JP2001044654A - 電気接続箱 - Google Patents
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- JP2001044654A JP2001044654A JP11210804A JP21080499A JP2001044654A JP 2001044654 A JP2001044654 A JP 2001044654A JP 11210804 A JP11210804 A JP 11210804A JP 21080499 A JP21080499 A JP 21080499A JP 2001044654 A JP2001044654 A JP 2001044654A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ガタ防止としての突部をケース本体内に備えて
いても、ケース本体にカバーを挿入するとき、カバーに
は突部をケース外方向へ圧迫する押圧力を必要とせず、
係止片の弾性力に抗する力を加えるだけで挿入すること
ができ、作業能率を良くすることにある。 【解決手段】ケース本体12と、それに取着されるカバ
ー13とを備え、ケース本体12には、カバー13に係
止してケース本体12内からの離脱を防止する係止爪1
7を備え、係止爪17より下部にカバー13を保持する
有弾性の係止片16a,16bを設け、係止片16aの
係止爪17側の側面に係止爪17の突出量よりも突出量
が少なく設定された突部18を突出形成する。
いても、ケース本体にカバーを挿入するとき、カバーに
は突部をケース外方向へ圧迫する押圧力を必要とせず、
係止片の弾性力に抗する力を加えるだけで挿入すること
ができ、作業能率を良くすることにある。 【解決手段】ケース本体12と、それに取着されるカバ
ー13とを備え、ケース本体12には、カバー13に係
止してケース本体12内からの離脱を防止する係止爪1
7を備え、係止爪17より下部にカバー13を保持する
有弾性の係止片16a,16bを設け、係止片16aの
係止爪17側の側面に係止爪17の突出量よりも突出量
が少なく設定された突部18を突出形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複数のヒュ
ーズを格納して回路を構成するためのケース本体とカバ
ーとにより構成される電気接続箱に関するものである。
ーズを格納して回路を構成するためのケース本体とカバ
ーとにより構成される電気接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のヒューズを格納して回路を
構成するための電気接続箱51としては、例えば図8及
び図9に示すようなものがある。即ち、この電気接続箱
51は、上部が開口した四角箱状のケース本体52と、
同ケース本体52の上部を塞ぐ四角板状のカバー53と
から構成されている。
構成するための電気接続箱51としては、例えば図8及
び図9に示すようなものがある。即ち、この電気接続箱
51は、上部が開口した四角箱状のケース本体52と、
同ケース本体52の上部を塞ぐ四角板状のカバー53と
から構成されている。
【0003】図9に示すように、ケース本体52の一対
の長手側部の内側面には、カバー53を挿入したときに
カバー53がケース本体52の中に落ちていかないよう
にするための支え片54が水平方向に沿って延出形成さ
れている。
の長手側部の内側面には、カバー53を挿入したときに
カバー53がケース本体52の中に落ちていかないよう
にするための支え片54が水平方向に沿って延出形成さ
れている。
【0004】図8及び図9に示すように、前記ケース本
体52の一対の短手側部の中央部上端部には、一対の有
弾性の係止片55が切込み形成され、同各係止片55の
先端には係止爪56が形成されている。そして、カバー
53の短手側部には両係止爪56と対応して係合する一
対の切込み段部57が設けられている。さらにケース本
体52の短手側部の内面において係止片55から側方に
離間した位置には、ケース本体52に挿入されたカバー
53のガタ防止をするためのリブ58が設けられてい
る。
体52の一対の短手側部の中央部上端部には、一対の有
弾性の係止片55が切込み形成され、同各係止片55の
先端には係止爪56が形成されている。そして、カバー
53の短手側部には両係止爪56と対応して係合する一
対の切込み段部57が設けられている。さらにケース本
体52の短手側部の内面において係止片55から側方に
離間した位置には、ケース本体52に挿入されたカバー
53のガタ防止をするためのリブ58が設けられてい
る。
【0005】前記リブ58と、同リブ58が相対する反
対側に位置する短手側部内面のリブ58間は、カバー5
3の長手方向の長さよりも若干短くされている。そし
て、カバー53をケース本体52に挿入すると、カバー
53はリブ58によりケース本体52に圧入される。従
って、ケース本体52に挿入されたカバー53は圧入固
定されることによりガタ防止される。
対側に位置する短手側部内面のリブ58間は、カバー5
3の長手方向の長さよりも若干短くされている。そし
て、カバー53をケース本体52に挿入すると、カバー
53はリブ58によりケース本体52に圧入される。従
って、ケース本体52に挿入されたカバー53は圧入固
定されることによりガタ防止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の電気
接続箱51では、カバー53をケース本体52に挿入す
るときに、次のような問題があった。
接続箱51では、カバー53をケース本体52に挿入す
るときに、次のような問題があった。
【0007】ケース本体52をカバー53に挿入すると
き、両係止片55の弾性力に抗して、さらにケース本体
52に設けられたリブ58をケース外方向へ圧迫しなが
らカバー53に押圧力を加える必要があったため作業能
率が悪かった。
き、両係止片55の弾性力に抗して、さらにケース本体
52に設けられたリブ58をケース外方向へ圧迫しなが
らカバー53に押圧力を加える必要があったため作業能
率が悪かった。
【0008】本発明の目的は、ガタ防止としての突部を
ケース本体内に備えていても、ケース本体にカバーを挿
入するとき、カバーには突部をケース外方向へ圧迫する
押圧力を必要とせず、係止片の弾性力に抗する力を加え
るだけで挿入することができ、作業能率を良くすること
にある。
ケース本体内に備えていても、ケース本体にカバーを挿
入するとき、カバーには突部をケース外方向へ圧迫する
押圧力を必要とせず、係止片の弾性力に抗する力を加え
るだけで挿入することができ、作業能率を良くすること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、ケース本体と、同ケー
ス本体内に取着されるカバーとを備え、前記ケース本体
には、前記取着されたカバーに係止してケース本体内か
らの離脱を防止する係止爪を備え、係止爪よりもカバー
嵌入方向側において、カバーを保持する有弾性の係止片
を設けた電気接続箱において、前記係止片には、係止爪
よりもカバー嵌入方向側において、カバーの対向する面
に対して当接する突部を設けたことを要旨とする。
めに、請求項1に記載の発明は、ケース本体と、同ケー
ス本体内に取着されるカバーとを備え、前記ケース本体
には、前記取着されたカバーに係止してケース本体内か
らの離脱を防止する係止爪を備え、係止爪よりもカバー
嵌入方向側において、カバーを保持する有弾性の係止片
を設けた電気接続箱において、前記係止片には、係止爪
よりもカバー嵌入方向側において、カバーの対向する面
に対して当接する突部を設けたことを要旨とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の電気接続箱において、前記係止爪は取付されるカバー
側に対して係止片から突出され、前記突部の突出量は、
前記係止爪の突出量よりも少なく設定されていることを
要旨とする。
の電気接続箱において、前記係止爪は取付されるカバー
側に対して係止片から突出され、前記突部の突出量は、
前記係止爪の突出量よりも少なく設定されていることを
要旨とする。
【0011】(作用)従って、請求項1に記載の電気接
続箱においては、ケース本体にカバーを挿入するとき、
カバーをカバー嵌入方向側に向けて、突部に対する押圧
力を必要とせずに係止片の弾性力に抗する力を加えるだ
けで、カバーは係止爪を押し広げながらケース本体に挿
入される。すると、カバーはケース本体に備えられた係
止爪によりケース本体内からの離脱が防止されると共
に、カバーは係止片に設けられた突部により係止片の撓
みが完全に戻らずに当接することによりガタ防止され
る。
続箱においては、ケース本体にカバーを挿入するとき、
カバーをカバー嵌入方向側に向けて、突部に対する押圧
力を必要とせずに係止片の弾性力に抗する力を加えるだ
けで、カバーは係止爪を押し広げながらケース本体に挿
入される。すると、カバーはケース本体に備えられた係
止爪によりケース本体内からの離脱が防止されると共
に、カバーは係止片に設けられた突部により係止片の撓
みが完全に戻らずに当接することによりガタ防止され
る。
【0012】また、請求項2に記載の電気接続箱におい
ては、請求項1に記載の作用に加えて、突部の突出量
は、係止爪の突出量よりも少なく設定されている。その
ため、ケース本体にカバーを挿入すると係止爪とカバー
とは係合されると共に、カバーは突部が係止片に設けら
れていることによりガタ防止される。
ては、請求項1に記載の作用に加えて、突部の突出量
は、係止爪の突出量よりも少なく設定されている。その
ため、ケース本体にカバーを挿入すると係止爪とカバー
とは係合されると共に、カバーは突部が係止片に設けら
れていることによりガタ防止される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態の電気
接続箱を図1〜図5に従って説明する。図2に示すよう
に、本実施形態における電気接続箱11は、合成樹脂製
の上部が開口した四角箱状のケース本体12と、同ケー
ス本体12の上部を塞ぐための合成樹脂製のカバー13
から構成されている。そして、同カバー13はケース本
体12の内側面に対して若干のクリアランスを形成する
ように四角板状に形成されている。
接続箱を図1〜図5に従って説明する。図2に示すよう
に、本実施形態における電気接続箱11は、合成樹脂製
の上部が開口した四角箱状のケース本体12と、同ケー
ス本体12の上部を塞ぐための合成樹脂製のカバー13
から構成されている。そして、同カバー13はケース本
体12の内側面に対して若干のクリアランスを形成する
ように四角板状に形成されている。
【0014】図1及び図2に示すように、前記ケース本
体12の一対の長手側部の内側面には、カバー13を挿
入したときにカバー13がケース本体12の中に落ちて
いかないようにするための支え片14が水平方向に沿っ
て延出形成されている。
体12の一対の長手側部の内側面には、カバー13を挿
入したときにカバー13がケース本体12の中に落ちて
いかないようにするための支え片14が水平方向に沿っ
て延出形成されている。
【0015】図1、図2及び図3に示すように、前記ケ
ース本体12の一対の短手側部の上部には、端部が開口
した一対のスリット15が切り込み形成されて、両者間
に係止片16a,16bが形成されている。各係止片1
6a,16bの先端には、ケース本体12の内方に向け
て突出する係止爪17が形成されている。そして、係止
片16aにおいて係止爪17よりもカバー13嵌入方向
側及び短手側部内面には、四角柱状の突部18が上下方
向(図1において)に沿って形成されている。
ース本体12の一対の短手側部の上部には、端部が開口
した一対のスリット15が切り込み形成されて、両者間
に係止片16a,16bが形成されている。各係止片1
6a,16bの先端には、ケース本体12の内方に向け
て突出する係止爪17が形成されている。そして、係止
片16aにおいて係止爪17よりもカバー13嵌入方向
側及び短手側部内面には、四角柱状の突部18が上下方
向(図1において)に沿って形成されている。
【0016】一方、図1及び図2に示すように、カバー
13の短手側部上面には、両係止爪17と対応して係合
する四角形状の一対の切込み段部19が形成されてい
る。図4及び図5に示すように、係止片16aに対応す
る切込み段部19には、突部18と対応して係合する係
合溝部20が上下方向に延出形成されている。又、前記
突部18の幅と前記係合溝部20の幅とは同じ長さに形
成されている。
13の短手側部上面には、両係止爪17と対応して係合
する四角形状の一対の切込み段部19が形成されてい
る。図4及び図5に示すように、係止片16aに対応す
る切込み段部19には、突部18と対応して係合する係
合溝部20が上下方向に延出形成されている。又、前記
突部18の幅と前記係合溝部20の幅とは同じ長さに形
成されている。
【0017】そして、突部18の突出量は係止爪17の
突出量よりも少なく形成されている。さらに突部18の
突出量は、ケース本体12にカバー13が挿入され、係
止片16b側の短手側部内面にカバー13の短手側面が
当接された嵌合状態において、係合溝部20の底面に突
部18の先端面18aが当接されるようにされており、
この状態で係止片16aがケース本体12外方へ若干撓
むようにされている。
突出量よりも少なく形成されている。さらに突部18の
突出量は、ケース本体12にカバー13が挿入され、係
止片16b側の短手側部内面にカバー13の短手側面が
当接された嵌合状態において、係合溝部20の底面に突
部18の先端面18aが当接されるようにされており、
この状態で係止片16aがケース本体12外方へ若干撓
むようにされている。
【0018】この結果、カバー13は係止片16aに付
勢されて長手方向へのガタが防止されている。また、短
手方向のガタは突部18が係合溝部20に嵌合すること
により防止されている。
勢されて長手方向へのガタが防止されている。また、短
手方向のガタは突部18が係合溝部20に嵌合すること
により防止されている。
【0019】次に、本実施形態の電気接続箱11の作用
について説明する。さて、カバー13をケース本体12
に挿入するとき、両係止爪17と同両係止爪17に対応
するカバー13の両短手側面とが当接される。次に、係
止片16a,16bの弾性力に抗して、カバー13は両
係止爪17を押し広げながら挿入すると、切込み段部1
9に係止爪17が相対した際、カバー13の底面は支え
片14に当接される。そして、係止爪17が係止片16
a,16bの弾性力により切込み段部19に係合する。
このとき、係止片16a側においては係合溝部20の底
面に先端面18aが当接し、係止片16aにてカバー1
3は係止片16b側のケース本体12の短手側部へ付勢
され、両者間にて保持される。
について説明する。さて、カバー13をケース本体12
に挿入するとき、両係止爪17と同両係止爪17に対応
するカバー13の両短手側面とが当接される。次に、係
止片16a,16bの弾性力に抗して、カバー13は両
係止爪17を押し広げながら挿入すると、切込み段部1
9に係止爪17が相対した際、カバー13の底面は支え
片14に当接される。そして、係止爪17が係止片16
a,16bの弾性力により切込み段部19に係合する。
このとき、係止片16a側においては係合溝部20の底
面に先端面18aが当接し、係止片16aにてカバー1
3は係止片16b側のケース本体12の短手側部へ付勢
され、両者間にて保持される。
【0020】従って、本実施形態の電気接続箱11によ
れば以下に示す効果がある。 (1)ケース本体12の係止片16aには、ガタ防止の
ための突部18が備えられている。このため、ケース本
体12にカバー13を挿入するとき、カバー13には突
部18をケース本体12外方向へ圧迫する押圧力を必要
せず、両係止片16a,16bの弾性力に抗する力を加
えるだけで挿入することができる。従って、作業効率を
良くすることができる。 (2)突部18の突出量は係止爪17の突出量よりも少
なく形成されている。さらに突部18の突出量は、ケー
ス本体12にカバー13が挿入され、係止片16b側の
短手側部内面にカバー13の短手側面が当接された嵌合
状態において、係合溝部20の底面に先端面18aが当
接されるようにされており、この状態で係止片16aが
ケース本体12外方へ若干撓むようにされている。従っ
て、カバー13は、係止片16a,16bの両者間にて
保持することができると共に、カバー13はケース本体
12内からの離脱が防止できる。 (3)突部18の幅と係合溝部20の幅は同じ長さに形
成されている。従って、突部18と係合溝部20が係合
したとき、ケース本体12の短手方向の隙間がないため
カバー13は、ケース本体12の短手方向のガタを防止
することができる。 (4)係止片16a,16bは一対のスリットの間に形
成されているため、係止片16a,16bを容易に形成
することができる。
れば以下に示す効果がある。 (1)ケース本体12の係止片16aには、ガタ防止の
ための突部18が備えられている。このため、ケース本
体12にカバー13を挿入するとき、カバー13には突
部18をケース本体12外方向へ圧迫する押圧力を必要
せず、両係止片16a,16bの弾性力に抗する力を加
えるだけで挿入することができる。従って、作業効率を
良くすることができる。 (2)突部18の突出量は係止爪17の突出量よりも少
なく形成されている。さらに突部18の突出量は、ケー
ス本体12にカバー13が挿入され、係止片16b側の
短手側部内面にカバー13の短手側面が当接された嵌合
状態において、係合溝部20の底面に先端面18aが当
接されるようにされており、この状態で係止片16aが
ケース本体12外方へ若干撓むようにされている。従っ
て、カバー13は、係止片16a,16bの両者間にて
保持することができると共に、カバー13はケース本体
12内からの離脱が防止できる。 (3)突部18の幅と係合溝部20の幅は同じ長さに形
成されている。従って、突部18と係合溝部20が係合
したとき、ケース本体12の短手方向の隙間がないため
カバー13は、ケース本体12の短手方向のガタを防止
することができる。 (4)係止片16a,16bは一対のスリットの間に形
成されているため、係止片16a,16bを容易に形成
することができる。
【0021】なお、上記実施形態は以下のように変更し
て実施してもよい。 (1)図6(a)に示すように、ケース本体12の長手
両側部のみに、係止爪17、係止片16a,16b、突
部18及び先端面18aを備え、カバー13の長手両側
部のみに、切込み段部19及び係合溝部20を設けても
よい。このようにしても、本実施形態と同様の効果を奏
する。 (2)図6(b)に示すように、ケース本体12の短手
両側部及び長手両側部に、係止爪17、係止片16a,
16b、突部18及び先端面18aを備え、カバー13
の短手両側部及び長手両側部に、切込み段部19及び係
合溝部20を設けてもよい。このようにすると、係止片
16a,16bはカバー13の側面を四方向から狭着保
持するため、さらに確実にガタを防止することができ
る。 (3)前記実施形態では係止片16aのみに突部18及
び先端面18aを備えていたが、係止片16a,16b
の両方に突部18及び先端面18aを設けてもよい。こ
のようにしても、本実施形態と同様の効果を奏する。 (4)ガタ防止としての四角柱状の突部18の代わり
に、図示しない複数の半球状の突部にし、カバー13に
半球状の突部の頂点が当接し、この状態で係止片16a
がケース本体12外方へ若干撓むようにしてもよい。こ
のようにしても、本実施形態と同様の効果を奏する。 (5)図7(a)に示すように、突部18の代わりとし
て、係止片16a側の短手側部内面に、係止片16aと
同じ幅だけ上下方向に沿って側面を突部として突出さ
せ、カバー13に対して突出部分の先端面21aが当接
し、この状態で係止片16aがケース本体12外方へ若
干撓むようにしてもよい。このようにしても、本実施形
態と同様の効果を奏する。 (6)図7(b)に示すように、突部18の代わりとし
て、係止爪17と係止片16aとの角部に、突部として
の傾斜部22を設け、カバー13に傾斜部22の傾斜面
22aが当接し、この状態で係止片16aがケース本体
12外方へ若干撓むようにしてもよい。このようにして
も、本実施形態と同様の効果を奏する。 (7)係合溝部20は無くてもよい。このようにする
と、カバー13の構造が簡単で安価に制作することがで
きる。
て実施してもよい。 (1)図6(a)に示すように、ケース本体12の長手
両側部のみに、係止爪17、係止片16a,16b、突
部18及び先端面18aを備え、カバー13の長手両側
部のみに、切込み段部19及び係合溝部20を設けても
よい。このようにしても、本実施形態と同様の効果を奏
する。 (2)図6(b)に示すように、ケース本体12の短手
両側部及び長手両側部に、係止爪17、係止片16a,
16b、突部18及び先端面18aを備え、カバー13
の短手両側部及び長手両側部に、切込み段部19及び係
合溝部20を設けてもよい。このようにすると、係止片
16a,16bはカバー13の側面を四方向から狭着保
持するため、さらに確実にガタを防止することができ
る。 (3)前記実施形態では係止片16aのみに突部18及
び先端面18aを備えていたが、係止片16a,16b
の両方に突部18及び先端面18aを設けてもよい。こ
のようにしても、本実施形態と同様の効果を奏する。 (4)ガタ防止としての四角柱状の突部18の代わり
に、図示しない複数の半球状の突部にし、カバー13に
半球状の突部の頂点が当接し、この状態で係止片16a
がケース本体12外方へ若干撓むようにしてもよい。こ
のようにしても、本実施形態と同様の効果を奏する。 (5)図7(a)に示すように、突部18の代わりとし
て、係止片16a側の短手側部内面に、係止片16aと
同じ幅だけ上下方向に沿って側面を突部として突出さ
せ、カバー13に対して突出部分の先端面21aが当接
し、この状態で係止片16aがケース本体12外方へ若
干撓むようにしてもよい。このようにしても、本実施形
態と同様の効果を奏する。 (6)図7(b)に示すように、突部18の代わりとし
て、係止爪17と係止片16aとの角部に、突部として
の傾斜部22を設け、カバー13に傾斜部22の傾斜面
22aが当接し、この状態で係止片16aがケース本体
12外方へ若干撓むようにしてもよい。このようにして
も、本実施形態と同様の効果を奏する。 (7)係合溝部20は無くてもよい。このようにする
と、カバー13の構造が簡単で安価に制作することがで
きる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、ケース本体の係止片には、ガタ防止としての
突部を備えている。そのため、ケース本体にカバーを挿
入するとき、カバーには突部をケース外方向へ圧迫する
押圧力を必要とせず、係止片の弾性力に抗する力を加え
るだけで挿入することができる。従って、作業能率を良
くすることができる。
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、ケース本体の係止片には、ガタ防止としての
突部を備えている。そのため、ケース本体にカバーを挿
入するとき、カバーには突部をケース外方向へ圧迫する
押圧力を必要とせず、係止片の弾性力に抗する力を加え
るだけで挿入することができる。従って、作業能率を良
くすることができる。
【0023】請求項2に記載の発明によれば、突部の突
出量は係止爪の突出量よりも少なく設定されているた
め、カバーはケース本体内からの離脱が防止できる。
出量は係止爪の突出量よりも少なく設定されているた
め、カバーはケース本体内からの離脱が防止できる。
【図1】 図2におけるA−A線断面図。
【図2】 本実施形態におけるケース本体にカバーを挿
入したときの平面図。
入したときの平面図。
【図3】 図2のカバーがない状態におけるB−B線断
面図。
面図。
【図4】 本実施形態におけるカバーの平面図。
【図5】 図2における部分断面図。
【図6】 (a),(b)は、別の実施形態における電
気接続箱の概略平面図。
気接続箱の概略平面図。
【図7】 (a),(b)は、突部の別例の概略説明
図。
図。
【図8】 従来の電気接続箱における平面図。
【図9】 図8におけるC−C線断面図。
11…電気接続箱、12…ケース本体、13…カバー、
16a,16b…係止片、17…係止爪、18…突部。
16a,16b…係止片、17…係止爪、18…突部。
Claims (2)
- 【請求項1】 ケース本体と、同ケース本体内に取着さ
れるカバーとを備え、前記ケース本体には、前記取着さ
れたカバーに係止してケース本体内からの離脱を防止す
る係止爪を備え、係止爪よりもカバー嵌入方向側におい
て、カバーを保持する有弾性の係止片を設けた電気接続
箱において、 前記係止片には、係止爪よりもカバー嵌入方向側におい
て、カバーの対向する面に対して当接する突部を設けた
電気接続箱。 - 【請求項2】 前記係止爪は取付されるカバー側に対し
て係止片から突出され、前記突部の突出量は、前記係止
爪の突出量よりも少なく設定されている請求項1に記載
の電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11210804A JP2001044654A (ja) | 1999-07-26 | 1999-07-26 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11210804A JP2001044654A (ja) | 1999-07-26 | 1999-07-26 | 電気接続箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001044654A true JP2001044654A (ja) | 2001-02-16 |
Family
ID=16595419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP11210804A Pending JP2001044654A (ja) | 1999-07-26 | 1999-07-26 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2001044654A (ja) |
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050517 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050719 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050920 |