JP4459005B2 - プラグインアダプタ - Google Patents

プラグインアダプタ Download PDF

Info

Publication number
JP4459005B2
JP4459005B2 JP2004292652A JP2004292652A JP4459005B2 JP 4459005 B2 JP4459005 B2 JP 4459005B2 JP 2004292652 A JP2004292652 A JP 2004292652A JP 2004292652 A JP2004292652 A JP 2004292652A JP 4459005 B2 JP4459005 B2 JP 4459005B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
base portion
adapter
circuit breaker
terminals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004292652A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006107915A (ja
Inventor
透 黒野
裕幸 伊藤
浩之 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kogyo Corp filed Critical Nitto Kogyo Corp
Priority to JP2004292652A priority Critical patent/JP4459005B2/ja
Publication of JP2006107915A publication Critical patent/JP2006107915A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4459005B2 publication Critical patent/JP4459005B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Breakers (AREA)
  • Distribution Board (AREA)

Description

本発明は、ベース部の表面に配線用遮断器を搭載したプラグインアダプタに関するものである。
ベース部の表面に配線用遮断器を搭載したプラグインアダプタは垂直に設置した3本の母線バーに対してプラグイン端子を母線バーの上方からワンタッチで差し込みできることから広く使用されている。(例えば、特許文献1参照)
特開平5−308705号公報
ところが、このようなものは3本の母線バーと接続する3極式の配線用遮断器を搭載したものが普通であるため、2極式の配線用遮断器を搭載した場合に対応できないものであり、そのため3極式の配線用遮断器の1極を中抜きして2極用として対応している。そこで、垂直に設置した3本の母線バーのうち任意の2本と接続する2極式の配線用遮断器をベース部の表面に搭載できるプラグインアダプタが待望されている。
前記ような待望に応えるためになされた本発明のプラグインアダプタは、垂直に設置した3本の母線バーのうち任意の2本と接続する2極式の配線用遮断器をベース部の表面に搭載したプラグインアダプタであって、ベース部の裏面に配設した2個のプラグイン端子を前記配線用遮断器の2極の端子部と被覆より線で接続し、この2個のプラグイン端子を任意の2本の母線バーに対して垂直方向から接続できるようにベース部の裏面に設けた3本の母線バーに対応する3個のホルダー部の2個に水平方向から着脱自在に取り付けできるものとしたものを請求項1に記載の発明とする。
そして、この発明において、ベース部の下端周縁の四辺に絶縁隔壁を垂設して、該絶縁隔壁のうち少なくとも一辺を開放可能としたものを請求項2に記載の発明とし、この請求項2に記載の発明において、絶縁隔壁のうち少なくとも一辺を着脱自在することにより開放可能としたものを請求項3に記載の発明とする。また、前記請求項3に記載の発明において、着脱自在とした絶縁隔壁にベース部の裏面に臨むサブベース部を連設して、該サブベース部に3個のホルダー部に対応する窓孔部を設けたものを請求項4に記載の発明とし、また、前記請求項3に記載の発明において、着脱自在とした絶縁隔壁にベース部の裏面に臨むサブベース部を被覆より線の絶縁壁に形成したものを請求項5に記載の発明とし、さらに、請求項3に記載の発明において、絶縁隔壁を透明としたものを請求項6に記載の発明とする。
また、垂直に設置した3本の母線バーのうち任意の2本と接続する2極式の配線用遮断器をベース部の表面に搭載したプラグインアダプタであって、ベース部の裏面に設けた3本の母線バーに対応する3個のプラグイン端子に前記配線用遮断器の2極の端子部とそれぞれ接続した2本の被覆より線の端子部を任意の2個のプラグイン端子に切替可能に接続したことを特徴とするものを請求項7に記載の発明とする。また、垂直に設置した3本の母線バーのうち任意の2本と接続する2極式の配線用遮断器をベース部の表面に搭載したプラグインアダプタであって、ベース部の裏面に設けた3本の母線バーに対応する3個のプラグイン端子に前記配線用遮断器の2極の端子部とそれぞれ接続した2本の導電バーを任意の2個のプラグイン端子とを切替導電バーにより切替可能に接続したことを特徴とするものを請求項8に記載の発明とする。
前記のような請求項1のように構成された発明においては、ベース部の裏面に配設した2個のプラグイン端子を、R、S、Tの3本の母線バーのうち任意の2本の母線バーと接続できるようにベース部の裏面に設けた3個のホルダー部に水平方向から着脱自在に取り付けできるものとしたものであるから、任意のホルダー部に取り付けた2個のプラグイン端子はR、S、Tの3本の母線バーに対応する任意の2本の母線バーと接続するので、該2個のプラグイン端子と被覆より線で接続した配線用遮断器の2極の端子部は任意の2本の母線バーと接続することとなるので、2極の端子部を(R、S)、(S、T)、(R、T)及びこれと逆パターンの(S、R)、(T、S)、(T、R)の配線を行うことができるものである。従って、単相三線回路の場合において負荷機器により電圧が100V或いは200Vであっても対応でき、また、電圧が100Vの場合にあっても相バランスを崩すことのない配線ができる。また、三相三線回路においても相の組み合せが任意に行うことができるので配線用遮断器を使用できるものである。
また、請求項2の発明のようにベース部の下端周縁の四辺に絶縁隔壁を垂設して、該絶縁隔壁のうち少なくとも一辺を開放可能としたものとすれば、隣合うこととなる配線用遮断器を搭載したプラグインアダプタとのプラグイン端子との絶縁を確保できるものであることは勿論、プラグイン端子をホルダー部に水平方向から着脱自在に取り付けできるものとしているので、プラグイン端子をホルダー部に着脱する場合に少なくとも一辺を開放することにより、水平方向から着脱作業が容易となる。この一辺を開放可能とする手段として請求項3の発明のように着脱自在とすれば開放した箇所に絶縁隔壁が完全に取り除かれているので作業がより容易となる。
また、請求項4の発明のように、着脱自在とした絶縁隔壁にベース部の裏面に添うサブベース部を連設して、該サブベース部に3個のホルダー部を囲装する窓孔部を設けたものとすれば、該窓孔部がホルダー部に水平方向から着脱自在に取り付けたプラグイン端子の水平方向の動きを完全に規制することとなりプラグイン端子を所定の母線バーに接続することができるものである。また、請求項5に記載の発明のように、着脱自在とした絶縁隔壁にベース部の裏面に臨むサブベース部を被覆より線の絶縁壁に形成したものとすれば、被覆より線の被覆が剥けても母線バーやその他の充電部との絶縁を確保できる。さらに、請求項6に記載の発明のように、絶縁隔壁を透明としたものとすれば、プラグイン端子がどの相の母線バーに差し込みされているのか、また、被覆より線を透明とした絶縁隔壁を介して辿ることで配線用遮断器のどちらかの極と接続されているかを確認できるものである。
また、請求項7に記載の発明は、ベース部の裏面に設けた3本の母線バーに対応する3個のプラグイン端子に配線用遮断器の2極の端子部とそれぞれ接続した2本の被覆より線の端子部を任意の2個のプラグイン端子に切替可能に接続したものであるから、2本の被覆より線の端子部はR、S、Tの3本の母線バーに対応する3個のプラグイン端子のうち任意の2個のプラグイン端子と接続するので、該2個のプラグイン端子と被覆より線で接続した配線用遮断器の2極の端子部は任意の2本の母線バーと接続することとなるので、2極の端子部を(R、S)、(S、T)、(R、T)及びこれと逆パターンの(S、R)、(T、S)、(T、R)の配線を行うことができるものである。従って、単相三線回路の場合において負荷機器により電圧が100V或いは200Vであっても対応でき、また、電圧が100Vの場合にあっても相バランスを崩すことのない配線ができる。また、三相三線回路においても相の組み合せが任意に行うことができるので2極の配線用遮断器を使用できるものである。
また、請求項8に記載の発明は、ベース部の裏面に設けた3本の母線バーに対応する3個のプラグイン端子に配線用遮断器の2極の端子部とそれぞれ接続した2本の導電バーを任意の2個のプラグイン端子とを切替導電バーにより切替可能に接続したものであるから、2本の導電バーは切替導電バーの切替によりR、S、Tの3本の母線バーに対応する3個のプラグイン端子のうち任意の2個のプラグイン端子と接続するので、該2個のプラグイン端子と接続した配線用遮断器の2極の端子部は任意の2本の母線バーと接続することとなるので、2極の端子部を(R、S)、(S、T)、(R、T)及びこれと逆パターンの(S、R)、(T、S)、(T、R)の配線を行うことができるものである。従って、単相三線回路の場合において負荷機器により電圧が100V或いは200Vであっても対応でき、また、電圧が100Vの場合にあっても相バランスを崩すことのない配線ができる。また、三相三線回路においても相の組み合せが任意に行うことができるので2極の配線用遮断器を使用できるものである。
次に、本発明の好ましい実施の形態を図面に基づき説明する。
〔第1の実施形態〕
先ず、請求項1から請求項6に記載の発明に対応する第1の実施形態について図1〜図14を参照して説明する。
図1において、1はプラグインアダプタ、2は該プラグインアダプタ1のベース部3の表面に搭載した2極式の配線用遮断器であり、該2極式の配線用遮断器は図11に示すように垂直に設置した3本の母線バー10のうち任意の2本と接続するものである。なお、ベース部3の左右両側には図11に示す3本の母線バー10の両側に配置したプラグインアダプタ固定レール20への取付片部3aが張設されている。また、配線用遮断器2とベース部3の表面との間に必要に応じて補助基台30を介在させている。
4、4はベース部3の裏面に配設した前記配線用遮断器2の電源側の2極の端子部21、21と被覆より線5で接続した2個のプラグイン端子である。また、配線用遮断器2を逆接続として用いる場合には被覆より線5は配線用遮断器2の負荷側の2極の端子部21、21に接続することとなる。この2個のプラグイン端子4、4は任意の2本の母線バーと接続できるようにベース部3の裏面に設けた3本の母線バー10に対応する3個のホルダー部6にベース部3の裏面に沿う水平方向から着脱自在に取り付けできるものとしている。これにより、プラグイン端子4が母線バー10に対して垂直方向から係脱しても該プラグイン端子4がホルダー部6から離脱する虞のないものである。また、ベース部3の裏面から被覆より線5が出るより線通し孔は中央のホルダー部6の近傍に設けてあるので、2個のプラグ端子4、4は3個のホルダー部6のいずれの箇所にも取り付けでき被覆より線5の長さを最短で足りるものである。
なお、プラグイン端子4をホルダー部6に水平方向から着脱自在とする手段としては、図1、図2及び図3に示すものはプラグイン端子4を上板部41の左右両側下方に内向きにく字状に屈曲させた挟持片42、42を折曲形成させたばね板材に割形リングばね43を両挟持片42、42の上部を貫通させたうえその両端を両挟持片42、42の下部外面に当接させて内側に弾発させたものとし、また、ホルダー部6は、ベース部3の下面にコ字型の枠板部61を開口62がベース部3の前後方向の一方を臨むように垂設するとともに前記プラグイン端子4の上板部41が開口62から水平方向に挿入した際に該上板部41の下面を保持する支片部61aを開口62と対向位置にある後板部61bに内向き水平に張設したものである。なお、前記支片部61aと左右側板部61c、61cとの間にプラグイン端子4の両挟持片42、42の基端が挿通できる間隙を形成させ、また、少なくと一方の側板部61cに先端から前記被覆より線5を挟持する切欠状の保持部63を設けている。
このようなものにあって、プラグイン端子4をホルダー部6に取り付けるのには、プラグイン端子4の上板部41の上面をベース部3の裏面に当接させたうえホルダー部6のコ字型の枠板部61に開口62から嵌合すれば、上板部41の下面は支片部61aに保持されるとともにホルダー部6の左右と後部が枠板部61に囲まれ、また、被覆より線5がその被覆の持つ弾性により保持部63に強く挟持されて開口62から抜け出ることなく該プラグイン端子4はホルダー部6に確実に取り付けできるものである。また、プラグイン端子4が開口62から若干抜け出ても母線バー10との位置決めは左右方向がコ字型の枠板部61により規制されているので問題が生じないものである。
プラグイン端子4をホルダー部6から取り外す場合には、図4の(A)、(B)、(C)の手順のように、プラグイン端子4を開口62から水平に引き抜くことにより容易に取り外すことができるものである。
また、プラグイン端子4をホルダー部6に水平方向から着脱自在とする手段としては、図7、図8及び図9に示すものはプラグイン端子4を上板部41の左右両側下方に内向きにく字状に屈曲させた挟持片42、42を折曲形成するとともに割形リングばね43を両挟持片42、42の上部を貫通させたうえ両端を両挟持片42、42の下部外面に当接させて内側に弾発させたものとしたうえ上板部41の上面に該上板部41の前後端より張出する係止片部44a、44aを形成する副上板部44を一体としたものであり、また、ホルダー部6は、ベース部3の下面に前記係止片部44a、44aが係合する横溝65a、65a付のレール部65、65を横溝65a同士が対向するように設けたうえ該レール部65、65の基端側にストッパー部65bを、また、レール部65、65の先端側にベース部3の裏面に一端を脚部66aで取り付けた水平の抜止片66を該ベース部3の裏面側に向け脚部66aを起点に撓む弾性のあるものとして設けたものである。
このようなものにあって、プラグイン端子4をホルダー部6に取り付けるのには、プラグイン端子4の副上板部41の上面をもって抜止片66をベース部2側に押圧して係止片部44a、44aの先端がレール部65、65の横溝65a、65aの先端に係合させて、その後にプラグイン端子4をレール部65の基端側に水平移動させれば係止片部44a、44aの先端側はレール部65、65の基端側のストッパー部65bにより移動を規制されてレール部65に完全に係合されるとともに副上板部44の上面による抜止片66の押圧を解除されるので該抜止片66が旧状に復帰して抜止片66側に位置するプラグイン端子4の一方の挟持片42の基端外面を当接して該プラグイン端子4はホルダー部6に確実に取り付けできるものである。
プラグイン端子4をホルダー部6から取り外す場合には、抜止片66に押圧したうえプラグイン端子4をレール部65、65の先端側に水平移動させれば係止片部44a、44aのレール部65、65への係合が解除されて取り外すことができるものである。
このように母線バー10に対して垂直方向から接続するようにベース部3の裏面に配設した2個のプラグイン端子4を、R、S、Tの3本の母線バー10のうち任意の2本の母線バー10と接続できるようにベース部2の裏面に設けた3個のホルダー部6に水平方向から着脱自在に取り付けできるものであるから、任意のホルダー部6に取り付けた2個のプラグイン端子4はR、S、Tの3本の母線バー10のうち任意の2本の母線バー10と接続することができる。具体的には、図2、図11、図12に示すように2個のプラグイン端子4をR、Sの母線バー10に接続できるホルダー部6に、図1、図13に示すように2個のプラグイン端子4をR、Tの母線バー10に接続できるホルダー部6に取り付けをしたものを例示する。
これにより2個のプラグイン端子4と被覆より線5で接続した配線用遮断器2の2極の端子部21は任意の2本の母線バー10と接続することとなるので、2極の端子部を(R、S)、(S、T)、(R、T)及びこれと逆パターンの(S、R)、(T、S)、(T、R)の配線を行うことができるものである。例えば、図14に示す「相及び電圧切替時のプラグ配置図」のようなパターンで配線ができるものである。従って、単相三線回路の場合において負荷機器により電圧が100V或いは200Vであっても対応でき、また、電圧が100Vの場合にあっても相バランスを崩すことのない配線ができる。また、三相三線回路においても相の組み合せが任意に行うことができるので2極の配線用遮断器を使用できるものである。
また、図1及び図2に示すようにベース部3の下端周縁に四辺の絶縁隔壁7を垂設して、該絶縁隔壁7のうち少なくとも一辺すなわち前後の絶縁隔壁7aの一方を開放可能としている。これにより隣合うこととなる配線用遮断器を搭載したプラグインアダプタのプラグイン端子との絶縁を確保できるものである。そして、プラグイン端子4をホルダー部6に水平方向から着脱自在に取り付けできるものとしているので、プラグイン端子4をホルダー部6に着脱する場合に少なくとも一辺を開放することにより、水平方向から着脱作業が容易となる。なお、絶縁隔壁7の全てを開放できるものとしても着脱自在なものとしてもよい。この他にも蝶番式に開放できるものとしてもよい。
なお、この少なくとも一辺を開放可能とする手段としては、図示のように着脱自在なものとすることにより開放した箇所に絶縁隔壁7が完全に取り除かれているのでプラグイン端子4をホルダー部6に水平方向から着脱する作業がより容易となる。
また、図1及び図2に示すように、着脱自在とした絶縁隔壁7にベース部3の裏面に添うサブベース部71を連設して、該サブベース部71に3個のホルダー部6を囲装する窓孔部71aを設けたものとすれば、該窓孔部71aがホルダー部6に水平方向から着脱自在に取り付けたプラグイン端子4の水平方向の動きを完全に規制することとなりプラグイン端子4を所定の母線バー10に接続できるものである。また、前記サブベース部71を被覆より線5の絶縁壁に形成したものとすれば、被覆より線5の被覆が剥けたり、ベース部3に設けた係止爪31から外れても母線バー10やその他の充電部との絶縁を確保できる。なお、図示のものは着脱自在とした絶縁隔壁7にサブベース部71のみならず左右のサブ絶縁隔壁72、72を一体に設け、強度を向上させたものである。
さらに、絶縁隔壁7を透明としてあるのでプラグイン端子4がどの相の母線バーに差し込みされているのか、また、被覆より線5を透明とした絶縁隔壁7及び配線用遮断器2の端子カバー22を介して辿ることで配線用遮断器2のどちらかの極と接続されているかを確認できるものである。これに加えて、図4の(A)に示すように2本の被覆より線5を例えば赤(図においては「格子模様」で表示)と青(図においては「斜線模様」で表示)のごとく色違いとしておけば、この色違いを識別することにより確認が容易にできるものである。なお、透明とした絶縁隔壁7に拡大鏡の機能を付与したものとすれば、プラグインアダプタの側面に図14に示す「相及び電圧切替時のプラグ配置図」をスペースの関係から極めて小さく表示しても、絶縁隔壁7を取り外し拡大鏡の機能を利用することにより明確に表示内容を知ることができ配線作業の間違いを防止できるものである。
〔第2の実施形態〕
続いて、請求項7に記載の発明に対応する第2の実施形態について図15〜図16を参照して説明する。
1はプラグインアダプタであり、該プラグインアダプタ1のベース部3の表面には図示を略したが前記第1の実施形態の図1に示したと同じ2極式の配線用遮断器2が搭載されている。この2極式の配線用遮断器は前記図9に示すと同様に垂直に設置した3本の母線バー10のうち任意の2本と接続するものである。
4、4、4はベース部3の裏面に固定させて設けた3本の母線バー10に対応する3個のプラグイン端子であり、この3個のプラグイン端子4のうち任意の2個は前記配線用遮断器の2極の端子部とそれぞれ接続した2本の被覆より線5、5の端子部5aとプラグイン端子4の取付用導電ベース4aにねじ止めにより切替可能に接続できるものとしている。
このようにベース部3の裏面に設けた3本の母線バー10に対応する3個のプラグイン端子4に配線用遮断器の2極の端子部とそれぞれ接続した2本の被覆より線5の端子部5aを任意の2個のプラグイン端子4に切替可能に接続したものであるから、2本の被覆より線5の端子部5aはR、S、Tの3本の母線バー10に対応する3個のプラグイン端子4のうち任意の2個のプラグイン端子4と接続するので、該2個のプラグイン端子4と被覆より線5で接続した配線用遮断器の2極の端子部は任意の2本の母線バー10と接続することとなるので、配線用遮断器の2極の端子部を(R、S)、(S、T)、(R、T)及びこれと逆パターンの(S、R)、(T、S)、(T、R)の配線を行うことができるものである。従って、単相三線回路の場合において負荷機器により電圧が100V或いは200Vであっても対応でき、また、電圧が100Vの場合にあっても相バランスを崩すことのない配線ができる。また、三相三線回路においても相の組み合せが任意に行うことができるので2極の配線用遮断器を使用できるものである。
〔第3の実施形態〕
続いて、請求項8に記載の発明に対応する第3の実施形態について図17〜図20を参照して説明する。
1はプラグインアダプタであり、該プラグインアダプタ1のベース部3の表面には図示を略したが前記第1の実施形態の図1に示したと同じ2極式の配線用遮断器2が搭載されている。この2極式の配線用遮断器は前記図11に示すと同様に垂直に設置した3本の母線バー10のうち任意の2本と接続するものである。
4、4、4はベース部3の裏面に固定して設けた3本の母線バー10に対応する3個のプラグイン端子であり、この3個のプラグイン端子4のうち任意の2個は前記配線用遮断器の2極の端子部とそれぞれ接続してベース部3の裏面に引き回した2本の導電バー8と切替導電バー9により切替可能に接続したものである。2本の導電バー8はベース部3の前後辺側にそれぞれ各プラグイン端子4と絶縁を確保してプラグイン端子4の取付用導電ベース4aよりベース部3側に配置してその一部を取付用導電ベース4aの間から露出するものとして、導電バー8の露出部8aと取付用導電ベース4aとの間を切替導電バー9をねじ止めして切替可能に接続している。なお、図17、図18に示すものは取付用導電ベース4aに切替導電バー9を接続するためのねじ孔を前後にそれぞれ左右側に2個配置してこれを選択することにより小さな切替導電バー9で切替可能としている。図19、図20に示すものは取付用導電ベース4aに切替導電バー9を接続するためのねじ孔を前後の中央それぞれ1個配置して大きな切替導電バー9で切替可能としている。
このように、2本の導電バー8は切替導電バー9の切替によりR、S、Tの3本の母線バー10に対応する3個のプラグイン端子4のうち任意の2個のプラグイン端子4と接続するので、2本の導電バー8と接続している配線用遮断器の2極の端子部は任意の2本の母線バーと接続することとなるので、2極の端子部を(R、S)、(S、T)、(R、T)及びこれと逆パターンの(S、R)、(T、S)、(T、R)の配線を行うことができるものである。従って、単相三線回路の場合において負荷機器により電圧が100V或いは200Vであっても対応でき、また、電圧が100Vの場合にあっても相バランスを崩すことのない配線ができる。また、三相三線回路においても相の組み合せが任意に行うことができるので2極の配線用遮断器を使用できるものである。
第1の実施形態を示す裏面斜視図である。 第1の実施形態を態様を異にして示す裏面斜視図である。 プラグイン端子とホルダー部の関係を示す裏面斜視図である。 プラグイン端子をホルダー部から取り外す手順を示す裏面図である。 第1の実施形態を示す裏面斜視図である。 第1の実施形態を示す斜視図である。 第1の実施形態の他例を示す裏面図である 第1の実施形態の他例を示す一部切欠斜視図である 第1の実施形態の他例のプラグイン端子とホルダー部の関係を示す裏面斜視図である。 母線バーに取り付けた状態を示す斜視図である。 母線バーに取り付けた状態を示す裏面斜視図である。 母線バーに取り付けた状態を示す裏面図である。 母線バーに取り付けた状態を異にして示す裏面図である。 相及び電圧切替時のプラグ配置図である。 第2の実施形態を示す裏面図である。 第2の実施形態を態様を異にして示す裏面図である。 第3の実施形態を示す裏面図である。 第3の実施形態を態様を異にして示す裏面図である。 第3の実施形態の他例を示す裏面図である。 第3の実施形態の他例を態様を異にして示す裏面図である。
符号の説明
1 プラグインアダプタ
2 2極式の配線用遮断器
3 ベース部
4 プラグイン端子
5 被覆より線
6 ホルダー部
7 絶縁隔壁
71 サブベース部
71a 窓孔部
8 導電バー
9 切替導電バー
10 母線バー

Claims (8)

  1. 垂直に設置した3本の母線バーのうち任意の2本と接続する2極式の配線用遮断器をベース部の表面に搭載したプラグインアダプタであって、ベース部の裏面に配設した2個のプラグイン端子を前記配線用遮断器の2極の端子部と被覆より線で接続し、この2個のプラグイン端子を任意の2本の母線バーに対して垂直方向から接続できるようにベース部の裏面に設けた3本の母線バーに対応する3個のホルダー部の2個に水平方向から着脱自在に取り付けできるものとしたことを特徴とするプラグインアダプタ。
  2. ベース部の下端周縁に四辺の絶縁隔壁を垂設して、該絶縁隔壁のうち少なくとも一辺を開放可能とした請求項1に記載のプラグインアダプタ。
  3. 絶縁隔壁のうち少なくとも一辺を着脱自在することにより開放可能とした請求項2に記載のプラグインアダプタ。
  4. 着脱自在とした絶縁隔壁にベース部の裏面に臨むサブベース部を連設して、該サブベース部に3個のホルダー部に対応する窓孔部を設けた請求項3に記載のプラグインアダプタ。
  5. 着脱自在とした絶縁隔壁にベース部の裏面に臨むサブベース部を被覆より線の絶縁壁に形成した請求項3に記載のプラグインアダプタ。
  6. 絶縁隔壁を透明とした請求項3に記載のプラグインアダプタ。
  7. 垂直に設置した3本の母線バーのうち任意の2本と接続する2極式の配線用遮断器をベース部の表面に搭載したプラグインアダプタであって、ベース部の裏面に設けた3本の母線バーに対応する3個のプラグイン端子に前記配線用遮断器の2極の端子部とそれぞれ接続した2本の被覆より線の端子部を任意の2個のプラグイン端子に切替可能に接続したことを特徴とするプラグインアダプタ。
  8. 垂直に設置した3本の母線バーのうち任意の2本と接続する2極式の配線用遮断器をベース部の表面に搭載したプラグインアダプタであって、ベース部の裏面に設けた3本の母線バーに対応する3個のプラグイン端子に前記配線用遮断器の2極の端子部とそれぞれ接続した2本の導電バーを任意の2個のプラグイン端子とを切替導電バーにより切替可能に接続したことを特徴とするプラグインアダプタ。
JP2004292652A 2004-10-05 2004-10-05 プラグインアダプタ Active JP4459005B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004292652A JP4459005B2 (ja) 2004-10-05 2004-10-05 プラグインアダプタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004292652A JP4459005B2 (ja) 2004-10-05 2004-10-05 プラグインアダプタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006107915A JP2006107915A (ja) 2006-04-20
JP4459005B2 true JP4459005B2 (ja) 2010-04-28

Family

ID=36377376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004292652A Active JP4459005B2 (ja) 2004-10-05 2004-10-05 プラグインアダプタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4459005B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4544586B2 (ja) * 2005-02-21 2010-09-15 日東工業株式会社 分電盤の幹線バー接続構造
JP4807847B2 (ja) * 2006-09-20 2011-11-02 日東工業株式会社 プラグイン式分電盤
CN110429406B (zh) * 2019-08-27 2024-05-28 南京协澳智能控制系统有限公司 一种可插拔式模块装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3111801A1 (de) * 1981-03-25 1982-10-14 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Trageinrichtung zur halterung von installationsgeraeten
JP2508791Y2 (ja) * 1988-12-19 1996-08-28 寺崎電気産業株式会社 集合起動器盤
FR2776465B1 (fr) * 1998-03-19 2000-05-12 Schneider Electric Ind Sa Unite fonctionnelle de depart evolutive d'une cellule electrique a basse tension
JP2000222995A (ja) * 1999-01-28 2000-08-11 Mitsubishi Electric Corp 分岐用遮断器の接続器
WO2001076031A1 (fr) * 2000-04-03 2001-10-11 Terasaki Denki Sangyo Kabushiki Kaisha Coupe circuit et tableau de distribution
JP4472864B2 (ja) * 2000-11-20 2010-06-02 河村電器産業株式会社 分電盤のネジ落下防止構造
JP4442853B2 (ja) * 2003-04-07 2010-03-31 日東工業株式会社 プラグイン式分電盤
JP4540037B2 (ja) * 2003-11-25 2010-09-08 日東工業株式会社 プラグインユニット
JP4458466B2 (ja) * 2004-05-14 2010-04-28 日東工業株式会社 プラグインアダプタ
JP4514124B2 (ja) * 2004-09-24 2010-07-28 日東工業株式会社 電流検出器内蔵プラグユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006107915A (ja) 2006-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7307227B2 (en) Circuit-breaking device
WO2006025660A1 (en) Power distribution panel
JP4459005B2 (ja) プラグインアダプタ
GB2340672A (en) Mains electric wall switch and socket assembly
JP5574487B2 (ja) プラグイン分電盤
JP5339527B2 (ja) ブレーカユニット
JP2013187947A (ja) プラグイン分電盤
JP2000188805A (ja) 分電盤の接続導体装置
KR100711102B1 (ko) 측면 결선형 배선용 차단기
JPH1154017A (ja) 配線用遮断器
JP2007288963A (ja) プラグイン分電盤
JP7346127B2 (ja) プラグイン式ブレーカ
KR102032216B1 (ko) 공급전압 식별이 용이한 유도전동기 결선 단자대
JP3788210B2 (ja) 盤用部材取付具
JP4203552B2 (ja) 分電盤
JP4278210B2 (ja) 分電盤のアース中継端子
KR200411969Y1 (ko) 수배전반 배선용 차단기
JP3414259B2 (ja) 接続変換アダプタ
JP6409181B2 (ja) 分電盤
JP2006149118A (ja) 低圧配電用しゃ断装置
NO319544B1 (no) Modulaert elektrisk apparat som plugges inn i en isolert distribusjonsblokk
JP4748474B2 (ja) 分電盤
KR102032217B1 (ko) 공급전압 식별이 용이한 유도전동기 결선 단자대
JP4683552B2 (ja) プラグイン端子装置の接続表示機構
JP2011036037A (ja) 分電盤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070530

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100209

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4459005

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160219

Year of fee payment: 6