JP2013187947A - プラグイン分電盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブレーカを取り外す場合に、安全に取り外し作業を行うことができ、更に、ブレーカの極数、ブレーカの種類に囚われず各種ブレーカに取り付けが可能となるプラグイン分電盤を提供する。
【解決手段】幹線バーユニットに取り付けられる基アダプタと、ブレーカを基アダプタに取り付ける取付アダプタとを備えたプラグイン分電盤である。基アダプタは、前記幹線バーに差し込まれる第1受金具及び前記ブレーカが取り付けられる第2受金具からなる電源側の受金具部と、前記ブレーカが取り付けられる第3受金具及び負荷電線接続部からなる負荷側の受金具部と、これらの受金具部を覆うように保持する絶縁体の筐体とを備えたものである。取付アダプタは、ブレーカの端子部と前記第2受金具とを電気的に接続可能な接続導体を一体に固定したカバーからなる。
【選択図】図6

Description

本発明は、幹線バーにブレーカがプラグイン接続されるプラグイン分電盤に関する。
従来から特許文献1や特許文献2に示されるように、並列して配設された複数の幹線バーを有し、この幹線バーにプラグイン式のブレーカを抜き差して、容易に着脱することができるプラグイン分電盤が提案されている。このようなプラグイン分電盤は、ブレーカの増設や取り外しが容易であるという点で施工性に優れる利点がある。
引用文献1のプラグイン分電盤は、複数の幹線バーを挟んで配置された取付けレールを備えた構造のものである。このような構造のプラグイン分電盤は、取付けレールの前後両側に、ブレーカを取り付けることができ、多くの回路数が必要な場合に、分電盤を小さくすることが可能となっている。
引用文献2に記載のプラグイン分電盤は、幹線バー側に受金具を形成し、受金具用孔が形成され幹線バーを覆う保護カバーが取り付けられた構造のものであり、ブレーカ側を差込刃としている。このような構造のプラグイン分電盤は、幹線バーや受金具が露出していないので、作業者が幹線バーや受金具に触れることが無く、感電が防止される利点がある。
しかし、引用文献1に示されるプラグイン分電盤は、ブレーカを取り外すと、幹線バーが露出してしまい、作業者が通電している幹線バーに触ってしまう恐れがある。一方で、特許文献2に示されるプラグイン分電盤は、幹線バーが露出すること無く、感電の恐れは無いが、取付プラグが幹線バーに取り付けられているので、ブレーカの取付位置が決定されてしまい、特定サイズのブレーカのピッチでしか取付けをすることができなかった。また、幹線バーの全ての相に対して取付プラグを形成する必要があるため、部品点数が多くなりコストが高くなるという問題があった。
特開2006−238562号公報 特開2008−079394号公報
本発明は上記した従来の問題を解決し、ブレーカを取り外した状態であっても幹線バーが露出せず、安全に作業を行うことができ、更に、ブレーカの種類に囚われず各種ブレーカの取り付けが可能となるプラグイン分電盤を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、並列に配設された複数本の幹線バー及び取付レールを有する幹線バーユニットを有し、前記幹線バーに電気的に接続されるブレーカが着脱自在に取り付けられるプラグイン分電盤であって、前記幹線バーユニットに取り付けられる基アダプタと、前記ブレーカと基アダプタとを電気的に接続する取付アダプタとを備え、前記基アダプタは、前記幹線バーに差し込まれる第1受金具及び前記ブレーカの電源側の端子部と電気的に接続される第2受金具からなる電源側の受金具部と、前記ブレーカの負荷側の端子部と電気的に接続される第3受金具及び負荷電線接続部からなる負荷側の受金具部と、これらの受金具部を覆うように保持する絶縁体の筐体とを備えたものであり、前記取付アダプタは、前記ブレーカの端子部と前記第2受金具または前記第3受金具とを電気的に接続可能な接続導体を一体に固定したカバーからなり、電源側及び負荷側に分離させて形成されたものであることを特徴とするものである。
なお請求項2のように、前記基アダプタ内の前記第2受金具は、前記幹線バーより外側に位置させたものとすることができる。また請求項3のように、前記基アダプタは前記第1受金具と前記第2受金具とを電気的に接続する接続バーを有し、前記接続バーは複数の前記幹線バーに対応する位置に前記第1受金具の取付孔、または前記接続導体に対応する位置に第2受金具の取付孔を複数設け、前記第1受金具または前記第2受金具の前記取付孔を選択可能とすることができる。また請求項4のように、前記取付アダプタは、その着脱を容易にする操作部を備えたものとすることができる。更に請求項5のように、前記取付アダプタは1極単位で着脱自在とすることができ、また請求項6のように、前記基アダプタは1極単位で着脱自在とすることができる。
本発明のプラグイン分電盤は、幹線バーユニットに取り付けられる基アダプタと、ブレーカを基アダプタに取り付ける取付アダプタとを有する構造により、ブレーカを交換する際には基アダプタより取付アダプタとともにブレーカを取り外しても、基アダプタが幹線バーを覆っているため、幹線バーが露出することがなく点検作業など安全に作業を行うことが可能である。更に取付アダプタは、ブレーカの端子部と前記第2受金具または前記第3受金具とを電気的に接続可能な接続導体を一体に固定したカバーからなり、取付アダプタを電源側及び負荷側に分離させて形成したので、ブレーカの種類により端子位置が異なる場合でも取付アダプタを別途用意する必要がなくなり、部品点数が少なくなり製造コストを安くすることが可能である。
請求項2のように、第2受金具を幹線バーより外側に位置させれば、取付アダプタのカバーに一体に固定した接続導体の長さを短く形成することが可能となり、製造コストを安くすることが可能である。更に、接続導体が短くなるので、接続導体を覆うカバーの大きさも小さく形成することが可能である。請求項3のように、接続バーに形成した受金具部の取付部を複数形成して選択可能としておけば、第1受金具または第2受金具を対応する相のみに設置するだけで良いので、全ての相の幹線バーに受金具を形成する必要がなくなり、部品材料の削減が可能である。請求項4のように、取付アダプタに操作部を形成すれば、その着脱が容易になる。更に、請求項5及び請求項6のように、取付アダプタや基アダプタをそれぞれ1極単位で着脱自在に形成しておけば、ブレーカの極数が2極、3極であっても自由に変更することができ、取付アダプタ、基アダプタ共にブレーカの極数が異なる場合でも別途用意する必要がなくなり、製造コストを安くすることが可能である。
本発明の実施形態を示す斜視図である。 プラグインユニットの分解斜視図である。 基アダプタの絶縁カバーを省略した斜視図である。 取付アダプタの変形例を示す斜視図である。 取付アダプタの拡大斜視図である。 プラグインユニットと幹線バーの接続状態を示す斜視図である。 極数が異なるブレーカを混在させて取付けた状態を示す斜視図である。 取付アダプタの変形例を示す斜視図である。
以下に本発明の実施形態を示す。
(全体構成)
図1は本発明の第1の実施形態を示す斜視図である。図示されるように本発明のプラグイン分電盤は、幹線バーユニット1に、基アダプタ2と、取付アダプタ3と、ブレーカ4とからなるプラグインユニット5を取り付けたものである。幹線バーユニット1に基アダプタ2を固定し、基アダプタ2の上に取付アダプタ3によってブレーカ4が電気的に接続されている。取付アダプタ3はブレーカ4の電源側及び負荷側にそれぞれ設けられている。なお、後述するように、ブレーカ4は取付板70を介して基アダプタ2の上に物理的に固定されているものである。
幹線バーユニット1は、並列して垂直に配設された複数の幹線バー6が一対の取付レール7、7間に組付けられて構成されている。本実施形態では幹線バー6は4枚の母線バーを盤面に対して垂直に設けた3相4線式のものである。取付レール7の断面形状は、略コ字状であり、開放部分が互いに向い合わせとなるように配設されている。取付レール7の上面は、基アダプタ2が載置される載置面8となっている。
(基アダプタ)
図2に示すように、基アダプタ2は、合成樹脂等の絶縁体で構成され、下面が開放された筐体9を備えている。この実施形態では、基アダプタ2はブレーカ4の端子部の1極の幅に対応して構成されている。このような構造により、ブレーカ4の極数が異なるものであっても、基アダプタ2を変更する必要がなく、併設可能となるので別途専用のプラグインアダプタを用意する必要がなく部品点数を削減することが可能である。なお基アダプタ2は、ブレーカ4を設置しない場合は幹線バー6を覆い隠すブランクパネルの役割も担うものである。
図2に示すように、筐体9の下端部には、4枚の幹線バー6に対応する位置に、それぞれ差込用凹部9aが形成されている。図3に示すように、筐体9の内部には下側に開放した差込口を備え、幹線バー6に差し込まれる第1受金具10が設けられている。第1受金具10は筐体9の何れかの差込用凹部9aに対応する位置に設けられている。筐体9の差込用凹部9aは、第1受金具10を幹線バー6に案内すると共に、取付け後には基アダプタ2のぐらつきを防止するものである。
図3に示すように、第1受金具10は筐体9の内部の接続バー11の下面に設けられている。またこの接続バー11の端部の上面には、第2受金具12が設けられている。第2受金具12は上側に開放した差込口が形成され、後述する取付アダプタ3の電源側の接続導体30を差し込むことができるようになっている。
図3、図6に示すように、第1受金具10及び第2受金具12を電気的に接続する接続バー11には、複数の取付孔11aが形成されている。これらの取付孔11aは幹線バー6と同一ピッチに配設されており、使用する相のみに第1受金具10を接続できるようになっている。このように幹線バー6と同一ピッチの位置に第1受金具10を形成するより部品点数を削減することが可能である。また、第1受金具10を複数形成する必要がないので第1受金具10の幹線バー6の差し込みの接圧が小さくなり基アダプタ2を幹線バー6に容易に着脱することができる。本実施形態においては第1受金具10の位置を変更できるように形成しているが、第2受金具12の配置を変更できるように取付孔11aを形成するものであっても良い。第2受金具12の配置を変更できるように取付孔11aを形成するものであれば、ブレーカ4の種類により端子位置が異なる場合でも、第2受金具12の配置を変更することによって対応することが可能である。なお、この場合、基アダプタの載置面18に形成した差込孔19を複数形成しておくことが望ましい。
本実施形態では、図3に示すように、接続バー11は略クランク状に形成され、第2受金具12の基部は第1受金具10の基部より幹線バー6側(下側)に位置するように形成している。このように形成することにより、第1受金具10の差込口から第2受金具12の差込口までの高さを抑えることが可能となり、基アダプタ2の高さを低く形成することが可能である。
更に、筐体9の第2受金具12と反対側の位置には、上側に開放した差込口が形成され取付アダプタ3の負荷側の接続導体30を差込みする第3受金具15が設けられている。この第3受金具15は負荷接続バー16によって筐体9の端部上面に形成された負荷電線接続部17に接続され、電気機器などの負荷に接続されるようになっている。このように形成することにより、ブレーカ4を交換する場合に負荷電線接続部17から電線を取外しする必要がないため作業性に優れるものである。なお、第3受金具15に関しても、基部が第1受金具10の基部よりも幹線バー6側(下側)に位置するように、負荷接続バー16もクランク状に形成されており、接続バー11と負荷接続バー16は同一高さに形成しておくこと好ましい。このように形成することにより、第1受金具10の差込口から第3受金具15の差込口までの高さを抑えることが可能となり、基アダプタ2の高さを低く形成することが可能である。また、負荷接続バー16にも接続バー11と同様に複数の取付孔16aが形成しており、ブレーカ4の種類により端子位置が異なる場合でも、第3受金具15の配置を変更する場合や、負荷接続バー16の位置を接続バー11方向に変更した場合でも対応できるように第3受金具15の配置を変更できるように形成している。
なお、図2に示すように、基アダプタ2の筐体上面はブレーカ4を設置することが可能な載置面18となっており、その両端部には差込孔19,20が形成されている。前述のように、ブレーカ4は基アダプタ2上に複数極に対応した幅の取付板70を介して物理的に固定するものであり、基アダプタ2の載置面18上には取付板固定部2aが複数形成しており、取付板70に形成した基アダプタ取付孔70bと対応させ皿ねじで固定される。そして、ブレーカ4のねじ挿入孔4cに対応した位置にブレーカ取付孔70aが形成されているので、ねじ挿入孔4cからねじを挿入させ、ブレーカ4を取付板70に物理的に固定するものである。また、ブレーカ4は取付アダプタ3を装着した状態で基アダプタ2に着脱されるものであり、取付板70から取り外す際には、ブレーカ4のねじ挿入孔4cからねじを取り外して分離させるものである。差込孔19は後記する取付アダプタ3に形成した電源側の接続導体30を第2受金具12に差し込むためのものであり、差込孔20は取付アダプタ3に形成した負荷側の接続導体30を第3受金具15に差し込むためのものである。このように形成することにより、ブレーカ4は基アダプタに物理的に取り付けられるものである。また、載置面18より第2受金具12、第3受金具15が露出しない構造になり、ブレーカ4が設置されていない状態でも幹線バー6が露出しないので点検作業など安全に作業を行うことが可能となる。
(取付アダプタ)
取付アダプタ3は、上記した基アダプタ2に形成した第2受金具12、第3受金具15に電気的接続を行わせるためのものである。図2に示すように、取付アダプタ3はブレーカ4の電源側、負荷側の端子部4a,4bの端部を覆うように形成され、前記した基アダプタ2の第2受金具12または第3受金具15に差し込み可能な接続導体30と、この接続導体30を覆い、かつ、接続導体30を一体に取り付けた絶縁体からなるカバー31から構成されるものである。取付アダプタ3は電源側及び負荷側に分離して形成している。なお、分離して形成された取付アダプタ3は電源側、負荷側共に同一部材として形成されている。このように取付アダプタ3を電源側及び負荷側に分離させて形成しておけば、ブレーカ4の種類により端子位置が異なる場合でも同一部材として形成されているため、部品点数を削減させることが可能となっている。
図2、図3及び図5に示すように、接続導体30は略L字状に形成しており、L字の長手部の一端に第2受金具12または第3受金具15に差し込み可能な接続端32,33、短手部35にブレーカ4の端子部とねじ止め可能な端子孔34を形成しているものである。接続導体30はカバー31に一体に固定されているものであり、図5に示すようにねじで内側から締め付けるように形成するものである。他の実施例として、図示しないが、カバー31に係止部、接続導体30に被係止部を設けてそれぞれを係止するようにして取り付けて一体に形成するものであって良い。取付アダプタ3は予め接続導体30の短手部35をブレーカ4に取り付けた状態で基アダプタ2への取り付けがなされるものであり、接続導体30により、ブレーカ4の電源側、負荷側の端子部4a,4bと基アダプタ2の第2受金具12及び第3受金具15を電気的に接続、ブレーカ4のねじ挿入孔4cからねじを挿入し、基アダプタ2に形成した取付板70に物理的に固定するように形成されている。このように接続導体30は略L字状に形成することにより、短手部35の端子孔34とブレーカの端子部との接続が容易であり、また長手部側の接続端33がブレーカ4の外側に位置するようになり、基アダプタ2の第2受金具12へ確認しながら案内させることが可能となる。なお、図示しないが、取付アダプタ3をブレーカ4に取り付けた後、ブレーカ4の端子部の上方は端子ねじが露出した状態となるので別途設けた端子カバーにて覆うものである。
図3に示した取付アダプタ3は基アダプタ2と同様に1極単位で構成されているが、図4に示すように、3極を一体とした取付アダプタであっても良い。また、図8に示すように裏面接続端子50を利用して取り付ける方法もあり、この形態においてはブレーカ4の電源側の端子部4a、負荷側の端子部4bに対応する筐体の裏面側を開口し、電源側の端子部4a及び負荷側の端子部4bと電気的に接続する裏面接続端子50を設けたものであり、取付アダプタ60に形成された接続端子取付部62に裏面接続端子60を接続し、接続導体30の端子孔34とを接続するものである。本実施形態の取付アダプタ60においても、電源側及び負荷側に分離させて形成しており3極を一体とした構造としている。なお、カバー61はL字状に形成されているものであり、図2に示すように取付アダプタを1極ごとに構成するものであっても問題ない。
取付アダプタ3の望ましい形態としては、図5に示すように接続導体30を1極ごとに覆うものであることが望ましい。本実施形態においては、取付アダプタ3は電源側・負荷側に分離させて形成しており、同一の部材で対応可能で、1極ごとに覆う構造であればブレーカ4の極数が変更となった場合でも対応することが可能である。
図2及び図4、図5に示すように、取付アダプタ3のカバーには凹状に形成した操作部40が形成されており、ブレーカ4の端子部に接続導体30の短手部35をねじ止めし、ブレーカ4に取付アダプタ3を装着してあるので、操作部40に指を挿入、引っ掛けてブレーカ4と取付アダプタを一体化したものを基アダプタ3に対して着脱を行うことができるように形成している。なお、図5に示す案内部は凹部の両端に円弧状の案内部41を形成し、作業者の指を案内できるようにする構造となっている。このような構造により、基アダプタ2からブレーカ4の着脱を容易に行うことが可能である。
このようにブレーカ4を取付アダプタ3によって基アダプタ2に取り付け電源側、負荷側ともに基アダプタ3に接続する構造としたことにより、ブレーカ4を交換する際にも電線を取り外す必要がなく、ブレーカ4及び取付アダプタ3を基アダプタ2から取り外すだけで良いので、ブレーカ4の交換時における電線の着脱作業を無くすことができ、作業性を向上することが可能である。ブレーカ4を取り付けた基アダプタ2を幹線バー6上に差し込めば、電流は幹線バー6→第1受金具10→接続バー11→第2受金具12→取付アダプタ3の電源側の接続導体30→ブレーカ4の電源側の端子部4a→ブレーカ4の負荷側の端子部4b→取付アダプタ3の負荷側の接続導体30→第3受金具15→負荷接続バー16→負荷電線接続部17→負荷機器の順に流れることとなる。
本実施形態では、図6に示すように、第2受金具12は幹線バー6よりも外側に位置するように形成している。このように第2受金具12を幹線バー6よりも外側に位置するように形成することにより、ブレーカ4の電源側の端子部4aから第2受金具12までの距離が短くなり電源側の接続導体30を短くすることができるので製造コストを削減することができる。また、第2受金具12の位置をブレーカ4の電源側の端子部4aの端部より外側に位置することが最も望ましい。この場合には、ブレーカ4の底面に接続導体30を回り込ませる必要がないので、取付アダプタ3のカバー31もブレーカ4の底面側を覆うように形成する必要がなく、接続導体30の折曲箇所を少なくでき、カバー31の形状も小さくできるので製造コストを削減できる。更にカバー31及び接続導体30分の高さを抑えることが可能であるので、プラグインユニット5自体の高さ方向を低く形成することが可能となる。同様に、第3受金具15の位置も同様に幹線バー6よりも外側に、または、ブレーカ4の負荷側の端子部4bの端部より外側に位置することが望ましい。
更に、プラグインユニット5を複数併設させて形成した場合でも、接続導体30の接続端32、33がブレーカの端部より外側に形成することにより接続導体30を第2受金具12に確認しながら案内させることが出来るので、ブレーカ4の取り付けも容易となるものである。なお、同様の理由で第3受金具15に関しても幹線バー6より外側に位置するように形成しているが、少なくとも第2受金具12、第3受金具15いずれか一方が幹線バー6より外側に位置すれば接続導体30を確認しながら案内が可能となるものである。
1 幹線バーユニット
2 基アダプタ
2a 取付板固定部
3 取付アダプタ
4 ブレーカ
4a 電源側の端子部
4b 負荷側の端子部
4c ねじ挿入孔
5 プラグインユニット
6 幹線バー
7 取付レール
8 載置面
9 筐体
9a 差込用凹部
10 第1受金具
11 接続バー
11a 取付孔
12 第2受金具
15 第3受金具
16 負荷接続バー
16a 取付孔
17 負荷電線接続部
18 載置面
19 差込孔
20 差込孔
30 接続導体
31 カバー
32 接続端
33 接続端
34 端子孔
35 短手部
40 操作部
41 案内部
50 裏面接続端子
60 取付アダプタ
61 カバー
62 接続端子取付部
70 取付板
70a ブレーカ取付孔
70b 基アダプタ取付孔

Claims (6)

  1. 並列に配設された複数本の幹線バー及び取付レールを有する幹線バーユニットを有し、前記幹線バーに電気的に接続されるブレーカが着脱自在に取り付けられるプラグイン分電盤であって、
    前記幹線バーユニットに取り付けられる基アダプタと、前記ブレーカと基アダプタとを電気的に接続する取付アダプタとを備え、
    前記基アダプタは、前記幹線バーに差し込まれる第1受金具及び前記ブレーカの電源側の端子部と電気的に接続される第2受金具からなる電源側の受金具部と、前記ブレーカの負荷側の端子部と電気的に接続される第3受金具及び負荷電線接続部からなる負荷側の受金具部と、これらの受金具部を覆うように保持する絶縁体の筐体とを備えたものであり、
    前記取付アダプタは、前記ブレーカの端子部と前記第2受金具または前記第3受金具とを電気的に接続可能な接続導体を一体に固定したカバーからなり、電源側及び負荷側に分離させて形成されたものであることを特徴とするプラグイン分電盤。
  2. 前記基アダプタ内の前記第2受金具は、前記幹線バーより外側に位置させたことを特徴とする請求項1記載のプラグイン分電盤。
  3. 前記基アダプタは前記第1受金具と前記第2受金具とを電気的に接続する接続バーを有し、
    前記接続バーは複数の前記幹線バーに対応する位置に前記第1受金具の取付孔、または前記接続導体に対応する位置に第2受金具の取付孔を複数設け、前記第1受金具または前記第2受金具の前記取付孔を選択可能としたことを特徴とする請求項1または2の何れかに記載のプラグイン分電盤。
  4. 前記取付アダプタは、その着脱を容易にする操作部を備えたものであることを特徴とする請求項1に記載のプラグイン分電盤。
  5. 前記取付アダプタは1極単位で着脱自在としたことを特徴とする請求項1に記載のプラグイン分電盤。
  6. 前記基アダプタは1極単位で着脱自在としたことを特徴とする請求項1に記載のプラグイン分電盤。
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