明においては、請求項3のように、前記導体接続部を母線バーの全ての相に個別に接続し、送り端子台を構成した構造とすることができる。
本発明の分電盤は、分岐ブレーカを着脱自在に固定する固定部材を備えた分岐ブレーカ取付部と、単極の導体を保持し、前記分岐ブレーカ取付部に着脱自在に固定した導体接続部とを備えた構造であるから、分岐ブレーカや導体接続部の位置を変更することによって、異なる極数のブレーカが混在した場合でも、無駄なスペースが生ずることがない。また、分岐ブレーカと導体接続部とを隣接配置することができるので、負荷への配線の混乱も防止することができる。さらに本発明によれば、N相に接続した導体接続部と、母線バーの他の相に接続した分岐ブレーカとを一対として負荷に電力を供給するので、配線をまとめることができ、配線の混乱を防止することができる。
また本発明の分電盤は、別途取付部材を用いることなく、容易に導体接続部を取付け可能である。
請求項2の発明によれば、導体接続部は分岐ブレーカの1極分の幅を有するものであるから、異なる極数のブレーカが混在した場合でも、無駄なスペースが生ずることがない。
請求項3の発明によれば、N相への接続と電源送りの両方の用途で導体接続部を使用することができる。
実施形態の分電盤を示す平面図である。 実施形態の分電盤を示す斜視図である。 要部の分解斜視図である。 電源送りを行なう場合の配置例を示す平面図である。 電源送りを行なう場合の他の配置例を示す平面図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。
図1は実施形態の分電盤の平面図、図2は斜視図である。この実施形態の分電盤は三相4線方式であり、R,S,Tの三相の母線バー1、2、3が三角形の頂点の位置となるように積層配置されるとともに、N相の母線バー4が上部の母線バーの片側側方に配置されている。これらの母線バーは図示を省略した主幹ブレーカの二次側に接続されている。図示のように、各母線バー1,2,3,4には一定間隔で接続孔5が形成されている。
これらの母線バーには、分岐ブレーカ6,7,8が接続されている。分岐ブレーカの極数は任意であり、図示の実施形態では分岐ブレーカ6は3極であり、分岐ブレーカ7,8は1極である。なお実際には更に多数の分岐ブレーカを接続することができる。前記接続孔5の間隔は、1極の分岐ブレーカ7,8の幅と略等しくなっている。
図示の実施形態では、各分岐ブレーカ6,7,8に隣接させて導体接続部9が配置されている。以下に図3を参照しつつ、その詳細を説明する。
先ず各分岐ブレーカ6,7,8は従来と同様に、取付基板に形成された分岐ブレーカ取付部11に着脱自在に固定されている。分岐ブレーカ取付部11は、固定部材14を備え、固定部材14は前後一対の爪部12、13で構成されている。固定部材14は1極の分岐ブレーカ7,8の幅と等しい間隔で形成されているので、その整数倍の幅を持つ分岐ブレーカを着脱自在に固定することができる。
導体接続部9はこの分岐ブレーカ取付部11上に形成される。導体保持具15は図3に示すように直線状に延びる平板からなる単極の導体16を保持する部材であり、導体受け部17の上に載せた導体16を固定ねじ10によって固定して保持することができるものである。図2に示されるように、この実施形態ではN相の母線バー4から分岐させたリードバー19を導体接続部9の導体16に接続しているが、導体16の先端を延ばしてN相の母線バー4に直接接続してもよい。18は導体16の前後に設けられた電線や導体の接続ねじである。
この実施形態では、導体保持具15は取付金具20の上面にねじ21により固定されている。この取付金具20は金属板をコの字状に折り曲げ形成したものであり、固定部材14の前後一対の爪部12、13を嵌合することができる係止孔22、23を前後に備えている。このため別の取付部材を用いることなく、導体保持具15を分岐ブレーカ取付部11の任意の位置に着脱自在に固定することができる。しかし導体保持具15を分岐ブレーカ取付部11の固定部材14に直接取り付けることができる構造としておけば、取付金具20は省略することも可能である。このように、導体接続部9は導体保持具15と取付金具20とから構成しても、あるいは導体保持具15だけで構成してもよい。
導体保持具15の幅も1極の分岐ブレーカ7,8の幅と略等しくなっている。このような構造とすることにより、異なる極数の分岐ブレーカが混在した場合や、異なる配線方式で電源を負荷に供給した場合にも、無駄なスペースを生ずることなく分岐ブレーカ取付部11に導体接続部9を形成することができる。
図1に示されるように、導体保持具15の長さは分岐ブレーカの長さよりも短く、実施形態では約半分の長さである。そして導体保持具15は取付金具20の母線バーに近い側に取付けられている。これによって導体16の長さを短くすることができるとともに、十分な配線スペースを確保することができる利点が生じる。
図1、図2に示す実施形態では、3極の分岐ブレーカ6はR,S,Tの三相の母線バー1、2、3に接続導体24により接続されている。またそれに隣接配置された導体接続部9が、導体16とリードバー19とによってN相の母線バー4に接続されている。このため3極の分岐ブレーカ6の負荷側端子と導体接続部9の電線を接続することにより、三相4線負荷に電源を供給することができる。また1極の分岐ブレーカ7,8はR,S,Tの三相の母線バー1、2、3の何れかに接続導体24により接続されるとともに、隣接配置された導体接続部9が、導体16とリードバー19とによってN相の母線バー4に接続されている。このため1極の分岐ブレーカ7、8の負荷側端子と導体接続部9の電線を接続することにより、単相負荷に電源を供給することができる。このように、導体接続部9を導体16を介して母線バーのN相に接続し、この導体接続部9と、母線バーの他の相に接続した分岐ブレーカとを一対として負荷に電力を供給することができる。
上記のように、三相4線方式の分電盤では分岐の仕方によっていくつかの配線方式で出線することが可能であるため、異なる極数の分岐ブレーカ6、7、8が混在する場合がある。しかし本発明によれば分岐ブレーカ取付部11上の任意の位置に導体接続部9を形成することができるので、無駄なスペースが生ずることがなく、しかも常に分岐ブレーカとその隣接位置から負荷への配線を引出すことができるので配線が混乱することがない。
また図4は上記した導体接続部9を電源送り用として使用した実施形態を示している。図4では左側に3極の分岐ブレーカ6が配置され、その右側は3極の分岐ブレーカ6に替えて導体接続部9が設置されている。このように導体接続部9を母線バーの全ての相に個別に接続し、送り端子台を構成し、他の機器に電源送りを行なうことができる。前記したように導体接続部9は分岐ブレーカよりも短いため、左右幅を短縮させて分電盤の小型化が可能となる。また図5は別の位置に導体接続部9を設置した例を示す図である。図4、5のような導体接続部9の配置が可能な為、電源送りを母線バーの任意の位置から配線することができる。
上記した実施形態の分電盤は三相4線方式の分電盤であり、導体接続部9をN相に接続して使用した。しかし本発明は三相4線方式の分電盤に限定されるものではなく、単相3線方式などの他の配線方式の分電盤にも適用可能である。
以上に説明したように、本発明の分電盤は、異なる極数のブレーカが混在した場合や、異なる配線方式で電源を負荷に供給する場合でも、無駄なスペースが生ずることがなく、また負荷への配線の混乱も防止できる利点がある。
1 母線バー(R相)
2 母線バー(S相)
3 母線バー(T相)
4 母線バー(N相)
5 接続孔
6 分岐ブレーカ(3極)
7 分岐ブレーカ(単極)
8 分岐ブレーカ(単極)
9 導体接続部
10 固定ねじ
11 分岐ブレーカ取付部
12 爪部
13 爪部
14 固定部材
15 導体保持具
16 導体
17 導体受け部
18 接続ねじ
19 リードバー
20 取付金具
21 ねじ
22 係止孔
23 係止孔
24 接続導体

Claims (3)

  1. 母線バーと、この母線バーに接続される分岐ブレーカを着脱自在に固定する固定部材を備えた分岐ブレーカ取付部と、単極の導体を保持し、前記分岐ブレーカ取付部に着脱自在に固定した導体接続部とを備え、前記固定部材は前後一対の爪部を備え、前記導体接続部はこれらの爪部に対応する係止部を備え、前記導体接続部を導体を介して母線バーのN相に接続し、この導体接続部と、母線バーの他の相に接続した分岐ブレーカとを一対として負荷に電力を供給することを特徴とする分電盤。
  2. 前記導体接続部は、分岐ブレーカの1極分の幅を有するものであることを特徴とする請求項1記載の分電盤。
  3. 前記導体接続部を母線バーの全ての相に個別に接続し、送り端子台を構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の分電盤。
JP2014086043A 2014-04-18 2014-04-18 分電盤 Active JP6409181B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014086043A JP6409181B2 (ja) 2014-04-18 2014-04-18 分電盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014086043A JP6409181B2 (ja) 2014-04-18 2014-04-18 分電盤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015208070A JP2015208070A (ja) 2015-11-19
JP6409181B2 true JP6409181B2 (ja) 2018-10-24

Family

ID=54604504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014086043A Active JP6409181B2 (ja) 2014-04-18 2014-04-18 分電盤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6409181B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5698307A (en) * 1980-01-08 1981-08-07 Mitsubishi Electric Corp Dummy breaker
JPH1075509A (ja) * 1996-08-30 1998-03-17 Matsushita Electric Works Ltd 分電盤
JP3791165B2 (ja) * 1997-12-15 2006-06-28 富士電機機器制御株式会社 分電盤用の分岐ブレーカ取付台
JP4514124B2 (ja) * 2004-09-24 2010-07-28 日東工業株式会社 電流検出器内蔵プラグユニット
JP2007288963A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Nitto Electric Works Ltd プラグイン分電盤
JP2013183581A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Toshiba Lighting & Technology Corp 分電盤

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015208070A (ja) 2015-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6270618B2 (ja) 接続導体ユニット
JP2008029133A (ja) 分電盤
KR100712245B1 (ko) 분전반
KR100672960B1 (ko) 부스바 지지대
JP5339527B2 (ja) ブレーカユニット
JP2013187947A (ja) プラグイン分電盤
JP6409181B2 (ja) 分電盤
JP2010029018A (ja) 閉鎖配電盤
JP4625385B2 (ja) 配電盤
WO2015182009A1 (ja) 母線構造およびこれを用いた配電盤
JP5081853B2 (ja) 配電盤
JP6704648B2 (ja) 分電盤
WO2017183175A1 (ja) 直流給電用分電盤
JP7154702B2 (ja) 配電盤
JP6433336B2 (ja) 分電盤
JP2007288963A (ja) プラグイン分電盤
KR200302957Y1 (ko) 분전반
JPH1154017A (ja) 配線用遮断器
JP4364371B2 (ja) 一次送り用端子台
KR101256159B1 (ko) 배전반
JP4459005B2 (ja) プラグインアダプタ
JP7229803B2 (ja) 切替開閉器
KR101163943B1 (ko) 와이어 연결타입의 수직형 멀티 전원 분배 장치
JP2007179862A (ja) 回路遮断器の端子構造
JP6178996B2 (ja) プラグイン式分電盤に用いられるプラグインユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180703

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180828

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180828

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6409181

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150