JPH0877912A - ヒューズホルダ - Google Patents

ヒューズホルダ

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Publication number
JPH0877912A
JPH0877912A JP21486394A JP21486394A JPH0877912A JP H0877912 A JPH0877912 A JP H0877912A JP 21486394 A JP21486394 A JP 21486394A JP 21486394 A JP21486394 A JP 21486394A JP H0877912 A JPH0877912 A JP H0877912A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuse
terminal
case
fuse holder
holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP21486394A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kurahashi
嘉男 倉橋
Kyoichi Fujiwara
京一 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Emuden Musen Kogyo KK
Original Assignee
Emuden Musen Kogyo KK
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Publication date
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Publication of JPH0877912A publication Critical patent/JPH0877912A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 合成樹脂製のケース12に、ケース本体部31
と、ヒューズカバー部35と、端子カバー部33とを一体に
形成する。ケース本体部31に、ヒューズFを収納するヒ
ューズ収納部51と、ケーブル16を接続した端子14を収納
する端子収納部37とを形成する。ヒューズカバー部35に
よりヒューズ収納部51を開閉可能に覆う。端子カバー部
33により、端子収納部37を開閉可能に覆う。 【効果】 端子14およびヒューズFが外部に露出しな
い。ヒューズホルダ11の設置作業を容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、線材の中間にヒューズ
が取り付けられるヒューズホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コードとヒューズとを電気的に接
続するとともに、このヒューズを機械的に保持するヒュ
ーズホルダが用いられている。そして、このヒューズホ
ルダは、ヒューズが装着されるヒューズ収納部を形成し
たケースと、このケースに圧入して係合固定された一対
の端子金具とを有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、ケースに固定された端子金具にコードを
接続する作業が煩雑であるとともに、端子金具が外部に
露出するため、ケースを固定するために別体の取付基台
などが必要になり、部品点数が増加するとの問題を有し
ている。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、設置作業を容易にできるヒューズホルダを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のヒューズホルダ
は、線材が電気的に接続される線材接続部およびヒュー
ズが電気的に接続されるヒューズ接続部が設けられた端
子と、前記ヒューズが収納されるヒューズ収納部、前記
線材に電気的に接続された前記端子が収納されるととも
にこの端子のヒューズ接続部をヒューズ収納部に対向し
て保持する端子収納部、およびこの端子収納部を開閉可
能に覆う端子カバー部を一体に形成した絶縁性を有する
ケースとを具備したものである。
【0006】
【作用】本発明のヒューズホルダでは、ケースに、ヒュ
ーズ収納部と、端子収納部と、この端子収納部を覆う端
子カバー部とを一体に形成したので、線材に端子の線材
接続部を接続し、この端子を端子収納部に収納し、この
端子収納部を端子カバー部で覆うことにより、絶縁した
状態でヒューズホルダの設置作業が完了するとともに、
ヒューズ収納部にヒューズを収納することにより、この
ヒューズと端子のヒューズ接続部とが電気的に接続され
ることにより、ヒューズの装着作業が完了する。
【0007】
【実施例】以下、本発明のヒューズホルダの一実施例の
構成を図面を参照して説明する。
【0008】図1ないし図3において、11はヒューズホ
ルダで、このヒューズホルダ11は、ケース(ボディ)12
に、一対の端子(コンタクト)14,14を収納して構成さ
れている。そして、このヒューズホルダ11には、異常時
すなわち過電流が流れた際に溶断して端子部F1,F1間の
電気的導通を遮断するヒューズ(オートヒューズ)Fが
装着され、このヒューズFを介して、自動車のオーディ
オ装置と電源を供給する蓄電池とを接続する線材として
のケーブル(コード)16,16が電気的および機械的に接
続されている。
【0009】そして、ヒューズホルダ11の各端子14は、
導電性を有する金属板を打ち抜き折曲などして、線材接
続部21とヒューズ接続部22とが一体に形成されている。
また、線材接続部21は、断面略U字状をなす第1かしめ
部23と、この第1かしめ部23とほぼ同形状でかつこの第
1かしめ部23よりも大きい第2かしめ部24とを有してい
る。そして、第1かしめ部23は、ケーブル16の芯材16a
に圧着してかしめられ、この芯材16a に機械的および電
気的に接続されるようになっている。また、第2かしめ
部24は、ケーブル16の被覆材16b に圧着してかしめら
れ、この被覆材16b に機械的に接続されるようになって
いる。また、ヒューズ接続部22には、線材接続部21に連
設された底板部25と、この底板部25から屈曲された一対
の側板部26,26と、これら側板部26,26から延設された
接触片部27,27とが形成されている。そして、これら接
触片部27,27は、それぞれ断面略くの字状に屈曲され、
通常時に互いに弾性的に当接するようになっている。さ
らに、各側板部26,26からは、それぞれ係止片部28,28
が下方に向かって切り起し形成されている。
【0010】一方、ケース12は絶縁性を有し、ケース本
体部31と、このケース本体部31に一対のヒンジ部32,32
を介して連設された端子カバー部33と、ケース本体部31
にヒンジ部34を介して連設されたヒューズカバー部35と
が絶縁性を有する合成樹脂にて一体に形成されている。
【0011】そして、ケース本体部31には、各端子14,
14をそれぞれ収納して嵌合保持する下方に開口した一対
の端子収納部37,37が形成されている。そして、これら
端子収納部37は、長手方向の中央部に形成された隔壁部
38により互いに絶縁された状態で区画されている。ま
た、各端子収納部37の長手方向の両端部には、下方に開
口したケーブル挿通部41が形成され、各端子14に接続さ
れたケーブル16が挿通するようになっている。さらに、
各端子収納部37の内側面には、それぞれ上下方向を長手
方向とする対をなす案内溝42,42が形成され、これらの
案内溝42,42に、各端子14の係止片部28,28が係合され
るようになっている。また、各端子収納部37の一側の外
側面には、それぞれ係合孔44を有する係合受部45が形成
されている。
【0012】また、各端子収納部37の外側面には、係合
受部45を形成した側の反対側に位置して、屈曲可能な一
対のヒンジ部32,32が形成され、これらヒンジ部32,32
を介して、端子カバー部33が形成されている。そして、
この端子カバー部33は、対をなす端子収納部37,37を一
体に覆う略矩形板状をなしているとともに、ヒンジ部3
2,32が連設された側の反対側の側部から、それぞれ先
端部に係合爪部47,47を突設した一対の係合部48,48が
突設されている。
【0013】そして、各ヒンジ部32を屈曲し、各係合爪
部47を係合孔44に係合して係合部48を係合受部45に係合
した状態で、各端子収納部37の下側の開口が覆われ、収
納した端子14,14が外部に露出しないようになってい
る。
【0014】また、この端子収納部37の上側の中央部に
位置して、上方に開口したヒューズ収納部51が形成され
ている。そして、このヒューズ収納部51底部には、それ
ぞれ各端子収納部37,37に連通する一対の端子用通孔5
2,52が形成され、これら端子用通孔52,52の下側に、
各端子14,14のヒューズ接続部22,22の接触片部27,27
の当接部分が位置するようになっている。
【0015】そして、この端子収納部37に上方から挿入
されたヒューズFの各端子部F1,F1は、それぞれ端子用
通孔52,52を挿通して各端子14,14の接触片部27,27間
に圧入され、各端子14,14に機械的および電気的に接続
されるようになっている。
【0016】また、このヒューズ収納部51の一側の外側
面からは、屈曲可能なヒンジ部34が形成され、このヒン
ジ部34を介して、ヒューズカバー部35が連設されてい
る。そして、このヒューズカバー部35は、一面を開口し
た略箱状をなし、ヒンジ部34を屈曲してヒューズ収納部
51に収納されたヒューズFの上側に被さるようになって
いる。そして、このヒューズカバー部35の、ヒンジ部34
が連設された側と反対側の面には、先端部に係合爪部55
を形成した係合部54が形成されているとともに、この係
合部54の両側部に、それぞれ補助係合片部56,56が形成
されている。また、ヒューズ収納部51の、ヒンジ部34が
連設された側と反対側の外側面には、平面略コの字状を
なす係合受部57が突設されているとともに、ヒンジ部34
の両側部には、補助係合突部58,58が形成されている。
そして、ヒューズカバー部35を閉じた状態で、ヒューズ
カバー部35の係合部54の係合爪部55がヒューズ収納部51
の係合受部57に係合するとともに、各補助係合片部56,
56が係合受部57の両側部の外側面に当接し、さらに、ヒ
ューズ収納部51側の補助係合突部58,58がヒューズカバ
ー部35の内側面に形成した段部59に係合するようになっ
ている。
【0017】なお、ヒューズカバー部35の上面60には、
ヒューズFを収納することを示す文字などが刻設されて
いる。
【0018】次に、図4ないし図8を参照して、ヒュー
ズホルダ11の組み立て動作を説明する。
【0019】まず、図4に示すように、互いに接続され
るケーブル16,16の端部に、それぞれ端子14,14を圧着
かしめして機械的および電気的に接続する。
【0020】次いで、図5に示すように、これらケーブ
ル16,16を圧着接続した端子14,14を、それぞれケース
本体部31の端子収納部37,37に圧入して装着する。この
状態で、各端子14の係止片部28,28がケース12の案内溝
42,42に係合し、各端子14が所定位置に保持される。
【0021】続いて、図6に示すように、ヒンジ部32,
32を屈曲して端子カバー部33を回動させ、端子カバー部
33の係合部48,48をケース本体部31の係合受部45,45に
係合し、各端子14を端子カバー部33で覆う。
【0022】さらに、図7に示すように、ケース本体部
31のヒューズ収納部51にヒューズFを挿入し、ヒューズ
Fの端子部F1,F1をそれぞれ端子用通孔52,52を挿通し
て各端子14,14の接触片部27,27間に圧入し、各端子1
4,14に機械的および電気的に接続する。
【0023】そして、図8に示すように、ヒンジ部34を
屈曲してヒューズカバー部35を回動させ、ヒューズカバ
ー部35の係合部54をケース本体31の係合受部57に係合し
てヒューズFを覆う。そして、この状態で、ヒューズホ
ルダ11の設置作業およびヒューズFの装着作業が完了す
る。
【0024】そして、本実施例のヒューズホルダ11によ
れば、ケーブル16に端子14を接続した後に、この端子14
をケース12の端子収納部37に収納して端子カバー部33で
覆うことにより、容易にヒューズホルダ11の設置作業を
行うことができる。
【0025】また、ヒューズFおよび端子14は、それぞ
れヒューズカバー部35および端子カバー部33に覆われて
おり、これらヒューズFおよび端子14が外部に露出せず
電撃を防止できるとともに、脱落することもないため、
このケース12を別個の部材に固定する必要がなく、ヒュ
ーズホルダ11の設置作業を容易にすることができる。そ
こで、例えば、既に配線されたケーブル16の任意の中間
位置に後からヒューズホルダ11を取り付けるような作業
も、容易にすることができる。
【0026】さらに、ヒューズカバー部35および端子カ
バー部33は、ケース12に一体成形されているため、部品
点数が増加することもなく、ヒューズホルダ11を安価に
製造することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明のヒューズホルダによれば、端子
カバー部により端子を覆うため、端子が外部に露出し、
電撃あるいは脱落することを防止することができる。そ
して、線材に端子を接続した後に、この端子をケースに
容易に装着でき、ヒューズホルダの設置作業を容易にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヒューズホルダの一実施例を示す分解
斜視図である。
【図2】同上ヒューズホルダの断面図である。
【図3】同上ヒューズホルダのヒューズカバー部を開い
た状態の平面図である。
【図4】同上ヒューズホルダの設置作業の作業工程を示
す斜視図である。
【図5】同上図4に続く作業工程を示す斜視図である。
【図6】同上図5に続く作業工程を示す斜視図である。
【図7】同上図6に続く作業工程を示す斜視図である。
【図8】同上図7に続く作業工程を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 ヒューズホルダ 12 ケース 14 端子 16 線材としてのケーブル 21 線材接続部 22 ヒューズ接続部 33 端子カバー部 37 端子収納部 F ヒューズ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線材が電気的に接続される線材接続部お
    よびヒューズが電気的に接続されるヒューズ接続部が設
    けられた端子と、 前記ヒューズが収納されるヒューズ収納部、前記線材に
    電気的に接続された前記端子が収納されるとともにこの
    端子のヒューズ接続部をヒューズ収納部に対向して保持
    する端子収納部、およびこの端子収納部を開閉可能に覆
    う端子カバー部を一体に形成した絶縁性を有するケース
    とを具備したことを特徴とするヒューズホルダ。
JP21486394A 1994-09-08 1994-09-08 ヒューズホルダ Pending JPH0877912A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21486394A JPH0877912A (ja) 1994-09-08 1994-09-08 ヒューズホルダ

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JP21486394A JPH0877912A (ja) 1994-09-08 1994-09-08 ヒューズホルダ

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JPH0877912A true JPH0877912A (ja) 1996-03-22

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ID=16662810

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JP21486394A Pending JPH0877912A (ja) 1994-09-08 1994-09-08 ヒューズホルダ

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JP (1) JPH0877912A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7403221B2 (en) 2002-11-06 2008-07-22 Canon Kabushiki Kaisha Communication device, image storage device, image pickup device, and control method thereof
WO2015041105A1 (ja) * 2013-09-18 2015-03-26 矢崎総業株式会社 保護カバー
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