JP2738503B2 - 保持具の係止構造 - Google Patents

保持具の係止構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイル等を保持する保
持具を取付板に係止させる保持具の係止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にケーブルやコイル等を保持する保
持具の係止構造としては、取付板へ強固に係止されて取
付板の板厚の変化にも対応でき、抜け難く取付孔の孔径
の変化にも対応でき、さらに、アンカー部がガタ付かな
いものが要求される。
【0003】しかしながら、例えば、ブラウン管の外周
に巻き掛けられる消磁コイルのように、保持具としてコ
イルクランプを先にブラウン管のブラケットに取付け、
その後、消磁コイルをコイルクランプのクランプ部へ挿
入するような作業形態が採られる場合、コイルクランプ
を傾倒させる必要があるため、コイルクランプのアンカ
ー部が傾倒可能で、かつ抜け難い構造であることが要求
される。
【0004】このようなコイルクランプの係止構造とし
て、従来構造を適用することも考えられる。
【0005】例えば、図14に示すような固定具76の
係止構造では(実開昭58−158490号公報参
照)、湾曲した弾性片78の自由端がブラケット80の
取付孔82の周縁に当たって、脚体84を引き戻す方向
へ付勢し、ブラケット80の肉厚の変化に対応できるよ
うになっており、また、取付孔82の孔径の変化に対応
できるように、脚体84の内側には、中空部86が形成
され、脚体84が弾性的に拡縮可能とされている。
【0006】しかしながら、このような固定具76で
は、弾性片78の先端がブラケット80に突っ掛かり、
脚体84部分を傾倒させることが難しい。
【0007】このため、図15に示すような配線止め具
88(実公昭55−54125号公報参照)の構造を適
用して、軸心に沿って透孔90が形成された脚片92の
肉厚を薄肉として、脚片92自体の変形によって、配線
止め具88を傾倒させることも考えられる。
【0008】しかし、脚片92を薄肉にすると、抜け易
くなり、また、膨出部92Aが取付孔82の孔縁に係止
される構造となっているので、傾倒操作を繰り返すと、
膨出部92Aが削り取られてしまい、脚片92が抜け出
してしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、取付板の板厚及び取付孔の孔径の変化に対応で
き、しかも、アンカー部が傾倒可能で、かつ抜け出すこ
とがない保持具の係止構造を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の保持具
の係止構造は、保持手段を備えた保持具を取付板に形成
された取付孔へ係止する保持具の係止構造において、前
記保持手段が設けられた基体から隙間をあけて平行に延
出する脚片と、前記脚片の先端を連結して先細りとされ
たアンカー部と、前記取付孔を貫通した前記アンカー部
の基端から互いに離間する方向へ張り出して先端が取付
板の裏面に弾性的に当接し、アンカー部を引き抜く力が
作用したとき取付孔の周縁から外側へ押し拡げられ取付
板の裏面に面接する爪片と、前記脚片の外側面から張り
出し先端が前記取付板の表面へ弾接される付勢手段と、
を有することを特徴としている。
【0011】請求項2に記載の保持具の係止構造は、前
記付勢手段が、前記脚体の後端外側面から斜め方向へ互
いに離間する方向へ張り出し中間部が屈曲され先端が脚
片側へ延出し前記取付板の表面へ弾接する弾性板で構成
されたことを特徴としている。
【0012】請求項3に記載の保持具の係止構造は、前
記取付孔内に保持される前記脚片の部位が薄肉とされ、
かつ前記弾性板の付け根部分の脚片が薄肉とされたこと
を特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1に記載の保持具の係止構造では、保持
手段が設けられた基体から脚片が延出している。脚片
は、隙間をあけて平行に延出し、その先端は先細りとさ
れて連結されアンカー部を形成している。このアンカー
部の基端が取付孔の周縁に係止される係止部となってい
る。また、アンカー部の基端からは、爪片が互いに離間
する方向へ張り出している。
【0014】このアンカー部を取付孔へ圧入すると、隙
間の間隔を狭めて貫通し、貫通後は弾性復元して拡径
し、爪片の先端が取付板の裏面に弾性的に当接する。こ
のとき、取付孔内に保持される脚片の部分は、弾性復元
して取付孔の孔壁に圧接する。これによって、基体が、
取付板に係止される。
【0015】また、脚片の外側面から張り出した付勢手
段の先端は、取付板の表面へ弾性的に当接して、アンカ
ー部を引き戻す方向へ付勢するので、取付板の板厚の変
化に対応できる。
【0016】このような係止状態で基体を傾けると、脚
片の間に形成された隙間が脚片の傾倒を容易とし、ま
た、傾倒によってアンカー部を引き抜くような力に対し
ては、爪片が取付孔の周縁から外側へ押し拡げられ取付
板の裏面と広く面接して、アンカー部の抜け出しを阻止
する。また、基体を傾けたとき、付勢手段は弾性変形す
るので、突っ張って脚片の傾倒操作を妨げるようなこと
がない。
【0017】請求項2に記載の保持具の係止構造では、
付勢手段としての弾性板が脚片の後端外側面から斜め方
向へ互いに離間する方向へ張り出し、先端が取付板の表
面へ弾性的に当接している。
【0018】ここで、取付板の板厚が大きい場合、弾性
板の先端は取付板の表面へ強く押し付けられて大きな反
力を受け、中間部を屈曲させながら基板方向へ押し拡げ
られる。このため、弾性板の付け根部分には、脚片の外
側面を外側へ引っ張る力が作用し、脚片を拡径させる。
このため、取付孔の孔径が大きい場合でも、取付孔内に
保持される脚片及びアンカー部の係止部が拡径して、取
付孔の孔壁内へ圧接される。これによって、取付孔の孔
径の変化にも対応できる。
【0019】請求項3に記載の保持具の係止構造では、
取付孔内に保持される脚体の部位が薄肉とされ、また、
弾性板の付け根部分が薄肉とされている。このため、小
さな力で脚片の外側面を外側へ引っ張ることができ、か
つ取付孔内に保持される脚片の部位が拡径し易いので、
係止機能が向上する。
【0020】
【実施例】本実施例に係る保持具の係止構造が、図1〜
図3に示すようなコイルクランプ10の係止部に適用さ
れた場合を説明する。
【0021】このコイルクランプ10は、薄板状で可撓
性のフレーム12を備えている。このフレーム12の後
端は、滑り止め用の横溝14が両面に形成されている。
この横溝14の部分を指で摘んで、ハウジング16とブ
ラウン管18の隙間へフレーム12の先端側を挿入する
ようになっている(図7参照)。
【0022】このフレーム12の先端側には、肉厚の板
状部20が形成されている。この板状部20の端面に
は、フレーム12の板幅方向に沿った溝22が形成され
ている。この溝22の溝底は溝幅より拡く円弧状にカッ
トされ、切り残された溝壁24の溝底側が薄肉部24A
となっている。
【0023】この溝壁24の頂部中央からは、溝壁24
より幅狭の脚片26が平行に延出され、その間に長状の
隙間28が形成されている。この脚片26の先端は、先
細りとされて連結されアンカー部30を構成している。
このアンカー部30の外側面は脚片26の後端側に向か
って除々に肉厚とされ、その終端に取付孔36の周縁に
係止される係止部32を構成している(図8及び図9参
照)。この係止部32からは、爪片34が互いに離間す
る方向へ張り出している。
【0024】このアンカー部30を取付孔36へ圧入す
ると、隙間28の間隔が弾性的に狭まるので、圧入が容
易となる。また、先端部が連結されているため、縮径の
範囲が一定に抑えられる。さらに、爪片34は、アンカ
ー部30が取付孔36へ圧入される際、脚片26の薄肉
部26Aと共に縮径し、取付孔36を貫通した後、弾性
復元して、爪片34の先端がブラケット38の裏面へ弾
接するようになっている。
【0025】また、脚片26の取付孔36内に保持され
る部分が、薄肉部26Aとなっているので、撓み易く容
易に拡縮できるようになっている。
【0026】一方、溝壁24の外側面からは、脚片26
の先端斜め方向へ互いに離間する方向へ張り出し中間部
から脚片26側へ屈曲し、先端が所定の間隔(ブラケッ
ト38の最小板厚)を置いて爪片34の自由端と対向す
る弾性板40が張り出している。
【0027】この弾性板40は、アンカー部30が取付
孔36へ挿入された際、その円弧状先端部がブラケット
38の表面へ弾接して、アンカー部30を引き戻すよう
な力を付与すると共に、溝壁24を外側へ押し拡げるよ
うな力を発生させ、取付孔36内に保持された脚片26
の薄肉部26Aを拡径させるようになっている。
【0028】一方、フレーム12の中央部には、所定の
間隔を置いて、2つの円弧状のクランプ板41が張り出
し、フレーム12の側面との間に消磁コイル42を保持
する保持空間44を形成している。
【0029】このクランプ板41の基端部には、ステー
板46が設けられフレーム12に連結されている。ま
た、クランプ板41が設けられたフレーム12の反対面
には、長さ方向に沿って長状のステー板48が設けら
れ、フレーム12の剛性補強用とされている。
【0030】一方、クランプ板41の自由端からは、フ
レーム12から離れる方向へ傾斜するガイド片50が延
出している。また、フレーム12からは、保持空間44
の間口へ向かって斜めに押え板52が延出している。こ
の押え板52とガイド片50とで、図2に示すように、
消磁コイル42を保持空間44へ案内するV字形の案内
部を構成している。
【0031】また、押え板52の幅方向の端面には、三
角板54が設けられており、押え板52とフレーム12
とで形成される三角状の隙間の一部を閉塞している。
【0032】次に、本実施例に係るコイルクランプ10
の作用を説明する。先ず、コイルクランプ10の横溝1
4の部分を指で摘んで、ハウジング16とブラウン管1
8の隙間を通じて、アンカー部30をブラケット38に
穿設された取付孔36へ圧入する(図7参照)。このア
ンカー部30は縮径しながら取付孔36を通過すると、
弾性復元してアンカー部30の係止部32と、この係止
部32から張り出し爪片34とが取付孔36の孔周縁に
係止される。
【0033】このとき、弾性板40の先端は、ブラケッ
ト38の表面に弾接しており、その付勢力でアンカー部
30を引き戻そうとする。このため、係止部32と爪片
34は、取付孔36の孔周縁に強く押圧され、ガタ付く
ことなくコイルクランプ10をブラケット38に係止す
る。。
【0034】次に、ブラウン管18の外周面に消磁コイ
ル42を巻き掛けながらクランプ板41とフレーム12
が構成する保持空間44へ押し込む。この押し込み作業
の際、コイルクランプ10を傾倒させ、消磁コイル42
を保持空間44に押し込み易くする必要がある。このと
き、図4に示すように、脚片26は隙間28の幅を若干
狭めながら、フレーム12の傾きを容易にし、また、弾
性板40も屈曲して、フレーム12の支えとならないの
で、フレーム12を容易に傾倒させることができる。
【0035】さらに、このとき、一方の爪片34(傾倒
させる力が作用する側)が押し拡げられて、その腹部3
4Aがブラケット38の裏面へ密着し、また、他方の爪
片34の先端がブラケット38の裏面を押圧するので、
アンカー部30の抜け出しが阻止される。
【0036】さらに、消磁コイル42は、三角板54の
端部54Aで、押え板52とフレーム12との間に形成
される三角状の隙間への入り込みを阻止されるので、巻
き掛け位置がズレたりすることがなく、所定の位置に固
定できる。
【0037】また、図5に示すように、ブラケット39
の板厚が大きく、取付孔37の孔径が大きい場合でも、
弾性板40が大きく屈曲して、その付勢力でアンカー部
30を引き戻そうとすると共に、溝壁24を外側へ押し
拡げる大きな力を発生させるので、取付孔37内に保持
された脚片26の薄肉部26Aを拡径させ、孔径の変化
に対応する。
【0038】さらに、図6に示すように、ブラケット1
00の板厚が大きく、逆に取付孔102の孔径が小さい
場合でも、弾性板40の付勢力でアンカー部30が引き
戻され、取付孔102の孔径に合わせて縮径した薄肉部
26Aの上下部が盛り上り、傾倒を許容した状態で強固
に取付孔102に保持される。
【0039】次に、上述した係止構造がケーブルクラン
プ60に適用された場合について説明する。
【0040】図13に示すように、ケーブルクランプ6
0には、長板状の基台62が備えられており、この基台
62の中央部には、両側面が円弧状に加工された支持体
64が立設されている。この支持体64の両側には、支
持体64と向い合って円形の空間を形成するように、内
側が円弧状に加工された弾性保持片66が立設されてい
る。この支持体64と弾性保持片66の上方は開放され
ており、ケーブル68が圧入可能となっている。
【0041】このケーブルクランプ60は、取付板70
と開閉扉72とに取付けられている。開閉扉72は、ヒ
ンジ74で取付板70に回動自在に連結されている。
【0042】このため、開閉扉72を回動させると、ケ
ーブル68も伴に揺動するが、ケーブル68の揺動方向
に脚片26の隙間28が拡縮するように配置すること
で、この揺動が許容され、ケーブル68に無理な力が働
かない。また、爪片34が押し拡げられて、その腹部3
4Aが取付板70及び開閉扉72の裏面に広く当たるの
で、アンカー部30が抜け出すこともない。
【0043】このように、本発明に係る保持具の係止構
造は、以上説明したコイルクランプ10、ケーブルクラ
ンプ60に限定されるものでなく、アンカー部を傾倒さ
せることが要求されるものであれば、全て適用可能であ
る。
【0044】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、取付板の
肉厚及び取付孔の孔径の変化に対応でき、しかも、係止
部分が傾倒可能で、かつ抜け出すことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るコイルクランプの全体斜視図で
ある。
【図2】本実施例に係るコイルクランプが消磁コイルを
保持した状態を示す正面図である。
【図3】本実施例に係るコイルクランプが取付孔へ係止
された状態を示した正面図である。
【図4】本実施例に係るコイルクランプが取付孔へ係止
され傾けられた状態を示した正面図である。
【図5】本実施例に係るコイルクランプが肉厚で孔径の
大きいブラケットへ係止された状態を示した正面図であ
る。
【図6】本実施例に係るコイルクランプが肉厚で孔径の
小さいブラケットへ係止された状態を示した正面図であ
る。
【図7】本実施例に係るコイルクランプの使用状態を示
した概略図である。
【図8】本実施例に係るコイルクランプの側面図であ
る。
【図9】本実施例に係るコイルクランプの側面図であ
る。
【図10】本実施例に係るコイルクランプの正面図であ
る。
【図11】本実施例に係るコイルクランプの平面図であ
る。
【図12】本実施例に係るコイルクランプの底面図であ
る。
【図13】本実施例に係るケーブルクランプの使用状態
を示した概略図である。
【図14】従来の係止構造を示した断面図である。
【図15】従来の係止構造を示した断面図である。
【符号の説明】
26 脚片 30 アンカー部 34 爪片 40 弾性板(付勢手段) 24A 薄肉部 26A 薄肉部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保持手段を備えた保持具を取付板に形成
    された取付孔へ係止する保持具の係止構造において、 前記保持手段が設けられた基体から隙間をあけて平行に
    延出する脚片と、前記脚片の先端を連結して先細りとさ
    れたアンカー部と、前記取付孔を貫通した前記アンカー
    部の基端から互いに離間する方向へ張り出して先端が取
    付板の裏面に弾性的に当接し、アンカー部を引き抜く力
    が作用したとき取付孔の周縁から外側へ押し拡げられ取
    付板の裏面に面接する爪片と、前記脚片の外側面から張
    り出し先端が前記取付板の表面へ弾接される付勢手段
    と、を有することを特徴とする保持具の係止構造。
  2. 【請求項2】 前記付勢手段が、前記脚体の後端外側面
    から斜め方向へ互いに離間する方向へ張り出し中間部が
    屈曲され先端が脚片側へ延出し前記取付板の表面へ弾接
    する弾性板で構成されたことを特徴とする請求項1に記
    載の保持具の係止構造。
  3. 【請求項3】 前記取付孔内に保持される前記脚片の部
    位が薄肉とされ、かつ前記弾性板の付け根部分の脚片が
    薄肉とされたことを特徴とする請求項2に記載の保持具
    の係止構造。
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